全8111件 (8111件中 1-50件目)

今日は割と暖かい日。寒くはない、暑くもない。ただ、朝外に出た時に気になったものが、蛾、だ。マイマイガ。まだ大発生か?と思って、家を出たけど、前に大発生した時よりは少ない感じ。だけど、家の周りの蛾をいくら退治したとて、変わりはないだろうな。って感じ。ここんところ、寒かったけど、今日は暖かくなって一斉に羽化したのかなぁ。んで帰ってきたときに玄関のドアの前にはセミの死骸。そういえば、セミの鳴き声も一斉に聞こえるようになった気がするよ。夏だねえ。セミの死骸は横に蹴っ飛ばして家に入りました。今日は何の日スイカの日政治を考える日ニキビケアの日もえぴな記念日仏壇の日ツナの日タイトル『スイカ怪人、落選中。』真夏の午後。蝉の声が降り注ぐ日本庭園のベンチで、一人の女性が日陰を探して座っていた。そこへ、大きな影がゆっくり近づく。木の幹のような腕。ツルに覆われた身体。頭は丸ごと一玉のスイカ。肩には「スイカ」ののぼり。腰には「政治」。胸には「ニキビ」。どう見ても怪人なのに、不思議と怖くない。怪人は保冷バッグから、よく冷えたスイカを取り出した。「暑いですね。」「どうぞ。」女性は戸惑いながら受け取る。ひと口かじる。「……おいしい!」思わず声が出た。瑞々しくて甘い。今まで食べた中でも、一番と言っていいほどだった。怪人は少し照れながら笑う。「ありがとうございます。」「この一言を聞くために育ててます。」女性は怪人の腰にぶら下がる「政治」の札を見つけた。「政治って……昔、政治家だったんですか?」怪人は首を横に振る。「なれませんでした。」「え?」「市議会議員に立候補したんです。」「本当に?」「はい。」「結果は?」怪人は遠くを見るような目で答えた。「十七票でした。」「親戚が九人いたので……実質八票ですね。」「でも、どうして立候補なんて?」怪人は少し胸を張った。「スイカの味には、自信があります。」「……え?」「町で一番おいしいスイカを作る農家を増やしたかったんです。」「だからまず、皆さんに私のスイカを食べてもらおうと思いました。」「それで味を知ってもらって、『この人なら農業を任せたい』と思っていただければ、と。」女性は思わず笑う。「なんだか怪しいけど、筋は通ってますね。」「ありがとうございます。」怪人はうれしそうにうなずいた。公約もなかなか個性的だった。農家を元気に。夏祭りをもっと増やす。子どもたちに農業体験を。スイカの種飛ばし世界大会をこの町で開催する。そして、いつかオリンピック正式種目にする。「最後だけ急にスケールが大きいですね。」「夢は大きい方が甘く育ちます。」ところが。選挙事務所へ行った初日。段ボールいっぱいのスイカを持ち込んだ怪人を見て、選挙参謀が青ざめた。「何をする気ですか?」「皆さんに食べてもらいます。」「ダメです!!」「え?」「選挙期間中、有権者にスイカを配るのは公職選挙法でダメです!」「ええっ!?」「お菓子もダメ。」「飲み物もダメ。」「もちろんスイカもダメ。」怪人は固まった。「……味見だけでも?」「ダメ。」「種だけなら?」「もっとダメです。」怪人は静かに箱いっぱいのスイカを見つめた。「私の一番の武器が……。」結局、選挙期間中。怪人は一切スイカを配らなかった。法律はちゃんと守った。街角で真面目に演説をした。「農業を守ります!」「夏祭りを盛り上げます!」「種飛ばし世界大会を開催します!」通りすがりの人が言う。「話はわかった。」「でもさ……」「そのスイカ、本当にそんなにおいしいの?」怪人は喉まで出かかった言葉を飲み込む。「一口だけでも……。」後ろで選挙参謀が、無言で首を横に振る。怪人も小さくうなずいた。「……ですよね。」開票日。結果。落選。記者がマイクを向ける。「敗因は何だと思いますか?」怪人は少し考えてから答えた。「私に投票しなかった人は……」「私のスイカを、一度も食べたことがなかったことですね。」「味には、自信があったんです。」そう言って笑った。悔しさより、少し寂しそうだった。翌日。怪人は候補者ではなく、一人のスイカ農家として、この庭園に戻ってきた。冷えたスイカを切っては配る。部活帰りの高校生に。散歩中のおじいさんに。暑さでぐったりした子どもに。もちろん無料。もちろん見返りなし。「おいしい!」その一言だけで十分だった。やがて町では、「夏になるとスイカ怪人が現れる。」そんな風物詩になっていった。四年後。再び市議会議員選挙。西瓜森グリーン太郎は、また立候補した。公約も、ほとんど変わらない。最後の一行だけは、少しだけ大きくなっていた。『スイカの種飛ばしを、いつかオリンピック正式種目へ。』記者が苦笑しながら聞く。「まだ諦めてなかったんですか?」怪人は真顔で答えた。「もちろんです。」「前回は公職選挙法を勉強しました。」「今回は種飛ばしの競技規則まで作ってきました。」開票日。結果。やっぱり落選。翌日。庭園には、いつもの姿があった。「どうぞ。」冷えたスイカを受け取った男の子が聞く。「おじさん、昨日テレビに出てた人だよね?」「うん。」「落ちちゃったの?」「落ちました。」「悲しくない?」怪人は少し考えてから笑った。「悲しいですよ。」「でもね。」「昨日までは候補者だから、誰にもスイカを配れなかった。」「今日は、ただのスイカ好きです。」男の子はスイカを頬張りながら言った。「じゃあ、おじさん。」「議員には向いてなかったけど……」「スイカ屋さんには、日本一向いてるね。」怪人は声を出して笑った。そして種をひとつ指でつまみ、青空へ向かって思い切り飛ばした。種は気持ちよく放物線を描き、庭の池を越え、誰も見たことがないくらい遠くまで飛んでいった。怪人は、その軌道を目で追いながら、小さくつぶやく。「オリンピックまで……あと、ちょっとかな。」おわりそういえば、東野圭吾が亡くなったね。一時、ドラマ化される作品が東野圭吾ばっかりのころあったよね。国内発行部数は1億900万部か。すごいなぁ。今後は海外でも映画化とかリメイクとかされるんじゃないの?知らんけど。
2026.07.27
コメント(0)

今日も涼しいよ。さすがにこの辺ではストーブまではいかないと思う。昨日はおばさんのところに扇風機持って行ったけどちょうど相撲中継が終わったくらいの時間だったので、留守だった。俺の予想では、相撲が終わったから買い物にでも行ったんだと思ってる。なので、たまたま外で作業していた近所の人に、甥っ子が来て玄関に扇風機を置いて行ったと伝えてほしいと。一方的にお願いして帰ってきた。今日は何の日夏の土用の丑の日ポツダム宣言記念日日光の日幽霊の日夏風呂の日ナプロアースの日うな次郎の日つるむらさきの日ふくしま桃の日親子の日兄弟姉妹の絆の日風呂の日プルーンの日ツローの日せんべろ忌タイトル「怪獣、うなぎ屋になる。」夏祭りの夜。商店街で一番人気なのは、老舗の居酒屋でも、金魚すくいでもなかった。行列ができていたのは、一軒のうなぎ屋台。店主は――怪獣だった。身長二メートル半。岩のような鱗。真っ赤に光る目。巨大な尻尾。誰が見ても逃げ出しそうな姿なのに、頭には豆絞りの手ぬぐい、腰には年季の入った前掛け。そして手には、うちわ。「焦らない焦らない。うなぎは待ったぶんだけ旨くなる。」声だけは、近所のおじさんそのものだった。屋台を切り盛りする女将・美咲は笑いながら言う。「この人ね、見た目は怖いけど火加減だけは日本一なの。」その言葉に偽りはない。怪獣は口から火を吐ける。だが町を焼くような炎ではない。うなぎの皮だけを一瞬でパリッと焼き、身には熱を通しすぎない。炭火職人が十年かけて覚える火加減を、怪獣は鼻歌交じりでやってのける。「秘訣は?」テレビのレポーターが尋ねる。怪獣は胸を張って答えた。「火力じゃない。火との会話です。」「なんか名言っぽい!」夏祭りの期間中、毎日行列ができた。子どもたちは最初こそ泣いていたが、今では「怪獣のおじちゃん、タレ多め!」「今日は山椒抜き!」と普通に注文する。怪獣も「はいよー。」と手際よく焼き続ける。町の人はもう誰も驚かない。「見た目は怪獣だけど、あの人以上に真面目な職人はいない。」それが商店街の共通認識だった。ある日、テレビ番組の密着取材が入った。「怪獣なのに、どうしてうなぎ屋になったんですか?」怪獣は少しだけ黙り、炭火を見つめた。「……昔、大失敗をしまして。」店の空気が静かになる。「火を扱う者として、一生忘れちゃいけない失敗です。」美咲も初めて聞く話だった。「そんなことがあったの?」怪獣は静かにうなずいた。「二十五年前。」閉店後。美咲は気になって聞いた。「その失敗って……何があったの?」怪獣は照れくさそうに頭をかいた。「実は怪獣映画の撮影で。」「うん。」「火炎放射のシーンを撮ってたんです。」「うん。」「監督が『もっと迫力!』って言うから。」「うん。」「本気を出しちゃって。」「……うん?」「この商店街の屋台を四軒、まとめて燃やしました。」「えぇぇぇぇ!?」すると屋台の奥から、白髪の親方が笑いながら出てきた。「そのうち一軒が、うちだ。」「親方!」「弁償しようとしたら金がなくてな。」親方は怪獣の肩をぽんと叩く。「じゃあ、一生うなぎ焼いて返せって言ったんだ。」「それで弟子入りしたんです。」美咲は口を押さえて笑いをこらえた。「まさか就職理由が賠償だったなんて!」怪獣は申し訳なさそうにうなずく。「はい。二十五年間、無遅刻無欠勤です。」親方が腕を組む。「まあ、あの日は屋台を燃やされたけどな。」少し間を置いて、ニヤリと笑った。「今じゃ、あの日よりずっといい火加減で焼いてくれる。」怪獣は照れ笑いを浮かべながら、焼き網のうなぎを返した。「……町は二度と焼きません。」美咲が笑って言う。「うん。」「焼くのはうなぎだけね。」怪獣は真顔でうなずいた。「はい。」そして、少しだけ誇らしそうに付け加えた。「ちなみに映画は大失敗でしたけど、NGシーンだけは今でも毎年テレビで流れます。」翌日も祭りの子どもたちは、その怪獣を見つけると笑顔で駆け寄った。「怪獣のおじちゃん! 今日も一本!」怪獣は炭をあおぎながら、いつものように優しく答えた。「はいよ。今日は撮影じゃないから安心して食べてね。」おわりそうそう、うなぎの日ということで、昨日はうなぎ屋に行くつもり満々だったんだけど、結局焼肉屋に行ったんだった。
2026.07.26
コメント(0)

今日は涼しい。昨日の夜、風呂上りに扇風機に当たってて、また風をぶり返したかもしれない。今朝起きた時にちょっとのどが痛かった。扇風機もエアコンもないという叔母のところに扇風機を持って行こうと思っていたのだが、いらないって言われるかもしれない。今日は何の日かき氷の日日本住宅公団発足記念日うま味調味料の日(味の素の日)知覚過敏の日はんだ付けの日体外受精の日さいたま2020バスケの日ナブコの日なつこの日ワキ汗治療の日伍代夏子の日雪印北海道バターの日プリンの日いたわり肌の日甘露忌天神の縁日タイトル『怪人・バーナー男の最後の夏』「最近さぁ、祭りの屋台って減ったよな。」埼玉の古い商店街で、毎年そうつぶやく怪人がいた。名前はバーナー男。全身にガスホースを巻き付け、溶接用バーナーでかき氷を”炙る”という、誰にも理解されない屋台を三十年続けている。「冷たいだけじゃ、心は溶けねぇ。」それが彼の口癖だった。最初は誰も買わなかった。「氷を焼くって何?」「意味あるの?」だが、バーナー男は毎日研究を重ねた。炙る時間は0.8秒。長すぎれば溶ける。短すぎれば香りが立たない。表面だけがほんのり焦げ、中はキンキンに冷たい。それを食べた子どもが叫んだ。「外は夏祭り!中は冬休み!」その一言から店は大繁盛。テレビにも出た。雑誌にも載った。「氷を焼く男」として全国区になった。しかし、人気が出ると真似をする者も現れた。バーナー男は怒らなかった。「技術は盗めても、火加減は盗めねぇ。」そう言って、今日も黙々と炙り続けた。ある日、一人の少女が聞いた。「おじさん、なんでそんなボロボロなの?」バーナー男は笑った。「毎年、夏だけ生き返る怪人だからさ。」少女は笑った。「変なの。」「最高の褒め言葉だ。」その年の夏祭り。行列は商店街を一周した。テレビ局も来ていた。市長も来た。ついには「さいたま名物にしよう」という話まで持ち上がった。誰もが成功を確信していた。ところが閉店後、バーナー男は静かに店じまいを始めた。「今日で終わりだ。」弟子が驚く。「えっ!? これだけ人気なのに!?」バーナー男は空になったガスボンベを見つめながら言った。「俺はな……」「本当は溶接工なんだ。」「暑すぎる現場が嫌で、『氷屋なら涼しいだろ』と思って転職した。」弟子は絶句した。「……で、どうでした?」バーナー男は遠くを見つめ、汗をぬぐった。そして静かに答えた。「毎日、バーナーで氷を焼いてたから……前の仕事より暑かった。」翌年、彼は元の溶接工に戻った。理由はひとつ。「エアコンが付いていたから。」おわり今日はおなかの調子もよくない。さっきからトイレに通ってる。
2026.07.25
コメント(0)

今日は涼しい。微妙に小雨が降って湿度は高いけど涼しい。そして眠い。今日は何の日劇画の日地蔵盆・地蔵会スポーツアロマの日テレワーク・デイセルフメディケーションの日ドローンサッカーの日卒業アルバムの日夏の大阪・鴨すき焼きの日エキナケアのど飴の日エムセラ・尿失禁改善の日削り節の日ブルボン・プチの日河童忌地蔵の縁日愛宕の縁日タイトル『劇画地蔵盆のゴン蔵先生』大阪・新世界。通天閣の足元にある小さなお地蔵さんには、毎年夏になると全国から人が集まる。屋台でもない。盆踊りでもない。目当てはたった一つ。**「劇画地蔵盆」**だった。夕方六時。人混みが少しずつ静かになる。ベンチに腰掛けるのは、町で一番怖い顔をした怪人――ゴン蔵。角の生えた般若のような顔。無数の傷が刻まれた機械の身体。それなのに膝の上には、古びた漫画雑誌。背中には大きく『劇画地蔵盆』と書かれたタスキ。「今年も始まるで。」商店街のおっちゃんがつぶやく。その頃、配信の準備も始まる。ドローンは上空へ。スマホは三方向から固定。全国同時ライブ。コメント欄には毎年同じ言葉が流れる。「この怪人、本職は声優?」「低音イケボきた!」「去年泣いた。」すると、一人のおばちゃんが浴衣姿で現れた。「じっとしぃ。」ゴン蔵は何も言わず座ったまま。おばちゃんは襟を整え、肩のホコリを払い、角を布で磨き、首飾りを真っすぐに直す。「牙にソース付いてる。」「……串カツ食べた。」「まったくもう。」ハンカチで拭いてやる。周りの子どもたちは笑う。「今年もお母ちゃん来た!」「違う。」ゴン蔵は小さく答える。「商店街のおばちゃんや。」「もう三十年、世話焼かれとる。」やがて朗読が始まる。ゴン蔵はページをめくる。そして腹の底から声を響かせる。「男は、一度決めた道を……!」新世界中が静まり返る。ページをめくる音まで演技に聞こえる。セリフ一つ一つに魂が宿る。子どもは息を呑み、おっちゃんは腕を組み、外国人観光客は意味も分からず拍手する。ゴン蔵は決して演技を盛らない。「劇画は作者が命を削って描いたもんや。」「余計な芝居は足さん。」それが彼の流儀だった。一時間半後。最後のページを閉じる。商店街は大拍手。配信のコメント欄は「今年も最高!」「映画一本見た気分。」「泣いた。」で埋め尽くされた。司会者がマイクを向ける。「今年も素晴らしい朗読でした!」「ありがとうございます。」「ところで先生、今日読まれた作品は何でしょう?」ゴン蔵は何気なく表紙を見た。そして動きが止まった。「あ……。」おばちゃんも覗き込む。「どないした?」ゴン蔵は震える指で表紙を指した。そこには大きく書かれていた。『週刊 ギャグランド 夏休み超特大号』沈黙。スタッフが台本を見る。司会者が表紙を見る。ドローンの操縦士まで固まる。ゴン蔵は、ゆっくり口を開いた。「……劇画コーナーから読むつもりやった。」「途中でページ飛ばして……。」「気付いたら全部読んでもうた。」つまり彼は、転んでパンツが破れる話も、犬がしゃべる話も、「ズコーーーッ!!」で終わるギャグ漫画も、終始、命を懸けた昭和劇画のテンションで朗読していたのである。配信は大爆発。コメント欄は「腹痛いwww」「ギャグ漫画史上一番重い。」「主人公がプリン食べるだけで泣いた。」翌日にはニュースになり、翌々日にはテレビ局から出演依頼が殺到した。だが、ゴン蔵はすべて断った。「来年も、この地蔵さんの前で読む。」「それだけで十分や。」おばちゃんは笑いながら肩を叩いた。「ほな来年は、ちゃんと表紙見てから読みや。」ゴン蔵は照れくさそうに笑った。「……いや。」「来年は最初からギャグ漫画読むわ。」「もちろん――」少し間を置いて、腹の底から通る声で宣言した。「全力の劇画調で。」その年から「劇画地蔵盆」は、日本で一番、ギャグ漫画を深刻に朗読する祭りとして、新世界の夏の名物になった。おわり
2026.07.24
コメント(0)

今日も何となく暑い。エアコンをつけても冷えてる感じがあまりしない。さすがに夕方になると冷えて来てそんなこともないんだけど。今日は何の日大暑文月ふみの日米騒動の日カシスの日鮮度保持の日ナッツミルクの日スリパ(スリープパフォーマンス)の日国産小ねぎ消費拡大の日天ぷらの日乳酸菌の日不眠の日タイトル:『配達員はベルを鳴らさない』雨の降る商店街では、ときどき噂になる配達員がいる。郵便局にも宅配会社にも所属していない。制服は木の実や豆、穀物でできていて、足元は青いクマのスリッパ。そして頭は、なぜか赤い郵便ポスト。誰も名前を知らないので、人々は勝手に呼んでいた。**「ポスト怪人」**と。「すみません。」雨の日、買い物帰りの美咲は呼び止められた。ポスト怪人は光る小包を差し出した。「お届け物です。」「え? 私、何も注文してませんけど……。」「注文ではありません。未来のあなたからです。」商店街中がスマホを構える。「また始まった。」「未来便だ。」美咲は恐る恐る箱を開けた。中には一枚の手紙。『明日、会社を辞めても大丈夫。あなたが思っているより、世界は優しい。』読み終えた瞬間、美咲は少しだけ泣いた。実は今日、退職届を出そうか迷っていたのだ。「……ありがとう。」そう言うと怪人は静かにうなずき、次の配達先へ歩いていった。数日後。美咲は思い切って会社を辞め、小さなパン屋で働き始めた。毎朝焼きたてのパンの香りに包まれ、以前よりずっと笑うようになった。「あの手紙のおかげだな。」そう思っていた。半年後。商店街でまたポスト怪人を見かけた。「この前はありがとう!」美咲が声をかけると、怪人は少し困ったように首をかしげた。「……あれ?」「どうしました?」「あなた宛ての返信を預かっています。」「返信?」封筒には自分の字でこう書いてある。『半年前の私へ』美咲は青ざめた。「え……私、まだ書いてないよ?」怪人は腕時計を見て答えた。「はい。来週書きます。」「えっ!?」「配達順の都合で先に届けています。」さらに怪人は申し訳なさそうにカバンをごそごそ探る。「あっ、しまった。」「どうしたの?」「お隣さん宛ての『昨日の夕飯』を間違って今日届けちゃいました。」「昨日の夕飯!?」「時間指定を一日間違えまして。」その瞬間、商店街の八百屋のおじさんが叫んだ。「だから昨日のカレーが今日もう一回出てきたのかー!!」怪人は深々と頭を下げた。「申し訳ありません。時間配達は便利なんですが、一番苦情が多い部署なんです。」雨の商店街には、その日いちばん大きな笑い声が響いた。おわり
2026.07.23
コメント(0)

