P-Blog アイデア&インプレッション

2005.12.22
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丹後半島の付け根、網野町で一泊し。これでもかというカニ料理をいただいたあと。昨年の23号台風で被害の大きかった、兵庫県の豊岡市に行ってみた。
聞き取り調査のため、市役所にも行こうと思ったが、大雪のため時間が調整できず断念。
数年ぶりに、豊岡の駅に降り立つと、新しいビルが建っていて、風情がなくなったなあとも思ったが。駅の待合室とホームにある蕎麦屋は、汽車時代の雰囲気を残したままだった。そういや、今から25年か30年前は、汽車で豊岡駅に着くと、駅弁を売る売り子が、列車に寄ってきて。窓から、乗り出して、お弁当などを買った記憶がある。今は、列車の多くは、窓が開かなくなっているので、駅弁売りが、車内販売に変わってしまったが。こんな風情のある姿が、たった、20年前あたりに急激に衰退してしまったのは、少しさびしい気がする。

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豊岡駅から、電車で二駅いったところに、城崎温泉駅がある。ここは、ついさいきんまで、城崎駅だったのだが。全国の温泉人気がいまひとつということもあり、温泉を強調する駅名にしてアピールしようということで、今年の3月に駅名を城崎温泉駅に改名した。
以前は、但馬の方の有名な温泉と言えば、城崎温泉で、志賀直哉の「城崎にて」が有名。東京で電車にはねられた志賀直哉は、大正二年十月十八日から十一月七日まで、傷の後養生に城崎温泉の三木屋に滞在したそうだ。また島崎藤村が訪れたのは、北但大災害の翌年の昭和二年七月で「山陰土産」には、震災後の復興に努める町の様子が書かれているそうだ。昭和五年五月には、与謝野寛・晶子夫妻の夫婦が訪れている。有島武郎も城崎に来ている。そんなことで、文人たちが好んできたということも、城崎の人気のひとつなのだが。文人たちは、当時のセレブだったかもしれないが、城崎が、現代のセレブの御用達ではないため、城崎温泉のイメージは薄くなってしまった。
だからこそ「温泉」を強調しなくてはいけなくなったのだろう。
城崎温泉駅を降り、強烈な風雪の中、外湯を目指す。普段なら、10分も歩かないうちにつく所にある温泉だが、お土産物屋さんに、雨宿りというか、雪宿りさせてもらいながら移動をしたので、かなり時間がかかった。

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「一の湯」という、城崎温泉で古い源泉にある外湯に入る。ここは、洞窟風呂が有名。大雪のせいか、お客さんは少なく、貸切に近い状態だった。
一風呂浴びて、駅に戻る、列車は大幅にダイヤが乱れている。待合室で待つのも飽きてきたので、近くの喫茶店に行くと、同じように、汽車を待っている人がいっぱいいた。

DSCF0459.jpg


それにしても、城崎温泉発の特急は「き」の文字が多い。
京都行きは「きのさき」で、四文字中二文字が「き」。新大阪行きは「北近畿(きたきんき)」で、五文字中三文字が「き」だ。
特急北近畿は、雪煙をあげて爆走する。途中、福知山でビジネス客を積み、席は満席となり、立っている人もいる。
特急列車って、乗車率50~60%で、十分に採算が取れるように、座席数や本数を決めるのだが、これだけ、立っている人がいるというのは、中距離特急のサービスとして問題があるのではないかと感じた。
車両も、外装だけ塗り替えてはいるが、旧態化した、183系特急電車は、どこか薄汚いので、せめて、パネルを張り替えるとか、椅子をモダンにするとかをしないと、長距離バスに人気を奪われるのは目に見えている。
篠山口を過ぎ、景色は田舎のままだが、大阪の通勤圏に入る。新興住宅地と農村風景のまじったちぐはぐな雪景色だ。
そんなこんなで、日没までに、尼崎につく。甲子園の実家に荷物を置き、神戸のルミナリエを見に行く。
今年は、22日てある今日が最終日だそうだ。東京でも、ミレナリオという同様のイベントが行われているが、少し日程をずらしているのは、お互いに配慮しているのもあるだろうが、プロデュサーが同じなので、その彼の都合なのかもしれないなんて考えてしまう。そういや、東京のミレナリオは、来年は、東京駅の改装の影響で、お休みなんだそうだ。ミレナリオってネーミングって、2000年という、ミレニアムにあわせたネーミングなので、本来、ミレニアム限定イベントにすべきなのに。イタリア年が後にあったとめに、延長したような格好になり、そのままになっているが、もしかして、今年がやめ時かもしれない。
ルミナリエのほうも、今年で11回目となるのだが、そろそろ飽きられてきているせいか。客足が少ないような気がした。それでも、来ている人の中には、始めてきた人も多く、こんなに綺麗なんだとか言っている。
毎年恒例だが、ルミナリエ募金も行っているが、継続的に震災の記憶を伝えるためには、このようなイベントが必要なことは確かなのだが。そろそろ潮時なのかも含め、本気で継続させるのかどうかを検討する必要があるのではないかと思う。毎年、募金、募金というのも、なんか違うと思うんですよね。
毎年やるのなら、そのつど、そのつどの募金をアピールするのではなく、ちゃんと予算を立てて、資金計画を明確にして、行うのがスジだと思うんですよね。

まあ、おそらく、来年もルミナリエを行うことになるのだろうから、そなれば問題は無いかもしれないが。もし、ルミナリエが行われなかった場合、集まった募金はどうなるのかという方針が明示されていないわけで。それなのに、募金を集めるのは、なんなんだろうと思う。
いまは、少し、収束傾向となっているが、集まったお金の使い方についての告知の不十分(&思い込みによる理解の不十分)によるホワイトバンドバッシングだが。それより、もし、継続的に実施できなかった場合、募金をした人が持つ不信感は、災害に対する想いが強いだけに、大きくなる可能性がある。

DSCF0506.jpg

それにしても、南京町で、久しぶりに食べる、水餃子とジャジャ菜はうまかった。
それと、屋台の支払いが電子マネーのEdyで出来るところがけっこうあったのには違和感。

そんなことで、淡路島にはいけなかったが、兵庫県を縦断した一日でした。






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最終更新日  2005.12.26 02:43:55
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