🐾豆柴夫婦の記録「マメログ」

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2022年03月09日
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テーマ: 子育て(272)
カテゴリ: 🎓 親子の学び




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「車での移動中、子どもが退屈してしまう」
「計算ドリルは嫌がるのに、ゲームなら夢中になる」
「特別な教材を使わず、親子で算数を楽しみたい」

そんなご家庭で試しやすいのが、車のナンバープレートを使った計算ゲームです。

車で移動することが多いわが家では、周りの車に表示された数字を使って、親子で暗算を楽しんでいました。

特別な教材は必要ありません。

目に入った数字を問題に変えれば、いつもの移動時間が親子の計算タイムになります。

今回は、豆柴家で楽しんでいた「ナンバープレート計算バトル」のルールと、子どもの年齢に合わせた遊び方をご紹介します。




移動時間を親子の計算タイムに変える

車での移動時間が長くなると、子どもは退屈してしまいます。

景色を眺めることにも飽きると、

「あと何分で着く?」
「まだ着かないの?」

という声が聞こえてきます。

そこで、わが家が始めたのがナンバープレート計算バトルです。

周りにいる車のナンバープレートから数字を一つ選び、その数字を使って計算します。

例えば、ナンバーが「86」なら、

8×6=48

と計算します。

問題集を開く必要はありません。



大人が一方的に問題を出すのではなく、親子で同じ数字を見て、どちらが先に答えられるかを競います。

 黒豆柴:ただの移動時間が、計算バトルの時間になるんやね。
 赤豆柴:白熱しすぎても、運転者の邪魔をしたらダメなんだゾ!


ナンバープレート計算ゲームの基本ルール

ナンバープレート計算ゲームに、決まった公式ルールはありません。

子どもの年齢や計算力に合わせて、足し算から始められます。



レベル1.数字を見つけて読む


小さな子どもと遊ぶ場合は、計算をしなくても構いません。

ナンバープレートに表示された数字を見つけて、

「8があった」
「同じ数字が二つ並んでいる」

と声に出します。

数字の大小を比べたり、奇数と偶数を探したりするだけでも遊べます。

まずは数字へ興味を持つことから始めます。

レベル2.二つの数字を足す


ナンバーが「86」なら、

8+6=14

と計算します。

足し算に慣れてきたら、

8-6=2

という引き算にも挑戦できます。

最初は答えを急がせず、子どもが自分で計算する時間を待ちます。

レベル3.二つの数字を掛ける


掛け算を覚えた子どもなら、ナンバーの数字を掛け合わせます。

「86」の場合は、

8×6=48

です。

九九を順番に唱える練習とは違い、どの段の計算が出てくるか分かりません。

答えに迷ったときは、

「8×5に、もう一つ8を足したら?」

など、考え方のヒントを出します。

レベル4.四つの数字で計算する


四桁のナンバーでは、前の二桁と後ろの二桁に分けて計算します。

例えば、「89-96」なら、

8×9=72
9×6=54
72-54=18

となります。

慣れるまでは、

「まず8×9は?」

「次に9×6は?」

と、一つずつ計算します。

二つの答えが出てから、その差を求めます。

計算結果がマイナスになる場合は、「大きいほうから小さいほうを引く」というルールにすると遊びやすくなります。

負の数を理解している子どもなら、数字の並びどおりに引いても構いません。


「89-96」をめぐる親子の計算バトル

ある日の移動中、目に入ったナンバーは「89-96」でした。

わが家のルールに従って計算すると、

(8×9)-(9×6)

となります。

ボクは頭の中で、

「8×9は72、9×6は54。そこから引いて……」

と考えていました。

 黒豆柴:72と54で…えーっと…。
 白豆柴:18です!

息子が先に答えてしまいました。

こちらが計算を整理している間に、答えはすでに出ています。

 黒豆柴:今日のところは、これくらいで勘弁してやろう…。
 赤豆柴:正義は勝つんだゾ!魔王をやっつけたんだゾ!