今日は昨日より暑くないけど湿度が高いなぁ。って思ってたら昼くらいから雨。湿度が高いからなんだかんだエアコンつけたくなる。久しぶりに会社に行って仕事してきた。そして今日も眠い。山田五郎が亡くなったということだけど特に書くこともない。亡くなったと言えば、ゴジラVSキングコングの子役の子が亡くなったらしい。この子がいないとこのシリーズの続きは作れないだろう。ってくらい重要な子だ。まぁ、続きを作るとしたら別の子で続きを作るんだろうけど、子役だった子が、若くして亡くなるのは残念だね。今日は何の日下駄の日ナッツの日著作権制度の日円周率近似値の日ONE PIECEの日ディスコの日夏ふーふースープカレーの日塩っぺの日夫婦の日ショートケーキの日禁煙の日デルちゃん誕生の日ラブラブサンドの日カニカマの日なないろSMSの日タイトル『落花生神と、麦わら帽子の旅人』夕暮れの温泉街。「ふーふースープカレー」の屋台には、今日も笑顔のおばあちゃんと、全身に落花生をまとった木の神様が立っていた。神様は、湯気の向こうから近づいてくる一人の旅人に目を細める。麦わら帽子。赤い上着。サンダル履き。背中には大きな荷物も持たず、腹だけはいつも空かせている。旅人は屋台を見るなり目を輝かせた。「うめぇ匂いがする! 腹減ったーー!!」その一言だけで、町の子どもたちは「あ、またあのお兄ちゃんだ。」と笑顔になる。「熱いから気をつけな。」おばあちゃんが差し出したスープカレーを、旅人は待ちきれずに一口。「…………。」熱い。ものすごく熱い。それでも旅人はニヤリと笑って言う。「うめぇ!!!」「でも熱ぃーーーっ!!」口いっぱいに空気を吸い込み、「ふーーーーーーーーっ!!!」その一息で屋台の湯気は消え、提灯は真横になびき、近くで干していた洗濯物まで一瞬で乾いた。落花生神は腹を抱えて笑う。「いい風だ。」旅人は汗をぬぐいながら豪快に笑った。「細けぇことは気にすんな! うまけりゃ全部オッケーだ!」その言葉に、屋台のお客たちまで笑い出す。すると神様は、旅人の器に山盛りのおかわりをよそった。「そんなにサービスしていいの?」おばあちゃんが聞くと、神様は肩をすくめる。「こいつは、食った分だけ幸せそうな顔をする。」「そんな客には、つい盛っちまう。」旅人は山盛りのスープカレーを見て満面の笑み。「よーし! 全部食う!!」五分後。鍋は空になった。神様は静かに札を裏返した。『本日終了』おばあちゃんがため息をつく。「今日のお客さん、あの子一人だったねぇ。」神様は笑って答えた。「いや。」「あいつ、一人で十五人前だった。」その日から温泉街では、「開店五分で閉まる伝説の屋台」として語り継がれることになった。おわり
2026.07.22
コメント(0)

今日は暑い日。午前中は割と涼しいなと思ってたけど昼くらいから暑くなってきた。明日は涼しくなるかな。今日は何の日自然公園の日日本三景の日神前結婚式の日破防法公布記念日・公安調査庁設置記念日ウェディングビデオの日烏骨鶏の日ナツイチの日山上憶良敬愛の日世界eFootballの日ゆとりうむの日マリルージュの日myDIYの日ゼクシオの日(XXIOの日)漬物の日木挽BLUEの日タイトル『神前式専門・祝福怪人 グリフォン』春の終わり、由緒ある神社には一風変わった人気者がいた。その名は祝福怪人グリフォン。人を驚かせる怪人ではない。結婚式だけに現れ、新郎新婦へ祝福を届ける”神前式専門の怪人”である。羽根飾りを揺らしながら現れると、必ずこう言う。「永遠の幸せを授けよう。」その声は低く威厳があるが、やっていることは意外と地味だった。・指輪を落としそうになれば翼でキャッチ。・緊張する新郎には「深呼吸だ」と小声で助言。・泣きそうな新婦にはティッシュを差し出す。しかも趣味は動画撮影。今日も小さなカメラを構えながら、「はい、新郎、あと三センチ右です」「今です! 笑顔ください!」と、完全にベテラン式場カメラマンだった。参拝客たちは最初こそ驚くが、「あ、今日はグリフォンさんいるんだ」と写真を撮り始める。「この人(?)が来る式は幸せになる」そんな都市伝説まで生まれていた。式は無事に終わり、新郎新婦は何度も頭を下げた。「本当にありがとうございました。」グリフォンは満足そうにうなずき、「末永くお幸せに。」と言って森の奥へ消えていった。その姿を見送った神社の宮司が、小さくため息をつく。「いやぁ……助かるんですよ。」「え?」「うち、人間のカメラマンより、あの怪人のほうが予約が埋まるのが早いんです。」翌年。神社の予約サイトには、新しいプランが追加された。『神前式プラン(グリフォン指名) +55,000円』そしてその横には、小さく注意書きが添えられていた。※繁忙期は怪人の都合により、ご指名いただけない場合があります。おわり風邪はだいぶ良くなったけど、すぐ眠くなるよ。一瞬寝落ちして目が覚めたら汗びっしょりかいてる。
2026.07.21
コメント(0)

ワールドカップが終わった。優勝は無敗のスペインでした。準優勝のアルゼンチンは評判も失ったね。試合のあとにグダグダ言っちゃうのはしょうがないと思うけど、南米のこういうのは毎回いい気持にならないな。風邪はだいぶ良くなった気がする。ので、今日は昼ご飯を買いにセブンイレブンに行った。ここのセブンイレブンは昼前でも全然品物ないなぁ。これは直営じゃないと続かないわ。って思った。あと、店員が二人なんだけど、一人がおばさんでちょこちょこと動いてるんだけど、もう一人はずっとレジに立ってるのが何となく違和感だったんだけど、当然俺もその人にレジをやってもらうことになって、その時はじめて気づいた。この人、左手が使えない人なんだ。かごの商品をいったん台の上に全部並べて、それからバーコードを読んでいく。レジの仕事としては十分だと思うけど、最近はコンビニはそれだけじゃないからね。他の人と同じ給料もらえるのかなぁ。ああ、それでホットスナック何もなかったのかなぁ。などと、帰り道に一瞬ちょっと考えさせられた。今日は何の日海の日世界チェス・デー月面着陸の日ハンバーガーの日Tシャツの日ビリヤードの日夏割りの日塚田牛乳SENDの日昭和かすみ草の日あんしん未来会計の日夏の大掃除の日発泡スチロールの日夏チョコの日マドレーヌの日性教育を考える日漁師の日水難訓練の日ワインの日発芽野菜の日シチューライスの日信州ワインブレッドの日キャッシュレスの日タイトル『昭和最後の牛乳』夕暮れの商店街には、毎日同じ時間になると現れる怪人がいた。頭は牛乳パック。胸にはハンバーガー。肩には古い電卓、ラジオ、将棋盤、腕時計、壊れた携帯電話。人は彼をこう呼んだ。「リサイクル怪人・ツカダ」だが、本人はこう訂正する。「怪人じゃない。“思い出回収員”だ。」彼が掃除を始めると、不思議なことが起こる。空き缶を拾えば、その缶を初めて開けた夏の日を思い出す。古い携帯を拾えば、消えたはずの留守番電話が聞こえる。牛乳瓶を拾えば、学校帰りに飲んだ瓶牛乳の甘さまで蘇る。だから町の老人たちは、彼が来る時間になると外へ出てくる。その中でも一番の常連が、牛乳屋の主人・源さんだった。「今日も一本!」そう言って、毎日ツカダに牛乳を差し出す。ツカダは機械の口でゴクリと飲む。「……カルシウム、補給完了。」「ロボットなのに?」「骨組みがあるからな。」そんなくだらないやり取りが、二人の日課だった。ある日、町に大型ショッピングモールができた。昔ながらの牛乳屋は次々と閉店。源さんの店も、とうとう最後の日を迎える。「これで最後の一本だ。」源さんは少し震える手で牛乳を差し出した。ツカダは静かに飲み干す。「ありがとう。」その一言だけだった。翌朝。誰もいないはずの商店街がピカピカになっていた。吸い殻もない。空き缶もない。貼り紙もまっすぐ。看板まで磨かれている。そして牛乳屋のシャッターには、小さな札が掛けられていた。「昭和のみ残りの日」字が少し変だった。町のみんなは笑った。「“飲み納め”って書きたかったんだろ。」「ツカダ、日本語弱いな。」そのとき源さんが札を裏返した。裏には、小さく手書きでこう書いてあった。「昭和は、飲み終わるものじゃない。思い出せる限り、まだ残っている。」商店街は少しだけ静かになった。源さんは目を潤ませながら笑った。「……字は下手でも、いいこと言うじゃねぇか。」その夜。ツカダは誰もいない路地で、一人ハンバーガーを頬張っていた。口の横からレタスがはみ出している。そこへ源さんが慌てて走ってきた。「おーい! 忘れ物!」手には、冷えた牛乳瓶が一本。「閉店したんじゃ……?」「冷蔵庫の一番奥から一本だけ出てきた。」ツカダの目が黄色く光る。「……昭和、延長。」そう言って牛乳を飲み干すと、胸の古いラジオから突然音楽が流れ始めた。♪ ピンポンパンポーン――「賞味期限は、昨日までです。」商店街中に響いたその機械音声に、源さんは腹を抱えて笑い、ツカダは三秒ほどフリーズしてから、小さくつぶやいた。「……思い出は長持ちするのに、牛乳はしないのか。」その日以来、町の人たちは彼を「怪人」ではなく、“賞味期限だけは守る、いちばん人間くさいロボット”と呼ぶようになった。おわり風邪はよくなった気がするが、まだ本調子ではない。まだ頭が少しぼーっとするのと、すぐ眠くなる。いつもと変わらないか。
2026.07.20
コメント(0)

今日は涼しい。けど湿度が高い感じ。どこかでは大雨が降ってる。風邪はまだ残ってる感じがする。体がだるいし、めっちゃ眠い。買い物に行こうかと思ったけど行かなかなった。今日は何の日女性大臣の日マッターホルン北壁登頂の日戦後民主主義到来の日サイボーグ009の日やまなし桃の日カープ黄金時代の幕開けの日おいしいラーメン 神座の日知育菓子の日愛知のいちじくの日天赦日は開運財布の日クレープの日シュークリームの日熟カレーの日松阪牛の日共育の日いいきゅうりの日イクラの日食育の日熟成烏龍茶の日幻化忌タイトル「引退したヒーローは、桃をむく。」「今年も来たか。」果樹園の主人は、赤いマフラーの男を見るなり笑った。毎年夏、この山奥の果樹園には、正体を隠した元ヒーローたちが集まる。敵を倒すためではない。戦わない練習をするためだ。そこへ一人、銀色の戦士が現れる。「久しぶりだな。」「三年ぶりか?」二人は握手を交わす。かつて何度も同じ街を守った仲間だった。あの頃は怪獣が現れれば走り、ビルが壊れれば飛び、世界を救うのが仕事だった。しかし今では——「桃、甘いな。」「イチジクも食うか。」「その前にラーメン伸びるぞ。」二人は湯気の立つカップ麺をすすった。「……平和って、いいな。」赤いヒーローがぽつりと言う。銀色の戦士は頷く。「怪獣が来ない日は退屈だと思っていた。」「でも違った。」「怪獣が来ないから、ラーメンが最後まで食べられる。」二人は顔を見合わせて笑う。その瞬間——果樹園のサイレンが鳴り響いた。「怪獣襲来!」赤いヒーローは反射的に立ち上がる。銀色の戦士もファイティングポーズを取る。店中の客がざわつく。すると店主が慌てて飛び出してきた。「違います違います!」「サルです!」「また桃を盗みに来ただけです!」二人は顔を見合わせる。赤いヒーローがマフラーを巻き直す。「……行くか。」銀色の戦士も静かにうなずいた。「地球を守るのは引退した。でも——」「桃は守る。」その日、ニュースにはこう書かれた。『正体不明の二人組、ニホンザル相手に完全勝利。被害ゼロ。桃だけは無事。』以来この果樹園では、「世界は救わなくていい。でも桃は救え。」という、やたらとスケールの小さいヒーロー訓が語り継がれている。おわり
2026.07.19
コメント(0)

今日も調子悪い。まだ頭がふらふらする。風邪です。熱はないと思うんだけど、頭がぼーっとして眠い。出かける気にもならない。今日の予定はキャンセルしました。今日は何の日ネルソン・マンデラ国際デー光化学スモッグの日カナデルチカラの日ミールキット(Kit Oisix)の日米食の日防犯の日オコパー・タコパーの日同窓会の日タイトル『怪人の火曜ごはん』夕方五時半。住宅街の一角にある築四十年のアパートへ、今日も一人の怪人が帰ってきた。全身トゲだらけ、機械の管が何本も背中から伸びたその姿は、見た目だけなら世界征服を企むラスボスそのもの。しかし、玄関を開けると――「ただいま、おばあちゃん。」「おかえり。今日は遅かったねぇ。」エプロン姿のおばあちゃんが笑顔で迎える。二人は血のつながりなどない。三年前、怪人はヒーローとの戦いに敗れ、ボロボロのまま路地裏に倒れていた。そこへ通りかかったおばあちゃんが一言。「そんなに傷だらけじゃ、ご飯食べられないでしょう。」そう言って家へ連れて帰った。以来、毎週火曜日だけは「ご飯の日」と決まっていた。今日の献立は、Oisixのミールキット。「昔は全部手作りだったけどねぇ。」「いや、この方が栄養バランスが計算されている。」怪人は真面目にうなずく。「あなた、そういうところだけ妙に頭いいねぇ。」「世界征服には栄養管理が重要だからな。」そう言いながら箸を器用に使う。巨大な爪なのに、豆腐だけは崩さずつかめる。その技術だけでテレビ出演の話が来たこともある。食事中、おばあちゃんが尋ねた。「最近、お仕事どうなの?」「ヒーローが働き方改革を始めた。」「え?」「午後五時以降は戦わないそうだ。」「まあ。」「なので最近は定時で帰れる。」「いい会社じゃない。」「敵だ。」「そうだったね。」二人は声を出して笑った。食後。怪人が食器を洗っていると、おばあちゃんがテレビをつけた。ニュースキャスターが緊張した顔で伝える。「本日未明、謎の怪人が都内で暴れ――」怪人は慌ててリモコンを奪う。「それは見なくていい。」「あなた?」「……いや、残業。」「定時じゃなかったの?」「これは休日出勤扱い。」そのとき玄関のチャイムが鳴った。ガチャ。ドアを開けると、そこには赤いマントのヒーローが立っていた。怪人は身構える。「ついに来たか……!」ヒーローは帽子を取ると、申し訳なさそうに頭を下げた。「すみません、おばあちゃん。」「はい?」「この人、さっき戦闘中にうちの弁当を持って帰っちゃって。」怪人は気まずそうに背中を向ける。テーブルの隅には、食べかけのヒーロー弁当。おばあちゃんはため息をついた。「まったくもう……二人とも座りなさい。」「え?」「残りあるから、一緒に食べる?」ヒーローと怪人は顔を見合わせ、「いただきます。」と同時に頭を下げた。その日から火曜日は――**『怪人とヒーローのごはんの日』**になった。ただし、おばあちゃんが毎週一番困るのは、食費ではなく、二人とも食後に「プリンはありますか?」と聞いてくることだった。おわり
2026.07.18
コメント(0)

今日も天気はいまいちだが暑い。そして体調は悪い。まだ風邪だ。薬を飲んで寝ているけどだるくてぼんやりしている。夕方、ローソンに行ってきた。メガカフェラテを頼んだのだが、家で見たらメガコーヒーだった。ボタンを押し間違えたらしい。それを家に帰ってくるまで気づかなかった。少し損したよ。今日は何の日世界絵文字デー漫画の日理学療法の日東京の日国際司法の日セントラル浄水器の日喜多方ラーメンの日国産なす消費拡大の日いなりの日減塩の日茅舎忌秋桜子忌タイトル『泣き笑いラーメン、開店しました。』金曜の夜、新宿の路地裏。人混みの中で、一番行列ができる屋台があった。その名も——「喜多方ラーメン 泣き笑い亭」店主は誰も本名を知らない。みんなはただ、「ラーメン怪人」と呼んでいた。頭にはどんぶり。肩にはナルト。胸にはチャーシュー。体中にメンマや海苔を貼り付け、顔はなぜか「😂」の絵文字。誰も素顔を見たことがない。だが、スープだけは本物だった。豚骨でもない。醤油でもない。「なんか……人生の味がする。」食べた人はみんなそう言う。「写真撮っていいですかー?」浴衣姿の女の子二人が笑いながら近づく。「もちろん。」怪人は静かにうなずき、寸胴から湯気を立てながら麺を持ち上げる。「うわ、めっちゃ映える!」「顔が絵文字なのズルい!」二人は笑い転げる。すると怪人は小さく言った。「……泣いてる人は、笑わせたいから。」「え?」「いや、なんでもない。」その声は湯気に消えた。実は怪人には秘密があった。彼は昔、日本一人気だったラーメン店の店主。しかしテレビ出演が増え、行列が増え、レビューサイトに点数を付けられ、最後には「昔の方がおいしかった」「接客が冷たい」「スープがぬるい」そんな言葉ばかりを毎日浴びた。ある夜。店を閉めた彼は思った。「もう、人の顔を見るのが怖い。」だから顔を隠した。泣いている顔では客が帰る。怒った顔では近寄らない。笑った顔は、作れない。そこで選んだのが、泣き笑いの顔だった。それから十年。彼は街を転々としながら、誰にも正体を明かさずラーメンを作り続けた。笑っている人にも。泣いている人にも。終電を逃した人にも。失恋した人にも。スープだけは、誰にも平等だった。ある日、常連客が聞いた。「店主さあ、その絵文字の下って、どんな顔なの?」怪人は少し考えて、「……見たい?」全員がうなずく。店主はゆっくりと、絵文字のマスクを外した。そこに現れた顔を見て、客は一瞬静まり返る。そして次の瞬間——全員が吹き出した。「店主……下も同じ😂だったの!?」「いや、マスク二重だっただけ。」そう言ってもう一枚外すと……その下にも、また😂。「防臭用。」さらに外す。😂。「替え。」また外す。😂。「雨の日用。」結局その夜、本当の素顔は誰にも見られなかった。ただ一つ分かったことがある。ラーメンは最後まで熱々だったが、店主のギャグだけは、少しだけ冷めていた。 🍜おわりまた薬飲んで寝よう。
2026.07.17
コメント(0)

