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長期修繕計画はある。でも、その計画書が活かされていない理由のひとつは、その中身を理解していないことにあると思います。
トータル数億円におよぶ計画書を管理組合に理解されないのは・・・
1)国交省標準様式通りという説明を受け、国交省のガイドラインに作成されていれば問題ないという思い込み
2)プロ(管理会社等)が作成しているのだから、問題がないという思い込み
3)プロ(管理会社等)は、説明しても管理組合はわからないだろうと決め付け、わかりやすい解説や、時間をかけた説明をしようとしない
4)計画を作成しているものは建築関係の部署であるが、説明しているものはフロントマンが多い。建築関係に明るいフロントマンは少ない。また、長計の構成を詳しく理解していないので、内容詳細や管理組合の質問に対して、適切な回答ができない
5)管理組合が長計の位置付け、重要な役割を理解していない
大きく5つの理由が考えられます。
また、国交省の標準様式は複数の頁で構成されていますが、
数字を羅列している
様式第4-1総括表、4-2収支計画グラフ、4-3修繕項目別・年度別修繕計画表、4-4修繕工事費内訳書、様式第5修繕積立金の額の設定
のみしか組合に提示されていないことが多いのです。(管理会社によっては、この書式の一部しか提示しない会社もある)
長期修繕計画は何か?具体的にどのようなことが書いてあるかを記載した
様式第3-1号長期修繕計画の作成・修繕積立金の額の設定の考え方、様式第3-2号推定修繕工事項目、修繕周期等の設定内容
を知ることが重要です。
様式第3には(1)長期修繕計画の目的(2)計画の前提等(3)計画期間の設定(4)推定修繕工事項目の設定(5)修繕周期の設定(6)推定修繕工事費の算定(7)収支計画の検討(8)計画の見直し(9)修繕積立金の額の設定が記載され、管理組合に説明資料として配布される別表第4の成り立ちを説明しています。
数字(別表第4・5)を成り立たせる根拠(別表第3)がわからなければ、深く計画をすることは難しいでしょう。
イダケン事務所では12月12日(木)19時より長期修繕計画をテーマにした勉強会を開催します。
会場は当事務所、新宿支店。会費は無料です。定員は8名になります。
通常、管理会社が掘り下げて説明してくれないような内容を、簡潔に説明すると共に、皆様の質問にお答えします。
勉強会終了後は、管理組合の情報交換会として懇親会を開催します。こちらは会費は2千円。もちろん勉強会のみの参加も可能です。
詳細・申し込みは下記バナーをクリックして専用頁で確認ください。
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