こうしてボクは、計算バトルのたびに息子へ追い越されていきました。

親が本気で挑戦して、本気で負ける。

それも、この遊びの面白さです。

親が間違えたり、答えに迷ったりする姿を見せると、子どもも失敗を必要以上に怖がらずに参加できます。


計算ゲームを楽しく続ける5つの工夫

計算ゲームを家庭学習へつなげるためには、正解数だけを重視しないことが大切です。

わが家では、次のような工夫をしながら遊んでいました。

1.子どもに合った計算を選ぶ


足し算を覚えたばかりの子どもに、複雑な掛け算や引き算を出しても楽しめません。

数字を読む、大小を比べる、足す、引く、掛ける。

今できる計算から始めます。

簡単すぎるようになったら、子どもと相談しながらルールを一つ加えます。

2.速さだけを競わない


暗算の速さには個人差があります。

毎回、答えの速さだけを競うと、ゆっくり考える子どもは参加しにくくなります。

「どうやって計算したの?」

と考え方を聞いたり、親子で協力して答えを出したりするルールも取り入れます。

速さだけでなく、自分なりの計算方法を見つけたことも認めます。

3.子どもにも問題を作ってもらう


親が問題を出すだけでなく、子どもにも出題者になってもらいます。

「この四つの数字を全部使って10を作れる?」
「足し算と掛け算を一回ずつ使ったら?」

自分で問題を作るには、答えが成立するか確かめる必要があります。

問題を解くだけでは気づかなかった数字の組み合わせが見つかることもあります。

4.間違えても責めない


計算を間違えたときに、

「こんな問題も分からないの?」

と言われると、遊びではなくテストになってしまいます。

間違えた場合は、

「どこまで計算できていた?」
「もう一度、一緒に考えてみよう」

と声をかけます。

親が間違えたときも、ごまかさずに認めます。

 赤豆柴:魔王も、計算を間違えるんだゾ!
 黒豆柴:魔王にも苦手なものはあります…。

5.子どもが飽きたら終わる


学びにつながる遊びでも、長く続ければよいとは限りません。

子どもが景色を眺めたかったり、静かに過ごしたかったりする日もあります。

「今日はやらない」

と言われたら、無理に続けません。

「もう一問やりたい」

と思えるところで終わるくらいが、次回にもつながります。


ナンバーから広がる数字遊び

計算に慣れてきたら、ナンバープレートを使って別の問題にも挑戦できます。

四つの数字をすべて足す


「89-96」なら、

8+9+9+6=32

となります。

掛け算よりも取り組みやすいため、四つの数字を使う最初の問題にも向いています。

一番大きな数と小さな数を探す


表示された数字の中から、一番大きな数と一番小さな数を探します。

「89-96」なら、最も大きい数字は9、最も小さい数字は6です。

そこから、

9-6=3

と引き算へつなげられます。

四つの数字で10を作る


四つの数字と四則演算を使って、答えが10になる式を考えます。

すべてのナンバーで10を作れるとは限りません。

そのため、

「これは作れそう」
「どう組み合わせても難しい」

と試行錯誤すること自体が遊びになります。

かっこを使ってよいか、数字の順番を入れ替えてよいかなど、最初にルールを決めておきましょう。

語呂合わせを考える


計算に疲れたら、数字の語呂合わせへ切り替えます。

例えば、

「89」を「野球」
「296」を「フクロウ」

など、数字から言葉を想像します。

正解を決めず、親子で面白い読み方を考えるだけでも楽しめます。


安全に遊ぶために守りたいこと

ナンバープレート計算ゲームで最も大切なのは、交通安全です。

次の点を家族のルールにしておきましょう。

1.運転者はゲームに参加しない
2.運転者へ画面やメモを見せない
3.周囲の車を長時間凝視しない
4.シートベルトを外したり、身を乗り出したりしない
5.車両番号を撮影・記録して公開しない
6.子どもが車酔いしやすい場合は無理に遊ばない

運転者に答えを求めたり、問題の数字を探してもらったりしてはいけません。

同乗する大人が進行し、安全に座ったまま遊べる範囲にとどめます。

運転者も参加したい場合は、車を安全な場所へ駐車してからにしましょう。


家庭でも計算遊びを続けるアイテム

ナンバープレート計算バトルで数字に興味を持ったら、家庭でも同じような遊びを続けられます。

おもちゃのお金で買い物ごっこ


おもちゃのお金を使えば、

「100円で30円のお菓子を買ったら、おつりはいくら?」
「50円の商品を三つ買うと、合計はいくら?」

といった買い物ごっこができます。

数字だけの計算よりも、生活の場面を想像しやすいのが特徴です。

対象年齢やセット内容、小さな部品の有無を確認して選びましょう。

 黒豆柴:計算といえば、やっぱりお金やね。
 赤豆柴:本物のお金も、たくさん貯めたいんだゾ!



親子で取り組める算数パズル


算数パズルは、答えを覚えるだけではなく、数字の組み合わせを試す遊びに向いています。

ナンバープレートで「10を作る」ことを楽しめた子どもなら、家庭でも取り組みやすいでしょう。

難易度や対象学年を確認し、最初は親子で一緒に考えられるものを選びます。

分からない問題があっても、すぐに答えを教えず、

「どこまで分かった?」

と会話しながら進めます。


身近な数字を、親子の学びに変えてみよう

ナンバープレート計算バトルは、特別な教材を用意しなくても始められる数字遊びです。

最初は二つの数字を足すだけで構いません。

慣れてきたら、引き算、掛け算、四つの数字を使った計算へ進みます。

大切なのは、難しい問題を解かせることではありません。

親子で同じ数字を見ながら、

「どんな計算ができる?」
「別の答えの出し方はある?」

と考える時間を楽しむことです。

わが家では、いつの間にか息子のほうが速く答えられるようになり、ボクは何度も計算バトルに敗れました。

それでも、親が本気で遊び、本気で悩むからこそ、子どもも夢中になれたのだと思います。

移動時間が長く感じられたときは、同乗する家族で数字を一つ選んでみてください。

いつもの車内が、親子の小さな学び場に変わるかもしれません。


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日常にある数字を、親子で楽しむ学びへ変えていきましょう。

黒豆柴でした🍀

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