昨日は半日ジンといたんだけど、そこで風邪をもらったようで、今日は朝から鼻水。何となくだるい。今日は暑い日なんだけど、エアコン使うと悪化しそうな気がする。今日は何の日後の薮入り盆送り火閻魔参り・閻魔賽日国土交通Day駅弁記念日外国人力士の日虹の日からしの日長瀞観光の日ZEPPET STOREの日夏を色どるネイルの日道の駅なないろ・ななえの日GOSSOの日トロの日十六茶の日いい色髪の日「森のたまご」の日タイトル「鬼にもネイルを」夕立が去った駅のホームに、大きな虹がかかった。盆踊りの準備で焚き火が燃え、浴衣姿のおばあちゃんたちが笑い合う中、一人だけ場違いな客がいた。燃える肩当て。鬼の面。機械の腕。腰にはなぜか「GOSSO」のプレート。名を**焔鬼(えんき)**という。かつて世界征服を目論んだ怪人軍団の幹部だったが、時代は変わり、今は「怪人も地域に貢献を」という流れになり、夏祭りボランティアとして各地を回っていた。だが焔鬼には、誰にも言えない特技があった。ネイルアートである。巨大な金属の指で、小さな筆を器用に操り、爪の上に花火や金魚、虹まで描いてしまう。「まあ、こんな細かいことできるの?」「昔は時限爆弾を組み立ててましたから。」おばあちゃんは声を出して笑った。「その技術、ずいぶん平和になったねぇ。」「はい。今は爆発するのはラメだけです。」周りの人たちも次々に並び始める。「私もお願い!」「俺も一本だけ!」後ろでは力士がアイスを片手にニコニコ見学していた。「焔鬼さん、俺も親指だけ炎にできます?」「できます。」「じゃあ土俵っぽく。」「できます。」「虹も入れて。」「できます。」ホームはいつしか、夏祭りで一番人気のネイルサロンになっていた。最後のお客がおばあちゃんだった。完成した爪を見つめ、おばあちゃんは目を細めた。「ありがとうねぇ。こんな歳になっても、おしゃれって嬉しいもんだ。」焔鬼は少し照れながら頭を下げる。その瞬間、駅のアナウンスが流れた。「まもなく、特急『地獄一丁目』が到着いたします。」ホーム中が静まり返る。「えっ?」焔鬼が時刻表を見直して青ざめた。「しまった……今日ここに来たの、町おこしボランティアじゃなかった。」ポケットから出てきた紙には大きく書かれていた。『閻魔庁 新人死神研修 会場:地獄駅』焔鬼は頭を抱えた。「また乗り間違えた……。」おばあちゃんは笑って言った。「大丈夫。あんたなら、地獄でも人気のネイリストになれるよ。」その日、地獄では史上初の「お盆限定ネイルサロン」が大繁盛したという。おわりさっき、ちょっとコンビニ行こうかどうかって思ってたんだけど、ペイペイが使えなくなってるということで行くのをやめた。これ、早々に復旧してくれないと困るぞ。連休なんだし。
2026.07.16
コメント(0)

今日は午前中は仕事、午後からは出かけて来て、疲れたしめっちゃ眠かった。昨日の夜はなかなか寝付けず、寝たのが3時か4時くらいだったのもある。今日は何の日お盆・盂蘭盆会中元世界ユース技能デー大阪港開港記念日ファミコンの日ホッピーの日世界ありがとうの日内航船の日うらかわ夏いちごの日ネオンサインの日ウィルキンソンの日いちごの日中華の日チェーホフ忌タイトル『お盆に帰ってきた常連』港町の夏祭りには、毎年必ず現れる屋台があった。「うらかわ夏いちご」。店番をしているのは、七十八歳のおばあちゃん・ハルさん。採れたての夏いちごを売りながら、「一個おまけだよ」と笑うのが名物だった。そしてもう一人、毎年必ず現れる”お客さん”がいた。祭りの提灯が灯る頃、ネオンを全身にまとい、般若の面をつけ、頭には古いゲーム機を載せた怪人。誰もその正体を知らない。子どもは泣き、若者は写真を撮り、酔っぱらいだけが「兄ちゃん、その配線どこでやった?」と話しかける。だがハルさんだけは、まるで近所のおじさんに会ったように言う。「今年も来たねえ。」怪人は無言で頷き、毎年いちごを一パックだけ買っていく。お金は必ず旧紙幣。昭和の百円札や、見たこともない硬貨まで混ざっている。「まあ、細かいことはいいよ。」ハルさんは笑って受け取る。周りの人は不思議で仕方がない。「知り合いなんですか?」と聞くと、「うーん……昔、この辺で電気屋やってた子に似てるんだけどねえ。」それだけだった。ある年、勇気のあるテレビ局が密着取材をした。「ついに怪人の正体を暴く!」スタッフは最新AI顔認証、赤外線カメラ、ドローンまで持ち込む。しかし。怪人がいちごを受け取った瞬間、すべての機械が**『ERROR』**。ドローンは盆踊りの輪に入り、AIは港に停泊している貨物船を「祖母」と認識した。番組は放送中止。祭りの最後。怪人は毎年同じ場所で立ち止まり、いちごを一粒だけ空へ掲げる。「誰かを待ってるんじゃないか。」町ではそう噂されていた。そして今年。ハルさんは怪人に尋ねた。「ねえ。あんた、毎年ちゃんと来るけど……誰のお盆なんだい?」怪人は初めて口を開いた。低く、ノイズ混じりの声で言う。「……俺。」「え?」「帰省してる。」その場にいた全員が固まった。「いやいや、お盆って帰ってくる側なの!?」怪人は静かに頷いた。「迎え火、Wi-Fiだから。」すると頭のゲーム機が「ピコーン」と鳴り、全身のネオンがふっと消えた。「時間だ。」そう言い残し、怪人は光の粒になって夜空へ消えていった。翌年も祭りは開かれた。ハルさんは何も言わず、いちごを一パックだけ脇に置いて待つ。すると夕暮れとともに、あのネオン怪人が現れる。「おかえり。」「ただいま。」そのやり取りを見ていた小さな男の子が、お母さんに尋ねた。「ねぇ、おばあちゃんのお友達?」ハルさんは少し笑って答えた。「ううん。」「うちの町で、一番律儀なご先祖さま。」おわり
2026.07.15
コメント(0)

今日も天気はいまいちなのにちょっと暑い。エアコンをつけて過ごしていました。そして今日も眠い。検疫記念日パリ祭・フランス革命記念日ペリー上陸記念日廃藩置県の日内視鏡の日ひまわりの日求人広告の日ゼラチンの日ゼリーの日月でひろった卵の日しんぶん配達の日平田村あじさい記念日内臓脂肪の日家庭教育を考える日丸大燻製屋・ジューシーの日クラシコ・医師の日タイトル『怪獣と夕刊』東京タワーが霞む雨の夜。新聞配達員の田中さんは、いつものように夕刊を配っていた。「こんばんはー、夕刊ですよー」そう声をかけた先にいたのは、どう見ても怪獣だった。鎧をまとい、身体中にヒマワリを咲かせ、肩からは謎のホースが何本も伸びている。胸にはフランス国旗のようなたすき。腰には「廃藩置県」。背中には「移民」。頭上には「検疫」。情報量が多すぎる。田中さんは一瞬だけ固まった。しかし新聞配達歴42年。酔っぱらい、着ぐるみ集団、選挙カー、深夜のコスプレイベント。何でも見てきた。だから言った。「夕刊、いります?」怪獣はコクンとうなずいた。財布を持っていないらしく、代わりに手のひらを差し出す。そこには、小さく光る丸い玉。「……ビー玉?」受け取ると、ほんのり温かい。「まあいいか。」田中さんは新聞を渡した。怪獣は器用にページをめくり始める。一面。政治。二面。経済。スポーツ。芸能。そして求人欄で手が止まった。じっと見つめる。田中さんが尋ねた。「転職でも考えてるの?」怪獣は静かにうなずいた。「今の仕事、向いてない?」怪獣はスマホを取り出し、翻訳アプリを見せた。『最近は街を壊すとSNSで炎上するので、生活が苦しいです。』田中さんは深くうなずいた。「時代だねぇ。」さらに怪獣は画面をスクロールした。希望職種:警備員、交通整理、イベントスタッフ「その体なら警備員向いてそうだね。」怪獣は少しだけ照れたように笑った。翌週。田中さんは都内の工事現場で、その怪獣を見かけた。ヘルメットをかぶり、誘導棒を振っている。「こちら通れまーす!」子どもたちには大人気だった。その年の年末。田中さんの家に年賀状が届いた。差出人は、あの怪獣。写真には笑顔で交通整理をする姿。一言だけ添えられていた。「天職が見つかりました。」その下には、小さく会社名が印刷されていた。『株式会社 ガオー警備保障』そして資格欄には――「検疫責任者 兼 交通誘導2級」田中さんは笑いながらつぶやいた。「……結局、お前の本業、最後までわからなかったな。」おわり
2026.07.14
コメント(0)

今日も天気が悪い。気温がそんなに高くなってるとは思わないんだけど、湿度が高いからか微妙に暑い。久しぶりにエアコン使ってる。今日は眠いよ。まだ疲れが回復していない。今日は何の日盆迎え火生命尊重の日日本標準時制定記念日ナイスの日もつ焼の日オカルト記念日水上バイクの日イーサン・ハントの日ナイススティックの日ふくしま桃の日一汁三菜の日石井スポーツグループ 登山の日お父さんの日艸心忌虚空蔵の縁日ちなみに、艸心忌はそうしんきと読むそうです。タイトル『怪人・定時退社』夕暮れになると、商店街の一角にだけ現れる屋台がある。暖簾には何も書かれていない。しかし近所では、こう呼ばれていた。「六時の怪人」。店主は、鹿の角に武者鎧、般若の面、胸には歯車、額には止まった時計。見た目だけなら日本を滅ぼしそうなのに、焼いているのは地味に焼き鳥。「塩ですか? タレですか?」声だけは妙に優しい。客は最初こそ怖がるが、一口食べると必ず笑顔になる。「うまっ!」「あんた、本業これでいいじゃん!」すると怪人は首を横に振る。「いや、本業は世界征服だった。」誰も信じなかった。ある日、サラリーマンの健太が聞いた。「その時計、壊れてるんですか?」怪人は静かに答えた。「いや。」「毎日、午後六時で止めてある。」「……なんで?」怪人は焼き鳥を返しながら言った。「昔、我々怪人軍団は、毎日深夜二時まで侵略会議をしていた。」「休みなし。」「残業二百時間。」「有給ゼロ。」「ブラックすぎて幹部が全員辞めた。」「えっ。」「だから会社を辞めて独立した。」その話を聞いていたおばあちゃんが大笑いした。「世界征服より、焼き鳥屋のほうが向いてるじゃない!」怪人は少し照れくさそうにうなずいた。「売上も安定している。」「最近は外国人観光客も多い。」「宇宙人も来る。」健太は笑った。「最後だけ盛ったでしょ。」その瞬間――屋台の端に置かれた小さな青いUFOが「ピコッ」と光った。怪人はそれを見て言う。「来店ポイントが貯まったらしい。」空から直径三十センチほどの円盤が降りてきた。中から灰色の宇宙人が顔を出し、流暢な日本語で言った。「いつもの、ねぎま塩十本。領収書は銀河連邦で。」健太は口を開けたまま固まった。怪人は慣れた手つきで焼き鳥を包みながら、「ポイントカード、お持ちですか?」と聞く。宇宙人は財布から一枚のカードを出した。そこには金色の文字でこう書かれていた。「全国居酒屋共通ポイントカード」健太が驚いて裏返すと、利用可能店舗の一番上には――「地球全域」その下には、小さく。「※一部銀河でもご利用いただけます。」おわり
2026.07.13
コメント(0)

今日はめっちゃ大雨の中帰ってきた。疲れてもう眠い。今日は何の日ラジオ本放送の日ローリング・ストーンズ記念日人間ドックの日洋食器の日ひかわ銅剣の日宇佐からあげの日(USA☆宇佐からあげ合衆国建国記念日)ドゥーワップの日デコレーションケーキの日国際CAVAデー調性で音楽を楽しむ日豆腐の日育児の日パンの日わんにゃんの日タイトル『悪の組織、定年後。』夕暮れの飲み屋街。仕事帰りの人たちが吸い寄せられるように並ぶ、一軒の唐揚げ屋。店主は、鬼のような顔に機械の体。頭には古いラジオを載せ、背中には大剣。初めて見る人は必ず身構える。だが常連たちは笑って言う。「見た目は怖いけど、一番優しい人だから。」店主は何も言わず、揚げたてを差し出す。「熱いから気をつけろ。」その一言だけ。ある日、一人の少年が尋ねた。「おじさん、その剣って何に使うの?」「昔は世界を滅ぼすためだった。」「今は?」店主は唐揚げを裏返しながら答えた。「キャベツを切る。」「……。」「よく切れる。」その日は偶然にも、海外から来たロックスター風の男が屋台を見つけた。「写真、一緒に撮ってくれ!」店主は照れくさそうに頷く。気づけば店の前は撮影会になり、通りは笑い声でいっぱいになった。「怪人なのに人気者だ!」「唐揚げうまい!」「ラジオから流れる曲、最高!」店主は少しだけ笑った。閉店後。店主は屋台を片付ける。すると、ポケットから一枚の古い名刺が落ちた。そこにはこう書かれていた。『悪の組織 ブラック・ヘル 総統』彼は苦笑いしながら名刺を裏返した。裏には油で汚れたメモ。『鶏もも肉 5kg』『にんにく』『片栗粉』『サラダ油』「……もう総統じゃないな。」そう呟いて名刺を捨てようとした、その時。若いアルバイトが走ってきた。「店長! 大変です!」「どうした?」「唐揚げ、全部売り切れました!」店主は静かに頷いた。「そうか。」「あとですね……」アルバイトは申し訳なさそうに続けた。「さっき名刺を見たお客さんが一言だけ言ってました。」「何て?」「『世界征服は失敗したけど、胃袋征服は成功してるね。』」店主は三秒だけ黙り、その日初めて声を出して笑った。「……そっちの方が、難しかったんだけどな。」おわりなんかオチのパターンがにてるなぁ。
2026.07.12
コメント(0)

今日は曇りだけどちょっと暑い。エアコンはつけてないけど扇風機は回してる。最近寝てるときに汗よかくようになった。そういえば、シーツの下に毛布を入れたままだった。今日は何の日世界人口デーセブン-イレブンの日職業教育の日真珠記念日YS-11記念日アルカリイオン水の日ラーメンの日UDF(ユニバーサルデザインフード)の日ロコモコ開きの日大都技研の日血管内皮の日ロールちゃんの日めんの日VSOP運動の日ダブルソフトの日おかあちゃん同盟の日タイトル:「怪人メンマ配り」平日の夕方。商店街のセブン-イレブン前に、今日も一人の怪人が現れた。その名はメンマ怪人・ラーメノイド。世界征服を企む秘密結社「地獄麺団」の幹部である。しかし最近は不景気で、組織の予算も削られっぱなしだった。「今日の侵略予算は?」「はい、カップ麺三つです。」「……三つ?」「はい。しかも値引きシール付きです。」「これで世界征服しろと?」「上からの指示です。」ラーメノイドはため息をつき、結局カップ麺にお湯を入れて街角で食べることにした。すると、学校帰りの子どもたちが興味津々で近寄ってきた。「怪獣さん、それおいしい?」ラーメノイドは少し考え、「……食べるか?」と、自分のメンマを一本ずつ分けてあげた。「わーい!」子どもたちは大喜び。翌日も。その翌日も。ラーメノイドは毎日メンマを配った。そのうち商店街では、「メンマのおじさん!」「今日はチャーシューある?」「昨日より湯加減いいね!」と、完全に人気者になってしまった。SNSでは#メンマ怪人#実は優しい#侵略より食育がトレンド入り。困ったのは秘密結社だった。「ラーメノイド! なぜ街の人気者になっている!」「侵略しろ!」「子どもに好かれてどうする!」ラーメノイドは静かに答えた。「……いや。」「子どもって、メンマ一本であんなに笑うんですよ。」「世界征服より難しいことを、あいつらは簡単にやる。」幹部たちは頭を抱えた。「もうクビだ!」「好きにしろ!」ラーメノイドは変身ベルトを外し、近くのセブン-イレブンでアルバイトを始めた。すると、接客があまりにも丁寧で評判になり、「怪人さんのいるセブン」として全国から客が訪れるようになった。やがて本部から表彰状が届いた。『年間メンマ販売数 全国第1位』ラーメノイドは苦笑いしながらつぶやいた。「世界は征服できなかったけど……」「メンマだけは制覇しちゃったな。」おわり
2026.07.11
コメント(0)

今日は朝から出かけて来た。久しぶりだから疲れた。もう眠い。帰りは回転ずしを食べてスタバでコーヒー買って帰ってきた。最近、スタバのコーヒーよりローソンのコーヒーのほうが美味しく感じる。コスパのいい奴です。最近の気になった話題は、山本太郎だね。スピード違反して政界引退。最後まで支持者をなめてる感じだったね。この後この人どうやって生きていくんだろう?政治はもうやらないということなので、芸能界?うーんテレビに出てきても見たくはないなぁ。レーサーにでもなる?広末のほうが速いけど。今日は何の日納豆の日国土建設記念日指笛の日潤滑油の日・オイルの日ウルトラマンの日ブナピーの日クリエイトの日ドットわん・犬の納豆の日岡山県牛窓産 冬瓜の日ナオトの日くにさき七島藺の日日本なまずの日Stop!迷惑メールの日オイルフィルターの日名入れギフトの日ブラックジンジャーの日生理学の日巻き爪を知る!治す!予防する!日日本ヒートアイランド対策協議会の日東金(とうがね)の日糖化の日パンケーキの日アメリカンフライドポテトの日バイナリーオプションの日コッペパンの日Windows 10 の日スカイプロポーズの日サガミ満天そばの日キャッシュレスの日鱒二忌金毘羅の縁日タイトル「ラーメン三分、地球は二分」夕暮れの商店街。路地裏の小さなラーメン屋「どんとん丸」の外席で、一人の怪人が幸せそうにラーメンをすすっていた。名は麺鬼(めんき)。悪の組織「地獄麺帝国」の幹部であり、侵略作戦よりも「麺のコシ」を優先することで有名だった。「……うむ。今日は茹で時間二分四十五秒か。」箸を止め、満足そうにうなずく。その瞬間——「見つけたぞ、怪人!」ウルトラマンが路地に降り立った。拳を構え、いつでも戦える姿勢だ。しかし麺鬼は顔も上げない。「ちょっと待て。」「待てるか!」「あと二口。」「待てるかと言っている!」「伸びる。」その一言で、ウルトラマンは黙った。ラーメン好きだった。「……あと何秒だ。」「四十五秒。」ウルトラマンは腕を組んで待った。周囲のサラリーマンも立ち止まり、「まあ、ラーメン中なら仕方ない。」と誰一人ツッコまない。麺鬼は最後の一本まで丁寧にすすり、スープを飲み干す。「ごちそうさまでした。」店主が笑顔で言う。「今日もありがとうございました。」「こちらこそ。」そして麺鬼は紙ナプキンで口を拭き、立ち上がった。「さて。」ウルトラマンも拳を握る。「ようやく勝負だ!」麺鬼は財布を取り出した。「いや、先に会計。」「……。」「食い逃げは悪だからな。」ウルトラマンは拳を下ろした。「それは……そうだ。」麺鬼はきっちり千円札を出し、お釣りを受け取る。ポイントカードまで忘れない。ようやく二人が向かい合う。「さあ!」「いざ!」その瞬間。ピコン、ピコン、ピコン……。ウルトラマンのカラータイマーが鳴り始めた。「しまった!」麺鬼が時計を見る。「お前、来てからもう三分経ってるぞ。」ウルトラマンは空を見上げた。「ラーメンを待ってる間に……。」「悪い。」「いや、お前じゃない。」ウルトラマンは深くため息をついた。「俺がラーメンを尊重しすぎた。」そのまま飛び去っていった。麺鬼は残されたテーブルを見つめ、小さくつぶやく。「……次は替え玉まで付き合ってやるか。」翌日、店先には新しい張り紙が増えていた。「ヒーローの方へ 戦闘前のご来店は三分以上の余裕をもってお願いいたします。」おわり画像では納豆のはずがラーメンってことにされてる。まぁいいんだけど。
2026.07.10
コメント(0)

今日は雨が降りそうで降らなかった日。久しぶりに自分の作業をダラダラとしていました。今日は何の日ジェットコースターの日泣く日おなかキレイの日グラフィックTシャツの日なでしこPOPの日クレープの日パソコン検定の日えのすいクラゲの日鴎外忌タイトル『最後のクレープ』「やっと……やっとなんだ……」男は泣いていた。夏祭りの遊園地。子どもたちはジェットコースターではしゃぎ、恋人たちは観覧車へ向かい、クレープ屋には長い行列。そのベンチの片隅で、重厚なパワードスーツを着た男だけが、ぼろぼろ涙を流しながらクレープを握りしめていた。誰も知らない。彼の名はハミルトン少佐。人類と火星帝国との戦争で、三十年間戦い続けた英雄だった。敵のレーザーを浴び、両腕は義手に、両脚は義足に、内臓のほとんどは人工臓器になった。だが、一番大きな問題はそこではない。戦闘用の身体に改造された結果、甘い物を食べる機能だけが削除されてしまったのである。「戦場に糖分は不要」軍の設計者は、そう言った。以来三十年。ケーキも、プリンも、ソフトクリームも、クレープも。全部、匂いだけだった。終戦の日。軍は彼にこう告げた。「長い間ご苦労だった。退役記念として、味覚プログラムを復元しておいた。」その瞬間、少佐が最初に向かった場所は病院でも故郷でもない。遊園地だった。「……生クリームって、こんな味だったのか。」「バナナって、こんなに甘かったのか。」「チョコソースって……こんなに幸せだったのか……。」一口食べるたびに三十年分の涙があふれる。周りの子どもたちは、「ねぇママ、あのおじさん泣きながら食べてる。」「きっとクレープ落としたんだよ。」と、小声で話していた。そこへクレープ屋の店長が申し訳なさそうに近づく。「すみません、お客様。」少佐は涙を拭った。「……なんでしょう。」店長は深々と頭を下げた。「そのクレープ、うちの新人が間違えて“わさびマヨネーズ・ツナ・納豆スペシャル”を渡してしまいました。」少佐はしばらく固まったあと、もう一口食べた。そして再び号泣した。「……これが……平和の味か。」おわり
2026.07.09
コメント(0)

