P-Blog アイデア&インプレッション

2003.12.13
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私が管理人を務めている 名刺交換ML
私の実家は、会場である大阪・梅田から、阪神電車で一本でいける、甲子園にあり、そこに泊っての参加である。今回は、前日に入った。
朝、いつものように起きたら、東京より経度が5度違うため、日の出の時間が20分遅く、夜明け前だった。そこで、甲子園の海で、日の出を見ようと、カメラを持って出かけた。
甲子園に住んでいた時は、そんなことをやろうと思わなかったのだが、東京という、違った所に住むと、今まで、やろうと思わなかったことを、やろうと思うのが不思議だ。
家から、徒歩5分で、すぐ、海だ。夜明け前だというのに、散歩に出かける人が多く、私の横を犬が飼い主とともに走り抜ける。
堤防をこえて、砂浜に降りる。
甲子園浜は、阪神間に残された、数少ない砂浜である。砂の色は、六甲山系の花崗岩質のため、関東の少し黒っぽい砂と違い、少しクリーム色ががった白い砂である。それが、自慢である。
ただし、沖合いが埋め立てられてからは、人工的に砂を入れないと、砂浜が減ってくるせいもあり、今は、少し、砂の質はかわってきている。そのうえ、埋め立てのせいで、波が少なく、少し、池や大きな川のように見えるようになっている。波であらわれていないせいか、砂が荒くなっているような気がする。

その日の朝は、ちょうど、干潮で、しかも、よく引いていて、小さな干潟になっていた。そこに、白く目の後ろに黒い斑点のついた冬毛のユリカモメの一団が餌を取りにきていた。ついつい、見入ってしまった。
ユリカモメは、渡り鳥で、冬になると、大阪湾にやってくるが、夏は、サハリンだとか、オホーツク海など北の方にいってしまう。
このユリカモメは、人には慣れていないものの、近付いても逃げない。5メートルぐらいまで、近付くことができた。今まで、ユリカモメに、ここまで近付けた事はない。
甲子園の浜が、埋め立てられるという計画が、発表されたのが、30年以上前。それから、住民運動の中で、甲子園の浜が、鳥獣保護区になって、20年以上経ち。その年月のおかげもあって、鳥たちも、人は危害を与えないものと、安心して食事が出来るようになったのだろうか。それとも、周りが埋め立てられ、餌がないため、人が接近するという危険を犯してまでして、食事を採ろうとしているのか。理由は、ユリカモメに聞かないとわからないが、以前より、人の近くで、餌を啄む。
私の予想している理由は、いずれにしても、埋め立てという要因がなければ、成立しない話だが、同時に、埋め立てられずに残ったからこそ、目の前で見れているという事実もある。
理想的な、本来の大自然とは掛け離れたものだが、すくなからずも、残された自然があるからこそ、自然と触れて、心を癒す事ができる。
歩いていける、小さな自然。本格的ではないけど、小さな自然と触れる場所が残っているからこそ、いろんな小さな出合いと発見がある。こういう場所って、都会の中では貴重かも知れない。

夜明けに、波打ち際に集まる水鳥の群


ユリカモメ







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最終更新日  2003.12.18 08:21:34
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