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夫の実家でも、昨日田植えが終わりました。私は今年は参加しませんでしたが、こんなに小麦その他の値段が高くなっている今日この頃、お米は本当にありがたいです。写真は小豆島の千枚田です。
以前から行ってみたいと思っているのになかなか実現しないのが、新潟県の星峠の棚田。年に4回、越後湯沢のフリーペーパーが届くのですが、夏だけでなく、雪に覆われた冬の晴れ間の棚田の写真も本当にきれいでした。この時期早朝棚田に案内してくれるタクシーもいるそうですが、一度行ってみたいと、毎年思いながら、まだ実現しません。
そこでは、地すべりや地震などのある地域で、人間が手を加えた自然に動物が棲みついています。そこでの暮らしは1000年も続く、人が自然と上手に暮らす知恵があふれています。あの地域は、4メートルもの雪が積もり、年の半分は雪に覆われます。粘土質の地盤は地すべりが多発しますが、畦を組んで地中の栄養の恵みを活用しています。米作りに欠かせないという人もいる除草剤ですが、星峠では除草剤は使わないそうです。除草剤を使って根まで枯らしてしまうと、畦が崩れてしまうのだそうです。雑草の根が土をおさえているのです。だから、草刈り機で上だけ刈ることが大切。除草剤を使わない田んぼには、ゲンゴロウとか、今や絶滅危惧種になってしまったメダカも生息しています。秋の稲刈りの時期にでてくるアキアカネは、農家さんの肩や麦わら帽子のつばにとまるのだそう。これこそ、本来の日本人の自然との向き合い方です。冬になれば、メダカは越冬し、人が戻る春を待ちます。地域の人は、朝の3時から除雪作業に取り掛かり、助け合って地域の絆がまもられています。
星峠のような、自然の農業が理想だけれど、そうでなくても、夏に田んぼに囲まれた夫の実家に行くと、8月の夜は涼しくて、窓を閉めないと寒いくらいです。水を張った水田が、温度の上昇を防いでくれているのです。以前渋谷の近くで暮らしていたころは、夜通し洗濯物を出しっぱなしでも、湿ってしまうことのない、「東京砂漠」でした。田んぼにかこまれたところは、朝露がおりて、畦をジーンズで歩くと足元が濡れてしまいます。そして、最近、九州などで頻発する水害ですが、田んぼに水をためて、防災に役立てる地域もあるそうです。
そろそろ、全国で田植えが済むころです。お米に感謝、お米を育ててくれる人に感謝、お米を育ててくれる神さまに感謝です。