ちらっと見たよ。アルゼンチンVSエジプト。エジプト強かったね。アルゼンチンは審判に贔屓されてたって見られてもしょうがないよ。こんなことばっかりやってるとワールドカップの格が下がっちゃうよ。毎回疑惑の判定みたいのあるし、VARはそのために入れた筈なのに、そのために使われていないように思うんだよな。ぶっちゃけ、オフサイド判定とか、ゴール判定でVARの画像が使われるんだけど、決定的な場面はCGになるのはおかしいと思うんだよね。それでだませると思ってるのかなぁ。オリンピックの時の柔道団体のくじ引きを思い出すよ。デジタルでやるやつは何とでもごまかしができるからさ。それと、大坂なおみ。ストレートで負けてました。そんなもんか。今日は何の日質屋の日なはの日ナンパの日中国茶の日菌労感謝の日ナイスバディーの日「なわ」の日豆乳で作ったヨーグルトの日防犯カメラの日七転八起の日チキン南蛮の日Come on!! 虎ノ門の日汗マネジメントの日チャッカマンの日すず音の日信州地酒で乾杯の日歯ブラシ交換デーホールケーキの日スッキリ美腸の日果物の日生パスタの日モンテール・スイーツの日敦忌裕計忌重信忌薬師縁日タイトル『質屋ドラゴンと豆乳ばあちゃん』商店街の外れに、夕方になるとだけ現れる屋台があった。屋台の主は、身長二メートルを超える鎧姿の竜。胸には大きく「質」の一文字。名前は質屋ドラゴン・虎ノ門。だが彼は金銀財宝を質に取るわけではない。預かるのは、人の「大切なもの」だった。「ああ、今日も若者が“やる気”を預けに来た」「社長さんは“初心”を」「政治家さんは“良心”を……返しに来ないなあ」そんなぼやきをこぼしながら、屋台でお茶をすすっていた。そこへ毎日やって来るのが、豆乳ヨーグルトを売る豆腐屋のおばあちゃん。「はい、今日の試食だよ。」ドラゴンは巨大な爪で小さなスプーンをつまみ、「うむ……発酵の角が立っとる。」と、誰にもわからない食レポをする。商店街の名物コンビだった。ある日、おばあちゃんが聞いた。「ドラゴンさん、あんたが今まで預かった中で、一番高価なものって何?」ドラゴンは少し考え、静かに答えた。「ある少年の『夢』じゃ。」「返しに来た?」「いや。」「じゃあ可哀想だねぇ。」ドラゴンは首を振った。「違う。」「あの少年は、その夢を取りに来た。」「ちゃんと利息まで払ってな。」「利息?」「努力という利息じゃ。」おばあちゃんは少しだけ目を潤ませ、「それはいい話だねぇ。」と笑った。その日の閉店後。おばあちゃんは屋台を片付けながら言った。「そういえばドラゴンさん。」「今日は私も質に預けたいものがあるんだけど。」「ほう、何じゃ?」おばあちゃんは胸を張って言った。「老眼。」ドラゴンは困った顔で帳簿を開き、「申し訳ない。」「それは市場価値が年々上がっとる。」「預かれん。」その瞬間、商店街中から笑いが起きた。翌日から屋台には新しい張り紙が増えた。「老眼・肩こり・物忘れは質預かりできません。」……しかし、その張り紙を書いたドラゴン自身が、老眼で小さな文字を読めず、虫眼鏡を質に入れてしまった。おわり
2026.07.08
コメント(0)

今日は朝からちょろっとサッカー見てた。開催国がみんな消えたのかな?これでベスト8の6つ目までが決まったということか。面白い試合が続いてるなぁ。大坂なおみのテニスでしょ、バスケでしょ、バレーもはじまるでしょ。スポーツ忙しいな。今日は何の日小暑七夕ゆかたの日世界遺産の日川の日竹・たけのこの日香りの日乾麺の日・そうめんの日ポニーテールの日冷やし中華の日カルピスの日ギフトの日ラブ・スターズ・デーサマーラバーズデーサマーバレンタインデー和歌山県世界遺産の日恋そうめんの日恋の日メリーのサマーバレンタインデーびっくりぱちんこの日赤しその日アルティメットの日笹かまの日高菜の日糸魚川・七夕は笹ずしの日ムーニーちゃんのお誕生日ドリカムの日ソサイチ(7人制サッカー)の日特撮の日みんなで土砂災害の減災を願う日橋本会計の安心会計の日コンペイトウの日ハスカップの日ダヤンの誕生日ナツコイの日手織りの日リアル脱出ゲームの日タツノオトシゴの日パチマガスロマガの日D'ステーション創業日チップスターの日生パスタの日Doleバナ活の日今日も多いね。そっか、今日は七夕か。タイトル『竹鎧の七夕』七夕の夜、その竹林には一つだけ妙な言い伝えがあった。「願い事を書いた短冊は、竹の怪人が読み、叶えられるものだけを結ぶ。」町の人は迷信だと笑っていたが、浴衣姿の美咲だけは毎年、竹林へ向かっていた。今年の願いは一つ。「おばあちゃんのぬか漬けの味を、もう一度食べたい。」祖母は去年亡くなり、その味も一緒に消えてしまった。竹林の奥へ進むと、月明かりの下にいた。全身が竹細工でできた鎧。クワガタのような角。青く光る目。竹怪人――タケムシ将軍である。怖がるどころか、美咲は持ってきた籠を差し出した。「お供えです。」籠の中には、きゅうり、なす、そうめん、かまぼこ、そして小さなぬか床。タケムシ将軍は無言で頷くと、器用に竹の指でぬか床をこね始めた。「……え?」ザッ、ザッ、ザッ。まるで何十年も漬物職人だったかのような手つき。数分後。きゅうりを取り出して美咲へ渡す。恐る恐る一口かじる。「……おばあちゃんだ。」まったく同じ味だった。涙が止まらない。「ありがとう。」タケムシ将軍は照れくさそうに頷き、短冊を一本結び直した。そこには小さく、「毎年ぬか床を混ぜていたのは私。」と書かれていた。美咲は思わず笑った。「えっ……うちのおばあちゃん、一度もそんなこと言ってなかったけど?」その瞬間、竹林の奥から近所のおばあちゃんたちがぞろぞろ現れた。「やっぱり今年も頼んでたのね。」「うちの白菜も毎年お願いしてるよ。」「浅漬け担当はカブトムシ怪人だけどね。」「味噌はタヌキ。」「梅干しは河童。」美咲は固まった。どうやら町では昔から、発酵食品だけは、人間より妖怪のほうが上手い。というのが、ごく普通の常識だったのである。翌朝。町のスーパーには新商品が並んでいた。『七夕限定 竹怪人監修ぬか漬け』そしてパッケージの隅には、小さくこう書かれていた。※監修のみです。怪人本人は食品衛生責任者ではありません。おわり
2026.07.07
コメント(0)

ブラジル負けたね。ハーランドすごいな。見てないけど。日本がブラジルに勝っててもここで消えてただろうな。今日はスポーツの話題大坂なおみがランキング1位のサバレンカを破ってウインブルドン初の8強てか、大坂なおみ、ウインブルドンで8強以上の成績残してなかったのか。もう優勝狙えんじゃね?最近テニス見てなかったけど、サッカーがもう負けたから見たいかも。今日は何の日サラダ記念日公認会計士の日零戦の日ピアノの日ワクチンの日ナンの日情報サイト・COMUGICOの日思いやり手洗い洗車の日セコムの日手巻きロールケーキの日メロンの日タイトル「怪人・家庭科先生の夏休み」「今日の給食当番は……怪人、君!」そう言われてから三十五年。元は人間だった男は、ある事件で「家庭科怪人」と呼ばれるようになった。胸には調理実習のエプロン。頭にはコック帽。背中にはなぜかパイプオルガン。肩には巨大な注射器。そして両手は、包丁より切れ味のいい五本爪。どう考えても料理向きではない。しかし本人は、「食育こそ、世界平和への第一歩である」という信念だけは誰にも負けなかった。毎週土曜日。彼は町内の一軒家に現れては、近所のおばあちゃんと孫娘に昼ごはんを作る。今日のメニューはナンとサラダ。問題は、五本爪でナンをちぎると、毎回きれいに六等分されてしまうことだった。「おじちゃん、また一枚多いよ。」「……計算違いだ。」ロボットなのに計算は苦手だった。テーブルの上には生活感があふれている。電卓。税理士事務所の資料。飛行機のプラモデル。そして「サラダ続々入口」という、誰も意味を説明できない料理本。おばあちゃんは何も聞かない。「人には事情があるからねぇ。」それだけだった。食事のあと、怪人は静かに立ち上がった。「では私は帰る。」「また来てね!」少女が手を振る。怪人は少しだけ照れくさそうにうなずいた。そのとき、おばあちゃんが封筒を差し出した。「今月の分、お願いします。」怪人は中身を確認し、小さくうなずく。「確かに。」少女は首をかしげた。「おばあちゃん、おじちゃんって何のお仕事してるの?」おばあちゃんは笑って答えた。「税理士さんだよ。」「えっ!?」少女は怪人を見た。ナンを切るための鋭い爪。背中のパイプオルガン。肩の巨大注射器。どう見ても税理士には見えない。怪人は静かに名刺を差し出した。そこにはこう書かれていた。『税理士・料理研究家・元ラスボス(兼業)』少女は三秒ほど考え、「……一番何が本業なの?」と聞いた。怪人は少しだけ遠くを見つめて答えた。「確定申告の時期だけ、私にもわからなくなる。」おわり
2026.07.06
コメント(0)

昨日は帰って来てから眠かったなぁ。でも寝たのはいつもよりちょっと早いくらいで、今日はその分いつもよりちょっと早く目が覚める感じで、睡眠時間はそんなにいつもと変わらないんだよね。今日は久しぶりに本よ読んだりしてました。今日は何の日ビキニスタイルの日農林水産省発足記念日江戸切子の日穴子の日名護の日プラチナエイジの日とりなんこつの日切削工具の日ステーブルコインの日インスリンポンプの日75(ナナゴー)の日セコムの日みたらしだんごの日長城清心丸の日タイトル『鬼の有給休暇』「鬼にも休みは必要だ。」そう言って有給申請書を提出したとき、上司である大魔王は眉をひそめた。「貴様、去年も”人間界グルメ巡り”で三日休んだだろう。」「去年は大阪。今年は東京です。」「目的は?」「アナゴ。」「……よし。」そんなわけで、地獄第三侵略部隊・隊長ガルドンは、鎧を脱ぐこともなく東京の路地裏へやってきた。「いらっしゃい!」店主は一瞬だけ固まった。だが、この街にはコスプレイヤーも映画関係者も多い。「すごい完成度ですねぇ。」「ありがとうございます。」ガルドンも自然に頭を下げる。人間界では礼儀が大事だと、観光ガイドに書いてあった。注文したのは、・アナゴ一本焼き・唐揚げ・瓶ビール……ではなくコーラ。任務中は飲酒禁止なのである。胸元の花柄ワンピースは、地獄の通販サイトで「夏の東京に溶け込める服」と紹介されていた人気商品だった。本人は完全に信じている。隣のサラリーマンたちはヒソヒソ話す。「映画の撮影かな?」「ゲームの宣伝じゃない?」「SECOMのワッペン付いてるぞ。」実はあれは”地獄警備保障(SECOM:Satan Emergency Corps Of Monsters)“の略である。偶然、日本の警備会社と同じロゴになってしまっただけだった。ガルドンはナイフとフォークを丁寧に持ち、人生……いや鬼生初のアナゴを口に運ぶ。「…………。」沈黙。店主が不安になる。「お、お口に合いませんでした?」ガルドンはゆっくり立ち上がり、目を潤ませながら叫んだ。「人間よ!!」店中が静まり返る。「どうやったら魚をこんなに美味しくできるのだ!!」拍手が起こった。誰もが酔っぱらいのパフォーマンスだと思った。その夜。ガルドンは地獄へ帰るなり侵略会議でこう報告した。「人間界の戦闘能力は未知数です。」「理由は?」「彼らは敵を倒す前に、アナゴで味方にしてしまいます。」「……なるほど。」会議の結果、人間界侵略計画は無期限延期となった。理由はたった一行。『まず全員で東京へ食べ歩き研修に行くため。』おわり
2026.07.05
コメント(0)

今日もいい天気だけどそんなに暑くはない。風はあるが過ごしやすい感じ。今日は朝からサッカーの試合が面白かった。アルゼンチンVSカーボベルデ。やっぱりメッシか。という試合だったが、そのメッシとアルゼンチンをギリギリまで追い詰めたカーボベルデ。日本より強いかもしれない。んで、昼から出かけて来て、さっき帰ってきた。もう眠い。今日は新アニメの天幕のジャードゥーガルが楽しみだ。今日は何の日協同組合の国際デーアメリカ独立記念日梨の日那須の日和服・洋服お直しの日パソコンお直しの日ファッションお直しの日シーザーサラダの日ナナシーの日恩納もずくの日「なんしょん?」の日滝修行の日『七つの大罪 黙示録の四騎士』の日メタルなかよしの日みたらしだんごの日タイトル『怪人・滝行一級免許』悪の秘密結社「ダークネイチャー」には、幹部になるための厳しい昇格試験があった。その最後の試験は――「一週間、文明を捨てて滝行をしろ。」武器も、仲間も、秘密基地もない。あるのは滝と森だけ。……のはずだった。初日。怪人バッタロイドは滝に打たれながら、「修行とは己に勝つことだ!」と叫んだ。二日目。「いや、洗濯はしないと臭うな……」近くの枝にジージャンを干す。三日目。「サラダだけじゃ力が出ん。」弁当を広げ、栄養バランスを考え始める。四日目。「悪の組織もDXの時代だ。」防水ケースにも入れずノートパソコンを開き、滝の音をBGMにオンライン会議へ参加。「進捗どう?」「現在、精神面をリファクタリング中です。」部下たちは誰一人意味がわからなかった。五日目。リンゴを片手に悟り顔でこう呟く。「ニュートンはリンゴで重力を知った。私は滝で水道代のありがたさを知った。」そして七日目。総統が様子を見にやってきた。「どうだ。心は鍛えられたか?」怪人は静かにうなずいた。「はい。」「何を得た?」怪人はゆっくりと口を開く。「悪より先に、洗濯・食事・パソコン作業をこなす生活力です。」総統は少し考え、「……それ、うちの組織に一番足りない能力だな。」と感心した。その場で怪人は幹部に昇格した。ただし肩書きは、『戦闘隊長』ではなく『生活改善担当部長』。以来、秘密基地には毎週、「タオルはよく乾かしましょう」「ノートPCを滝の近くに置かない」「サラダだけでは午後がもたない」という張り紙が増えたという。おわり
2026.07.04
コメント(0)

なんか今日、めっちゃ眠い。今日は何の日ソフトクリームの日通天閣の日七味の日波の日オロナミンCの日渚の日涙の日塩と暮らしの日NAOMIの日寿司ロボットの日渋沢栄一がお札になった日北里柴三郎がお札になった日津田梅子がお札になった日ペッパーライスの日アペロを楽しむ日くるみパンの日みたらしだんごの日ビースリーの日楸邨忌紅玉忌タイトル『涙味ソフトクリーム』通天閣の足元にだけ、夜になると現れる屋台がある。店主は「NAOMIおばあちゃん」。売っているのは、世界一溶けやすいソフトクリームだ。「人生と一緒や。立ち止まってたら、すぐなくなるで」それが口癖だった。ある夏の夜、一人の奇妙な旅人が店に現れた。アイスクリームのコーンをかぶり、通天閣を頭に載せ、肩にはたこ焼きの粉、腰にはなぜか栄養ドリンク。しかもマントには「波」。誰がどう見ても大阪をごちゃ混ぜにして人間にしたような姿だった。「おばちゃん、ひとつください。」その声は驚くほど優しかった。NAOMIおばあちゃんは笑って、一番大きなレインボーソフトを巻いて渡した。ところが旅人は受け取った瞬間、ぽろぽろと涙を流し始めた。「どうしたん?そんなにまずかった?」「違います……。」「実は私、全国の観光地を守るヒーローなんです。」「へぇ。」「でも最近はどこへ行っても映える写真ばかり撮られて、本当に街を好きになってくれる人が減ってしまった。」「へぇ。」「だから大阪だけでも、本当の笑顔を見たくて……。」「へぇ。」「あなたが笑ってアイスを渡してくれたら、なんだか安心してしまって……。」涙は止まらない。しかしその涙がぽたぽた落ちるたび、ソフトクリームはどんどん溶けていく。「早よ食べな!」「泣いてるので食べられません!」「ほな泣くな!」「感動してるので無理です!」通りすがりの人たちは、「なんやあれ。」「アイス食べながら号泣してる。」「大阪の新しい芸か?」とスマホを向け始めた。旅人はますます泣いた。ソフトはますます溶けた。最後にはコーンだけになった。NAOMIおばあちゃんは、新しいソフトをもう一本巻いて差し出した。「これ、お代はいらん。」「えっ、なぜですか?」「泣き顔見せてもろたから。」「そんな理由あります?」「大阪ではある。」旅人は笑った。涙は止まり、ようやくソフトをひと口食べることができた。「世界一おいしいです。」その夜以来、彼は毎年この屋台を訪れるようになった。そして必ず最初にこう言う。「今日は泣きません。」しかし毎年、一本目は感動で溶かし、二本目でようやく食べ終える。だから大阪では、彼のことをこう呼ぶ。「日本でいちばんアイス代が高くつく、無料サービス常連客。」 🍦おわり
2026.07.03
コメント(0)

今日は曇りで涼しい。ちょっと寒いくらい。内外タイムスの最上あい事件の記事を読んでた。殺人事件になるのは稀かもしれないけど、配信者とリスナーの間ではこんなことは珍しいことじゃないんじゃないかと思う。だってさ、ふわっちとかTikTokみたいなところはそういうところでしょお店のないキャバクラやホストみたいなもんだと思う。キャバクラ、ホストが規制されてもここは規制されないのはおかしいと思う。そしていつかまたこんな事件は起きると思う。今日は何の日半夏生一年の折り返しの日・真ん中の日ユネスコ加盟記念日救世軍創立記念日たわしの日タコの日布ナプキンの日うどんの日柿渋の日谷川岳の日全国なまずサミット・なまずの日アマニの日中央シャッターの日北海道米「ななつぼし」の日CELFの日夏の長野県産レタスの日おへそケアの日Life2.0の日風三楼忌タイトル:『谷川岳 七月二日のナマズ接待』七月二日。梅雨の霧が立ち込める谷川岳には、登山客の間だけで語り継がれる噂があった。「雨の日にだけ現れる、ナマズの山守に出会うと、一生食べ物には困らない」もちろん誰も信じてはいなかった。その日、登山歴二十年の佐和子さんは、山頂を目指して歩いていた。「今日は誰にも会わないわねえ」そうつぶやいた瞬間、道の向こうから、ぬるりと現れた。巨大なナマズの頭。イカのような足。背中には「ばらずし」と書かれた袋。腰には木のブラシと小瓶。胸には手書きの札。『7月2日』「えっ……今日は七月二日だけど?」怪人は何も言わず、静かにどんぶりを差し出した。中には湯気の立つ山菜うどん。「どうぞ。」意外にも声は、旅館の仲居さんのように優しかった。「いただきます。」一口すすった佐和子さんは目を丸くした。「おいしい!」出汁は深く、山菜は採れたて。しかも、食べても食べても麺が減らない。「どういうこと!?」怪人は照れくさそうにヒゲを揺らした。「山では、おかわりを言うのが恥ずかしい人も多いからね。」なんとも細やかな気遣いだった。その後も怪人は、転びそうな人には杖を貸し、靴ひもを結び直し、忘れ物を届け、疲れた人には冷たいお茶を出し、蜂が来れば低音で歌って追い払った。「すごい……山の守り神なんだ。」佐和子さんが感動すると、怪人は少し困った顔をした。「いやあ……」「実は違うんです。」「私は昔、旅館の接客係だったんですよ。」「接客が好きすぎて、定年後も辞められなくて。」「気がついたら山で百年以上、おもてなしを続けていたら……」「神様が**『そこまで好きなら山でやれ』**って。」「それでこの姿に?」「ええ。」「最初はカッパだったんですが、川魚料理ばかり食べていたら、だんだんナマズ寄りになりまして。」「いや、進化の方向がおかしいでしょう!」笑いながら別れようとすると、怪人は名刺を差し出した。そこには立派な肩書きが印刷されていた。谷川岳 山岳おもてなし課 課長補佐代理心得見習い(臨時)「肩書き、長っ!」「毎年ひとつずつ昇進してるんですが、役職だけ増えて仕事内容はずっとうどん配りです。」「給料は?」「きのこです。」佐和子さんは吹き出した。その日以来、彼女は毎年七月二日に谷川岳を訪れるようになった。山に会いにではない。履歴書を書き直しても、なぜか毎年「課長補佐代理心得見習い(臨時)」のまま昇進できないナマズさんを、励ましに行くためである。おわり
2026.07.02
コメント(0)

