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楽天ブログではログの解析ができないのですが。もうひとつのブログの解析を見ていると、ときどき驚くことがある。その1 杉並について書くと、衆議院からのアクセスがある。もしかすると、石原のぶてるがログの監視をしているのかもしれない。その2 自衛隊とかくと、必ずといっていいほど、防衛省からのアクセスがある。カウンターが増えないとお困りの方、「自衛隊」と書くと、アクセスアップできますよ。カウンターの数字が上がれば、ランキングアップも・・・その3 森林伐採と書くと、農林水産省からアクセスがある。楽天ブログは、どういう単語でこのページに来ているのかが解析できないので、ちょいと不満ですが。楽天の中で、いまどの単語にどのような反応が出ているのか、無料だと思ってブログを作っている人の書いた文章を利用して、解析しているんでしょうね。だから、無料なんだろうけど。
2010.10.26
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ここんところ、なにかと「ボルト」というものが出回っています。しかも、その全ての情報に?マークを感じます。1.陸上選手の「ボルト」2.GMのハイブリッド車の「ボルト」3.映画の「ボルト」まず、陸上選手の「ウサイン・ボルト」ですが、記録がよすぎ。GMのプラグインハイブリッド技術でも使っているのでしょうか。2番目のGMのハイブリッド車「シボレーボルト」ですが。1リットルで98キロ走るとのこと。世紀の誇大広告と言われています。最初の40マイルだけ電動で走るからそこでは世界一燃費がいいということですが、もう片一方のボルトは1/4マイルまでも世界一で走れない。いずれにしても短距離選手というところか。で、映画の「ボルト」だが、どう見ても大ヒットと思えない。こちらも、プラグインハイブリッド技術か・・・燃費計算「世紀の誇張」か GM新型車で米誌配信元:産経新聞2009/08/15 20:55更新 米消費者団体専門誌コンシューマー・リポート電子版は15日までに、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が家庭で充電可能な新型のプラグインハイブリッド車「シボレー・ボルト」の燃費を「ガソリン1ガロン当たり230マイル」(1リットル当たり約97キロ)と発表したことについて「世紀の誇張の可能性がある」と酷評した。 GMはボルトを経営再建の切り札と期待。米メディアは、燃費効率が「米国の新基準ではトヨタ自動車のハイブリッド車『プリウス』の4倍程度」と伝えていた。ボルトは40マイル(約64キロ)までは家庭で充電した電池で走行でき、その後は再充電のためガソリンエンジンが動力源となる。 同誌は、GMがボルトの詳細を明らかにした11日の発表を「誇大広告」と指摘。最初の40マイルに使う電気の料金を考慮に入れると「ガソリン1ガロン当たり100マイル相当」の方が妥当などと列挙した。(共同)なんか、ホンダインサイト+スバルアルシオーネSVXって感じの外観ですね。大ヒット「ボルト」 若槻千夏「3回見た」(内外タイムス - 08月08日 18:04) 公開中のディズニー映画「ボルト」の大ヒット御礼イベントが7日、都内の映画館で行われ、タレントの若槻千夏らが駆けつけた。 お笑いコンビ・タカアンドトシとともに同映画の応援隊を務める若槻は、「プライベートで3回見ました。胸がすごくキュンキュンして、見終わった後はあったかい気持ちになれる映画です」と絶賛。「3回とも違う女友達と見に行った」と言うが、「1日3回告白した」と公言してはばからない熱烈片思い中の男性とは「できれば一緒に見たいですけど…たぶんリアルに行けないと思います」。 3人はほかの映画を見終わった客を待ち伏せし、「ボルト」の絵柄入りうちわを配るなど、ちょっと強引なPR活動で観客らの笑いを誘った。 三回とも違う友達を同伴しての動員。これもハイブリッド技術か・・・
2009.08.18
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横浜ではいまY150開国博が開催されていますが。そのメイン会場のベイサイドでは、赤レンガ倉庫で市民共催のイベントが開催されています。今日は、その企画の一環として、横浜市民放送局と言われるインターネットテレビが赤レンガ倉庫から発信しています。そんなことで、ちょほいと出演してきました。http://www.stickam.jp/video/178977749市民のメディアの話と、さをり織りの事についてくっちゃべっています。10年前ビジネスショーTOKYOで、テレビ会議システムの展示の一環で、2000年問題にための遠隔祈祷なんてのを、テレビ会議システムを使ってやったりもしていたのですが。インターネットを使って比較的簡単に放送ができるようになったとつくづく思います。
2009.05.28
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タイから帰国しました。今回は、いつもにも増してハードスケジュールでした。現地で一日休みたいところだったのですが、9日に京都に移動して二日間撮影があるので急いで帰ってきました。ところがです、ハードスケジュールによる過労、急に気温の高いところに行ったストレス、日焼け、エアコン効き過ぎによる喉の腫れ、水分摂取不足、大好きなビアチャンの飲み過ぎなど様々な条件が重なり、木曜日の朝、体内の尿酸が結晶化し足に関節炎が発生してしまいました。木曜日は、タクシーをチャーターしてプーケットの養護学校に行く予定だったので、取材の件は大丈夫だったのですが。水曜日に手配した、金曜日のプーケット→バンコクのエアチケットは、格安航空会社のエア・アジアだった。しかも、木曜日は手配した旅行代理店が休日です。あらら。エア・アジアは、自由席が特徴の航空会社で、タラップで飛行機に乗り降りしたり、長距離を歩かされるので有名です。金曜日の朝には、一日2リットル以上の水分摂取の効果もあって、少し痛みが収まったのはいいのですが。足の関節炎をかばって歩くため、他の足の筋肉に負担がかかるなどで、他の人の半分のスピードでしか歩けません。搭乗手続きが始まって、搭乗口まで歩く通路で、次々と他のお客さんに抜かれて行きます。次の搭乗口で、エアアジアの搭乗口というところに、バンコクエアの職員が3人いたのですが、手伝おうにも手伝えないし、手伝ってもすぐそこまでということなのか、申し訳なさそうな顔をしていました。心配掛けてごめんなさい。300メートルほどあるいてやっと飛行機にたどり着いたのですが、席が前の方は既に埋まっていて、主翼の後ろあたりの席にたどり着く。座席はどこかと聞くヨーロッパ人に対し、スチュワーデスは毅然と「エニワン」と答えるだけ。格安航空会社の面白さを感じる一瞬だ。エア・アジアのシートは皮で出来ているようだが、どうも清掃がしやすいからだとか。こういう割り切りってけっこう好きです。隣のイタリア人と妙な意気投合をする。飛び立ってしまえば、普段通りのエアバスA320だ。スワナブーン空港に到着。飛行機は、空港の広いところで止まる。タラップをゆっくり降りると、バスが待っている。バスに乗り込むと、客室乗務員が椅子を案内してくれる。ありがたい。バスは、ぐるぐると空港内を走って、エアアジア専用と思われる入り口に着く。わたしがゆっくり歩いていると、車いすを持って1人の男がやってきた。わたしを車いすに乗せて、バゲージカラムに行き、荷物を取ってくれ。そのまま、タクシーに乗るまで世話をしてくれた。途中、やさしいアラブ人男性の乗客が私のカートを押してくれた。国籍や人種も関係なく紳士は紳士だ。さてさて、タクシーを待つ間、車いすを押してくれた男に対し、ほんとうに有り難いと思ったので100バーツのチップを渡そうと思っていたら、男は話しかけてきてサービス料金として120バーツを払ってくれなんだそうな。ちょっとがっかりしたけど、正当なサービス料金だと思ったので、感謝の気持ちを込めて、にっこり笑ってお支払い致しました。そんなことで、ボルボで財団事務所へ。MBKでの撮影を終えて、荷造りをして、再びタクシーでスワナブーン空港へ向かう。途中、通行止めをしていたせいかすさまじい渋滞だったが、急に流れて、タクシーの運転手の高速運転もあり、予定より少し遅れて到着。しかし、タクシーの運転手が私が日本人だと言うことで気を利かせて、JALのカウンターの近くまで行ってしまいました。タイ航空だと言ったのですが、時は既に遅く、しかもガードマンの厳重警備のおかげで結局はJALカウンター近くに車を止めることに。さらに不運なのは、目の前でカートが無くなってしまい、道路を渡って取りに行かなければならない状況になってしまいました。荷物を置いて、ゆっくり道路をわたり、ようやくカートを取り。ゆっくりと、空港の出発ロビーの中をカートを押していく。やっとたどりついた、タイ航空の日本と韓国行きのカウンター。並んでいたら、寸前のタイ人が、実は1人ではなく、おそらく25人から30人のグループだということが判明。すぐ後ろに並んでいた、名古屋の旅行代理店の人が「信じられない、普通団体チェックインするだろうが・・・・」とキレていました。その旅行代理店の方は、他の列に移動したのですが、私はゆっくりしか歩けないので、そのまま並び。約40分待ちでチェックイン。で、搭乗口と搭乗時間を見ると、なんと今じゃないですか。私は、足が悪くてゆっくりしかあるけないので、搭乗時間にとうてい歩いてたどり着けないと言うと。カウンターの女性が無線機で連絡を取ると、男性、女性の係員が車いすを持って飛んできた。車いすに載せられ、ファーストクラス専用の出国審査の場所を通り、セキュリティーチェックも、最優先でパス。出国審査では、デジタルカメラが車いすの高さに対応していないために、手動で角度を調節して撮影。裏道や特別なエレベーターなどを使って、スムーズに到着。優先搭乗の時間にはギリギリ間に合わなかったが、スチュワーデスに支えられながら前の方の席に着くことが出来た。これが、格安航空会社とナショナルフラッグの航空会社の違いなのだなと感じました。機内での体内の水分の量に気を使いながら、早朝の成田に到着。真っ先にANAの係員が飛んできて、車いすを用意していることと、お客さんが降りきるまで待つようにと話しかけられる。今回の機材はボーイング747-400ということでたくさんの人が乗っている。まあ、ゆっくりと待とうじゃないですか。さて、入国審査ですが、これも、特別の入国審査所を通る。他の人が入国審査待ちをしているのを尻目に、あっという間に通過する。荷物を受取り、税関を通る。最近、映像作家ということでは、税関のインタビューが厳しい。特にニュースソースに関して神経質になっているようです。私はやらないが、現地のテレビを撮影して持って帰ると、良くない場合があるようですよ。あまり知られていないルールがあるようなので、みなさん気をつけて下さいね。次に、リムジンバスのチケットを購入。こちらも優先座席。タイは気温が35度というのに、成田は-3度。寒いので室内で待って、バスが着く頃にバス停に行き、寒さを感じずに無事にバスに乗る。新宿駅でバスを降りるときも運転手が手伝ってくれました。みなさま、本当にありがとう。多くの人のおかげで旅が出来ることの有り難さを感じました。
2009.02.09
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ビッグカメラに行ってきました。まさかのジャイアンツ逆転優勝ということなのですが、本拠地である東京は全く平常どおりです。大阪では考えられないことです。そんな中で一番ジャイアンツが優勝したのがわかるのは音楽がガンガン掛かっているビッグカメラという感じです。でもお客さんが多いという感じがしません。(あの曲の作曲者は六甲おろしの作曲者と同じという話を聞いたことがあるが。ノリはいいけど盛り上がりが欠けますね。おそらく、サビの部分の「ジャイアーンツ、ジャイアーンツ」という部分の音程が尻下がりになっていることが。六甲おろしの「はーんしーんタイガース」と盛り上がっていくのと対照的で、そこが盛り上げに欠ける要因になってるように思う)そのビッグカメラも、25%ポイント還元とか、通常より+5パーセント還元いってますが、私の買ったサプライ品はいつもどおり10パーセント還元でした。プロ野球の優勝セールですが、70年代阪急が強かった時代は阪急百貨店の優勝セールを目当てにマダムたちも阪急を応援していたのですが。西武が強かった80年代にセール専用品が出回りだして、タイガースの優勝した85年をピークに優勝セールのありがたさが減少しだしました。そして、90年代にホークスがダイエーになったとたん、優勝を逃してもセールをするのが当たり前になり、ただの秋の感謝セールになりさがってしまった感があります。イトーヨーカドーもジャイアンツ優勝セールをやっていたようですが、15日16日に開催する『円高還元セール』の方が、実質的に割引商品のアイテム数が少ないにも関わらず、優勝セールよりインパクトがあるような気がします。そんなことで、優勝セールに期待してはいなかったものの、ビッグカメラのポイントを書かれたレシートを見て、曲はガンガン掛かっているけど、優勝セールとはいえお客さんがいつもとあまり変わらない原因となっている気がしました。ポイント還元で思い出したけど。NHKが受信料の10%還元を検討しているようです。ただどのような還元方法かは決まってないようです。家電量販店のポイントとか楽天ポイントで還元されるとかマイレージがたまるとかだったら笑えるかも。NHK、受信料10%還元へ 経営委、執行部案を修正2008年10月14日19時53分 朝日新聞 NHK経営委員会(古森重隆委員長)は14日、福地茂雄会長ら執行部作成の09年度から3カ年の中期経営計画原案に「12年度から、受信料収入の10%の還元を実行する」と盛る修正を加え、賛成多数で議決した。経営委が執行部案を修正議決するのは初めて。 