P-Blog アイデア&インプレッション

2005.08.03
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テーマ: ニュース(99469)
先日の労働時間と少子化の関係 独立行政法人労働政策研究・研修機構 という長ったらしい名前の組織なのだが。ニート対策とか、長期休暇が企業にどういう影響を与えるとか、そん働く人と社会との関係を研究している所の一つだ。(キャリアを占う ソフト もなんと販売していたり。 動画配信 なんもやってる)
現時点では、この新聞記事がどこから引用しているのか、このサイトからはわからなかったが。2002年に行った総務省の就業構造基本調査を解析していくと。男性、25-29歳、30-34歳ともに、収入が低い方が結婚をしていない傾向が高く。年収300万円以下では平均を大きく下回っているのに対し、年収1500万円以上では、30-34歳で9割が結婚している。
雇用形態別では、自営業者が結婚率が高く、パート・派遣は、正社員(役員含む)より20-30ポイント以上低い。
自営業者は、貧富の差がはげしいが。結婚してやっと自営で仕事が出来るという業務形態もあるので、結婚率が高いのはありえるのだが。(自営業は、お見合いでは、けっこう嫌われるんですが。ちゃっかり結婚しているのが面白い。)
それ以外は、見事に、給料と結婚率との関係性が見えてきて面白い。
基データと、どのように解析したのかという部分を読まないと、なんともいえないが。

高所得者でも、先日の 労働時間と少子化 の関係があるとすれば。
お金がないと、結婚も出来ず、お金があっても、働きすぎで、子どもが出来ないという、状況が最低でもあるようです。
お金がないと結婚出来ないというのは、いつの時代にもあるのかも知れないけど。あまりにも、露骨に出てくるのも、なんだかなぁ。
日本は、物理的には豊かかも知れないけど、確実に若年者から貧困化が進んでいる気がしてならない。
ホワイトバンドの影響で、貧困という言葉に、興味を持つ人も増えていますが。貧困って、気が付いていないだけで、もっと身近で発生して居るんですよね。

この問題の解決には、雇用の問題や、所得を上げるという方法も、真っ先に考えられるかもしれないが。結婚にお金が掛かるという事だったり、夫婦で生活することにお金が掛かる事に問題があるのではないかと思う。
貧乏ながらも、楽しく幸せに、暮らせるのなら、多少は所得が多少低くても、結婚に対して経済的な不安は減ると思うんですよね。
少子化との関連性が指摘された長時間労働も、女性の経済的な自立が出来ないと子どもが生みにくいというのも、いずれにしても、経済的不安から発生している部分もありますしね。
ベースが低くても生活の出来る世の中にならないと、この問題の解決に近づかないように思います。





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最終更新日  2005.08.03 19:12:02 コメント(6) | コメントを書く
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