7月です。今日はいい天気。久しぶりに半袖短パンで会社に行ってきました。でも明日から涼しくなるらしいですね。今日は何の日海開き山開き国民安全の日更生保護の日こころの日東京都政記念日童謡の日銀行の日クレジットの日弁理士の日建築士の日郵便番号記念日東海道本線全通記念日山形新幹線開業記念日名神高速道路全通記念日函館港開港記念日ウォークマンの日鉄スクラップの日健康独立宣言の日壱岐焼酎の日琵琶湖の日JUNET記念日テレビ時代劇の日井村屋あずきバーの日じゅんさいの日ナビの日ファシリティドッグの日さしみこんにゃくの日ポイ活の日アマタケサラダチキンの日麦チョコの日貼り合わせキッチンスポンジ・キクロンAの日冷コーの日いいWAの日内科の日アロマフレグランス「ANNE」の日ふくしま夏秋きゅうりの日資格チャレンジの日釜飯の日あずきの日省エネルギーの日Myハミガキの日もったいないフルーツの日モラエス忌橄欖忌今日はめちゃ多いな。タイトル『夏休み最後の駅長』八月最後の日。湖畔の小さな桟橋には、毎年決まって現れる駅長がいた。もちろん、人間ではない。丸いお腹に古びた駅長帽、首には大きなヘッドホン。手には年季の入ったカセットプレーヤー。その名は**「レイク駅長・ガメゴン」**。彼は一日中、カセットテープを聞きながら、子どもたちを笑顔で迎えていた。「駅長さん、そのテープ何が入ってるの?」少年が尋ねる。ガメゴンは少し照れくさそうに言った。「夏の音だよ。」子どもたちは耳を傾ける。「セミの声?」「違う。」「SLの汽笛?」「それも違う。」「じゃあ、波の音?」ガメゴンは首を横に振った。「君たちの笑い声。」実はガメゴンには不思議な力があった。子どもたちが心から笑うたび、その笑い声はカセットテープに録音される。テープがいっぱいになると、その夏は終わる。だから彼は毎年ここへ来ていた。湖で遊び、汽車を眺め、ラムネを飲み、アイスを落として泣き、また笑う。そんな何気ない夏を、一つ残らず録音するために。夕方。最後の笑い声が録音されると、「カチャン。」とオートリバースが止まった。ガメゴンは満足そうにうなずく。「今年も、いい夏だった。」そのまま森へ帰っていった。翌年。また子どもたちが集まる。「駅長さん!今年も来た!」ガメゴンは新しいカセットを取り出そうとして、ポケットを探る。帽子の中も探る。お腹のポケットも探る。ない。「あれ?」さらにリュックもひっくり返す。やっぱり、ない。青ざめるガメゴン。「しまった……去年のテープの上から録音しちゃった……。」子どもたちは一瞬静まり返ったが、すぐに大笑いした。「じゃあ今年の夏は、去年より面白かったってことだね!」ガメゴンもつられて笑った。その瞬間、どこからともなく聞こえてきた。「カチッ。」録音ボタンは、ちゃんと押されていた。ただし今年は——カセットではなく、子どもたち全員の思い出の中で。おわり
2026.07.01
コメント(0)

サッカー惜しかったなぁ。前半は勝ってたよ。ブラジルのたおし方はこうやるんだ。って感じの前半だった。だけど後半は勢いがなくなって、ずっと攻められっぱなしだったね。やっぱ久保も三笘もいないと攻撃のバリエーションが少ないんだよな。それでもあのメンバーでよくやったと思う。ザイオンとか前田、得点した佐野なんかは世界でもすげーと思われたと思う。やっぱベストメンバーで戦わせたかったなぁ。今日は何の日国際小惑星デー議会制度の国際デーハーフタイム・デートランジスタの日アインシュタイン記念日集団疎開の日うちエコ!ごはんの日夏越ごはんの日リンパの日酒酵母の日麦みそ食文化の日キズナアイが生まれた日みその日EPAの日サワーの日キャッシュレスの日光晴忌タイトル『鬼の炊き出し』毎年、夏祭りの最後にだけ現れる屋台がある。看板はない。提灯もない。ただ、大きな木桶を抱えた鬼が、黙々と白いご飯をよそうだけ。浴衣には「夏越ごはん」とだけ書かれている。子どもたちは最初こそ怖がるが、一口食べると必ず笑顔になる。「おかわり!」鬼は何も言わず、またよそう。その姿を見て、大人たちは首をかしげる。「こんな優しい鬼、見たことないな。」実は彼の名前は餓鬼王ガロウ。かつては村を襲い、人々の食べ物を奪い尽くした恐ろしい怪物だった。しかし、ある年。飢饉で村人も鬼も同じように飢え、誰も戦う力すら残っていなかった。そのとき、一人の老婆が最後の一膳を差し出した。「鬼さんも、お腹は減るでしょう。」そのたった一杯のご飯が、鬼の人生を変えた。それ以来ガロウは、年に一度だけ人間界へ来て炊き出しを続けている。だが今年。異変が起きた。配り終えようとしたその瞬間、一人の男が列を割り込み叫んだ。「俺は三杯目だ! もっとよこせ!」さらに後ろから、「私は家族の分!」「うち犬も食うんで!」「冷凍して来年食べます!」「メルカリで売るから十杯!」と、大人たちが押し寄せる。子どもたちは押しのけられ、会場は大混乱。鬼は何度も言った。「……並べ。」誰も聞かない。「……譲れ。」誰も聞かない。とうとう鬼の額に青筋が浮かんだ。次の瞬間。ドゴォォォン!!鬼は市場の真ん中へ飛び込み、屋台を蹴り飛ばし、大鍋が宙を舞う。野菜も鍋も土鍋も果物も、空中でスローモーションのように飛び散った。人々は悲鳴を上げ、一斉に逃げ出す。「鬼だーーーっ!」ガロウは仁王立ちになり、怒鳴った。「おかわりは一回までだァーーー!!」その一喝だけで、市場は静まり返った。翌年。会場には新しいルールが貼られていた。『一人一杯、おかわり一回まで。守れない方には鬼が出ます。』すると子どもが不思議そうに聞いた。「ねえ、お母さん。本当に鬼って出るの?」母親は笑いながら答えた。「そんなわけないでしょ。」そのすぐ後ろで、木桶を抱えたガロウが小さくつぶやいた。「……去年も同じこと言ってた。」おわり今日は画像が何枚か出て来たのでそれも使ってみました。
2026.06.30
コメント(0)

今日は深夜にブラジル戦があるね。朝から楽しみですね。勝てればいいな。今日は何の日国際熱帯デー佃煮の日ビートルズの日星の王子さまの日聖ペテロと聖パウロの祝日リアルタイム中古車オークションの日夢中でトレーニングの日肉の日クレープの日Piknikの日ふくの日爽雨忌タイトル『宇宙の質屋』その市場には、週に一度だけ現れる露店があった。店主は、苔むした鎧をまとった怪人。誰も名前を知らない。ただ、人々はこう呼んでいた。「リアルタイム中古車オークションの隣にいる変なやつ」。彼は車を売っているわけではない。ガラスケースの中に浮かぶのは、銀河、惑星、星雲、小さな星座。「宇宙を売っています」そう書かれた札も値札もない。ある青年が尋ねた。「これ、本物ですか?」怪人は静かにうなずく。「はい。ただし一度買うと返品できません。」「いくら?」「お金では買えません。」「じゃあ何で?」「あなたが一番忘れたくない思い出を一つ。」青年は笑った。「そんなので宇宙が買えるなら安いもんだ。」そしてケースの中の小さな銀河を手にした。翌日。青年は結婚式のアルバムを見ても、「この人、誰?」と言った。新婚旅行の写真を見ても、「初めて見る景色だな。」母親の顔を見ても、「親戚のおばさん?」思い出が一つ、きれいに消えていた。代わりに青年の部屋には、小さな宇宙が浮かび続けていた。夜になると、そこでは新しい星が毎日生まれ、銀河がゆっくり回転する。誰も見たことのない、本物の宇宙だった。それ以来、怪人の店には客が絶えなかった。失恋した人は失恋の記憶を。会社員は黒歴史を。受験生は浪人時代を。政治家は失言を。みんな、何かを忘れる代わりに宇宙を持ち帰った。怪人は一度も値切らなかった。忘れたい記憶ほど、よく光る宇宙になるからだ。ある日、市役所の職員がやってきた。「営業許可証を見せてください。」怪人は無言でガラスケースを差し出した。職員は中をのぞき込む。「……きれいですね。」五分後。職員は笑顔で帰っていった。営業許可のことなど、すっかり忘れて。翌週。市場へ行くと、露店は消えていた。残されていたのは黒板だけ。そこにはチョークで一行だけ書かれていた。「本日の営業は終了しました。次は、あなたが何かを忘れた頃に。」市場の人たちは首をかしげた。「そんな店、昔からあったっけ?」誰一人、その怪人のことを覚えていなかった。ただ一人を除いて。リアルタイム中古車オークションの店主だけは、毎週律儀に隣の一区画を空けていた。「また来るからさ。」そう言って笑うのだが、本人だけは、“誰が来るのか”を思い出せなかった。おわり
2026.06.29
コメント(0)

昨日は昼から出かけて、12時くらいに帰ってきたので疲れました。んで今日は眠い。今日のニュースは美輪明宏死去だね。なんかさ、なんとなく死ななそうな人だったのにね。今日は何の日貿易記念日パフェの日JAZZりんごの日「エアーかおる」の日動物看護の日テクノホスピタリティの日ハピカジの日大江町最上川舟唄の日にわとりの日芙美子忌タイトル『美しさの値段』深夜一時。ジャズバー「TRADE」の一番奥。異星人は、宇宙中から集めた宝物を並べ終えると、黄金の髪の男へ頭を下げた。「美輪明宏先生。どうか審査をお願いいたします。」店内がざわつく。異星人が審査を頼む相手が、まさか人間だとは誰も思わなかった。テーブルには銀河最高峰の芸術品が並んでいる。恒星の中心で育った黄金。七色に歌う真珠。百億年に一度だけ咲く鉱石の花。どれも宇宙では国宝級。異星人は胸を張る。「総額にすると、銀河系を三つ買えます。」美輪は静かに見回した。そして、一言。「……全部、お金持ちね。」異星人は首をかしげた。「最高級という意味です。」「そうじゃないの。」美輪はワイングラスを置いた。「あなたは高価なものを集めているだけ。」「美しいものを集めているつもりでした。」「だから、まだ若いのよ。」店主は思わず手を止めた。バー中が静まり返る。美輪はカウンターの向こうを見つめる。古びた木。少し欠けたグラス。磨かれ続けた真鍮のランプ。「この店、何年?」店主が答える。「五十年になります。」「毎日掃除してる?」「ええ。」「誰も気づかなくても?」「ええ。」美輪は微笑んだ。「ほら、それが美しさ。」異星人は混乱した。「値段がありません。」「だから美しいの。」「誰も評価しません。」「だから尊いの。」「宇宙では理解されません。」「なら、あなたが最初に理解しなさい。」異星人はしばらく黙っていた。やがて、自分のベストについた小さなシミを見つけた。いつもなら瞬時に新しい服へ着替える。しかしその日は違った。店主から布巾を借り、自分で黙々と磨き始めた。美輪は満足そうに頷く。「そう。それでいいの。」帰り際、異星人は最後に尋ねた。「先生。では宇宙で一番美しい人とは、どんな人ですか。」美輪は少し笑って答えた。「鏡を見る時間より、人のために動く時間が長い人よ。」異星人はその言葉を宝物として持ち帰った。数年後。銀河連邦では「美しさ」の定義が改められた。『高価であること』は削除され、代わりにこう書かれた。『毎日、人知れず誰かのためにできることを続ける者。』その条例の監修者の名前は――「地球代表 美輪明宏」だった。おわり
2026.06.28
コメント(0)

台風の影響か、昨日から雨が続いている。雨の日は着ていくものに悩むなぁ。今日は何の日零細・中小企業デー演説の日メディア・リテラシーの日ちらし寿司の日日照権の日起業を応援する日障害者優先調達推進法の日仏壇の日ツナの日タイトル『怪人、論より演説』悪の組織「ブラック・レトリック」の幹部怪人――演説甲虫(えんぜつこうちゅう)。かつては街角で「世界征服!」と叫ぶだけの三流怪人だった。しかし何度出撃してもヒーローに言われるのは同じだった。「話が長い。」「結局、何が言いたい?」「三分以内にまとめろ。」それが悔しくてたまらなかった。「俺は怪人として負けたんじゃない……プレゼンで負けたんだ。」そう悟った彼は、一年間すべての戦闘を休止。市民会館の空き部屋を借り、「メディア・リテラシー」「説得術」「演説法」「表情管理」「沈黙の使い方」まで猛勉強を始めた。壁には「日照」「演説」の掛け軸。朝は新聞を読み、昼は論文を書き、夜は自分の演説を録音して聞き返す。「世界征服には、まず信頼だ。」その横には、毎日欠かさず食べる大盛り五目あんかけ焼きそば。「空腹では革命は起こせん。」それが彼の座右の銘だった。一年後。ついに演説甲虫は市民広場へ現れた。マイクを握る。「皆さん。本日はお集まりいただき――」すると聴衆は誰一人帰らない。話はわかりやすい。例え話もうまい。データも正確。ユーモアもある。拍手まで起こった。最後には市民の一人が立ち上がり、「素晴らしい講演でした!」と言った。続いて別の人が、「次回もぜひお願いします!」さらに司会者が笑顔で近づいてきた。「先生、来月の市民向けメディア・リテラシー講演会もお願いできますか?」演説甲虫はしばらく黙ってから、小さくため息をついた。「……世界征服は失敗した。」少し間を置いて、胸を張った。「だが今年度の市民文化講座・満足度アンケートは、史上最高得点らしい。」おわり
2026.06.27
コメント(0)

今日は朝からサッカー。ハーフタイムに会社に行って後半の途中から会社でもテレビで見てました。見始めた時には1-1になってて、ネットではすでにオランダが2点リードって出ていたから、まぁ、次はブラジル確定だなぁ。っておもってたら、テレビでは長友が出ていた。会社にいたのに思わず、「長友出てるんだ」って言っちゃったよ。次は火曜日の2時か。ブラジル戦、勝ってほしいなぁ。今日は何の日国際薬物乱用・不正取引防止デー拷問の犠牲者を支援する国際デー国連憲章調印記念日露天風呂の日雷記念日オリエンテーリングの日スティッチの日世界格闘技の日無痛無汗症の日プレミアムフライデー犬を職場に連れて行く日風呂の日プルーンの日ツローの日タイトル「怪人にも、休暇はいる。」山奥にある秘湯「かぶとの湯」には、不思議な噂があった。「平日の昼間だけ、誰もいない露天風呂に“怪人”が現れる」もちろん誰も信じない。観光協会も「クマじゃないですかねぇ」と笑っていた。だが、その噂は本当だった。彼の名はカブトムシ怪人・ゼクトロン。世界征服を目論む悪の組織「ダーク・バグ団」の幹部である。月曜は都市破壊。火曜は怪獣との合同訓練。水曜は幹部会議。木曜は新兵教育。金曜はヒーローとの戦闘。そして土日はイベント出演。ブラック企業も驚く勤務体系だった。「……もう、鎧の中が蒸れるんだよ。」彼は誰にも知られず、この温泉へ通っていた。風呂上がりは地元の牛乳。露天では紅葉を眺めながら、「今年も葉っぱ、いい色だなぁ……」と、しみじみ呟く。近所のおばあちゃんとも顔なじみだった。「今日は角まで浸かってるねぇ。」「はい、肩こりがひどくて。」誰も正体には触れない。田舎には、知らないふりをする優しさという文化がある。ところがある日。宿に一人の若い男が現れた。「ついに見つけたぞ!!」真っ赤なマフラー。引き締まった体。どう見てもヒーローだった。ゼクトロンは静かに立ち上がる。「ここまでか……。」宿の主人も固唾を飲む。宿泊客も息をのむ。温泉場が一瞬で戦場になった。するとヒーローは腰を九十度曲げた。「いつもありがとうございます。」ゼクトロンは首をかしげる。「……え?」「先週、戦っていただいたおかげで視聴率が今年最高でした!」「スポンサーも大喜びで!」「来月もよろしくお願いします!」そう言って名刺を差し出した。『ヒーロー事務所 営業部』宿の主人は静かにうなずいた。「やっぱりそうか。」「毎週あんなに派手に爆発してるのに、誰も死なないから変だと思ってた。」その日から露天風呂には、もう一枚だけ木札が増えた。『戦闘関係者は、湯船での打ち合わせ禁止。』おわり今日は午後から床屋行ったら、今日はいっぱいだって言われて帰ってきた。行く前に電話したんだけど出ないから行ってみたんだけどさ、それなら電話で教えてほしかったよね。
2026.06.26
コメント(0)

今日も割と天気よかった。でも暑くはない。この時間になるとちょっと寒いくらい。今日はやろうと思ったことがなかなかできず、別のこともはかどらず、あまり進展のない日。そして思わぬ出費もした日。そういえば、朝、地震があった。あの時はまだ寝てたよ。なんか音がするなぁ。と思ったら揺れてる音だった。揺れはそんなに強くなかったけど、結構長かった気がする。んですぐネットで調べてまた寝た。今日は何の日船員デー住宅デー指定自動車教習所の日天覧試合の日加須市うどんの日詰め替えの日生酒の日ノーコード開発の日みんなでムーンウォークの日プリンの日いたわり肌の日鈴木正三忌天神の縁日タイトル「函館ムーンウォーク生酒選手権」夕暮れの石畳。観光客で賑わう港町の通りに、一人の奇妙な男が現れた。黒い軍服風ジャケット。白いシャツ。そして、どこかで見たことのあるような顔。誰も彼の名前は知らない。だが町の人々は皆こう呼んでいた。「マイケル・ジャクソンっぽい人」彼は毎年この季節になると現れ、何も言わず石畳を歩く。いや、歩くというより――少しだけ滑っている。本人はムーンウォークのつもりらしい。しかし石畳なので全然滑らない。ただ後ろ向きに歩こうとしている人にしか見えない。その日、通りでは町内会主催の「天然統合決勝・生酒え替え選手権」が開催されていた。ルールは簡単。目隠しで生酒を飲み、どの蔵の酒か当てる。優勝者には一年分の加須市うどんが贈られる。なぜ加須市うどんなのかは誰も知らない。町内会長も知らない。参加者たちは次々と敗れた。「これは辛口!」「違います」「じゃあ純米!」「違います」「じゃあ麦茶!」「生酒です」そこへマイケル・ジャクソンっぽい人が現れた。審判が聞く。「参加しますか?」彼は無言で頷いた。そして酒を一口。目を閉じる。静寂。観客も息を呑む。すると彼は突然、石畳の上でぎこちないムーンウォークを始めた。全然進まない。むしろ少し前進している。しかし本人は真剣だった。五分後。ようやく停止した彼は静かに言った。「……三番目の蔵。」正解だった。会場がどよめく。続く二杯目。またムーンウォーク。今度は七分。そして正解。三杯目。十分。正解。四杯目。十五分。正解。完全優勝だった。歓声が沸く中、ノートパソコンを開いていた青年が立ち上がった。「わかったぞ!」会場が静まる。「この人、酒の味で当ててるんじゃない!」「なんだって!?」青年はパソコンを掲げた。画面には大きく『NO-CODE 生酒判定システム』と表示されている。「この人がムーンウォークしてた場所を調べたら、全部Wi-Fiの電波が強い地点だった!」「えっ?」「この人、酒を飲むたびにAIへ質問してただけだ!」ざわつく会場。審判が聞いた。「本当なんですか?」するとマイケル・ジャクソンっぽい人は少し考え、静かに答えた。「違う。」会場が安堵した。やっぱり本物の達人だったのだ。誰もがそう思った。だが彼は続けた。「AIじゃない。」「え?」「検索エンジンだ。」その瞬間、優勝は取り消され、一年分の加須市うどんは準優勝者へ渡された。しかし翌年。石畳にはまた彼の姿があった。後ろ向きに歩きながら、誰よりも速くWi-Fiを探す、函館名物のマイケル・ジャクソンっぽい人が。おわり
2026.06.25
コメント(0)