古森委員長は経営計画に記した視聴者への「還元」の意味について、番組内容などによる間接的な還元でなく、受信料の値下げと明言した。一方の執行部は、かねて検討していた市町村民税非課税者世帯で80歳以上の高齢者らへの免除による年100億円強の還元などを挙げた。ほかに衛星放送の付加受信料値下げなども可能性として残る。 議決された経営計画では、受信料支払率を07年度末の71%から11年度は75%、5年後の13年度は78%に目標を置いた。受信料の訪問集金を廃止して、その要員を未収・未契約対策に回し、裁判所を通じて06年秋から始めた支払い督促の大幅拡大などを計画。実現すれば13年度には7千億円を超える受信料収入が確保できる。地上デジタル完全移行に伴う660億円の追加負担などで09年度から2年間は赤字になるものの、11年度に126億円の黒字に転じるとしている。経営委の10%還元の根拠でもある。 執行部は7日、経営委に初の値下げ実施を表明したものの、経営計画期間外にあたる12年度以降の収支は見通せないとして、値下げの時期や幅の明記は困難としていた。 NHKの中期経営計画は、NHK執行部が作成。放送法の規定によって経営委はNHKの経営に関する基本方針を議決する権限がある。総務省によると、経営委は執行部案の修正や付帯決議も可能と解釈されており、それをもとに古森委員長ら経営委は異例の修正議決に踏み切った。 受信料の値下げ問題の発端は、04年からNHKの不祥事が相次いで発覚したことによる不払いの続出だった。そのため菅総務相(当時)が、放送法改正による受信料の支払い義務化とセットで2割程度の値下げを提案。ただNHK側が難色を示したため、昨春、支払い義務化は見送られた。 昨年6月、富士フイルムホールディングス社長の古森氏が経営委員長に就任して値下げ論議が再燃。橋本元一前会長らは地上契約月額100円(約7%)の値下げを提案したが、経営委は同9月、還元策や改革案が不十分だと議決しなかった。古森委員長が三顧の礼で迎えた福地会長に対しても、同様の要求をしていた。 委員会終了後、古森委員長と福地会長が別々に会見。 福地会長は「議論は尽くした。これは経営委の放送法に基づく提案。法にのっとって、多数決で決まったことには従う」と述べた。 ◇ 〈NHK経営委員会〉 NHKの経営にかかわる最高意思決定機関で、毎年度の予算、事業計画、番組編集の基本計画を議決し、NHKの会長を任命する。委員は、衆参両院の同意を得て首相が任命する。現在は、昨年6月に就任した古森重隆委員長を含め12人。教育、文化、科学、産業など各分野の専門家や全国各地方から選ばれる。放送法により、放送関係者は委員になれない。
2008.10.15
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これって、制度自体か運用に不備があるのではないでしょうか。でないと、8割の人に書類不備があるのがあるのがおかしい。不備をチェックするシステムがないのか。そもそも、不備が発生するような制度になっているか。その両方か。悪意が無くて、不正になってしまう状態は改善すべきでは。生活保護の高額通院費調査、1086人中に悪質不正41人分(読売新聞 - 08月19日 22:29) 生活保護受給者の通院交通費支給制度が悪用されていた問題で、厚生労働省は、月3万円以上の高額受給者についての全国調査をまとめ、19日、発表した。 それによると、対象となった1086人分(約6000万円)の支給のうち、領収書偽造など悪質な不正と見られるケースが41人分(計約460万円)で発覚。この中には最高月約60万円を得た受給者もいた。 さらに、故意ではないものの、病院以外の交通費を請求するなどして支給されたケースが、計26人分(約115万円)で判明。このほか、日付の記載漏れなど不備があるケースが、84%の912人分(約4900万円)に上ることがわかった。 調査は、元暴力団員らが北海道滝川市から約2億円をだまし取った事件を受けて実施。今年1月、直近1か月の各自治体の支給分を調べた。厚労省は、不正が確認できれば、返還請求や刑事告訴を行うよう指示した。
2008.08.19
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広川太一郎さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。いま手元にあるDVDは。これ、本放送の時にエアチェックしたけど、ほしい。声優の広川太一郎氏が死去、映画・アニメで多彩な役演じる(読売新聞 - 03月08日 23:13) 渋い二枚目からコミカルなナレーションまで多彩な役を声で演じた、声優の広川太一郎(ひろかわ・たいちろう、本名・●次郎=しんじろう)さんが3日、がんで亡くなった。69歳だった。(●は「ごんべん」に「甚」) 葬儀は近親者で済ませた。 テレビで放送される洋画やアメリカ製ドラマの吹き替えを数多く手がけ、トニー・カーチス、ロジャー・ムーア、ロバート・レッドフォードらの声を担当。アニメ「宇宙戦艦ヤマト」では古代守役を務めた。コミカルな役での、ダジャレを交えた独特の語り口は「広川節」とも呼ばれ、映画「Mr.BOO!」シリーズのマイケル・ホイ、英国のコメディ番組「モンティ・パイソン」などで親しまれた。軽快な語り口で、ラジオのDJやテレビのナレーションでも活躍した。
2008.03.09
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3月3日に発表された、4月1日から実施される規約改定が大きな波紋となりつつある。「mixi利用規約第18条問題」と言われるもので、すでにコミュニティも立ち上がっている。http://mixi.jp/view_community.pl?id=3130998このトップページには下記のように記されている。●あなたがミクシィで過去に書いてきたすべての日記は4月1日をもって自由にミクシィがあなたの断りなく引用可能なデータとなりました。(以下、3月3日発表4月1日施行のmixi利用規約より引用) 第18条 日記等の情報の使用許諾等 1 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。 2 ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。 附則 1 本利用規約は平成20年4月1日から施行します。 2 本利用規約の施行前にユーザーによって行われた行為についても本利用規約が適用されます。 この規約の問題は、書いた人の著作権を軽視しているということです。その問題に対して、mixiの初期からの会員や、SNSやプログなどのweb2.0の立ち上げに関わった人たちを中心に大きな反発が起きている。「mixi利用規約第18条反対」コミュニティも、見ているうちに参加者が増えて行っていて。利用規約改定をもって、同時退会をしようという動きも出てきている。mixiは、彼らの評価があって1千万を越えるアカウントまで成長したのですが。そういう人たちが反旗を翻したのです。影響力のあるネット社会の先進ユーザが離れることで、今後はmixi離れが始まることが予想されます。mixiの方も、事の重大さに気がついたようで。早速、下記のコメントを出しています。しかし、このコメントは、規約に書かれていることとの乖離が発生し、そのことによって、mixiの恣意的な運用に疑念を抱かせかねない内容となっている。利用規約改定に関するお知らせ(追記) 2008.03.04 mixi運営事務局です。 昨日お知らせいたしました 利用規約の改定 につきまして、『mixi』のサービス内にユーザーのみなさまが書き込まれる情報に関する取り扱いに関して多数のお問い合わせを頂戴いたしました。この場を借りてお詫び申し上げます。 特にお問い合わせの多い【第18条 日記等の情報の使用許諾等】に関しまして、誤解を避けるため、当社が想定している具体的な使用について補足説明をさせていただきます。 上記の条項につきましては、ユーザーのみなさまが『mixi』のサービス内で作成した日記、著作物等の情報について、従来どおりユーザー自身が権利を有することに変わりはありません。 また、ユーザーのみなさまが投稿した日記等の情報(公開している自主作成の映像やイラスト、テキスト等)の使用に関しては、当社の以下対応について同意いただくもので、当社が無断で使用することではありません。 投稿された日記等の情報が、当社のサーバーに格納する際、データ形式や容量が改変されること。 アクセス数が多い日記等の情報については、データを複製して複数のサーバーに格納すること。 日記等の情報が他のユーザーによって閲覧される場合、当社のサーバーから国内外に存在するmixiユーザー(閲覧者)に向けて送信されること。なお、ユーザーのみなさまの日記等の情報を書籍化することに関するお問い合わせもございますが、こちらの点につきましても、従来どおり、ユーザーのみなさまの事前の了承なく進めることはございません。 なお、利用規約につきましては、今後もご利用いただくお客様にご理解いただきやすい内容になるよう引き続き検討してまいります。 以上、何とぞよろしくお願い申し上げます。 なお、ユーザーのみなさまの日記等の情報を書籍化することに関するお問い合わせもございますが、こちらの点につきましても、従来どおり、ユーザーのみなさまの事前の了承なく進めることはございません。 という部分にも、疑問の声があり。「■第19条(メール2日問題)」と言われているものがある。これは、第三者に開示する場合、当事者に対して連絡をとるが、2日以内に返答がなければ、情報開示を認めたことになり、そのことによって、損害が生じてもmixiは責任を取らないという問題だ。たとえば、週末はパソコンやケータイをさわらないと決めている人は、入院などをしてしばらくパソコンやケータイをさわれない人は、承諾を得ないで日記を第三者に開示されてしまうということです。2日以内にメール返答しないと当該日記の第三者開示(閲覧)がありえるというのもかなり問題ですな。 (以下引用) 第19条 免責事項 5.弊社は、次に掲げる場合には、当該日記等の情報の内容を閲覧したり、 保存したり、第三者に開示すること (以下、本項において「閲覧等」といいます)ができるものとします。 弊社は、それによって生じたいかなる損害についても、 一切責任を負いません。 (1) 弊社が日記等の情報を投稿したユーザーの登録メールアドレスに宛てて 閲覧等の同意を求める電子メールを送信した場合であって、 次の各号に掲げるいずれかに該当するとき。 (ア) 当該ユーザーが閲覧等に同意したとき。 (イ) 弊社が閲覧等の同意を求める電子メールを送信してから2日以内に、 これを拒否する旨の当該ユーザーの電子メールでの回答が弊社の メールサーバに到達しなかったとき。 巨大に膨らんだインターネットサービスに対し、どこかから力が掛かっているのか。それとも、管理の煩雑さから、強固な手段での管理をしなければならないと思い出したのか、真相は当事者でしかわからないとはいえ。インターネットに限らずサービス規約は、運営者の考え方や実情を写している事が多い。だからこそ、規約によって、ユーザーは、運営者に対しての信頼性を判断している。それは、たとえ実施されなかったとしても、そういう案が出された時点で信頼を失ってしまうから恐ろしい。mixiは、もう、安心して、サービスが利用出来ない状態になってしまったのかもしれません。発展は、様々な試行錯誤の上に成り立っているので、今回の件は、そういう試行錯誤の1つなのでしょう。とはいえ、4年前にライブドアブログ、2年前にドリコムで同様の過ちをやっているので、同じ事の繰り返しでなければいいのですが。
2008.03.05
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今度は耐火用建材で偽装発覚ですか・・・耐火用といっても、偽装の延焼は避けられなかったようです。今回の偽装の原因の一つが天下りにあるのではないかという気がしているんです。一般消費者の使えるお金というものが限られているということで、商品は低価格に抑えないと売れないわけですが。安全性を確保するという理由で、様々な認証機関による認証が行われるわけです。それがコストアップに繋がっている。今回は、大臣認証と言いながら、性能試験は、財団法人「ベターリビング」(東京都千代田区) というむ所で行われていたわけです。理事長、専務理事、監事などの要職は、全て元官僚で、他の役員は会長も含め業界団体の会長などが集まっていて実質は名前を連ねています。全国地域婦人団体連絡協議会、主婦連合会が申し訳程度に役員に入っています。つまり、既得権を守る業界団体と役所の利益を守る団体である疑いがあります。認証を得てしまえば売れるわけですが。認証がなければ売れない。だから、新規参入をする所は、認証をタテに参入障壁をつくることができるし。身内には甘くすることが出来る。今回のニチアスの件では、水に一晩つけてから試験をしたというこですが。明らかに運ぶとき、通常のものと違って水を含んでいるので重いと思うんですよね。それを、まんまと見逃しているわけです。騙そうとした方も問題ですが、"騙されてあげた"疑いもあります。安全より、認証をした商品が売れるということ、認証した商品が売れることで認証機関の収益が上がり天下りが食えることが重視されたという疑いがあります。ニチアスの川島吉一社長は記者会見で「不正のあった頃は、事業を拡大するのが目標となっていた。担当者がプレッシャーを感じたのかもしれない」と釈明した。とのことだけど。事業を拡大するために売れる商品(性能の割りに安い商品)を作るということもあるのでしょうが。認証に掛かるコストや、認証のために必要以上に高い基準を設ける事によるコストアップが、消費者に押しつけられている現状があって。その問題の解決の方法として、偽装が行われたのではないかという気がします。 