P-Blog アイデア&インプレッション

2004.06.13
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レーガン元大統領が亡くなり、ここ数日、CNNなどは、ずっと、レーガン報道ばかりだ。故ロナルド・レーガン氏は、中曽根さんと、ロン、ヤスという言い合うフランクなつきあいをし、日米が近寄った印象があるが、実際は、日本に対して、強烈な保護貿易政策をとったり、プラザ合意にて円高を作り出し、日本の製造業に大きな打撃を与えた人でもある。

これは「アガリクス茸によってレーガン大統領の癌が治った」というものだが、元々は、違う話だったようだ。
キノコに抗ガン作用があることは、1960年代に国立がんセンター研究所で明らかになっているが、アガリクス茸が、レーガン大統領の癌の治療に使われたかは不明だ。しかも、キノコの抗ガン作用は、併用でしか効果が確認されていないので、単独で抗ガン作用があるとは言えないのだ。
しかも元ネタは「レーガン大統領のような有名人が使ったら知名度が上がるだろう」とある人物が言ったことから、伝言ゲームでこの決まり文句が広まったという。
このおかげで、培養には成功したものの、食品としての価値がなかった、ブラジル原産のキノコは、代表的な健康食品となった。
さて、今日、初台の小さな会場で上映された、「第二の侵略」というドキュメンタリー映画では、フィリピンのミンダナオ島で行われている、テロ撲滅という軍事作戦の背後にある、政治力や軍事力を使った土地収用と住民排除が描かれていた。
昨今のイラクやアフガンの対テロの戦争は、石油関係と密接な関係のあるブッシュさんの利権問題が絡んでいると言われている。
しかし、フィリピンの場合は、もっと巧妙に、本当の目的と首謀者を隠すようにして、軍事力を使った土地収用と住民排除を行っているようだ。しかも、そこに、日本の企業と日本の国の税金利用されているようである。

前述したように、レーガン政権は、日本に対して、強烈な保護貿易政策をとったり、プラザ合意にて強烈な円高を作り出し、日本の製造業に大きな打撃を与えた。そのことにより、日本の企業は、保護貿易をクリアするために、アメリカでの現地生産をはじめてアメリカの雇用確保に貢献するとともに、円高による価格での競争力低下を補うために、東南アジアの国に次々と生産拠点を移した。もちろんここに、日本からの開発援助として多額の資金が出ている。
そのことによって、日本国内の生産能力が低下しただけでなく、20世紀初めから、フィリピンにいろんな圧力をかけ、土地収用が出来る法律を作り、それを根拠に、合法的に人を強制排除してきた。そこに、うまく、日本を乗せてしまったのだ。
日本は、かつて、太平洋戦争の時、露骨に、欧米の国と同様に、植民地政策をとろうとしたが、敗戦により失敗した。
しかし、1960年代あたりから、植民地の独立が相次ぎ、表だった強引な植民地政策がとりにくくなった。そこで、うまく、日本を乗っけるなどして、複雑な形にし、利権を見えにくくした形で、自らのお金をあまり使わずに、実質的に強制的に土地を収用できる仕組みを維持した。そうすることで、アメリカ政府は、レーガン大統領の偉業の一つ「小さな政府」を実現できた。
これも、もしかすると、レーガン元大統領の偉業の一つかもしれない。





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最終更新日  2004.06.14 13:18:04
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