今日は割と暖かい日。でも暑くはない。どっちかと言えば涼しい。そして今日も眠い。目覚まし時計を止めてからスマホを見たりしてたら会社に行くのを送れそうだった。今日は何の日UFOの日・空飛ぶ円盤記念日ドレミの日プチクマの日UFOキャッチャーの日ムロツヨシの日水事無しの日削り節の日ブルボン・プチの日林檎忌・麦の日五月雨忌地蔵の縁日愛宕の縁日タイトル「銀河クレーンゲーム協会認定・音符泥棒ポポン」 西暦2288年。 宇宙旅行が当たり前になった時代でも、子どもたちに人気だったのは意外にも昔ながらのクレーンゲームだった。 ただし景品はぬいぐるみではない。 「音符」である。 光る音符を集めると、好きなメロディを作れるのだ。 宇宙中の作曲家たちはレアな音符を求めてゲームセンターに通い詰めていた。 そんな中、銀河中のゲームセンターを荒らす謎の存在がいた。 その名は―― 音符泥棒ポポン。 クマ型ロボットの体。 UFOのようなヘルメット。 そして妙に人間くさい笑顔。 ポポンは夜になると現れ、クレーンアームでレア音符だけを根こそぎ奪っていく。 特に「涙のラ♭」や「初恋のド♯」といった希少音符は、一晩で消えてしまった。 銀河警察は捜査を開始した。 だが監視映像には毎回、ポポンが景品を取ったあと満面の笑みを浮かべている姿しか映らない。 「なぜ音符を盗むんだ?」 誰も理由がわからなかった。 ある日、警察はついにポポンを捕まえた。 押収した倉庫には何万個もの音符が山積みになっていた。 銀河中の被害総額は三兆クレジット。 取調室で刑事が尋ねた。 「お前は何を企んでいた?」 ポポンは少し照れたように答えた。 「べ、別に世界征服とかじゃないです。」 「じゃあ何だ。」 「その……曲を作りたくて。」 「三兆クレジット分の音符で?」 「はい。」 刑事は頭を抱えた。 「で、その曲は完成したのか?」 ポポンはうつむいた。 「まだです。」 「なぜだ。」 「最後の一音が見つからなくて。」 後日、裁判でポポンは有罪となった。 しかし情状酌量により、社会奉仕として銀河音楽祭への楽曲提供を命じられた。 そこでついに、最後の一音も手に入った。 銀河中が注目する中、ポポンは完成した曲を演奏した。 誰もが息をのんだ。 数兆個の音符から生まれた究極のメロディ。 歴史に残る名曲になる―― はずだった。 演奏終了後。 会場は静まり返った。 審査員が言った。 「……で?」 ポポンが首をかしげる。 「で、とは?」 「今の、どこかで聴いたことあるんだが。」 別の審査員も頷いた。 「たしか二百年前の幼児向け番組の主題歌だ。」 さらにAI審査員が検索結果を表示した。 『完全一致率99.9998%』 ポポンは青ざめた。 「そ、そんな……」 「まさか知らずに作ったのか?」 ポポンは震える声で言った。 「いえ……」 「じゃあなぜ盗んだ?」 ポポンは正直に答えた。 「耳から離れなくて、どうしてもフルバージョンを聴きたかったんです。」 こうして銀河史上最大の音符窃盗事件は、“曲を盗んだ犯人ではなく、曲に脳を支配されたファンだった” という前代未聞の結末で幕を閉じた。 なおポポンは出所後、ゲームセンターの景品補充係として働き始めたが、半年後に再び逮捕された。 今度はレア音符ではなく、「あと1個で揃うポイントカード」だけを大量に持ち帰っていたためである。おわり今日はお題のワードにムロツヨシが入ってたからか、Geminiで画像が作れなかったのでManusというのでやってみた。そしたら全然ムロツヨシには関係ない画像が出てきた。
2026.06.24
コメント(0)

今日も天気はぱっとしない。朝から寒い。昨日から暖房が入ってる。何なら外のほうがちょっと暖かいかもしれない。そして今日も眠い。今日は何の日国連パブリック・サービス・デー国際寡婦の日沖縄慰霊の日オリンピックデードラベ症候群の日国産小ねぎ消費拡大の日天ぷらの日乳酸菌の日不眠の日独歩忌タイトル『オーリン・ブリンクーの花束』夕暮れの街に現れる、不思議な怪人がいた。その名はオーリン・ブリンクー。全身から赤い光を点滅させ、頭からは木の枝のような触角を生やし、誰も知らない言葉で話す。「オーリン・ブリンクー……」それしか聞き取れないので、人々はそのまま怪人の名前にした。だが彼は暴れない。むしろ毎日、誰かに花束を渡して歩いていた。病院の帰り道のおばあさんに。受験に落ちて泣いていた少年に。喧嘩した恋人たちに。そしてなぜか、いつも最後は黒い喪服の女性の前に現れた。女性は街の葬儀屋だった。「あなた、誰なの?」女性が聞いても、「オーリン・ブリンクー」としか答えない。それでも彼女は毎日花束を受け取った。街の人々は噂した。「きっと未来から来た平和の使者だ」「いや、宇宙人だ」「実は王子様だろう」そんなある日。大学の研究チームが怪人の言葉を解析した。そしてついに発表の日が来た。広場には市民が集まった。葬儀屋の女性もいた。研究者は緊張した顔で言った。「皆さん。オーリン・ブリンクーの言葉の意味がわかりました」街中が静まり返る。怪人はいつものように赤く点滅している。研究者は深呼吸して発表した。「オーリン・ブリンクーとは――」「――『お花の定期便です。本日のお届け物です』という意味でした」一同沈黙。「え?」研究者は続けた。「彼は異星の宅配ロボットです」「花屋の配送担当です」「しかも目的地はこの街ではありません」ざわめく人々。研究者は最後の資料を映した。そこにはこう書かれていた。配送先:オーリン・ブリンクー通り惑星:ブリンクー第七居住区つまり彼は。宇宙規模で住所を間違え続けていたのである。十年間。街の人々が騒然とする中、怪人の胸のランプが急に緑色に変わった。「ピンポーン」初めて流暢な日本語が響く。「目的地を修正しました」「長らくの誤配送、誠に申し訳ございませんでした」そう言うと彼は女性から花束を取り返し、空に向かって飛び立った。残された人々は呆然とした。すると葬儀屋の女性が小さく笑った。「でもね」「この街、あんたの花束のおかげで十年も平和だったよ」その瞬間、空の彼方から声が聞こえた。「レビュー評価、星五つ、ありがとうございます」そして翌日。街には新しい花束が届いた。送り主は――『誤配送部門・年間MVP オーリン・ブリンクー』だった。 🌹🤖✨おわり
2026.06.23
コメント(0)

寒いです。ストーブつけようかと思うくらいです。今週はずっと天気も悪そうで、洗車のタイミングもないなぁ。そして今日も眠い。今日は何の日かにの日ボウリングの日らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日日韓条約調印記念日DHAの日グラスタワーの日ここから始める会議DXの日夫婦の日ショートケーキの日禁煙の日デルちゃん誕生の日ラブラブサンドの日なないろSMSの日タイトル「会議DX怪人と予約票ライダー」雨上がりの繁華街。路地裏に突如現れたのは、全身がクリスタルで覆われた怪人――会議DX怪人ギジロウ。ギジロウは人々の会議を効率化することに異常な執着を持っていた。「無駄な雑談を排除せよ!」「議題以外の発言は禁止!」「結論は最初に言え!」そう叫びながら、街中の会議室を襲撃していた。ある会社では、「今日のランチ何食べる?」と言った社員が、その場で議事録に変えられてしまった。街は恐怖に包まれた。そこへ現れたのが、謎のヒーロー。予約票ライダー・ボウリングフォーム。変身ベルトには巨大な予約システムが搭載されている。右手には端末。左手にはなぜかボウリングのピン。誰も彼女の正体を知らない。「会議DX怪人!その効率化、行き過ぎだ!」ライダーは端末を怪人の胸に突きつけた。ギジロウは笑う。「愚かな!私は会議時間を80%削減した!」「だが人間は雑談からアイデアを生む!」「非効率だ!」「それが人間なんだ!」二人は激突した。議事録の嵐!スケジュール調整ビーム!オンライン会議招待リンク!キャンセル待ちアタック!路地に予約票が舞う。ボウリング場の看板が吹き飛ぶ。見物人たちはスマホを構えた。そして必殺技。「ストライク・スケジューリングキック!!」ライダーの飛び蹴りが怪人の胸を貫く。怪人は砕け散った。勝利。街に平和が戻った。だがその瞬間。怪人の体から一枚の書類が落ちた。ライダーが拾う。そこにはこう書かれていた。『第42回 ボウリング場経営改善会議』開催日時 本日19:00予約者名 会議DX怪人ギジロウライダーは固まった。さらに裏面を見る。議題ボウリング場の予約システム改善レーン故障対策子ども向けイベント企画「……あれ?」見物人も覗き込む。「普通に真面目な会議じゃない?」「むしろ地域のためじゃない?」「いい人だったのでは?」沈黙。雨音だけが響く。ライダーは小さくつぶやいた。「……話くらい聞けばよかった。」すると背後からボウリング場の支配人が走ってきた。「大変だ!今日の改善会議の司会者が来ない!」「え?」「会議DX怪人さんが司会だったんだ!」その夜。予約票ライダーは会議室で三時間、「それでは次の議題に移ります」と進行役を務めることになった。そして参加者全員から言われた。「いやあ、ギジロウさんのほうが進行うまかったですね。」終。🎳📋もう一枚作った画像のほうがいい感じだったのでそっちも載せておきます。タイトル「レーンの果てに」誰も知らない。毎週金曜の夜になると現れる、赤い怪人のことを。彼は何も壊さない。誰も襲わない。ただ黙って三ゲーム投げて帰る。常連たちは彼を「レーンさん」と呼んでいた。今から五十年前。彼の名前は坂本健二だった。ボウリング場で働く青年だった。ボウリングブームの真っ只中。場内には若者たちがあふれ、毎晩遅くまで歓声が響いていた。健二には恋人もいた。レーン係の由美という女性だった。二人は閉店後のレーンでよく勝負した。負けたほうがジュースをおごる。そんな平凡な毎日だった。だがブームは終わる。客は減った。仲間は辞めた。由美も街を出た。ボウリング場だけが残った。健二は去れなかった。ここには思い出がありすぎた。誰も来ない日も。赤字の日も。閉鎖の噂が出ても。彼は一人でレーンを磨き続けた。ある雪の夜だった。閉店後。彼は誰もいないレーンで一人投げていた。ストライク。ストライク。またストライク。そして最後の一投。その瞬間。ピンの向こうに誰かが見えた。由美だった。若い頃のままの姿で、笑いながら手を振っている。「健二。」彼は駆け出した。だが足はレーンから離れない。床が溶けたように身体にまとわりつく。ワックス。オイル。木の香り。歓声。拍手。思い出。失われた時間。気づけば身体は変わっていた。誰も知らない生き物に。翌朝。ボウリング場の支配人は怪人を見つけた。だが不思議だった。怪人は暴れなかった。レーンを傷つけなかった。むしろ誰より丁寧に手入れをしていた。「健二さんか?」怪人は静かにうなずいた。それから五十年。彼は毎週金曜に現れる。誰も追い出さない。誰も正体を聞かない。ある夜。若いカップルが彼を見て笑った。「変な怪人。」怪人は何も言わず投げた。ストライク。その時だった。場内放送が流れた。「本日をもちまして、当ボウリング場は閉館いたします。」場内が静まり返る。常連たちはうつむいた。怪人だけが動かなかった。ゆっくり最後のボールを手に取る。助走。投球。ガシャーン。完璧なストライク。その瞬間。誰もいないはずの場内から、何百人もの拍手が聞こえた。かつてここで笑い、泣き、恋をした人たちの拍手だった。怪人は静かに振り返った。レーンの向こうには、若い日の由美が立っていた。「もう帰ろう。」怪人は小さくうなずく。そして出口へ歩き出した。翌朝。ボウリング場に怪人の姿はなかった。ただレーンの上に、古びた会員証が一枚だけ落ちていた。会員番号。000001。名前。坂本健二。その裏には、震える字でこう書かれていた。「やっと、ゲームセットだ。」おわりAIが「この怪人は、ボウリング場に取り残された昭和そのものだった」って言っていました。どっちの話もなんか哀愁があるね。
2026.06.22
コメント(0)

今日は昼から出かけて来た。サッカーは車の中で見た。強いね、日本。攻撃陣が好調だね。三笘も久保もいなくても十分戦えてる。ギリギリ入らなかったのも実質1点でもいいよな。次は26日の金曜日朝8時。仕事の日じゃん。今日は何の日夏至父の日国際ヨガの日スナックの日がん支えあいの日フルーツカービングの日・ソープカービングの日えびフライの日AGEについて考える日太陽の子保育の日スパークリング日本酒の日世界一周の日ミッフィーの日モンブランの日イケダンの日父の日はうなぎの日冷蔵庫の日キャンドルナイトの日太陽光発電の日仕事も遊びも一生懸命の日酒風呂の日マリルージュの日myDIYの日ゼクシオの日(XXIOの日)漬物の日木挽BLUEの日タイトル「はじめてのホームステイ」六月のある日、佐藤家に一通のメールが届いた。「異星文化交流プログラムに当選しました。3日間、異星人の留学生を受け入れてください。」最初は迷惑メールだと思った。しかし翌週、本当にやって来た。玄関のチャイムが鳴り、ドアを開けると――そこには身長170センチほどの甲殻類みたいな宇宙人が立っていた。「コンニチハ。ワタシ、ガラモン星ノ留学生デス」家族全員が固まった。だが宇宙人は意外にも礼儀正しかった。靴をそろえる。風呂は最後に入る。食器洗いも手伝う。しかも彫刻が趣味らしく、スイカをバラの形に彫り、メロンで仏像まで作った。三日目の夜。送別パーティーが開かれた。宇宙人はキャンドルを持ち、家族に向かって言った。「短イ間デシタガ、皆サンハ本当ノ家族ノヨウデシタ」お父さんは感動した。お母さんは涙ぐんだ。息子は、「また遊びに来てね!」と叫んだ。すると宇宙人は少し困った顔をした。「実ハ……言ッテナカッタ事ガアリマス」家族に緊張が走る。まさか侵略?地球調査?人類滅亡計画?宇宙人は申し訳なさそうに頭を下げた。「ワタシ、留学生ジャナイデス」沈黙。お父さんが震える声で聞く。「じゃ、じゃあ何者なんですか……?」宇宙人は胸の前で手を組み、深々と頭を下げた。「隣ノ家ノお父サンデス」「え?」「自治会ノ仮装大会ノ練習中デス」その瞬間、隣の奥さんが玄関から顔を出した。「あなたー! ミッフィー返してー!」宇宙人の横に置かれていたぬいぐるみを見て、家族はようやく気づいた。確かに声が少し似ていた。しかもよく見ると、背中のファスナーが半分開いていた。その後、佐藤家は仮装大会で優勝した。なぜなら全員が最後まで、「いや、あれ絶対に宇宙人だったよな……」という顔をしていたからである。 👽🐰🍈🕯️おわりところで、2005年6月21日に何があったか覚えてますか?実はこのブログ、その日から始まったんですね。よく続いているなぁ。
2026.06.21
コメント(0)

今日は天気が悪くて朝から少し暗い。だけど割と涼しい。そして眠い。ちょっとだけ本読んだりしていました。まだ眠い。今日は何の日世界難民の日ペパーミントの日健康住宅の日るるぶの日国産牛焼肉食べ放題・肉匠坂井の日ワインの日発芽野菜の日シチューライスの日信州ワインブレッドの日キャッシュレスの日オコパー・タコパーの日同窓会の日タイトル「世界一迷う男」世界地図の鎧をまとった牛騎士マゼラン。彼は世界最高の探検家だった。七つの海を渡り、百三十二の国を巡り、失われた王国も発見した。だが一つだけ見つけられないものがあった。待ち合わせ場所である。今日も彼は写真を握りしめていた。写真の青年との待ち合わせ。場所は焼肉店「NIKUSHO SAKAI」。午後六時。簡単な約束だ。しかしマゼランは午後二時に来てしまった。しかも昨日も来ていた。さらに先週から毎日来ていた。店員も慣れている。「お客様」「うむ」「今日もですか」「うむ」「待ち合わせですか」「うむ」六時になった。青年が現れた。「ごめんごめん、待った?」マゼランは静かに答えた。「六日ほど」青年は吹き出した。「だから送ったでしょ!」スマホを見せる。そこにはメッセージ。『来週の金曜ね』マゼランは固まった。「来週……?」「来週」「今日じゃなく?」「今日じゃなく」世界地図の鎧を着た男は、世界のどこへでも行けた。だが、『来週』だけは見つけられなかった。おわり明日サッカーだね。勝てるかなぁ。
2026.06.20
コメント(0)

今日もちょっと暑かった。エアコンはつけてないけど扇風機を回しています。会社では珍しくまじめに仕事していました。昼くらいにちょっと荷物を運んだんだけど、もともとひざのダメージがあるのですぐへばってしまた。体力ないなぁ。転ばなくてよかったよ。今日は何の日紛争における性的暴力根絶のための国際デー朗読の日京都府開庁記念日ベースボール記念日元号の日ロマンスの日魚がし日本一・立喰い寿司の日プログラミング教育の日『東京リベンジャーズ』東京卍會結成記念日やぁね、こけちゃっかー(屋根苔着車)の日クレープの日シュークリームの日熟カレーの日松阪牛の日共育の日いいきゅうりの日イクラの日食育の日熟成烏龍茶の日桜桃忌・太宰治生誕祭タイトル『東京昆虫会のカパ太郎』 東京のとある古い洋館の前に、毎週日曜日になると現れる奇妙な生き物がいた。 苔とシダ植物で覆われた身体。 野球帽。 法被。 そしてなぜかグローブ。 名前はカパ太郎。 本人は「東京昆虫会の会員」を名乗っていたが、誰も彼が昆虫なのか両生類なのか、そもそも生物なのかすら知らなかった。 ある日、小学生のユウキが声をかけた。「カパ太郎さん、その本なんですか?」 カパ太郎は得意げに本を掲げた。「これはな、『苔の目』じゃ」「苔の目?」「うむ。苔の気持ちが書いてある」「苔に気持ちなんてあるの?」「ある。昨日も読んだ」 そう言ってページをめくる。「ここには『日陰最高』と書いてある」「それ本当に書いてあるの?」「書いてない。わしが感じた」 ユウキは少し離れた。 変な人だった。 いや、人ですらなかった。 しかしカパ太郎には不思議な魅力があった。 彼は毎週ここに座り、本を読みながら通行人に話しかけていた。「君、最近悩みがあるな」「え?」「顔に書いてある」「書いてないです」「わしには読める」 すると本当にその人の悩みを当ててしまう。 受験生には進路の悩み。 会社員には上司の悩み。 カップルには将来の悩み。 いつしか噂になった。「洋館の前のカッパ、未来が見えるらしい」 テレビ局まで取材に来た。「あなたは超能力者なんですか?」 カパ太郎は首を振った。「違う」「では何者ですか?」「読書家じゃ」「何を読んでるんです?」「人の顔」 記者は困った。 放送しづらかった。 そしてある日。 ついに学者たちが調査に乗り出した。 DNA検査。 CTスキャン。 生態調査。 結果は驚くべきものだった。 カパ太郎の体表を覆う苔や植物は本物。 しかも数十種類が共生していた。「これは前代未聞です!」 研究者たちは大興奮だった。 世界的な発見になるかもしれない。 だが、さらなる調査で、もっと衝撃的な事実が判明した。 カパ太郎自身は、 ただの62歳の人間だった。「えっ?」「いや、待て」「じゃあ顔は?」「特殊メイクです」「身体は?」「趣味です」「グローブは?」「草野球です」「東京昆虫会は?」「入ってません」 全員が混乱した。 記者が最後に聞いた。「じゃあ、あなたはいったい何なんですか?」 カパ太郎は少し考えて答えた。「定年後、暇だったんでキャラ作った」 沈黙。「未来が見えるのは?」「見えない」「悩みを当てるのは?」「みんな同じようなことで悩んでるから」「その本は?」「近所の古本屋で100円だった」 さらに調べると、『苔の目』という本は実在せず、 カバーだけ自作で中身は1987年のプロ野球選手名鑑だった。 その日以来、東京昆虫会のカパ太郎は姿を消した。 しかし今でも時々目撃情報がある。 古い洋館の前で本を読む、 苔むした謎の生き物。 そして彼が読んでいる本のページには、毎回同じ栞が挟まっている。 そこにはこう書かれている。「次の日曜日 町内ソフトボール大会 朝8時集合」 どうやら最後まで、グローブだけは本気だったらしい。 🐸⚾📖おわり最近、外に綿毛がたくさん飛んでる。なんかの花粉だろうね。暑くても車の窓を開けてるとそれが入ってくるから開けていられないよ。
2026.06.19
コメント(0)

