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一夏5413

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2022.01.12
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カテゴリ: ヴァニラ文庫
2015年11月刊
ヴァニラ文庫
著者:浅見茉莉さん


信じていた関係が崩れ堕ちるーー独占愛の誘惑




「こうしておまえに触れる日を待っていた」と囁くアンドリューから与えられる、甘く激しい愛撫に夜毎蕩かされ、ヴィヴィアンは情愛と罪悪感に苛まれる。

それでも、アンドリューの搦め捕るような執愛に抗うことはできなくて……。」

↑楽天ブックス商品詳細ページよりあらすじ文引用。



楽天の商品リンクでは発売日のせいか中古品しかなかったので電子版になっていますが、私が読んだのは文庫版です。
先に電子でコミカライズ版を読んでまして、原作小説をかなり前に購入していたものの積読になってたのを思い出し、(発売日からして何年積んでた)昨夜読み終わったこともあり記憶が新しいうちに感想上げときます。


が、う~~~ん
色々とツッコミ所があり過ぎて今回はネタバレの方の長文は書けそうもありません(^_^;)
てか、いつも長すぎですよね。でも筆が乗ってる=面白さのバロメータだと思っていただければ。

けれどもこの調子でブログ書いていったら早々にネタ切れしてサボりがちになりそうなので、こんなタイトルも読んだよ、的な紹介もしてこうかなと。


話題が逸れましたが、ここから簡単なネタバレと感想をば。

社交界デビューをした日、自分が侯爵家の実の娘ではないと当主である父から告げられたヒロイン。
しかも美形で頭も良い優秀な9歳上の兄が彼女を妻に望んでいるという。

混乱するヒロインを尻目に両親は兄の願いに反対どころか歓迎ムード。
寧ろ息子よよく言った感がありありと。
まあ、政略結婚が主流の貴族社会で気の合わない令嬢を嫁に迎え入れるくらいなら、自分たちが育てた自慢の娘を息子の嫁にしてずっと傍に置いておきたいよね。

でも今更兄と結婚など考えられないとヒロイン・ヴィヴィアンは思い悩みますが、自分付きの侍女を始め屋敷の使用人たちは、これが至極当然の流れとばかりに二人の仲を祝福しており、意を決して相談した親友にも彼女の悩みは理解されません。

そこから何だかんだとあり、割と最初の方で強引な兄・アンドリューとヴィヴィアンは深い仲になりますが、そんな関係が続いたある日、アンドリューが彼を結婚相手にと希望してる独身令嬢達の催す集まりにばかり顔を出していることに気付いたことで新たな不安が募り、漸く兄としてではなく異性として愛していることを自覚するヴィヴィアン。
折しも、最近ロンドンでは物騒なことに貴族令嬢失踪事件が頻発しており・・・。


タイトルに背徳とはありますが、前述のとおり血は繋がってないので言う程背徳感はありません。

既に外堀は埋まりまくってるので、周りも二人が男女の仲になってからは仲いいわねぇという感じで生暖かく見守ってるので、アンドリューに浮気疑惑を持つヴィヴィアンの悩みも、彼を信じてあげなさいとしか言われない。
とは言え、傍から見てもアンドリューには彼女しか目に入ってないのはもう丸わかりでしたからね。
知らぬは本人ばかりなりで、せっかく彼が気を付けていたのに不安から屋敷を飛び出したヴィヴィアンが件の事件に巻き込まれるんですが、もうね、ここまでがとにかく長い。
ヴィヴィアンが自覚するまでもそこそこ長かったのに、自覚してからは本当に自分と結婚してくれるのかとぐーるぐる。
まあ、彼女が一応事件に巻き込まれる前フリ自体はちゃんとそこかしこに盛り込まれていたので唐突感が無かったのは良かったかな。


権力をかさに令嬢の父親である公爵が強引に婚約を進めようとしますが、当然ヴィヴィアン命のアンドリューの鉄の意志は変わらずで、それどころか例の失踪事件を調べるうちに偶然入手した公爵家の秘密をネタに撤回させるという鬼畜ぶりを披露。

社交界では血が繋がっていないとはいえ一緒に暮らしてた兄妹で結婚だなんて、と陰口もありましたが、そんな噂も事故死した伯爵夫妻の娘を引き取った親友の侯爵一家の愛情という、ヴィヴィアンの身の上話が美談として語られたことで一転、祝福ムードが広がる中、二人は大々的な婚約発表パーティーを開きました、で幕。


話の構成自体がちょっとアレでしたけど、この時代の小物やドレスとかもよく調べて書かれてますよね。
が、よっぽどのデッドエンド入稿だったりしたのか誤字やキャラ名の間違いなどが目立ってしまい、重箱の隅と突っ込まれそうですけども、読んでてかなり気になってしまって。

侍女カロリーヌの名前をヒロインの親友のシャーロットと二回も間違えてるし、おそらく変換間違いだろうなぁと思われる漢字の誤字もいくつか。
もしかして校正さん入ってないのかしら。

とまあ気になる点もあったものの、ヒーロー・アンドリューはキャラ的にそこそこスパダリ要素あるのでここは好印象でありました。
↑個人的に結構重要ポイント


ページ数が限られてるせいか、挿絵担当の方が描いてるコミカライズ版の方が余計な要素をそぎ落としてて面白いのが何とも。
やっぱり小説で作中やたらと導入されていたヒロインの生活描写(風呂やら寝起きやら食事やら)がテンポ悪くしてたのかなぁ。
申し訳ないけど読んでて目が滑って仕方なく(^_^;)
ヒーローとのエッチシーンもそれなりに多いので、本筋も内容があって無いように見えてしまうのが何とも残念です。
失踪事件に関しては首謀者がヤク中&アル中の割には頭も手間も使ってるなとは思えたんですが・・・・。



評価:★★★
作家さんのファンの方には申し訳ないですが、私には合わなかったです。
ヒーローが好みのタイプだったのが幸い。
挿絵は好き嫌い分かれるかもだけど、読まれるならコミカライズ版の方をお勧めします。





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最終更新日  2022.01.13 12:19:40
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