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開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
2003.09.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
長崎では11月3日に薪能があるようで今から楽しみにしています。

ないんですよね。
能や狂言とか見に行きたくても近場では行われないって現実もあっ
たりしますので…大学生の頃にそういったことに気づいていればも
う少し見に行けたのになって思います。

今日紹介する本は今年の江戸川乱歩賞の受賞作の一冊(今年は二作
同時受賞)で「マッチメイク」(不知火京介・講談社)です。
日常生活の中に入ってこないものというてんにおいてはプロレスも

の回りにも多少ファンがおり話自体は聞くことがあるが)
この作品はプロレスが舞台になったミステリで登場人物はほとんど
がプロレスラーであり試合の最中に第一の事件が起こり、第二の事
件はトレーニングセンターにて起こります。
正直言って犯人や動機、事件の手口などがすばらしく面白いといっ
たミステリーではなく小説の題材がプロレスであったという部分に
この作品の評価された理由の大部分があるのではないかと思います。
といってけなしているわけではなく乱歩賞自体がどちらかというと
ミステリーとしての評価より題材の面白さを中心にした作品が選ば
れる事が多いわけで(真保裕一の「連鎖」なんかもそうですよね)
テーマの取り方などの面白さは確かにあると思います。

ダリウス佐々木という団体のトップですでに国会議員なども勤めて
いるスター選手(アントニオ猪木みたいな人だと思います)。彼が
リング上で倒れそれが蛇の毒による毒殺だったというミステリーが
謎の中心になります。
その謎を追求していくうちに主人公の山田聡はプロレスの裏と表を

脇役の本庄、丹下といったメンバーが好感度が高くすんなりと気持
ちよく読めました。
先にも書いたとおりミステリーとして期待して読むと肩透かしをく
らいますが、プロレス小説として読むと面白いと思います。
ただ、僕はプロレスのことが全く分かっていないのでこの「マッチ
メイク」という作品の中で描かれるマッチメイクがどれだけ現実に
行われているのかとか、ほんとに丹下のような人物がプロレス団体
の中にいるのかとかそういったことは全く分かりませんでした。
まあ、そんなことを抜きにしても充分に楽しめました。

今日も最後まで日記を読んでくださってありがとうございます。
乱歩賞って結構こういう傾向がありますね。ミステリーとしての評
価と小説としての評価を感じますね。
新本格の作家で受賞している人なんてほんとにいないですものね。
(例外が岡島二人や東野圭吾かな)
それでは乱歩賞自体に関する感想もお待ちしていますね。
ではまた。





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Last updated  2003.09.07 01:01:38
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