最近体がだるい。風邪の時のだるさのようにだるいし眠い。睡眠不足もあるし疲れが回復していない気もする。今もうっすらと眠い。やる気もあんまりない。がやってみると案外できてしまう。今日は何の日持続可能な食文化の日国際寿司の日海外移住の日考古学出発の日おにぎりの日米食の日防犯の日「森のたまご」の日タイトル『寿司甲冑の浪人』京都の裏路地に、夕暮れになると現れる奇妙な男がいた。全身が寿司でできている。鎧は握り寿司。肩当ては軍艦巻き。肘には鉄火巻き。胸にはサーモン。誰も彼の正体を知らない。人々は彼をこう呼んだ。「寿司甲冑の浪人」浪人は毎日同じ場所に小さな机を出し、黙々とおにぎりを握っていた。だが客は来ない。なぜなら見た目が怖すぎるからだ。「おい、あれ食べ物なのか?」「いや、あれ本人の身体だろ」「もし一個食べたら腕なくなるんじゃないか?」観光客たちは写真だけ撮って去っていく。浪人はため息をついた。「また売れ残りか……」ある日、一人の少女がやってきた。「おじさん、そのおにぎり美味しいの?」浪人は少し驚いた。「食べてみるか?」少女は一口食べた。「おいしい!」その声を聞きつけ、人々が集まり始めた。「じゃあ私も」「俺も」気が付けば行列ができていた。浪人は嬉しかった。十年ぶりに店が繁盛したのだ。閉店後。売り切れた机を見ながら浪人は空を見上げた。「やっと夢が叶ったな……」その時だった。路地の奥から黒服の男たちが現れた。「見つけたぞ。」浪人は立ち上がる。「ついに来たか……」黒服のリーダーが叫んだ。「全国コンビニチェーン商品開発部だ!」実は浪人の正体は、十年前に失踪した天才食品開発者、**握野米三郎(にぎりの こめさぶろう)**だった。彼は会議でこう主張したのだ。「寿司とおにぎりを融合した究極の携帯食を作るべきです!」しかし誰にも理解されなかった。失望した彼は会社を辞め、自ら寿司の鎧を作り、京都で研究を続けていたのである。黒服たちは少女がSNSに投稿した動画を見て飛んできた。リーダーは震える声で言った。「君の作った商品、試食した。」「……。」「全社員一致で採用だ。」「なに?」「来月から全国発売する。」浪人の目から涙がこぼれた。十年越しの夢だった。数か月後。新商品は大ヒットした。駅でも空港でも売られた。日本中の人がその味を知った。だが、その後さらに大きな問題が起きた。商品名を決める会議である。三日三晩議論した結果、全国のマーケティング担当者が出した結論は――『おにぎり』だった。寿司要素は完全に無視された。寿司甲冑の浪人は静かにうつむき、こう呟いた。「……十年研究した結果、俺はおにぎりを発明したのか。」その日、京都の裏路地にひときわ切ないサーモン色の夕日が沈んだ。 🍙🍣おわり夕方にコンビニに行こうと思ってたんだけど、結局めんどくさくなって行かなかった。お金もないし。
2026.06.18
コメント(0)

最近忙しい。今日もちょっと忙しかった。その割に夜は寝付けないし、朝は早く目が覚める。なかなか疲れが回復できない。今日も午前中仕事して午後から出かけたんだけど、ずっと眠かった。今日は何の日砂漠化および干ばつと闘う国際デーオトのハコブネの日薩摩の日ファミマのフラッペの日水事無しの日国産なす消費拡大の日いなりの日減塩の日波津女忌タイトル「砂漠の勇者と期間限定フラペチーノ」かつて世界は、魔王ザラ=ドゥームによって滅ぼされた。海は干上がり、森は枯れ、街は砂に埋もれた。唯一生き残ったのは、岩石族の戦士ガルガン。彼は千年ものあいだ、砂漠をさまよいながら「世界を救う者」を待ち続けていた。ある日。砂嵐の向こうから、一人の若い女性が現れた。青いワンピース。かごバッグ。そして手には謎の冷たい飲み物。「あなたが……予言の救世主か?」ガルガンは震える声で尋ねた。「え? いや、違いますけど」女性は答えた。「ではなぜ、この死の砂漠に?」「道を間違えました」ガルガンは少し困った。だが予言にはこうある。“蒼き衣をまとい、甘き聖杯を携えし者、世界を再生へ導かん”完全に一致していた。「その聖杯を見せてくれ」女性は飲み物を差し出した。ガルガンは神妙な顔でラベルを読む。『メロン・クリーム・フラペチーノ』「なるほど……古代語か」「違います」「黙っていてくれ。今、世界の命運がかかっている」女性は黙った。ガルガンは聖杯を掲げ、古代の呪文を唱えた。すると地面が震えた。砂漠の奥で巨大な音が響く。ゴゴゴゴゴゴ……「やったぞ!」「えっ、本当に?」遠くで埋もれていた巨大な帆船がゆっくり動き始めた。伝説の方舟だ。世界再生装置を積んだ神の船。二人は歓喜した。しかし船が完全に姿を現した瞬間、船体の側面に大きな文字が見えた。『アトラクション準備中』さらに船の後ろからスタッフらしき人々が現れた。「はい、撮影終了でーす!」「エキストラさん、お疲れさまでしたー!」「次のシーンいきまーす!」ガルガンは固まった。女性も固まった。スタッフが台本を見ながら言った。「岩の魔王役の方、もう少し絶望感ある表情お願いします」「……魔王役?」「はい」「千年待った救世主は?」「それ脚本です」「世界滅亡は?」「セットです」「予言は?」「脚本会議で昨日作りました」ガルガンは長い沈黙のあと、女性の持つフラペチーノを見た。「それ……一口もらえるか?」「どうぞ」ガルガンはストローをくわえた。冷たい甘さが喉を通る。そして静かに言った。「なるほど……」女性が聞き返す。「何がです?」ガルガンは遠くを見つめながら答えた。「世界を救う方法は戦いじゃなかった」「うん?」「仕事終わりの甘いものだった」その瞬間、監督が叫んだ。「いい! それ採用!」こうして映画のタイトルは変更された。『砂漠の勇者と期間限定フラペチーノ』キャッチコピーは、“世界を救うのは、だいたい糖分。”になった。おわり
2026.06.17
コメント(0)

今日はいい天気。外は暑いけど家の中は快適だ。今日はお客さんが来る日。だけど、来る前に電話が来ることになっているので、家で寝坊していた。そしたら、クロネコの人が来て、荷物を置いて行った。と、思ったらまた来た。隣の荷物だったらしい。なんだよー。せっかく起きたのに。今日は何の日家族送金の国際デーアフリカの子どもの日和菓子の日(嘉祥の日)ケーブルテレビの日麦とろの日無重力の日ブルームズ・デー「堂島ロール」の日バイクエクササイズの日スペースインベーダーの日手羽トロの日カビ取るデートロの日十六茶の日いい色髪の日タイトル「カビトル星人の最後の配達」西暦2084年。地球は平和だった。平和すぎて、人類はほとんどの仕事をAIとロボットに任せ、自分たちは趣味だけをして暮らしていた。そんな時代に、ただ一人——いや、一匹だけ働き続ける異星人がいた。その名はカビトル星人・カパゾン7号。彼の任務は、人類が忘れ去った「発酵文化」を守ること。味噌、醤油、納豆、チーズ、ヨーグルト。そして何より——賞味期限ギリギリのお菓子を救うこと。カパゾン7号は毎朝、自転車で東京の屋上を巡回していた。背中の竹のようなアンテナで発酵状態を感知し、胸のレーダーで菌類の活動を分析する。「あっ、3丁目の冷蔵庫でヨーグルトが熟成しすぎてる」「おっと、あそこの食パンに新しい文明が生まれそうだ」そんな仕事を黙々と続けていた。ある日の夕方。彼は屋上で立ち止まった。手の中の透明な球体には、一個のロールケーキが入っている。レーダーが点滅した。ピピピピピ……『危険度:S』『発酵指数:999』『知性発生の可能性:98%』カパゾン7号は震えた。「ついに来たか……」実は宇宙には伝説があった。放置されたスイーツが究極発酵すると、自我を持つという。その名も——“ケーキ・オブ・インテリジェンス”ロールケーキはゆっくり喋り始めた。「わたしは……誰だ……」「君はロールケーキだ」「なぜ生まれた」「たぶん冷蔵庫の奥だ」「宇宙とは何だ」「その前に賞味期限を見よう」ロールケーキは沈黙した。そして静かに言った。「私は世界の真理を理解した」「早いな」「全生命は発酵である」「なるほど」「私は宇宙を超越する」「そうか」「だが、その前に一つだけ聞きたい」カパゾン7号はうなずいた。ロールケーキは真剣な声で尋ねた。「私は……まだ食べられるのか?」カパゾン7号は球体のラベルを見た。製造日。賞味期限。保存状態。菌数。すべてを確認した。そして静かに答えた。「正直に言う」「うむ」「君はもう食べ物じゃない」「……」「どちらかというと住民票が必要な段階だ」その瞬間、ロールケーキは悟りを開いた。「そうか……私は食品ではなく、市民だったのか……」翌年。東京都は正式に彼を受け入れた。こうして世界初の発酵生命体、ロールケーキ市長が誕生した。そしてカパゾン7号は今日も自転車で街を巡る。新たな知的生命体が冷蔵庫の奥から生まれないように。なぜなら前回、納豆が区議会議員になってしまい、議会が異様に粘ったからである。おわりというわけで今日も眠い。
2026.06.16
コメント(0)

昨日は疲れていたし、2,3日睡眠不足が続いていたから眠くてどうしょうもなくて9時くらいに寝ちゃった。一応サッカーの始まる5時に目覚ましをかけておいた。だけど、2時過ぎに目が覚め、そこから何か飲み物って起きたら、そのままテレビ見てた。んでサッカーも見た。面白かったね。いい試合だった。この次も楽しみだ。今日は何の日世界高齢者虐待啓発デー信用金庫の日米百俵デー千葉県民の日栃木県民の日オウムとインコの日生姜の日暑中見舞いの日ポスチュアウォーキングの日バケーションレンタルの日PDFの日いちごの日中華の日タイトル「オウム戦士の推薦状」商店街では毎年恒例の『栃木VS千葉物産フェス』が開催されていた。栃木派は餃子といちご。千葉派は落花生と海産物。毎年売上を競い合う。そして毎年ケンカになる。今年は特にひどかった。なぜなら栃木派の看板には「千葉には世界遺産がない」と書かれ、千葉派の看板には「栃木には海がない」と書かれていたからだ。朝から怒号が飛び交う。そこへ現れた。虹色の羽をまとったオウム戦士。彼は黙って封筒を配り始めた。「これは何だ?」老人たちが開く。そこにはこう書かれていた。推薦状この者は誠実であり、地域に貢献する人物である。栃木県知事別の封筒には千葉県知事また別の封筒には商工会長さらに地元議員老人たちは驚いた。「なんだこれは?」オウム戦士は言った。「どちらの県が優れているか争う前に、あなたたち自身は何者なのですか?」意味が分からない。しかし彼は続けた。「私は人を見る仕事をしています。」「県の名前ばかり誇っている人間より、町を掃除している人間の方が立派です。」商店街は静まり返った。確かにそうだ。県が偉いわけではない。人が偉いのだ。その日から栃木派も千葉派も少しずつ仲良くなった。フェスは成功した。売上は過去最高。みんなオウム戦士に感謝した。そして帰り際。老人の一人がふと聞いた。「そういえば、あんた何者なんだ?」オウム戦士は少し考えて答えた。「推薦状を配る仕事です。」「だから何の仕事なんだよ。」すると彼は名刺を差し出した。そこにはこう書いてあった。株式会社 人材派遣バードスタッフ営業部主任全員がぽかんとした。「あんた県の調停官じゃなかったのか?」オウム戦士は首をかしげた。「違いますよ。」「私は派遣社員を募集していただけです。」「え?」「栃木派と千葉派で争っているって聞いたので、“ライバル会社同士で人手不足なのかな”と思いまして。」全員沈黙。さらにオウム戦士は続けた。「ちなみに推薦状も全部本物です。」「え?」「去年ここの商店街で祭りの警備をやったので。」老人たちは顔を見合わせた。確かにいた気がする。重いテントを運び、ゴミ拾いをし、酔っ払いを介抱していた変な鳥が。その時、商店街で一番口の悪い老人が言った。「つまりお前……」「はい。」「県の話なんか最初から一度もしてないのか?」オウム戦士はうなずいた。「皆さんが勝手に期待しただけです。」その瞬間、全員が思い出した。確かにオウム戦士は一度も『栃木と千葉を仲直りさせる』とは言っていない。ずっと『人を見てください』と言っていただけだった。その後、彼は派遣社員を三人採用し、満足そうに去っていった。そして商店街では今でも語り草になっている。「栃木と千葉の争いを終わらせた英雄」としてではなく、「営業成績のために商店街を平和にした鳥」として。おしまい。 🦜ということで、今日もまだ眠いよ。
2026.06.15
コメント(0)

今日は何の日世界献血者デー球音を楽しむ日映倫発足の日手羽先記念日五輪旗制定記念日星条旗制定記念日(フラッグ・デー)開発支援ツールの日モリシの日認知症予防の日へきなん赤しその日旧友の日丸大燻製屋・ジューシーの日クラシコ・医師の日タイトル『球音(きゅうおん)の騎士』夕暮れの裏路地に、奇妙な騎士が現れる。猫の耳のような兜。全身に紅葉の葉をまとった鎧。背中には「開発支援装置」と書かれた謎の機械。そして左手には輸血パック、右手には「球音」と書かれた銅鑼(どら)。彼の名は――球音の騎士カエデマスク。彼には重大な使命があった。四年に一度、世界中から集まる「感動エネルギー」が不足すると、人類はスポーツを見ても「ふーん」しか言わなくなる。スーパーゴールが決まっても、「まあ入ることもあるよね」逆転勝利でも、「統計的にはあり得る」しか言わなくなるのだ。それを防ぐため、カエデマスクは世界中の感動を集めて回っていた。輸血パックに入っている赤い液体は、実は血液ではなく『涙』である。悔し涙。うれし涙。努力が報われた涙。それらを集めて特殊装置で精製し、「感動エネルギー」に変換するのだ。そして集まったエネルギーを銅鑼に注ぎ込み、ゴォォォォォン!!と鳴らす。すると世界中の人々の胸に、「うおおおおお!!」という気持ちが蘇る。その日も彼は、オリンピックやワールドカップの名場面から集めた涙を輸血パックに満たし、裏路地で最後の儀式を行っていた。ゴォォォォォン!!ゴォォォォォン!!銅鑼の音が街に響く。すると足元の古いレコードプレーヤーが回り始めた。「よし……成功だ」カエデマスクがうなずいた瞬間、プレーヤーからアナウンスが流れた。『第48回 町内会ソフトボール大会、決勝戦を開始します』カエデマスクは固まった。実は彼が集めていたのは世界大会の感動ではなく、全部、近所のおじさんたちの草野球の感動だったのである。そして翌日。町内会のソフトボール大会にはなぜか8万人の観客が押し寄せた。サヨナラ内野ゴロで大号泣する人々。ファウルボールで号泣する人々。じゃんけんで先攻後攻を決めただけでスタンディングオベーション。実況席では、「これは歴史的なコイントスです!!」と叫んでいた。カエデマスクは頭を抱えた。しかし大会委員長は言った。「いやあ、今年は盛り上がったなあ。」その言葉を聞いたカエデマスクは少し笑った。世界大会じゃなくてもいい。人が本気になって、喜んで、悔しがって、涙を流す場所なら。そこにちゃんと感動はあるのだ。そう思った瞬間、背中の開発支援装置から警告音が鳴った。『感動エネルギー過剰充填』『来週のゲートボール大会に自動配信します』カエデマスクは慌てて止めようとしたが間に合わなかった。一週間後――ゲートボール日本一を決めるわけでもない普通の町内大会で、観客12万人。開会式で国歌斉唱。優勝インタビューで号泣。そして実況が叫んだ。「球がゲートを通過したぁぁぁぁぁ!! 人類史に残る一打だぁぁぁぁ!!」カエデマスクは空を見上げてつぶやいた。「……まあ、平和だからいいか。」その横で銅鑼がひとりでに鳴った。ゴォォォォォン!!観客は再び総立ちになった。おわり
2026.06.14
コメント(0)

今日は何の日国際アルビニズム啓発デー小さな親切運動スタートの日鉄人の日はやぶさの日いいみょうがの日一汁三菜の日石井スポーツグループ 登山の日お父さんの日VSOP運動の日虚空蔵の縁日タイトル「宇宙親善大使は、みょうがを知らない」ある夏の日。山あいの小さな村に、一隻の宇宙船が降りてきた。銀色の宇宙人。鳥型ロボット。鉄の巨人。なぜか道化師。村人たちは驚かなかった。なぜなら去年はクマが温泉に入りに来たし、その前は鹿が選挙に立候補したからである。「まあ、お茶でも飲みなさい」おばあちゃんたちは宇宙人を畑に招いた。宇宙人たちは地球文化を学ぶため、数日間ホームステイすることになった。ある朝。銀色の宇宙人が畑で見慣れない植物を見つけた。「コレハ何デスカ?」「みょうがだよ」おばあちゃんが答えた。すると宇宙人の顔色が変わった。「ミョウガ!?」「伝説ノ植物!」村人たちは顔を見合わせた。どうやら宇宙には古い言い伝えがあるらしい。『みょうがを食べると記憶を失う』銀河中で有名な伝説だという。「危険ダ!」「食ベテハイケナイ!」「銀河法違反!」鳥型ロボットはサイレンを鳴らした。鉄人はみょうが畑を包囲した。道化師はなぜか泣いていた。だがその日の夕食。冷ややっこに刻みみょうがが乗っていた。おばあちゃんは平然と食べた。宇宙人たちは震えた。「ヤメロ!」「記憶ガ!」「人格ガ!」翌朝。宇宙人たちは恐る恐る聞いた。「記憶ハ大丈夫デスカ?」おばあちゃんは答えた。「大丈夫だよ」「ほら、昨日の晩ごはんも覚えてる」宇宙人たちは驚いた。伝説は嘘だったのだ。その夜。銀色の宇宙人は意を決してみょうがを食べた。一口。二口。三口。「美味イ」結局みんなで食べた。鳥ロボも食べた。鉄人も食べた。道化師は八個食べた。翌朝。宇宙人たちは宇宙船へ戻る準備を始めた。すると銀色の宇宙人が突然言った。「アレ?」「私タチ、何ノ調査ニ来タンダッケ?」鳥ロボも首をかしげた。「忘レタ」鉄人も言った。「忘レタ」道化師も言った。「俺も忘れた」村人たちは青ざめた。「えっ、本当に効いたの!?」そのとき宇宙船のコンピュータが起動した。【任務内容】『みょうがを食べると記憶を失うという噂の真偽を調査せよ』宇宙人たちは顔を見合わせた。そして全員でうなずいた。「調査成功ダ」「成功ダナ」「成功だね」こうして銀河政府の公式報告書には、『みょうがを食べると任務を忘れる可能性がある』と記録された。そのせいで今でも宇宙では、みょうがは危険植物に指定されている。 🍃👽🚀おしまい。
2026.06.13
コメント(0)