http://www.asahi.com/national/update/1030/TKY200710300340.htmlニチアスが耐火材偽装 01年から10万棟分 公表せず2007年10月30日22時00分 建材メーカー大手の「ニチアス」(東京都港区)が、住宅の軒裏などに使われる耐火材(01年以降の製造)の性能試験に臨む際、試験体に水を含ませたり、実際に販売するものより性能の高い材料を使ったりする偽装を施し、国土交通相の認定を受けていたことが30日、わかった。対象製品は全国の住宅など約10万棟に使われ、うち少なくとも約4万棟分は大臣認定の耐火性能基準を満たしていないという。同社は製品が使われている物件の把握を進め、交換・補修などの対応を始める。 同社内では06年10月に社内の製品調査で不正が判明していたが、事実を公表しないまま今月29日まで出荷を続けた。しかし、内部告発の動きを受けて今月17日、初めて国交省に報告。30日に記者会見した。一連の不正で同社は、耐火材が使われる部分の構造別に計20件の大臣認定を取得していたが、すでに16件で基準を下回ることが判明。認定が取り消された。 不正に認定を得て出荷されたのは、住宅の軒裏やビルの間仕切り壁用の耐火材4種類。「ケイ酸カルシウム板」という燃えにくいボード製で、準耐火構造の軒裏用2種類が約10万棟に使われ、耐火構造の間仕切り壁用2種類が約750物件に使われている。耐火性能基準を満たしていない約4万棟の大半は、旭化成ホームズの「ヘーベルハウス」「ヘーベルメゾン」シリーズとされる。 耐火材は隣家などからの延焼を防ぐために建築基準法で設置が義務づけられている。加熱に対して延焼を防ぐ時間の目安が定められていて、不正があったのは30分、45分、60分の3タイプ。ニチアスの試験では、45分タイプで実際には25~30分、60分タイプで40~45分の性能しかなかった。30分タイプについて同社は「不正はしたが、社内調査で性能を満たしていた」としている。 対象製品の性能試験は、財団法人「ベターリビング」(東京都千代田区)で行われた。01年2月ごろから05年8月ごろにかけての20回の試験で不正があった。 試験は、軒裏などの実際の使用状況を再現した試験体を同社が持ち込んで行った。加熱炉に試験体を入れ、耐火材に炎を向けて加熱。屋根と耐火材に挟まれた空間の温度を計測し、規定時間を経た温度の上昇が基準内にとどまるか試した。 同社は試験の際、軒裏部分や間仕切り壁の建材をあらかじめ水槽につけて水を含ませておき、加熱による蒸発で温度上昇が抑えられるよう細工していた。耐火材部分も、より耐火性能の高いものにすり替えて、試験をパスしていた。 不正には新製品開発などを行う技術開発チームの5人前後が関与したという。同社の川島吉一社長は記者会見で「不正のあった頃は、事業を拡大するのが目標となっていた。担当者がプレッシャーを感じたのかもしれない」と釈明した。
2007.10.31
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先日NPOまつりの会場で、お役所なりの平等の考え方を間違っていることって多いのではないかという話題が出た。たとえば、少子化が問題と言うことで、子育て世代にお金を回す政策を立てたとすると。子どもがいれば1人当たり月5000円の助成金を出しましょうってな具合の政策がとおる。現にそういう制度の地方自治体もある。だがそれを実施すると。本当にお金に困っている人は、月に子ども1人当たり5000円をもらっても、根本的な問題解決をしないし。お金を持っている人からすれば、1人当たり5000円もらってもはした金でしかない。つまり、典型的なバラマキであって、効果が見込めない。それが、なぜ通ってしまうのかというと、大勢の人に利益を与えないと公共性がないとみなされるからで。大多数の少しお金がない人に適当に配れればいいという発想なのです。だから、本当に困っているという、マイノリティの人には、実質的に恩恵がないのである。その究極のマイノリティが、その人特有の困った状況である。本来の公共サービスは、最低限の生活にまで引き上げるのが、基本的人権に基づいた公共サービスの役目だと考えられます。それは、その人固有の困った問題であっても、そうするのが、憲法で基本的人権と謳われている国の行政の仕事だと思われる。しかし、行政は法律に基づいて働くモノだから、法律によってマイノリティが救われないことがある。長崎で、おそらく世界でたった一例ではないかと思える病で苦しんでいる人がいる。なぜ大変かというと、難病と認定してもらうには、最低3人の同一症例を把握しないと調査研究の対象とならないということで。難病なのに難病として診てもらえないという事が発生しているのだそうです。おかしな話ですが、どうも、いま患者側が同一症例を探さないといけない状態になっているようなんです。こういう症例を探すのは、厚生労働省や研究機関の仕事だと思うのですが。実質的に、手段も専門知識もない患者側が探さないといけないのはおかしい。すべての事は、誰か1人から始まるわけです。エイズやBSEによる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病なんかも、最初は1人だったはずです。1人に対応していたら経済効果がないという理屈はわかりますが。1人だからこそ、きっちりと研究していくことで、今後の医療の発展に繋がるとともに、患者も原因が追及されることで治癒される可能性が出てくる。さらに、医療の研究職は都市に集中しているため、長崎県では特殊な症例を見てくれるお医者さんがいないのだそうです。だから、原因不明だとはいえ、対処療法でさえも満足に受けられない環境といえる。こういう事例をみていると。公共サービスとは、公共性とか、なんだろうって思ってしまいますよね。全ては、1人から始まるわけです。しかし、弱者の場合、1人から増やすことが難しい。まあ、いろんなタイプの公共サービスがあるわけですが・・・こういうことをサポートするのが、公共サービスなのではないかという気がするんですが、どうでしょう。そんなことで、いま、研究して、病名をつけてもらって、治療して欲しいということで、署名運動が始まっています。人は、いつ、どういうことで、世界にたった一つの病に悩まされるかも知れません。この病になった方を助けるということだけでなく、もしそうなったときのために、世界にたったひとつの病になった時に安心できるしくみを作る必要があるかと思います。賛同頂ける方は、下記に連絡してみてください。そして、もし、同じような症例をみたことがあるという方がいたら連絡して下さい。3人寄れば文殊の知恵ではないですが。3人集まれば調査してくれます。難病とたたかっている「長崎県在住の野口昌剛さん」の紹介野口昌剛さんは、ダウン症をかかえて生まれました。1994年、ひざの外側に痛みを覚え、曲がらなくなり、5回の手術を受けたのですが・・・両ひざが外を向き、車椅子での生活を余儀なくされました。『ひざの靱帯が原因不明で短縮するという世界で一つの症例』だそうです。難病認定をされるには、最低3人の同一症例を把握しないと調査研究への動きがなされないということです。世界に1つの症例なので相当な署名がいると言われています。新しい、福田総理大臣に直接嘆願書を渡す予定です。署名は12/15締め切りです。わたしのお友達に届いた、野口さんのお母さんのメッセージの抜粋1人でも多く書いていただきたいです。年令はいりませんので、家族に子供さんがいるところはお名前をぜひ書いていただきたいと思います。どうぞ、昌剛のために協力をお願い申し上げます。世界に1つの症例です。私達の願いは、国に、1. 研究してほしい。2. 医学書がないので、新しい病名をつけてほしい。3. 難病認定の訴え現在Dr.がついていません。その事がこまっています。長崎では見てもらえません。〒850-0028長崎市勝山町7番地 グランドハイツ勝山401野口 昌剛 母親 美佐恵090-1349-2272095-820-8455どんな小さな情報でも欲しいという気持ちでの電話番号公開のようです。何か情報があったらお願いします。★署名については、野口さんに直接もいいですが、私の方に連絡下さい。署名のとりまとめをなさっている方をご紹介致します。
2007.10.26
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世の中、同姓同名って多いのですが、ビール評論家のマイケルジャクソン氏が亡くなったのだそうです。同姓同名と言えば・・・、マイケル・マクドナルド氏とかも、同姓同名のアーティストが何人かいます。実は、この同姓同名が多いのは、生きる知恵なんだそうです。黒人がアフリカから連れ出され、奴隷として扱われたりしたのですが、名前を覚えられたら主人に狙われ、場合によっては殺されるなど、大変な目に遭うので、目立たないように平凡な名前をつけるのだそうです。たとえば「まいける君」と言われると、10人も20人も出てくると、わけわかんなくなりますよね。そうすることで、身を守ったということなんです。また、黒人の姓に、ホワイトとかグリーンとかブラウンというものがあるかと思いますが。主人が勝手に、分類出来たりするように、白、緑、茶というように色の名前で姓をつけてしまった事から始まったそうです。人の名前に、歴史ありです。ビール評論家のマイケルジャクソン氏のご冥福をお祈りします。Famed 'beer hunter' dies http://www.cnn.com/2007/LIVING/08/31/beer.hunter.ap/index.htmlLONDON, England (AP) -- Michael Jackson, a leading world beer critic who praised the brews of Belgium and acknowledged he would never be as famous as "that Michael Jackson," has died. He was 65.Jackson, known as "the beer hunter," died Thursday of a heart attack at his home in west London. His body was found by his house cleaner, Paddy Gunningham, his long-term partner, said Friday.She said he had kept writing and traveling, despite suffering from Parkinson's disease, and that he planned to write a book about the ailment."He was simply the best beer writer we've ever known," said Tim Hampson, chairman of the British Guild of Beer Writers. "He told wonderful stories about beer, breweries and far away places. He told the story of beer through people, and he was humorous and erudite at the same time," Hampson told The Associated Press.Jackson especially loved Belgian brews. His books "The Great Beers of Belgium" and "World Guide to Beer" introduced them to many export markets, including the United States.By identifying beers by their flavors and styles, and by pairing them with particular foods and dishes, Jackson helped give birth to a renaissance of interest in beer and breweries worldwide that began in the 1970s, including the North American microbrewery movement.His TV documentary series, "The Beer Hunter" -- which popularized his nickname -- was filmed around the world and shown in 15 countries.He worked as a beer critic for more than 30 years, writing in newspapers and gastronomic magazines, holding seminars and giving speeches, appearing on U.S. talk shows and writing books about beer and whiskeys published in 18 languages.Jackson knew he would never be as famous as Michael Jackson the rock star, and that was reflected on the beer critic's Web site. "Hello, my name is Michael Jackson. No, not that Michael Jackson, but I am on a world tour. My tour is in pursuit of exceptional beer. That's why they call me the Beer Hunter," it says.
