P-Blog アイデア&インプレッション

2005.09.09
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タイ・プーケットの県知事をはじめとする、プーケット県とその隣のパンガー県の一行が、プーケットはもう大丈夫だという事を言いに、日本にやってきた。
津波の警報システムの話し を聞きに、プーケットの代表的な繁華街でありビーチである、バトンビーチのある、バトン町(タンボン・パトン)の助役さんに会ったときに教えてもらい。是非来て欲しいということで、その紹介もあり、貴重な対話の場に参加させてもらうことになった。
最初は、別室でちょっとした記者会見があり、その後、マスコミや旅行業界の方を交えたプレゼンテーションとレセプションがあるという構成だ。
ちょっとした記者会見では、まず知事から、観光施設の復興状況、お客さんの戻りの情報、津波警報システムの話しなどがなされた。
津波の警報システムについては、まず、実験的に、先日取材した、3箇所のシステムが稼働しており。出国寸前に、知事が書類にGOサインを出したために、60日以内に、プーケット島のアンダマン海沿いに、あと9箇所の警報システムが完成することになっているという。
そして、その後に、パンガー湾沿いに4箇所設置される。
そのほか、ハイシーズンを迎える11月までに、200億バーツを使って、 アンダマン沿岸環境整備をし、10月からの来期においてもハイシーズンが終わってからの整備の予算を計画しているとのことだ。
確かに、カロンビーチのあたりなどを見ていると、潤沢な予算を背後に、金に任せて、環境整備をしている感じがする。

お客さんも、戻ってきており。最新の実績で、韓国は戻ってきていて、中国も昨年比3割減ながら戻ってきているそうだ。
そのおかげもあり、プーケットの観光スポットの一つ、タイの伝統芸能などを見せてくれる「ファンタシー」も、毎日一回公演をしていて、これからショーの回数を増やそうとしているそうだ。
ただ、今まで毎年20万人もの日本人観光客がプーケットを訪れたために、国別の観光客数ランキングの5位につけていた、日本だが。タイへの観光客が昨年比で16.9%増えているにもかかわらず、プーケットに対しては、夏休みの時期になり、戻ってきている傾向が出ているとはいえ、昨年比8割減という実績で。日本だけが取り残された形となったそうだ。
6月にタイ国政府観光庁が東京の八重洲でキャンペーン を行っていたのだが、目標の5万人に達せず、途中で目標を下方修正して2万人にしたけど、それもどうもクリアできなかったようだ。(この説明の時、タイ国政府観光庁の東アジア担当の方の顔が真っ青になり引きつっていたのが印象的でした)
殆ど復旧いや、復旧ばかりではなくバージョンアップしているし。いろいろと、手を尽くしている(つもりかもしれない)にも関わらず、この実績では、話しにならない。
そりゃ、プーケット県知事が、日本にお願いにくるわな。
社団法人日本旅行業協会 の方に、県知事が直々に来て、観光のアピールをするという事は、よくあるのかと聞いてみたら。どうも、珍しいらしい。
それほど、プーケットに日本人が行かないという事が、異常な状況なのだ。

時間が来たので、レセプション会場に行く。
会場に入ると、いきなり、見覚えのある顔がいる。このレセプションを教えてくれた、パトン町の助役さんが出迎えてくれた。
先週、プーケット・パトンビーチのバンジージャンプ付近にある、パトンの町役場で会ったのに、翌週に、日本の東京で会うというのは、なんとも不思議な感じだ。

入場が一段落すると、パトン町の助役さんがテーブルに来て、今回、来日をしたいろんな役場の方を紹介して頂いた。その勢いで、肩を組んで、記念写真、記念写真、という感じで、バカノリをしていたのだが。会場を見渡すと、タイから来ている方と日本人関係者とがあまり、バカ丸出しモードで交流している姿はなく、このテーブルの周りだけが浮いていた。
プレゼンテーションや乾杯が終わり、食事タイムとなると、そのナゾが解けた。それは、食事が美味すぎるのだ。
聞くところによると、観光関係のレセプションなりがある時は、必ずと言って、美味しいメシが出る。特に人気のある観光関係のレセプションは、料理の質がぐぐっと上がるそうだ。おそらく、ここで、美味しい料理を出せるかが、観光関係の部署の力の見せ所なのだそうだ。
もちろん、プレゼンテーションを聞いたり情報交換をするという仕事はきっちりとこなしているのだが、こう美味しい料理が出てくると、食べる方が忙しくなってしまいがちなようだ。
さて、こちらのテーブルでは、ムエタイの日本人選手である 武田幸三
ちなみに、武田幸三選手の来年のカレンダーなどで、プーケットでの写真を掲載する予定があるとことで、津波後のプーケットの観光客減に対しても立ち向かうようだ。
武田幸三選手は、いままで、20回ぐらい、タイに渡り、ムエタイを教わった、お礼として、タイ国に対して何かしたいという気持ちからのアクションだそうだ。
格闘家として、こういう、礼儀というか、筋を通すスタイルは、とても、気持ちがいい。(とはいえ、ヒール役の無法者の格闘家もけっこう好き・・・)
いろんな面で、今後の、彼の活躍に期待する。

帰り際に、世界中の観光マーケットに詳しい方とお話しをしたのですが。
旅行業として、プーケットの大きな魅力の一つを教えてもらった。
それは、圧倒的に充実した、ホテルの数なのだそうだ。
多くのアジアのビーチでは、高級ホテルの数が少なく。日本人好みの高級ホテルの需要に追いつかない事が多く。パックツアーなどで、ブッキングが過剰になった時は、格下のホテルへ誘導しないといけないケースが発生し、クレームになってしまうそうだ。
しかし、プーケットは、質が良く、あらゆるランクのホテルや設備が充実しているので。顧客のニーズに確実に答えることが出来るのだそうだ。プーケットは、リスクヘッジ能力の高い、世界有数の優秀なビーチなのだ。
そんなプーケットに、日本人観光客が行きたがらないのは、旅行業としては、リスクを抱える状況になるという。
このリスクが少ないというのは、観光客にもメリットがあって。ハズレがないという事を指している。
そんな、ハズレのない観光地に、悪いイメージを持ち続けることによって、足を運べないというのは、観光客としても不幸だと思う。
どうにか、この悪いイメージをぬぐい去りたいところだ。








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最終更新日  2005.09.10 02:23:53
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