P-Blog アイデア&インプレッション

2004.01.12
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先日、コーチングのプレ講座というものを受けてきた。

その事を受け、コーチングも、ファシリテーションも、結果を出すためのものだから、結果を出せさえすれば、必ずしも、原因を突き止めることによって、解決する必要もないのではという事を考えるようになった。もちろん、場当たり的な問題解決先行という意味ではない。
マイナスをプラスに変えるとき、マイナスとなる原因を突き止めないと問題の解決が出来ないという思い込みがある。
たとえば、カウンセリングなどでは、対話を通して、原因を見つけようという部分が多いように思う。カウンセリングの例をあげて早速だが、これは、カウンセリングに限ったことではない。
多くの人は、原因が見つからないと、安心して、問題解決行動に移せない。だから、アメリカなんかで、新しい疾患名が山のように出来る結果に。
原因は自分であるにも関わらず、仮想敵国を作らないと、問題解決行動に移れない。これが、人間の精神の弱い部分かもしれない。
また、よく、何かを乗り越えたりした経験を基に、カウンセリングをしたり、指導したりする人がいる。これは、一つの解答を見本とともに提示しているわけで、実にわかりやすい。
しかし、指導者が、模範解答であり、そこを目指す限り、それ以上の解答は見込めない。

果たして、人は、コーチングを通して、原因のわからないもの、はっきりしない未知のものに対して、戦うことが出来るように出来るのだろうか。
これは、発想の転換がなければ、なかなか出来るものではないように思う。
世界の歴史を見ていると、因果関係がわからなければ、強引に因果関係を作り出し、それを排除するなどをして安心するために、様々な出来事が起きている。
魔女狩りなんかは典型的だ。
もしかすると、悪の枢軸国と決め付けて、その国と戦争をしているのかもしれない。実際は、頂点に立ってしまい、この先がどうなるのかがわからず。答えがなく、わからない、未知なる物への恐怖に怯えているのかもしれない。
コーチとそのクライアントの可能性については、コーチングの思想で広がっていくと思う。しかし「答えのないもの、わからないもの」への不安感や恐怖は、ちょっとやそっとでは、ぬぐいきれないものかもしれない。だが、結果を出すためには、恐れを感じつつも、行動し結果を出すしかないのかもしれない。

そうそう、地球の歩き方の04-05「マレーシア」に載っていたのだが。マレー人は、問題は起こるものだと思っていて、それを解決さえすればいいと思っているそうである。問題解決能力こそがリーダーの資質であるという。
しかし、問題解決をしても、原因究明をしない場合があるそうだ。おかげで、同じ問題が繰り返されるという事が起こる。しかし、問題は起こることが当たり前だと思っているので、事前に問題が起こらないように予防する提案をしても、意に介さない事があると言う。
一見不合理だが、原因がわからない事に怯えることで、行動を起せない事による、生産性の低下より、生産性が高くなる可能性がある。
科学的ではないし、社会として不合理で不安定だろうが、力強く生きていく方法なのかもしれない。


★関連ページ★
http://www.brightwrite.net/blog/000115.html





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最終更新日  2004.08.15 15:10:24
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