2007.09.01
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連日、記録的な暑さです。おかげでか、私がタイで使用している携帯電話は、電池から火が出るとのことで、リコール対象となりました。とにかく暑いです。40.9度を記録した熊谷市なんかは、この記録をネタに町を売りだそうとしています。そのおかげで、43度という表示の看板まで出たりしたようです。気温というのは、一定の条件のもとで記録されるわけですが。地表近くだとか、気温を測る場所によって違った値が出たりします。だから、やろうと思えば、高い数値を出すように温度センサーを設置し表示すれば、暑さを町の売りにすることが出来たりするのです。一方、夏が稼ぎどきの北海道銘菓が、賞味期限の表示を1ヶ月偽ったとのことです。賞味期限って、意外に過ぎても美味しいケースってあるんですよね。もちろんものにも寄りますけど。かつて、12年モノの缶詰を食べたというブログ記事を書いた事がありますが。大丈夫なモノは大丈夫です。逆に、賞味期限内でもダメなものはダメです。今回の件、もちろん製造者の責任というものもありますが。流通や消費者の問題もあるような気がするんですよね。たとえば、賞味期限が1ヶ月とか下手すると2ヶ月を切ったものが、まだ食べられるのに返品されてくるとか、そういうことがあって、もったいないから、1ヶ月余分につけておこうなんていう発想になったのかも知れません。製造者ばかりの責任を追及するのではなく、事件の起きた背景をきっちりと整理しないと。また同じように表示を偽るところが出てきかねない気がします。さて、こちらは、昨日に引き続き、暑さを避けて、標高の高いところに逃げてきております。せっかく、避暑に来ているのに、山梨県内は「風林火山」「風林火山」と暑苦しくて、長野県に突入です。せめて、この時期だけ「風鈴花山」にしてほしい。そんなことで、野辺山に来ると、今度は「ハイブリッド車両」「ハイブリッド車両」です。野辺山は高原野菜と観測所が有名で。野菜を積んだ大きな車輪のトラクターが走り回ったり、大きなメーサー砲のようなパラボラアンテナがあったりと。それだけで風情があるものですが、この「ハイブリッド車両」というのは、私にとっては少し興ざめです。とはいえ、お父様方には人気で、子どもそっちのけで車両の撮影です。甲斐大泉駅にて列車が日本最高地点に差し掛かると、一斉に車内からその標識を撮影しようと、多くの人がカメラを構えています。帰りに、実際にどのぐらい写せるか実験してみました。ちゃんと撮るには、かなり根性がいります。なぜ「ハイブリッド車両」が、わたしにとっては興ざめかというと。実際は、ディーゼルエンジンで発電機を回して電動モーターで走る電車「電気式ディーゼル車」であって。決してハイブリッドではないからです。自動車のハイブリッドの場合は、エンジンの動力と、電動モーターの動力で動くので、ハイブリッドなのですが。このJR東日本のいうハイブリッド車両は、電動モーターのみで走っているからです。もちろん、自動車のハイブリッド車のように、制動時に電力を回生して、蓄電池に充電し、次の加速のための動力源にするという機能はもっていますが。これをもってハイブリッドというべきでしょうか。国鉄は、昭和20年代から30年代前半に、電気式ディーゼル車を使っていましたが普及しませんでした。それは、熱効率が悪かったり、保守面で問題があったからと言われています。今の技術を使えば、長年使ってきた電力回生電車のや、最新の蓄電池があるので、電気式ディーゼル車の欠点を補うことが出来るというのが、この車両だと思うんですよね。でも、それをハイブリッドと表示してしまうのは疑問なんです。同時に、トヨタのプリウスだとか、ホンダのハイブリッド車のように、電力を回生し蓄電するというのをハイブリッドの定義にしてしまうのも変だと思います。本来なら、電動アシスト自転車も、人力+電動モーターのハイブリッドなわけですから、もっと大々的にハイブリッドと言ってもいいと思うし。古くは、モペットというバイクは、坂道で走らなくなるとペダルを漕ぐことで、電子制御を使わない形でのエンジン+人力のハイブリッド動力になるわけで。本来ならこちらの方をハイブリッド動力と呼ぶべきではないかという気がします。といいつつも、ちゃんと車両と共に記念写真を撮っちゃいました。#さて、どのように撮影したでしょうか?そういうわたしを見て、地上に降りて1年半が経った王子は真似る。でも、なんか違うぞ・・・
2007.08.16
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タイ警察が、懲罰の一つとしてキティちやんの腕章をつけるという案が、著作権の問題で中止になったようですが。著作権がらみというと、代表がキャラクターのニセモノです。ニセ○○というと、やっぱり、こうでなくちゃいけないですね。ホンモノニセ○○参考おまけSONOKO美白バージョン
2007.08.14
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赤城農相が事実上の更迭という形で辞任したそうですが。次は、新しく誰かが入閣するわけではなくて、環境相が兼任するそうな。それにしても、今回、交代カードを使わなかったのは、サッカー国際Aマッチと同様、交代枠は「3」ってことなんでしょうか。それとも、出場資格のある選手は全て使い切ってしまったのかどうなんでしょうね。それより、赤城農相が在任中、何回、海外に行ったんでしょうね。しかも、成果があまり無いような内容だったそうですし。明日からアメリカに行く予定だったんでしょ。当然、飛行機も宿も押さえてあったわけでしょうし。合う予定の人もいたはずです。それなのに今辞めてしまうって変ですよね。そのぶんの経費を返納した方が良いんじゃないでしょうか。税金の無駄遣いです。赤城さんが個人で払えないのなら、組織として自民党の政党助成金から返納した方がいいように思います。
2007.08.01
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参議院選挙が開票され、自民党が歴史的敗退、民主党が大勝という結果になりましたが、政局が不安定になるというのとは別の不安を感じ出しました。まず、比例代表制のおかげで、大勝した場合、あまり票を得ていない人やよくわかんない人も当選してしまっているわけですが。ここに問題が発生する可能性を感じます。2年前の9.11郵政選挙で自民が大勝した時もそうですが、ほんとわけのわかんない人も、比例代表で当選してしまいます。それは、それで、そういう仕組みなんだから仕方がないとはいえ。いきなり、国会議員が極端に増えると、国会議員を支える仕組みを管理しきれる体制が出来るのか不安を感じています。たとえば、史上初の国会議員キャディが登場したわけですが、彼の政治活動をサポートするスタッフをきっちりとつけることが出来るのでしょうか。言って見れば、キャディのいないゴルフ選手がたくさんいて良い試合が出来るかということです。まあ、党の執行部の言うとおりにして、一票を稼ぐための要員なら、そんなスタッフなんか形だけでいいんでしょうが。実際に、公約をあげて、日本をこのようにしたいということで、そのためには、いろいろ調べたり、どのような手続きで話を通せばいいとか、問題解決をするためには、どこに問題点があって、だからこそここを直すようにすればいいとか、そういう事を議員と共に考えそれぞれの位置で下働きなどをするスタッフというのが必要なんですよね。そうしないと、ただの多数決要員にしかないということになってしまいます。急成長をしたおかげで、戦力不足に陥ることで、国会議員らしくない国会議員が増えるのではないかと思います。ここんところ、自民党の閣僚の方々の事務所経費とかいろんな不祥事がいっぱいあるのですが、小泉政権で躍進したおかげと、改革に不必要な人を追い出した影響で、議員は多いけどスタッフ不足も含め、管理体制が出来ていなかったのが原因のように思うんです。だから、この問題は民主党だけの問題ではなく、他の政党も急成長をしたら、キャディ不足が起きうることだと考えています。次ぎに、二大政党の問題今回、二大政党化が進んだわけですが、二大政党になれば、意見が対立して、バランスが取れると思われがちですが。非常にバランスの悪い状態になるような気がします。たとえば、閣僚のいる自民党がAという意見を出し、民主党がBという意見を出したとします。参議院で通らないとなるとなると、自民党が表向きBという意見に直してきて、実質はAという、名目と内容が捻れた法案を出してきて、取り込んで通してしまうという事が起きたりします。また、国民のことを考えると、C案やD案が最適と思われることも、二大政党に採用されなかったら、その案は葬り去られてしまうという事も出てきます。まあ、二大政党もメリットはあるわけなので、否定はしませんが、デメリットも理解しておく必要もあるかと思います。それ以前に、党の方針というのは、知恵を合わせて作るものだと思うのですが、プレーに集中出来ないキャディのいないゴルフ選手が寄り集まっても、知恵を集めるといういいプレーはできないと思うし、良い試合にならないと思うんですよね。
2007.07.30
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今回の参議院選を見ていて気がついたのですが、タレント議員の時代が終わってきている雰囲気があるんです。そのまんま東さんが宮崎県知事になっちゃいましたが。参議院選に関してはそんな傾向が出てきている気がしています。ある新聞の調査で、あるタレント候補者を支持すると答えた人の中に「選挙に行かない」と答える人が多く含まれていたようです。つまり、当選しにくいということです。知名度があるということで票が取れるということで立候補し、無党派層に訴えかけ、たとえアンケートでは支持してくれたとしても、投票してくれなければ意味がない。これではタレント議員は生まれない。この傾向が顕著なら、これからタレント候補者の擁立は減っていく可能性がある。また、前回の落下傘候補で湧いた衆議院選挙で、あまりにメディアが騒ぎすぎ選挙に影響をあたえため、今回はメディアが大人しくしているというのも、タレント議員への注目が弱まっているのも一因だとおもいます。その他に、最近、青島幸夫さん、横山ノックさんという、タレント議員の代表格という方が相次いで亡くなられたことも、タレント議員の時代が終わったというムードを作っている気がします。☆この他、7/17で、石原裕次郎没後20年ということで、石原プロ解散説が流れましたが。もし解散が現実となったとしたら、石原慎太郎の政界引退と連動するかも。
2007.07.22
