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カテゴリ: 防災・防犯
ブログにお越しいただきありがとうございます。

防災訓練といえば、全体の防災訓練という位置づけで考えている組合は多いと思います。

それは間違っていませんが、中心となるメンバーによる本部訓練を定期的に合わせて行うことをお勧めします。

実際に有事が起きた時に、管理員さんがそこにいる時間とは限りませんし、規模の小さなマンションはそもそも管理員もいないところもあります。

管理会社や警備会社が助けてくれるのでは?と甘い考えを持ってはいけません。

交通が遮断されたり、有事の緊急対応が集中したりするので、むしろ頼りにならないと思っていた方がよいのかもしれません。

例えば・・

防災備蓄をしているマンションがあれば、そこを誰かが明けなければ、宝のもち腐れになります。

管理員室に警報装置が付いていますが、入室方法がわからなければ、ピーピー警報が鳴っているのを指を咥えてみていることになります。



いつ何時有事が起きるかは誰も予想できません。現に、東日本大震災なんかは平日の夕方の時間帯でしたし、先般の関東圏の震度5前後の地震は、管理員が不在の真夜中に発生しました。

中心となる役割は、防災委員会を結成も大切かもしれませんが、ここは持ち回りで必ず選任される役員も協力して参加できるような体制づくりが必要です。

先般、築50年65戸のマンションで、組合員有志(防災訓練の中心的な役割を果たす一般の組合員)と、役員6名が出席して、少人数の本部訓練を開催しました。

・非常時のカギが保管されているキーボックスの開け方
・管理員室や防災倉庫の入室方法
・防災倉庫の場所確認と中の備品状況の確認
・管理員室の警報装置などの使い方確認

等を行いました。

理事会と同日に行ったため、役員の負担が特別に増えることはありませんし、管理会社の協力も得られます。

だいぶ落ち着いたといえコロナが完全収束しない中、全体訓練はなかなか難しいかもしれませんが、理事会だけでも少人数訓練を実施する価値はあると思いますよ!!





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最終更新日  2021.12.05 00:40:06


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