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意外と感想って書いてもらえないんだよね。
小説のせてまーす。
感想お願いしまーす。

リクエストフィクションのお題も募集中~!

2026.07.27
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カテゴリ: AI小説



今日は割と暖かい日。
寒くはない、暑くもない。
ただ、朝外に出た時に気になったものが、蛾、だ。
マイマイガ。
まだ大発生か?
と思って、家を出たけど、前に大発生した時よりは少ない感じ。
だけど、家の周りの蛾をいくら退治したとて、変わりはないだろうな。って感じ。
ここんところ、寒かったけど、今日は暖かくなって一斉に羽化したのかなぁ。

んで帰ってきたときに玄関のドアの前にはセミの死骸。

夏だねえ。
セミの死骸は横に蹴っ飛ばして家に入りました。

今日は何の日

スイカの日
政治を考える日
ニキビケアの日
もえぴな記念日
仏壇の日
ツナの日

タイトル『スイカ怪人、落選中。』

真夏の午後。
蝉の声が降り注ぐ日本庭園のベンチで、一人の女性が日陰を探して座っていた。

木の幹のような腕。
ツルに覆われた身体。
頭は丸ごと一玉のスイカ。
肩には「スイカ」ののぼり。
腰には「政治」。

どう見ても怪人なのに、不思議と怖くない。
怪人は保冷バッグから、よく冷えたスイカを取り出した。
「暑いですね。」
「どうぞ。」
女性は戸惑いながら受け取る。
ひと口かじる。
「……おいしい!」
思わず声が出た。
瑞々しくて甘い。
今まで食べた中でも、一番と言っていいほどだった。
怪人は少し照れながら笑う。
「ありがとうございます。」
「この一言を聞くために育ててます。」

女性は怪人の腰にぶら下がる「政治」の札を見つけた。
「政治って……昔、政治家だったんですか?」
怪人は首を横に振る。
「なれませんでした。」
「え?」
「市議会議員に立候補したんです。」
「本当に?」
「はい。」
「結果は?」
怪人は遠くを見るような目で答えた。
「十七票でした。」
「親戚が九人いたので……実質八票ですね。」

「でも、どうして立候補なんて?」
怪人は少し胸を張った。
「スイカの味には、自信があります。」
「……え?」
「町で一番おいしいスイカを作る農家を増やしたかったんです。」
「だからまず、皆さんに私のスイカを食べてもらおうと思いました。」
「それで味を知ってもらって、『この人なら農業を任せたい』と思っていただければ、と。」
女性は思わず笑う。
「なんだか怪しいけど、筋は通ってますね。」
「ありがとうございます。」
怪人はうれしそうにうなずいた。

公約もなかなか個性的だった。

農家を元気に。
夏祭りをもっと増やす。
子どもたちに農業体験を。
スイカの種飛ばし世界大会をこの町で開催する。
そして、いつかオリンピック正式種目にする。

「最後だけ急にスケールが大きいですね。」
「夢は大きい方が甘く育ちます。」

ところが。
選挙事務所へ行った初日。
段ボールいっぱいのスイカを持ち込んだ怪人を見て、選挙参謀が青ざめた。
「何をする気ですか?」
「皆さんに食べてもらいます。」
「ダメです!!」
「え?」
「選挙期間中、有権者にスイカを配るのは公職選挙法でダメです!」
「ええっ!?」
「お菓子もダメ。」
「飲み物もダメ。」
「もちろんスイカもダメ。」
怪人は固まった。
「……味見だけでも?」
「ダメ。」
「種だけなら?」
「もっとダメです。」
怪人は静かに箱いっぱいのスイカを見つめた。
「私の一番の武器が……。」

結局、選挙期間中。
怪人は一切スイカを配らなかった。
法律はちゃんと守った。
街角で真面目に演説をした。
「農業を守ります!」
「夏祭りを盛り上げます!」
「種飛ばし世界大会を開催します!」
通りすがりの人が言う。
「話はわかった。」
「でもさ……」
「そのスイカ、本当にそんなにおいしいの?」
怪人は喉まで出かかった言葉を飲み込む。
「一口だけでも……。」
後ろで選挙参謀が、無言で首を横に振る。
怪人も小さくうなずいた。
「……ですよね。」

開票日。
結果。
落選。
記者がマイクを向ける。
「敗因は何だと思いますか?」
怪人は少し考えてから答えた。
「私に投票しなかった人は……」
「私のスイカを、一度も食べたことがなかったことですね。」
「味には、自信があったんです。」
そう言って笑った。
悔しさより、少し寂しそうだった。

翌日。
怪人は候補者ではなく、一人のスイカ農家として、この庭園に戻ってきた。
冷えたスイカを切っては配る。
部活帰りの高校生に。
散歩中のおじいさんに。
暑さでぐったりした子どもに。
もちろん無料。
もちろん見返りなし。
「おいしい!」
その一言だけで十分だった。
やがて町では、
「夏になるとスイカ怪人が現れる。」
そんな風物詩になっていった。

四年後。
再び市議会議員選挙。
西瓜森グリーン太郎は、また立候補した。
公約も、ほとんど変わらない。
最後の一行だけは、少しだけ大きくなっていた。
『スイカの種飛ばしを、いつかオリンピック正式種目へ。』
記者が苦笑しながら聞く。
「まだ諦めてなかったんですか?」
怪人は真顔で答えた。
「もちろんです。」
「前回は公職選挙法を勉強しました。」
「今回は種飛ばしの競技規則まで作ってきました。」

開票日。
結果。
やっぱり落選。
翌日。
庭園には、いつもの姿があった。
「どうぞ。」
冷えたスイカを受け取った男の子が聞く。
「おじさん、昨日テレビに出てた人だよね?」
「うん。」
「落ちちゃったの?」
「落ちました。」
「悲しくない?」
怪人は少し考えてから笑った。
「悲しいですよ。」
「でもね。」
「昨日までは候補者だから、誰にもスイカを配れなかった。」
「今日は、ただのスイカ好きです。」
男の子はスイカを頬張りながら言った。
「じゃあ、おじさん。」
「議員には向いてなかったけど……」
「スイカ屋さんには、日本一向いてるね。」
怪人は声を出して笑った。
そして種をひとつ指でつまみ、青空へ向かって思い切り飛ばした。
種は気持ちよく放物線を描き、庭の池を越え、誰も見たことがないくらい遠くまで飛んでいった。
怪人は、その軌道を目で追いながら、小さくつぶやく。
「オリンピックまで……あと、ちょっとかな。」

おわり

そういえば、東野圭吾が亡くなったね。
一時、ドラマ化される作品が東野圭吾ばっかりのころあったよね。
国内発行部数は1億900万部か。
すごいなぁ。
今後は海外でも映画化とかリメイクとかされるんじゃないの?
知らんけど。







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最終更新日  2026.07.27 18:14:02
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