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ツナミクラフトを販売してもらえるお店を廻っていると、優越的地位の濫用と思われることで困っている店が多いことに気づかされる。売れ筋の商品を取り扱おうとすると、店の形態や経営方針関係なく、別カテゴリーの商品を買い取らなければならない状態にさせられるという。その昔、ロボットアニメのプラモデルがバカ売れした頃(このロボットアニメのプラモデルはいまだに売れている)、そのロボットアニメのプラモデルを入荷するためには、他のプラモデルを入荷しなくてはいけないということにされて。子どもたちはロボットのプラモデルを楽しみにしているから、仕入れないわけにはいけないため、模型屋にバンドル販売された不良在庫が山のようになるという事件があった。ヒット商品があるということは、そのことで、優越的地位が出来上がってしまうわけだが。その地位を利用して、事実上、商品を押しつけてしまう状態は、優越的地位の濫用と言う言葉が当てはまってしまいかねない。とはいえ「優越的地位の濫用」というのは、小売店が、仕入れ先を困らせるケースが多いようだ。法律用語での「優越的地位の濫用」というのは、独占禁止法(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)の、第19条(不公正な取引方法の禁止)及び第14号(優越的地位の濫用)に基づいて、公正取引委員会が判断して違法だとか、どうだか判断するもののようなしくみとなっている。小売業者による優越的地位の濫用行為としては、流通・取引慣行に関する独占禁止法上の指針として、押し付け販売、返品、従業員等の派遣の要請、協賛金等の負担の要請、および多頻度小口配送等の要請について、公正取引委員会が、それぞれに具体例を挙げて、適法性判断の指針を示している。どうも今の世の中、百貨店、量販店、コンビニエンスストア本部等の大手の小売店の方が優位に立っているようで、検索すると「大規模小売業者による納入業者との取引における特定の不公正な取引方法」なんてのが上に出てくる。要は、あんたの会社からたくさん仕入れるからと言って、お中元セットを買ってくれと押しつけてくるってやつです。最近元気のない某大手百貨店がこれをよくよやっていたようですが。元気が無くなったのは、もしかすると公取に刺されたからかもしれない。そう考えると、小さな市場規模の中、零細同士で、ヒット商品を持っている卸が、さらに零細の小売店に対して「優越的地位の濫用」と思われることって。公正取引をウリにしている業界ということもあり、公正取引委員会が違法と判断するしない関係無しで、取引上のモラルの問題が大きいと思うんですよね。おそらく、公正取引委員会も、取り締まらなければいけない巨悪があるから、(大きくなって欲しいマーケットではあるが)市場規模の小さな流通の仕組みの中で行われている「優越的地位の濫用」と疑わしきことなんかに目もくれるヒマもないと思われます。法的には問題がない、法的に判断されていないからといって、生き残るためには必要だとはわかるけど、フェアと思ってもらえない事をするのは、困ったものである。何件かの店では、もう来年は扱えなくなるかもと言っている。結果として困るのは、その商品を身近で買えることを楽しみにしている消費者だし。売れなかったら困るのは途上国などで貧困から抜け出そうとしている生産者である。この世の中、大手の小売店が、消費者に与える影響が大きく、零細でも頑張って貧困問題と立ち向かっている方たちの消費者に与える影響は少ないが、小さな核があって、そこから結晶が出来上がるように、こういう小さな核は大切にすべきじゃないかと思います。そのヒット商品のファンとしても、お願いしたいところでもあります。そして、そのヒット商品は、ツナミクラフトの販売に多くのヒントをもらっただけに。さらにお願いしたいところです。
2007.07.11
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暴言を吐いて辞任した久間防衛大臣の後釜として、小池百合子衆議院議員が防衛大臣に指名されたわけですが。おそらく、参院選が終わるまでの1ヶ月弱の腰掛けなんでしょうね。女性を担当大臣に立てることでイメージアップということなんでしょう。せっかく女性国防担当大臣を選択するのだったら高市早苗の方が適任だと思うんだけどなぁ。すでに、沖縄及び北方対策、科学技術政策、イノベーション、少子化・男女共同参画、食品安全を担当してるんだから、1ヶ月だし一つぐらい増えても変わらない気がする。しかも安倍晋三の「再チャレンジ推進委員会」を支援する「再チャレンジ推進議員連盟」会員ですからねぇ。これで防衛大臣が再チャレンジ・・・・。選ぶんだったら、そっちじゃないの。まあ、私としてはどっちもどっちなんですが。年功序列で決めたのかも。まあ、あほな話は置いておいて、実際は、内閣総理大臣補佐官(国家安全保障問題担当)からの繰り上げなんでしょうが、環境大臣をした人が防衛大臣というのはなんとなく違和感はありますよね。
2007.07.04
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家電量販店業界はとても競争が厳しく。郊外型は、コジマ、ヤマダ電器、ベスト電器などが展開し、主要な駅前はビッグカメラとヨドバシカメラが展開している。そして、秋葉原はまだマシだとはいえ、秋葉原や日本橋の家電量販店が軒並みやられてしまって。ジョーシンが関西資本唯一という事をウリにして、関西人の情に訴えかける作戦を取るぐらい劣勢を強いられる状態となっている。そんなことで、いままで「安さ爆発」で売っていた「サクラヤ」に異変が起きた。サポート爆発!この看板を見て、ぶっ飛んでしまった。「安さ爆発」という言葉から、爆発的に安いという激安イメージが出来上がるのに対し。「サポート爆発」って言葉からは、サポートセンターのキャパシティを越え、問い合わせや苦情が殺到しサポートセンターが爆発したとか、サポートの対応がぶっ飛んでいて壊れた対応だったとか、そんなイメージで、必ずしもサポートが良いというイメージはない。もう、価格では戦えないからということなのでしょうが。これはないよね。
2007.07.01
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石見銀山が世界遺産になるそうな。ここんところ、リタイヤする団塊の世代を中心に、世界遺産を巡る旅が流行しているようで。そのおかげで、遺産の破壊が起こったりしている。また、世界遺産への偏重が、観光収入で食べている地域から観光客を奪う傾向もでてきている。なので、国や自治体は世界遺産へのアプローチは重要課題なのである。そんなことで、努力もあってか石見銀山は逆転で世界遺産(文化遺産)となった。今回、日本で初めて産業遺産として登録されたのは価値があると思う。2005年に登録された知床の影響もあって自然遺産のイメージが強く、あとは遺跡などの文化遺産に人気が集中していた。産業遺産の登録で、世界遺産巡りの旅はどのように変わるのか注目したい。世界遺産に石見銀山遺跡 国内14番目、延期勧告覆す2007年6月28日 東京新聞 夕刊 【クライストチャーチ(ニュージーランド)=共同】ニュージーランドのクライストチャーチで開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第三十一回世界遺産委員会は二十八日、日本政府が推薦した「石見銀山遺跡とその文化的景観」(島根県大田市)を世界遺産(文化遺産)に登録することを決めた。 日本の世界遺産の登録は二〇〇五年の「知床」(北海道)以来十四件目、文化遺産では十一件目となる。石見銀山遺跡は島根県中部の大田市にあり十六世紀から二十世紀まで銀の採掘、精錬が行われた鉱山跡や鉱山町、港と港町、街道から成る。銀は十六、十七世紀には外国にも輸出された。 五月のユネスコの諮問委員会の「登録延期」勧告を覆した。
2007.06.28
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いま英語圏で「セカンドライフ」というバーチャル空間が流行っている。お金、土地、企業など実際の社会のようなものが作れ、バーチャル空間で商取引が出来ちゃったりすることが人気の原因だと言われている。そんなセカンドライフも日本への進出を狙っている。セカンドライフ日本語版は2007年中に公開予定とのことで、にわかに日本でも注目されつつある。最近では参院選に向けてセカンドライフに選挙事務所を作った議員まで登場したりと。日本語版リリースまでに、先手を打ってしまおうという動きが活発になっている。そんな状況の中、地下鉄にこのような広告が出ていた。さすが野村證券。サポートもしっかりしていそうだ。
2007.06.25
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取り消し処分はわかるんですけど・・・実際の受講者無視してる気がするんですよね。確かにNOVAとコムスンは不適当な業者ですし、別に肩を持つ気もないのですが。教育訓練給付をダシにして講座の勧誘をしていたかもしれないけど。15日に言って、18日とか20日から始まる講座に関して、教育訓練給付を出さないって言うのっておかしいと思うんですよね。教育訓練給付制度を利用して受講する人って、サラリーマンに限られるわけで。会社に受講するとか言ってその日は残業をしないだとか休むだとかして日程を調整して、スキルアップのために受講しているわけですよね。スキルアップには違いないけど、有給休暇もなんとなく休ませてもらえないという職場環境が多い中、残業をしないとか、休むというのは至難の業なんですよね。場合によっては社内の評価というか評判に関わってくる。教育訓練給付制度で最大40%お金が返ってくるというのがこの制度は、労働者のスキルアップが第一の目的ではあるのですが、そのリスクに対する補完の機能がある。そうやって、社内の立場というリスクを負ってまで、向上心をもって受講しようと決意し、スケジュールを押さえている人に対し、お金が戻ってこないというのはおかしいと思うんですよね。おそらく、助成金が最大限支払われるようなコースに勧誘されていると思われるので、50万円少し手前ぐらいの講座なんかを受けている人も多いと思うんですが。その場合約20万円返ってこないのは痛いと思いますよ。コムスンに至っては、金曜日に発表して、土曜日の朝刊に記事が載って、月曜日から給付金がダメってスケジュールだから、告知も不十分な上、判断出来ないと思うんですよね。もし、講座をキャンセルしたとしても、その日休んで講座を受ける人がいたとしたら、職場もシフト組んでいるはずなので、いきなり出社されても困るわけで、その日は休みということになってしまうわけですよね。やるんだったら、せめて、来月分の講座とか、周知期間をおいて実施した方がいいと思いますよ。昨年度、NOVAの32講座で約4700人受けているということは、10日間期間を遅らせるだけで、単純計算で150人近くの人が、いきなり言われて給付金を受け取ることが出来ないというトラブルがなくなると思うんですよね。今まで、いろいろ問題があったのに、真剣に対応せず、何かとさんざん持ち上げていたにもかかわらず。一度、悪いと言い出したら、一斉に攻撃するというか、突き落とすというか、そんなことになってるけど。これって、いじめというか、役所が新興企業に対する「いじり」なんでしょうかね。それに、受講者というか、国民がつきあわされるのは問題があるんじゃないでしょうか。--------------------------------NOVAとコムスンの講座、教育訓練給付の指定取り消し2007年06月15日20時56分 朝日新聞 厚生労働省は15日、英会話学校最大手「NOVA」の外国語講座32講座と、訪問介護最大手「コムスン」によるホームヘルパー養成講座2講座について、受講者の入学金や受講料の一部を助成する教育訓練給付制度の対象から除外すると発表した。両社は今月、厚労省や経済産業省から違法行為に対する処分を相次いで受けており「教育訓練を実施する者として著しく不適当」と判断した。 除外されたのは、NOVAが英会話やフランス語、ドイツ語などの講座、コムスンはホームヘルパー2級講座と同1級講座。NOVAは20日以降、コムスンは18日以降にそれぞれ受講を開始した人が給付金の対象外となる。現在、受講している人には支給される。また、両社の講座は今後5年間、制度の対象外とされる。 教育訓練給付制度は、自己啓発のため、厚労省指定の民間講座を受けた労働者に対し、雇用保険から費用の最大4割(上限20万円)を助成する制度。06年度には、コムスンの2講座で76人が給付金を受けており、支給総額は約260万円。NOVAの32講座では約4700人が給付金を受け、支給総額は約5億6000万円に上る。 コムスンは今月6日、介護報酬の不正請求問題で厚労省から事業所の新規指定や更新を認めない処分を受け、NOVAも13日、経産省から特定商取引法違反で業務の一部停止命令を受けている。
2007.06.16