今日もいい天気。いつものいいにおいのする場所はあまり匂いが強くならないうちに匂わなくなったかもしれない。サッカーのワールドカップが始まってた。スペースXばっかり気にしてて忘れていたよ。といいつつ、今日の気になったニュースは中村珠緒、死去かなぁワールドカップっぽい画像を作ってみた。顔が出ないアングルは割と簡単に作ってくれる。久保の背番号は20じゃなくなったんだっけ。三笘に続いて、遠藤航の離脱って結構ダメージあるなぁ。今日は何の日児童労働反対世界デー恋人の日みやぎ県民防災の日エスペラントの日アンネの日記の日バザー記念日晩餐館焼肉のたれの日恋と革命のインドカリーの日書家・金澤翔子さん誕生日ロースイーツの日最強王図鑑の日ヘルシーソイラテの日SUPER☆GiRLSの日向き合おう皮膚「リンデロンVs」の日豆腐の日育児の日パンの日わんにゃんの日タイトル「スポンサーだらけのヒーロー」「仮面市民ライダー!」街の平和を守るヒーロー。だが近年、怪人の出現率は激減。テレビ番組も打ち切り。玩具も売れない。活動資金は年々厳しくなっていた。そこで彼は決断した。『スポンサーを募集しよう』最初は地元のパン屋。次に自動車整備工場。その次は防災バザー実行委員会。さらに映画館、古本屋、豆腐店、温泉旅館。気がつけば全身広告だらけになった。「なんかレーシングカーみたいですね」と子供に言われたこともある。ある日。巨大怪人が出現した。高さ100メートル。街を踏み潰しながら進んでくる。市民は叫んだ。「仮面市民ライダー!」「頼む!」「変身してくれ!」ライダーはうなずく。そして怪人に向かって走り出した。その時。肩のスポンサーから電話。「すみません!」「今ですか?」「今です!」「怪人が」「それより広告面が映ってません!」「え?」「右肩をカメラに向けてください!」続いて左腕のスポンサー。「映画館のロゴが見切れてます!」胸スポンサー。「もう少し斜め前から戦ってください!」背中スポンサー。「後ろ向きのカットも欲しいです!」結果。ライダーは怪人を倒すまでの間、延々とポーズを修正し続けた。翌日。ニュースではこう報じられた。怪人との戦闘は6時間に及びました。しかし映像を見た市民は首をかしげた。怪人が暴れているシーンは数秒。残りは全部、ヒーローが広告を見せるためにポーズを取っている映像だった。スポンサー各社は大満足。売上は過去最高。活動資金も潤沢になった。その結果――翌年のスーツには広告枠がさらに増え、とうとう顔の額部分にもスポンサーが入った。子供たちは言った。「ねえパパ」「なんだい?」「あの人、ヒーローなの?」「いや……」父親は少し考えて答えた。「たぶんヒーローだ」「たぶん?」「でも一番守ってるのは、スポンサーとの契約だな」その瞬間、空から怪人が現れた。ライダーは叫ぶ。「待ってくれ!」「まず契約更新のハンコ押してから行く!」怪人も思わず待った。おわり日本の初戦は15日の早朝か。見れるかなぁ。
2026.06.12
コメント(0)

今日はいい天気でした。昼頃に更新した新しい免許証をもらいに警察署まで行ってきたけど、過ごしやすい日だったね。今日は何の日入梅傘の日雨漏り点検の日国立銀行設立の日布おむつの日梅酒の日ロールちゃんの日めんの日ダブルソフトの日おかあちゃん同盟の日今日はガッツさんが亡くなったということでガッツさんっぽい人も登場させてもらいました。タイトル『雨の日の用心棒』雨の日だけ現れる銀行があった。地図には載っていない。看板もない。ただ古びた木造の建物の窓に灯りがともり、誰かを待っているようにそこに立っている。その銀行を見たという人はいる。だが、行ったことがあるという人はいなかった。ある雨の日。一人の老人がその銀行を訪れた。若い頃は拳ひとつで生きてきた男だった。勝ったこともある。負けたこともある。歓声を浴びたこともある。笑われたこともある。だが、そのどれもが遠い昔のことだった。銀行の中には一人の用心棒がいた。古い鎧をまとい、天窓から落ちる雨漏りを避けるように傘を差している。奇妙な光景だった。「お客様」用心棒が静かに言った。「何を預けに来られましたか」老人は少し考えた。そして答えた。「後悔かな」用心棒は分厚い帳簿を開いた。「どの後悔でしょう」老人は苦笑した。「そんなにあるのか」帳簿には無数の文字が並んでいた。あの試合でもっとやれた。あの時ああ言えばよかった。あの恋を諦めなければよかった。あの日電話をかければよかった。あの別れ方はなかった。人生の後悔がびっしりと書き込まれている。老人は黙ってページをめくった。何ページも。何ページも。そして最後に帳簿を閉じた。「違うな」「違いますか」「これは全部、昔の俺が考えていたことだ」用心棒は黙る。老人は窓の外の雨を見ながら言った。「若い頃はな」「失敗ばかり数えてた」雨音だけが聞こえる。「でも今になって思うんだ」老人は笑った。「結構、面白かったな」その瞬間だった。帳簿の文字が一行ずつ消え始めた。あの試合。あの恋。あの失敗。あの別れ。すべてが雨に流れる墨のように消えていく。用心棒が慌てた。「困ります!」「何がだ」「当行は後悔を預かることで成り立っているのです!」老人は声を出して笑った。「そんな商売、いつか潰れるだろ」最後の一行が消えた。帳簿は真っ白になった。建物全体が小さく震える。柱が軋む。窓が鳴る。金庫の扉がゆっくり開く。用心棒は観念したように息を吐いた。「閉店ですね」老人は尋ねた。「お前はどうするんだ」用心棒はゆっくり兜を外した。老人は息を呑んだ。そこにいたのは、自分とまったく同じ顔だった。若くもなく、老いてもいない。人生の途中で置き去りにしたような顔。「私は」用心棒は静かに言った。「あなたが置いていった後悔です」長い沈黙が流れた。雨が弱くなる。「そうか」老人はそれだけ言った。用心棒は頭を下げる。「長い間、お預かりしました」老人も小さく頭を下げた。「ご苦労さん」天窓から差し込む光の中で、用心棒の姿は少しずつ薄れていく。銀行の壁も、金庫も、帳簿も、静かに消え始めていた。老人は出口へ向かう。扉を開くと、雨は止んでいた。雲の切れ間から夕陽が差している。老人は外へ出た。数歩歩く。そして足を止めた。振り返る。そこにはもう何もなかった。銀行も。用心棒も。雨漏りの音も。ただ濡れた道だけが続いている。老人はポケットに手を入れた。しばらく空を見上げる。勝った日もあった。負けた日もあった。恥をかいた日もあった。胸を張れた日もあった。全部まとめて人生だった。そして老人は、少し照れくさそうに笑った。「オッケー牧場」誰に言ったわけでもない。過去に。後悔に。運命に。人生そのものに。夕陽の中を老人は歩いていく。もう振り返らない。その日、雨の日だけ現れる銀行は消えた。預けられていた後悔がすべて持ち主の元へ帰ったからだ。だが古い噂は今も残っている。雨の日の夕方、誰もいない路地の奥から、ふと笑い声が聞こえることがあるという。そしてそのあと、どこからともなく聞こえるのだ。「オッケー牧場」それはギャグではない。人生を最後まで戦い抜いた者だけが押せる、たった一つの終了ボタンだった。おわりAIはガッツさんが亡くなったのを知らなかったということだけど、たまたまにしては追悼っぽい内容になったね。
2026.06.11
コメント(0)

昨日はなかなか寝付けず、外が明るいなぁと思いながらベッドの中で過ごしていました。それでも今日は会社行って仕事してきました。今日もおなかの調子が悪い。これはカップ麺のせいじゃないな。今日は何の日世界フランチャイズの日時の記念日商工会の日路面電車の日ミルクキャラメルの日歩行者天国の日無糖茶飲料の日緑豆の日無添加の日夢の日谷津干潟の日てっぱん団らんの日Doleスムージーの日社会教育法施行記念日ローストビーフの日無添加住宅の日ロートの日ドリーム号の日ところてんの日うどんと和菓子をいっしょに食べる日ロトくじを楽しむ日リボンシトロンの日蔵出し!Tシャツデーペットに無添加良品の日労働契約を考える日ロケ弁当の日露点計の日こどもの目の日ヘルスケアオープンイノベーションデーBLACK無糖の日ReBorn60の日鹿児島パッションフルーツの日アイスティーの日水事無しの日糖化の日パンケーキの日アメリカンフライドポテトの日バイナリーオプションの日コッペパンの日Windows 10 の日スカイプロポーズの日サガミ満天そばの日キャッシュレスの日モンテール・スイーツの日薄桜忌金毘羅の縁日歯と口の健康週間今日もめっちゃ多いな。タイトル「蔵出し!Tシャツと谷津千温」夕暮れの路面電車通りに、毎週木曜日だけ現れる屋台があった。看板にはこう書かれている。「谷津千温(やつちおん)」何を売っているのか誰も知らない。なぜなら店主が変だからだ。店主は、人間ではない。巨大な茶筒の頭を持ち、全身が茶葉でできた昆虫型の怪人だった。町の子どもたちは彼をこう呼んだ。「お茶ライダー」お茶ライダーは無言で現れ、無言で湯呑みに茶を注ぐ。客もほとんど来ない。なのに毎週ちゃんと営業していた。ある日、野良猫のトラ吉が屋台の裏で昼寝していると、お茶ライダーが誰もいない空へ向かって話し始めた。「本日の売上、ゼロ円」沈黙。「だが問題ない」沈黙。「我々の目的は利益ではない」トラ吉は耳を立てた。どうやら秘密組織らしい。その夜からトラ吉は監視を始めた。調査の結果、奇妙なことがわかった。お茶ライダーは毎週必ず、無糖梅茶を淹れる緑豆を並べるところてん屋と並ぶ蔵出しTシャツの旗を掲げるという謎の儀式を行っている。意味がまったくわからない。しかも胸にはなぜか鉄道模型がぶら下がっていた。ついにトラ吉は決意した。ある晩、お茶ライダーのあとを尾行した。すると怪人は町外れの古い倉庫へ入っていった。中には驚くべき光景が広がっていた。何百体もの茶筒怪人。巨大な急須型コンピューター。そして壁一面の古いTシャツ。「やはり宇宙人だったか!」トラ吉が飛び出した。すると怪人たちは一斉に振り向いた。「見られた」「見られた」「見られた」お茶ライダーは静かに言った。「仕方ない。真実を話そう」トラ吉は身構えた。地球侵略計画か。人類家畜化計画か。それともお茶による精神支配か。怪人は深くため息をついた。「我々はな……」「宇宙最大の在庫処分業者だ」「……は?」「26万枚のTシャツが売れ残った」「……は?」「健康茶も余った」「……は?」「ところてんも余った」「……は?」怪人は遠い目をした。「だから全部まとめて売ろうと思った」「待て」「しかし誰も買わない」「当たり前だろ」「そこで毎週イベントを開催している」トラ吉は倉庫の奥を見た。そこには巨大な横断幕。『第4827回 在庫処分フェスティバル』さらにその下には、『来場者累計 3人』と書かれていた。「3人?」「うむ」「誰だよ」「私と、弟と、税理士だ」トラ吉はその場で崩れ落ちた。宇宙侵略でも陰謀でもなく、ただの壮大すぎる不良在庫だった。翌週。お茶ライダーはいつもの交差点で茶を淹れていた。誰も来ない。夕日が沈む。路面電車が通る。トラ吉だけが足元で見守っている。すると怪人が言った。「今日こそ売れる気がする」「根拠は?」「新しい旗を作った」怪人は誇らしげに指差した。そこには大きくこう書かれていた。「蔵出し!Tシャツ」トラ吉は呆れて首を振った。そして心の中でつぶやいた。「いや、その旗も26年前から売れ残ってるやつだろ。」その日も売上はゼロ円だった。🐱🍵おわりということで今日は眠いです。
2026.06.10
コメント(0)

昼にこの前見つけた古いカップラーメンをまた食べた。賞味期限が2年前のやつ。スープの味は大丈夫だったが麺がイマイチだった。しかし、そのあとトイレに通ってる。さっき、セコマに行ってきた。新発売のホットシェフのポテトチップスが気になってたからだ。ホットシェフのポテトと言えば北海道ポテトというフライドポテトが絶品なのだが、ちょっと前に原材料の北海道産のジャガイモがなくなって輸入のいもに切り替わっていた。だけど、そのイモの評判はいまいちで、新イモが出るまで俺も食べることはないだろうな。と思っていた。だけど、今回出たポテトチップスは意外と評判が良くて気になっていたのだ。味は、まぁまぁ。ってところ。市販のポテトチップスよりは厚みがあって食べごたえはあるけど、一回食べたらもういいかな。って感じだった。でもさ、もう買わないだろうなと思ってたのに買いたくなる戦略、0を1にした発想の転換、柔軟性。それは評価できると思うんだよね。その辺がセコマの強みなんじゃないかな。今日は何の日ロックの日ロックウールの日ドナルドダックの誕生日無垢の日たまごの日まがたまの日ログホームの日ザ・ロックアップの日サイバー防災の日つボイノリオ記念日ロックアイスの日ゼネラル・オイスターの岩牡蠣の日小型家電リサイクルの日クレープの日パソコン検定の日えのすいクラゲの日星座忌歯と口の健康週間タイトル「かっぱの池、爆誕。」昔々ではなく、わりと最近。山奥のログハウス村に、カッパのカパ蔵という変わった男が住んでいた。カパ蔵の夢はただひとつ。「自分専用の池を持つこと」だった。しかしカパ蔵は貧乏だった。池を掘る金もない。そこで彼は毎日、丸太の椅子に座り、釣り竿を垂らしていた。池もないのに。「何を釣ってるんだ?」村人に聞かれると、「未来だよ」と答えた。当然、誰も理解しなかった。そんなある日。カパ蔵の前に現れたのが、村で一番ヒマな男、ドローン操縦士の田中だった。画像の後ろで押している男である。田中は言った。「未来なんて釣れないよ」するとカパ蔵は得意げに笑った。「知らないのか? 未来は卵から生まれるんだ」そう言って地面に卵を並べ始めた。しかもニワトリの卵。数日後。卵は割れた。当然ヒヨコが生まれると思った。ところが――卵の中から出てきたのは、一滴の水だった。ぽちゃん。地面に落ちる。すると水たまりができた。次の卵。ぽちゃん。また水たまり。さらに次。ぽちゃん。また水たまり。三か月後。村の広場には、直径30メートルの立派な池ができていた。村人は大騒ぎ。「カパ蔵すげえ!」「奇跡だ!」「本当に未来を釣ってた!」町役場までやって来た。観光資源になるという。新聞社も来た。テレビ局も来た。専門家も来た。誰も理由がわからない。そして全国中継の日。司会者が聞いた。「カパ蔵さん! どうして卵から水が出るんですか!?」カパ蔵は少し困った顔をした。「ああ、それか」「実は俺も知らない」会場がざわつく。すると後ろにいた田中が、観念したように手を挙げた。「すみません」「全部、私です」実は田中は暇すぎて、毎晩ドローンで卵を回収し、代わりに小型給水カプセルを埋め込んでいたのだった。理由は単純。最初の日、カパ蔵が真顔で「未来は卵から生まれる」と言ったのが面白すぎて、どこまで信じるか見てみたくなったから。沈黙。全国放送。完全終了。…と思ったその時。カパ蔵が池を見て言った。「でもさ」「池はできたよな?」全員が池を見る。確かに池はある。立派にある。魚まで泳いでいる。なぜか釣り人までいる。カパ蔵は釣り竿を垂らした。するとすぐに何かが掛かった。ぐいっ!引き上げる。出てきたのは一枚の木札。そこにはこう書かれていた。「未来完成」田中が青ざめた。「それ俺じゃない」その日以来、村人たちは誰も池の底を調べなくなった。なぜなら、調べるたびに意味不明な物が釣れるからである。そしてカパ蔵だけは今でも毎日同じ場所で釣りをしている。「何を釣ってるんだ?」と聞かれると、昔と同じように答える。「未来だよ」今度は誰も笑わない。おわり
2026.06.09
コメント(0)

今日は朝から雨。寒い。寒いとひざに来るよ。腰も痛い気がする。そして眠い。夕方ストーブを付けたから少し温かくなって、さっきちょっとうとうとしていた気がする。今日は何の日世界海洋デー学校の安全確保・安全管理の日大鳴門橋開通記念日成層圏発見の日ヴァイキングの日ローションパックの日ロボット掃除機「ルンバ」の日ガパオの日ロハスの日「ステハジ」の日鎌倉アロハの日力丸・炉ばた焼の日H&F BELXルイボスの日信州地酒で乾杯の日歯ブラシ交換デーホールケーキの日スッキリ美腸の日果物の日生パスタの日薬師縁日歯と口の健康週間『最後のヴァイキングの遺品整理』かつて北の海を支配した伝説の戦士、角兜のエイナルは、数百年の眠りから目覚めた。目覚めた場所は、自分の城の廃墟。石壁は崩れ、草は生い茂り、仲間たちの姿もない。「ついに世界は滅んだのか……」エイナルは静かにうなずいた。しかし妙なことに、廃墟のあちこちに鏡が立てかけられ、瓶が並んでいる。瓶には見慣れぬ文字。「液体洗剤」「カビ取り」「ガラスクリーナー」エイナルは首をかしげた。「これは何の魔法薬だ?」その時、背後から声がした。「おお、起きたか」振り返ると、白い作業服を着た老人が立っていた。「誰だ!」「この遺跡の管理人じゃよ」「管理人?」老人は笑った。「お前さんの城、今は観光地なんじゃ」「観光地?」「年間三万人来る」エイナルは膝から崩れ落ちた。それから数日後。エイナルは城の歴史を語るガイドとして働くことになった。観光客は大喜びだった。「本物!?」「コスプレじゃないの!?」「写真撮ってください!」毎日何百枚も記念撮影。エイナルは次第に人気者になった。しかしある日、彼は倉庫で自分の宝箱を見つけた。中には若き日の航海日誌が入っていた。「懐かしい……」感動しながらページをめくる。すると最後のページにこう書かれていた。『老後は遺跡ガイドになりたい』エイナルは固まった。さらにその下には、『観光客との写真撮影で小遣い稼ぎ。理想。』そして最後に、『ただし未来にタイムカプセルで行く方法が必要』エイナルは頭を抱えた。「全部……計画通りだったのか?」管理人の老人が肩を叩いた。「ちなみに、その計画を立てたのはお前さんじゃ」「え?」「わし、お前じゃよ」「え?」「八十五歳の未来のお前」「えええっ!?」老人はニヤリと笑った。「夢を叶えるために、若い自分を数百年寝かせたんじゃ」エイナルはしばらく黙っていたが、やがて深いため息をついた。「世界征服よりスケール小さくないか?」老人は胸を張った。「いや、年取るとわかる。観光客が『写真お願いしまーす!』って言ってくれる人生、結構うれしいぞ」その日からエイナルは伝説の戦士ではなく、「自分の夢を自分で叶えた世界初の遺跡ガイド」として第二の人生を歩み始めた。ちなみにお土産コーナーで一番売れている商品は、『本人監修・角兜アイスクリーム』だった。🍦🛡️🐏おわり
2026.06.08
コメント(0)
全8111件 (8111件中 1-50件目)