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最近、ハンカチ王子から始まって、ハナクソ王子、はにかみ王子という感じで、○○王子というのが増えてますよね。んなことで、○○王子ネタです。じゃなくて、うちの王子の話です。早いもので、うちの王子も地上に降りて1年と4ヶ月を過ぎました。しっかりと大地を踏みしめております。そして、いろんなものに興味を持ってきています。特に機械ものは好きです。そのいくつかの好きな機械もののひとつに、消防車があります。最寄りの駅に消防署と消防博物館(入場無料)があるせいもあるのですが、やはり絵本の影響は大きいです。しょうぼうじどうしゃじぷた 王子は、特に消防車が並んでいるページが大好きで、本を手にすると必ずと言っていいほど、そのページを開いていたりします。もうご満悦です。てなことで、消防車好きの王子に消防車メーカー「モリタ」の100周年記念Tシャツを着せてみました。株式会社モリタは1907年(明治40年)4月に設立した消防専門メーカー(環境機器なども作っていますが・・・)で、今年がなんと100周年です。↓現物はこれです。楽天でも買えるようです。詳細は画像をクリック。子どもってすぐに大きくなるので今しか着れないサイズの服となるのですが、だからこそ、今しか着れない記念Tシャツなんかを買って着せてあげた方がいいんじゃないかって気がしたんですよね。うちの王子は、献上物が多くて、あまり服を買ってあげるということが無かったので、こういう着せ方もあるのかなって思っています。それと、多くの人の役に立つ人に育って欲しいしね。ちなみに、モリタの対抗馬は、日本機械工業「NIKKI」です。と日記に書いておこう。
2007.06.14
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統一地方選挙も後半戦に入り、私の住んでいる新宿区は区議会選挙ということで、候補者達が路地の中まで拡声器を持ってうろうろしている。保育所の横にある候補者のポスター掲示場所には所狭しと候補者のポスターが貼られている。候補者陣営は必死で、組織票を集める人や、不在者投票の場所まで案内してくれる方など、様々な方法であの手この手で票を固めていく。そんな選挙の様子を見ていて最近気づいたことがある。「選挙って数えるから世の中が良くなりにくい」ということである。選挙の様子を見ていて、ふとバンコクで出会ったミャンマーで出家したお坊さんが「人は数えるから優しくなくなる」と言っていたことを思いだしたからである。人は数えることで数字に執着してしまい他人に優しくなれなくなりやすいのだそうだ。たとえば、信念を持っている人がいたとして、その候補者が思ったほど票数が伸びないとの予想が出たため、票数を獲得しないといけないということで、自分が思ってもいない対立候補の言い分を途中で公約に入れたりすることがある。確かにそれで票が取れて当選するかもしれないが。心にもないことを言ってまで魂を曲げて当選したとして、本人は気持ち悪くないのだろうか。もし、気持ちが悪いのならば、そのことで心が乱れ、判断を間違えかねないこととなり、多くの人に関係する政治をおかしくしてしまいかねない。また、当選してから、途中で公約に入れたことを撤回もしくはそれに近いことをする人がいるが。言い分を変えた事で、投票した人を裏切ることになる。裏切ることで、本人は気持ち悪くなることはないのだろうか。これも同じく、気持ちが悪いのならば、そのことで心が乱れ、判断を間違えかねないこととなり、多くの人に関係する政治をおかしくしてしまいかねない。こういう人は、やさしい人なのだが、一方では、これらの事をやって、気持ち悪いと感じない人がいる。こういう人は、やさしくないから、他の人に優しく出来ず、関わる人を不幸にする。関わる人が不幸だと、自分も不幸になりやすい。だから、数に魂を売ってしまうと、魂を売ってしまった本人はろくなことがない。そうそう、長崎の方で候補者が殺されるという事件があったが、どうも多額の金額という数字が動く工事と関連しているのではと報道されている。大きな数字が好きだから、関わったのだろうけど、他の人も同じように、いや、それ以上に数字に拘っているから、数字に魂を売ったりしている人もいるだろうし、その人たちに憎まれたり妬まれたりしやすい。#暫くして、亡くなったとの報道がありました。ご冥福をお祈り致します。先ほど、関わる人が不幸だと、自分も不幸になりやすい。と書いたが、選挙で勝った結果どうなるかというと政治の場で活躍することとなる。多くの人に関係する政治ですから、関わる人の人数がケタ違いである。もし、関わる人を不幸にするような、やさしくない人がその立場にいると、多くの人を不幸にしかねない。選挙は、票数という数字に拘らなければなかなか勝てない。これは、こういうシステムなのだから仕方がない。言い換えれば、数字に拘り、数字に執着し、挙げ句の果てに数字に魂を売った人が結果を出しやすく。数字に拘る、やさしくない人が、多くの人に影響を及ぼす立場になりやすい。だから、選挙でなかなか世の中が良くならない。ほらほら、数字に拘ったり、大きな数字が好きそうな人が政治の場にたくさんいるでしょ。でも、決して幸せそうに見えないよね。そんな人がしあわせそうな表情をしているのは、有名人と会ったり美味しい料理を食べている時の写真が多い気がする。(でも、それを一部の人に限って報道しすぎるのもなんですよね。その一部の人が、素に戻った所を捉えたものだけが流されると、多くの人がその一瞬だけをインプットしてしまい。その一部の人が票を稼ぐときに有利なんですよね。ちょっとアンフェアかも)とはいえ、投票しないと、ますます数字に拘りすぎてやさしくなくなってしまった人が、多くの人に影響する場所に居座らせてしまう。だからといって、本人だけでなく、その取り巻きの人たちも、票を固めるという、数字に拘る活動をしているわけだから。どうしても、似たようなものに見えてしまうので判断がしにくい。困ったものです。数字とどのように付き合っていくか。人間が何かを所有し、それを数字で表すようになってから始まった、人類にとっての難題に違いない。
2007.04.17
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昨日、うちのもう一つのブログのアクセス数が妙に上がっているので、アクセス解析をしたら検索エンジンで「嫡出子」というキーワードで検索し、もうひとつのブログのページに到達していたようだ。ここ最近、民法772条に対する関心も高くなっていることもあるのだが。この一週間で急激に増えた理由は、どうも代理出産の話題がプラスされたということがあるようなのだ。それが、代理出産で生まれたタレント・向井亜紀さん夫妻の子供をめぐる裁判で、最高裁で原告のタレント・向井亜紀さん夫妻の敗訴が確定したというニュースだった。そのため、子どもの定義に関する用語でのネット検索が促進された。民法は明治時代に作られた法律を、そのまま継承していままできたものが多い。婚姻や出生に関する法律も、改正されたものはあるが、基本的には明治時代のままだ。これは、これで理由があって、コロコロと変更されていまっては、戸籍のルールが時代によって混乱し、国民の定義がゆらいでしまい。国が誰をどのように保障すればいいのかの線引きがわからなくなるからだと考えられる。そんなことで、医療や科学技術の発展には関係なく、昔のままの定義が継承された。今回の代理出産の騒動の原因は、今の日本の民法は「誰が出産した」という事で、親と子の関係が決められていることにある。「誰が出産した」ということを重視するのは、これが一番、明確であるからである。タレント・向井亜紀さん夫妻の件は、これに、国籍の問題がからんでくる。アメリカは出生地主義で、アメリカで生まれたらアメリカ国籍になれる。それに対して、日本は、日本国籍の人の子どもであれば日本国籍となる。しかも両親が日本に住んでいるわけだから、日本の法律も適用される。そのため、日本の法律に基づいた場合、自らの希望する内容で出生届を出せなかったから、出していないということで無戸籍になっている。ちなみに、最近一部ではやっているそうなのだが、子どもがアメリカ国籍になってほしいということで、アメリカで出産する日本人母がいる。今回の件をさらにややこしくしているのは、代理出産の契約である。借り腹である出産した人は、権限も含め、母親である事を放棄するかわりに、公文書に親としての記載をしないという契約をしている。だから、日本の出生届に借り腹である実際に出産した人の名前が書けないし、記載しなかったら不実記載をしたことになる。もう終わってしまったことなので、これからどうするのかという事が大切なのだが。本来であれば、日本の法律に考慮した契約をすることで、借り腹である実際に出産した人名義で出生届を出したあと、養子縁組という手続きをする事が出来た可能性がある。おそらく、このあたりの検討をした上で契約をしたのだと思うが、子どもが欲しいという事を優先しすぎて、プロセスを経ないと日本では子どもとして認められないという事を前提とした契約が出来なかったのではないかという気がする。がんの治療で子宮を摘出するなどして子どもを産めないため、代理出産で子どもを持ちたいという方がいて、国内で代理出産が出来るようにしてほしいという動きがあるのだが。それぞれの国の法律を考慮して、複雑な契約をする事なく、代理出産が出来るメリットは大きいと思われる。ただ、代理出産はモラルが危うくなる要素を持っている。たとえば、今回の「借り腹」型代理出産の場合。どういう立場の人が、借り腹になるかである。借り腹に限らず様々な事で発生することだが、自らの生命のリスクを負い、そこで報酬を得るわけだが。経済的に困窮であるという理由で、自らの権利を仕方なく放棄して、生命のリスクを負う仕事に就く場合が多い。そのことを、どこまで強いる事が出来るのだろうかという問題である。ぶっちゃけた話、札束でひっぱたいて、他人に生命リスクのある仕事をさせているか否かである。べつにお金がからんでなくても、本来自分にかかる生命的なリスクを、他人にお願いする事ができるかということでもある。そして、自らが産んだ新しい命に対する愛情を放棄させる事が本当にできるのかという問題もある。妊娠・出産は人生の中で楽しい時期でもあるわけでもあるわけだが、それは、新しい生命への期待からである。その新しい生命への期待は、自らの子どもになるからという未来があってからこそ昂揚しやすい。これが生理的なものだとすると。そこを割り切った関係で契約を結べるかどうかである。契約したにもかかわらず、生理的に、お腹の中にいる新しい生命に対しての愛情が湧き未来に対する期待が出てきた場合、契約をそのまま実行し続けなければいけないのか。そのことを契約に盛り込んだことで、代理出産を希望する方が納得出来るかという問題もある。法律は、法律で定義してまうことでトラブルを減らすことが出来るが、逆に法律として定義することで、フレキシブルに契約出来ず、それぞれ納得出来る契約ができない可能性もある。代理出産にはもう一つパターンがあって、夫の精子を妻以外の女性の卵子と受精させて産んでもらう「代理母」というものがある。こっちになると、代理出産を望んでいる人に失礼な言い方をすれば、いわゆる妾さんに産ませた子供とどう違うのってことになりかねない。このあたりの定義付けが難しい。実は、この代理母という方が、歴史的には昔からあったわけで、代理出産を最近のことだからといって、検討してこなかったことについて言い訳出来るものではない。いわゆる、お家争いやお世継ぎの話って、大奥とかなんとかの時代劇などでよくあるのですが、いわゆる正妻から子ども特に男の子が生まれなかったら、他の女の人を連れてきて、お世継ぎを産ませようとする。これは、特殊な階層でのはなしではあるが、明治時代に民法が出来る前からあった話で。人工授精なのか性行為なのかの受精方法の違いでしかない。このあたりが、民法が出来た当時に法律として定義されなかったのは、封建社会から近代社会に変動するなか、日本が近代化しようとしていた事も原因かも知れない。そして、近代化をし民主主義が浸透してくると同時に、いままでの封建社会では、特別な階級の人の問題だったことが、一般の人にも広がったこともある。医療技術の発展が代理出産が出来るようにしたからこそ、時と共に法とのギャップが生じて問題が生じているという面は大きいが。かつての特別な階級の子どもは「どこそこ家のもの」だったのが、どこか心の奥底に、子どもを授かるのは親の権利というように「わたしのもの」という感覚が強くなっていることの方が、代理出産が注目されているのではないかという気がしている。さっき「子どもを授かる」と書いたが、子どもって「子供を持つ権利」ではなく、子どもは授かるものという事でいいような気がするんですよね。いろんな無理をすると、それは授かるということではなくなし、有り難いことでもなくなると思うんですよね。いろんな事情があるのはわかるが、子どもがいろんな事情で持てない人が苦難を乗り越えて子どもが持てたことで"ありがたい"と思うかもしれないが。子どもを持つ権利が当たり前になることで、子どもを授かるというありがたさがどこかにいってしまいそうな気がする。そんなところが妙に気になります。そうそう産経新聞に下記のようなことが書いてあったようですが。妙に引っかかる。理由は、モラルを破壊しかねないからだ。「隠していれば、実子となり、正直に申請すると、親子になれない。向井さん夫妻は、こうした矛盾点に一石を投じた。」これって、確かにそうだけど・・・一石を投じたというより・・・不実記載をするのは法律違反だよね。水面下で不実記載が横行している可能性がある事が問題な気がするんですが・・・このあたり、状況を把握する方法がないから、裏が取れないため、こういう書き方になったのかも知れない。代理出産の法整備を促す内容にはなっているが。法整備をするときには、代理出産をしたのに隠している人をどのように判別するかというような所も制度として確立する必要もあるのかもしれませんね。でも、そんな制度が出来たら、なんだかギスギスするよな。【主張】代理出産 速やかな対応を求めたい http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070325/shc070325001.htm 「出産していない女性を実母と認めることはできない」。代理出産で双子をもうけた向井亜紀さん夫妻に対する最高裁の判断である。 夫妻は出生届を受理するよう東京都品川区に求めていた。最高裁はあくまで現行法制度の枠組みの中で判断しただけで、代理出産そのものを否定したわけではない。 むしろ、代理出産という法の想定していなかった事態が起き、国に「立法による速やかな対応が強く望まれる」と要望している。 代理出産には、夫婦の精子と卵子による受精卵を移植して出産してもらう「借り腹」と、夫の精子を妻以外の女性の卵子と受精させて産んでもらう「代理母」とがある。向井さんのケースは借り腹で、遺伝子上の父と母は向井さん夫妻である。 不妊の夫婦に子供が持てるようにする生殖補助医療は、代理出産以外には精子を女性の体内に注入して受胎させる人工授精や、体外で精子と卵子を受精させて受精卵を子宮内に戻す体外受精などがある。どれも、その進歩はめざましく、法整備が追いついていないのが現状である。 向井さんはがんで子宮を摘出後、米国人女性に代理出産を依頼、その女性が米国ネバダ州で男児の双子を産んだ。ネバダ州は双子を向井さん夫妻の子供とする出生証明書を発行した。 代理出産の事実を伏せて区役所に出していれば、出生届は受理されたはずである。実際、海外の代理出産で生まれた100人以上の子供が、実の子供として受理されているという。 向井さん夫妻は代理出産の事実を公表した。隠していれば、実子となり、正直に申請すると、親子になれない。向井さん夫妻は、こうした矛盾点に一石を投じた。 日本産科婦人科学会は代理出産を禁じている。米国は州によって異なり、欧州では法律で規制している国が多い。日本では昨秋、祖母が孫を産む代理出産が明らかになった。 不妊の夫婦が子供を持つ権利を保障する手段なのか。生まれてくる子供の福祉をどう保障すればいいのか。日本学術会議は代理出産の是非についてすでに審議を始めている。政府は最高裁決定を真摯(しんし)に受け止め、法整備にあたってもらいたい。(2007/03/25 05:03)
2007.04.12
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本日が今回の渡タイ最終日。早朝にバンコク・スワナブーン国際空港に入る。行きは空港内で約五時間過ごしたので、あまり有り難みはないのだが、真っ先に妙に座り心地のいいイスのある外れにあるエコノミーラウンジに行く。人気の少ないラウンジだが、インド人らしき人が、大音響でノートパソコンで、ウインドウズについているピンボールゲームで遊んでいたので、妙に居心地が悪く、搭乗口付近に向かう。既に飛行機がついていた。2年前にCIをして塗装が変わったタイ航空ではあるが、旧塗装のままのボーイング747が停まっていた。この機材が旧塗装のままなのは、おそらく、二階建てのエアバスA380が納入されるのを期に一線から離れるからかもしれない。バンコク・スワナブーン国際空港はA380に対応した空港でA380の就航を待っているわけだが。A380の開発が遅れたため、旧塗装のB747が残っているのだろう。そういや、いまから12年ほど前、関西新空港が出来る前日に、伊丹空港に飛行機を見に行った時、日没前にこの塗装のB747が着陸?(離陸だったかも)するのを見た気がする。伊丹空港の豊中側の滑走路のすぐ下に、飛行機を真下から見るポイントがある。そこは、万が一、飛行機が落ちたときは下敷きになる可能性も高く、しかも落下物の危険性があるということで、立ち止まることは禁止されているのだが。特にジャンボジェットが着陸する時の風圧と逆噴射の轟音はスリル満点だ。また反対側を見ると、生駒から大阪空港に向かってくる飛行機のヘッドランプが次々とゃってくるのが見え、これもスリルに対するワクワク感を高ぶらせた。最終日と言うことで、普段よりギャラリーはとても多かったと記憶している。あまりギャラリーが多いとパトカーが来て、追い立てられるのだが、その日はそんなことはなかった気がする。当時の愛車、ホンダコンチェルト5ドアに乗って、友達と見に行った日が懐かしい。蘭の花をモチーフにしたアジアの香りのする文様が描かれたB747が印象的だった。今回は、そんなB747に乗っての帰国となった。ちなみに、反対側の猪名川方面の滑走路が見えるところは、パトカーより、そこにある産廃業者が何か言ってくるので、移動することが多かった。大阪空港が国内線のみとなり、便数が減りさみしくなったため、新しい楽しみ方を考える必要があった。日没が近づく頃、関西新空港から阪神高速湾岸線を走り、大阪湾に沈む夕日を見て、そのまま、六甲アイランドまで抜け神戸の夜景を見るという新しいデートコースもあったが、阪神大震災で、開通して一年も満たない高速道路の橋脚が落下(一瞬だけ報道されたが、あまり報道されなかった。おそらく当時の運輸省が圧力をかけたのでしょう)しかも、大渋滞で車が使えなくなったので、この楽しみもお預けとなった。記事が気に入ったら↓こちらをクリックしてね。
2007.04.05
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前回のタイ渡航中に携帯電話が故障してしまったので機種変更しました。というか、正確に言うと、故障したのは海外用にということで入手したモトローラ製携帯電話のドコモM1000なので、普段国内で使っているNEC製を買い換えたという感じである。ドコモM1000は、いろいろ笑える所のある電話です。無線LANが使えたり電子メールが使えたりワード、エクセル、パワーポイント、PDFなんかが読めたりとか、フルブラウジングが出来たりと、すっごい機能が満載なのですが、iモードが使えないとか、海外でインターネットをブラウジングしてしまうと死ぬほどお金が掛かる、電源を入れてから立ち上がるまでけっこう時間が掛かる、などお茶目な面がたくさんあった。PDAとして考えられているために、ペンで文字を書くというのも面白いのだが、電話帳に記されていないところに電話をするのに一苦労。そのわりに、ポケットに入れていると、勝手に電話してしまう事が多いので要注意。デフォルトで入っている着メロ用の音楽も不思議系。てなぐあいに、ほんとうに愛されるべきお茶目な機種だったのですが。パンガー県のゲストハウスでベットから落下したときにアンテナが死んでしまい、それ以来、電話が掛けられなくなりました。てなことで、海外で使える携帯で、国内でも使おうということでまたもや懲りずにモトローラ製を買ってしまいました。安い方もあったのですが3GのみでGSMに対応しておらずタイ国内では使えない(使えたとしても範囲が狭い)のでM702iGという機種を入手した。電源を入れるとM1000と機動と共に同じメロディが流れるか、無茶苦茶ちゃちい音になってしまっている。M1000の高級感に対して半額以下という感じだ。ボディはM1000より数段軽い感じがする。二つ折りタイプなので電話機を開けてみると、エッチングでつくられたダイヤルキーがマテリアル感を出している。フォントもステンシル調でカッコイイ。これを台無しにしているのがichのロゴでしょうか。もうひとつ品質感を下げているのが、液晶画面側のモトローラロゴの両脇のスリットと蝶番にに近い内側カメラ部分の周辺で、どこかオモチャっぽいというか、エキゾチックという言い方もできるが中国製の高級的な雰囲気を出そうとしているけど廉価版という家電製品の雰囲気バリバリです。画面やメニュー画面の操作感は独特で、松下やNECとかに慣れてしまっていると少し違和感を感じる。最初は混乱するが、慣れてくると、それなりによく考えられていると思えてくる。おそらく、インターフェイスに対する考え方が違うのでしょう。逆に日本のメーカーは、競合の研究をしすぎで、人気機種の良いところを吸収しすぎたせいか、個性を失ってしまった感がする。高機能化しすぎたせいもあるのだが、メーカーが提携をして、開発費を減らそうとする傾向があるが。メーカーの設計思想の独自性が薄らいだことも共同開発しやすくなる原因のように思う。その一方で、昔の個性的だった時代のヒット機種のモチーフを持ってきた機種も登場。メーカーのアイデンティティを強調しようとする動きも出てきている。この傾向って、この10年ぐらいの自動車メーカーにもあって。VWビートル以降、昔の名車のモチーフを持ってくる車種が多いのと似ている。それだけ機能や性能で差別化が出来なくなっているのだろう。M702iGの話に戻り、表面を見てみると素敵な濃い紫色のボディに自慢げに2.0mega pixelなんて書かれているレンズを発見。写真撮影をしてみる。まあ、解像度はあるのでしょうが発色は今二つ。メモ用と割り切った方がいいかも。いろいろいじっていると電話がかかってきた。リッドの部分に沿ってイルミネーションが点灯する。これが意外とカッコイイ。てなことで、今度は充電しようとすると。普通のFOMAのアダプタだけでは充電出来ないんです。これを専用アダプタでUSBの端子に変換して差し込まないとダメなんです。しかも、データ転送用のUSBケーブルではパソコンから電源を受けて充電が出来ないんです。専用のアダプタを無くしたら大変。パソコンから充電できるUSBケーブルが出て欲しいものです。さて、今度はiモードに挑戦。けっこう快適です。とおもいきや。NHKの「ピタゴラスイッチ」のページにて「アルゴリズム体操」の着メロをダウンロードしようとしたら「対応機種ではありません」とのメッセージが。懲りずに「あいのて」のページに行っても同様の仕打ちが・・・。そのうち放送料金を取るのではないかとおもわれるワンセグ放送対応携帯電話じゃない機種にNHKは冷たいのかも。てなことで、懲りずにモトローラを使ってます。ちなみにNOKIAとSANYOは健在です。 この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.16
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王子は、とても車が好きだ。特に黄色い車が好きだ。黄色い車といっても、ランボルギーニ・ムルシエラゴとか、RUFポルシェとかではない。スウェーデンのブリオ社のグループ会社Ambi Toys(アンビトイズ)のものだ。設計はオランダで行われているようだ。ABS樹脂の軽量な車体、スムーズな回転の車輪という基本性能に。赤色灯をもじったクラクションボタンと前輪と連動して動くパックマン付の目玉がとても愛らしい。王子はガンガン走らせております。愛車ではないが、こういうものも・・・この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.14
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うちの王子はいろんな所からものを献上される。近くの小児科に行ったとき、気に入った車があったので、いろいろ遊んでいたら、そのまま献上されることとなった。ちなみに王子は黄色い車が好きだ。そのうち、タイのテレビによく映っている黄色いマイバッハが欲しいと言いかねない。話は戻り・・・その献上された車をチェックしてみた。中国製である。車体の裏には製造元が書かれている。ん!なんか、こう書かれていると、東大阪市が中国の街みたいです。日本の製造業は、中国や東南アジアに移転してしまった所が多く、東大阪あたりの工場は減ってしまっているのですが。事務所は残っているからこういう事が起こるのかもしれません。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.12
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うちの王子は献上されるものがたくさんある。その一つがB型のリユースのベビーカーだったわけだが。王子が東京-大阪と移動する間に宅配便などで送るのも不経済ということで、頂いたB型のベビーカーを大阪専用とし、東京用に新車の購入をすることにした。頂いたベビーカーは、前のオーナーさんが、汚れた箇所を新しいものに交換したりして、美しい外観だったのだが。唯一の問題は、構造的な問題と長期の使用のため、少しフレームが弱っており、コーナリングがいまいちだった。特に歩道との段差や、歩道の車両乗入れ部の路面が傾斜している部分、そして、点字ブロックなどがからむと、車体がぐにゃっとしなり、コントロールが難しくなる。そこで、この問題が少ないベビーカーを選ぶことにした。お店でB型のベビーカーを見ていて、いくつかのタイプに別れることに気がついた。・ワンタッチで開くことを重視したタイプ。・頑丈さをウリにしたタイプ。・軽量化に徹したタイプ。・車輪を大きくし段差の乗り越えを重視したタイプなどに別れ、それぞれにB型とAB併用型が存在する。ちなみにA型とは寝そべる事を重視するタイプで、首の据わっていない赤ちゃんに対応するタイプ。映画などで階段を落ちるシーンに出てくるベビーカーがA型ってものの典型だ。母親が銃撃されたために、赤ちゃんを乗せたベビーカーが暴走するわけだが。A型ベビーカーのいかにも生まれたばかりの赤ちゃんを大切にしているようなデザインは、命を奪う銃弾との対比として表現されている。 ベビーカーが階段を落ちるシーンのある映画それに対して、背もたれが水平にならない軽量で折りたたみを重視するのがB型と言われる者である。そして、最近は構造的にはB型なのだけど、A型のように水平に寝かせることの出来るAB併用型というものが流行っている。AB併用型は使える時期が長いこともあり、見た目はB型とそっくりだが値段が急に高くなる。場合によっては倍近くの値段が設定されているが。A型とB型の両方を買うよりは安い。材料費はそんなに変わらないだろうから。生産コストではなく、需要があるということで市場原理で価格が上がっているようで。利益率の高い商品となっているようだ。うちの場合は買い足しということなのでB型でいいので、AB併用タイプのものと似たようなものを割安に買えるという印象もある。さきほど、ベビーカーを分類したのだが、いま大阪に置いているタイプは「ワンタッチで開くことを重視したタイプ」だった。確かにこのタイプは便利なのだが、走破性やコーナリングに弱かった。そこで、けっこう流行っているマクラーレンのベビーカーと比較してみて解ったのは、折りたたみを重視するため、斜めの「筋交い」にあたるものがないために、走行中に車体がぶれたり、ねじれたりするため、走行性が損なわれるようなのだ。折りたたみを重視するタイプの例前後の車輪のブレを押さえるのは、水色で着色した柱の部分となる。シートの下にも筋交いのようなものがあることがあるが、長い柱の先端にある車輪のブレを押さえるには弱い。この構造で車輪のブレを押さえたかったら柱を太くする必要がある。余談だが、国産の多くはこのタイプで、子どもが飽きないようにするために玩具などを固定出来るバー(赤矢印)を装着している事が多い。これは、親にとって魅力的だ。マクラーレンやシルバークロスなどの、走行性を重視するタイプの構造車輪のブレは、二つの方法の組み合わせで押さえられている。まず、後輪の固定。ハンドル側の下部にある、二つの平行した横棒に、二つの筋交いを設けることで実現。次ぎに、前輪の固定。固定された後輪近くに繋げられたクロスした棒を、前輪近くに繋げ。クロスした棒には幅を広げようとする力を加えておき、それをフットレストとなるゴム(黄緑色に着色)で引っ張るること、そして、前後のブレは横から見ると全体として大きな三角形となる。そんな複合的な要素があって前輪のブレを押さえている。もしへたるとすれば、前輪と後輪を結んでいるクロスしたテンションの掛かった棒とフットレストのゴムである。とはいえ、走行性を重視するタイプにも欠点がある。たとえば、折りたたんだときに車輪が上下になるということだろう。雨が良く降り、電車やバスが混み合う日本では、折りたたんだときに車輪が上になるのは嫌われる。日本のメーカーは、折りたたんだ時に車輪を下に持っていくように努力をしている。一方、走行性を重視するタイプは、折りたたんだときに上になる前輪を取り外す事が出来ることにすることでこの問題を解決しようとしている。しかし、やはり手間だ。そんなことで、走行性を重視するタイプに王子を乗せてみる。コーナリングが良くなった。ねじれたり、たわんだりすると、ベビーカーのコントロールが難しいだけに快適だ。このタイプには、マクラーレンとシルバークロスの在庫があったので比較をしてみる。大きな差として、車輪の大きさだった。マクラーレンは小さく、シルバークロスが大きい。車輪は大きい方が段差の乗り越えや、スムーズな回転に有利だ。しかし、かさばる。マクラーレンは、車輪が小さいことの欠点をベアリングなどで車輪の回転を良くして解決し。折りたたんだ時に威圧感のない小さな車輪を実現している。そのぶんコストも掛かっていそう。そんなことで、ここでコストを重視して。王子の新車はシルバークロスのものに決定。さっそく、店から新車で王子を乗せて帰りましたとさ。これです。型が落ちると5000円ぐらい安くなるようですちなみにシルバークロスでは、こんなベビーカーも作っています。値段もびっくり ↑クリックしたら値段がわかりますこの記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.11
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久しぶりに、大阪市職員の友達に会った。趣味の世界では、相変わらずのことをやっているようなのだが。以前、出会ったときと、今回と、大きく違ったことがあった。以前の彼は、どのようにしたら、楽をして給料をもらえるかという雰囲気があったのだが。今回は、職場に新しい試みを提案したい言うのだ。それは、大阪市職員は、いろいろ問題があったということで、マスコミで話題になった。そのことによって、何かをしなくてはならないという雰囲気が生まれ。役所内ベンチャーということで、職員のアイデアやパワーを生かして、新しく何かをやろうしようとしているのだそうだ。そこに、彼が乗ったのだ。もともと、彼は、様々なものに興味をもち、いろんなアイデアを持っているのだが。その能力は、趣味の世界に生かしていた。いままで職場では、彼の能力はいかに楽をして給料をもらえるかという事に使われていた。これは、彼の趣味の世界を充実させるために必要なことだった。しかし、新しい制度が出来、職場で自分が楽しめることが出来るとなったとき、その能力の使い道の方向が変わったのだろう。さて、これから、どういう提案をしていくのか。そして、この制度で、大阪の町が、それでどのように変わっていくか。とても楽しみだ。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.05
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出張先の仙台から、友達の結婚式のために実家のある西宮に飛行機で移動となった。仙台での仕事は、夕方までかかるということで、大阪(伊丹)空港の門限が過ぎるということで、神戸空港に降り立つこととなった。神戸~仙台の路線は利用客が少ないということで、便を無くすという話もあるが、伊丹空港が夜九時までしか利用できないだけに、夜遅くに到着する便があることのメリットが大きい。さて、いま仙台空港では、空港アクセス鉄道が建設されていて、この三月十八日に開業するとのことだ。今までは仙台駅から約四十分、最寄りの駅からも十五分程度バスに乗らないと行けなかったのが一気に便利になる。それに鉄道は、時刻通りに運行するのが特徴なので、空港に行く時間が読め、それが安心感と繋がる。今回は、鉄道がまだ開業していないために、仙台市営のリムジンバスに乗る。バス乗り場や車内には三月十七日にバス路線が廃止になる旨の張り紙がしてある。今回初めて乗るにもかかわらず、なんとなく寂しい。仙台駅を夕方六時二十分発のリムジンバスはほぼ満席だ。これが鉄道になると、余裕で一両に乗れるようになる。鉄道のキャパシティは大きい。視点を変えてみると、バス一台分のお客さんに対し、電車がおそらく二両か三両編成で運行するとすると。それだけのお客さんで採算が合うのか心配だ。仙台空港に着く。バス停は、国際線乗り場の前につく。仙台空港は国際空港だったのだ。たとえば韓国あたりに行くなら、どこかで乗り換えるよりここから行く方が楽だろうし、海外のハブ空港も利用できる。しかし、今日は全ての便が終わったようで、エスカレーターの入り口は鎖によって閉ざされていた。手続きを済ませ、搭乗口に向かう。おなかがすいたのでうどんを食べる。これから関西に戻るのにうどんというのは変なのだが、夜も遅いこともあるのか、割安のラーメンが売り切れになっていたので仕方がない。一度、一番奥の搭乗口に行ったにもかかわらず。セキュリティチェックのすぐ近くの売店まで戻って食べる。搭乗が始まる。プライオリティの高い方からの搭乗となるが、あっという間に終わり、すぐに一般客の搭乗となる。ここ、最近、国内線と言うと、タイ国内のしかも、プーケット~バンコク間ばかり乗っていたせいもあって、プライオリティとなる乗客の数の少なさに驚いてしまった。格安料金がウリのノックエアでさえビジネスクラスがあるのに、今回のエア日本の機材は同型機にもかかわらず、モノクラスだ。そんなわけで、今回の便は、スーパーシートのないモノクラスという事もあったのだが。日本は、お金持ちや、子供連れが少ないのかもしれない。格差社会と言われ、いわゆる勝ち組と負け組とに二分されたと言われているが、いわゆる勝ち組と言われている人も、文化的に長期間にわたる総中流社会の枠から出ることができていないのかもしれない。飛行機は仙台空港を定刻で出発した。しばらくすると、窓の外に大きな街が現れる。海もあるようだし、自動車のライトでわかる道の形でどの街かと予想してみたら、どうも、あっという間に名古屋上空に近づいていたようだった。名古屋とわかった時に、機内アナウンスが入る。どうも約十五分早く名古屋上空まできたようなのだ。あまりにも早いため、飛行機のダイヤはどのように組まれているのだろうかという疑問も出てくる。そして、見る間に、下に淀川が横たわる大阪付近まで来る。ここから、六甲山の裏側を飛び、ぐるっとまわって、神戸空港につくという段取りだろうか。六甲山の裏側は、多くの住宅か立ち並んでいる。人間は、どれだけ森林を切り崩してきたのだろうかという思いをいだく。そして、機体は左に旋回し、おそらく加古川と明石の間あたりの瀬戸内海の上に出る。瀬戸内海の海面にはたくさんの漁船がランプを灯している。明石港を通過し、着陸体制に入り、明石大橋の上を飛ぶ。遠くに、ライトアップされたポートタワーが見える。いよいよ神戸だ。飛行機は、予定より十五分ほど速く神戸空港に到着した。建物には、緑でKOBEと書かれている。しかし、それ以外に神戸と感じるところは全くない。船で神戸に着いたときは、市章山の山肌に神戸市のマークと錨のマークのランプが並んでいるのを見て、神戸に着いたなあと感じるのだが。神戸空港は沖合にあるために、ポートタワーも市章山も遠くにあり、小さくて見えないのだ。いろんな反対運動があったりした神戸空港なだけに、その存在感を示すためにも、神戸に到着したという印象が残る演出が必要だと思う。飛行機を降り、荷物を受け取る。荷物の流れるコンベアが三つしかなくとても短いところを見ると、神戸空港が小さなローカル空港だという事を思い知らされる。伊丹空港を補完するためとはいえ、こんな小さな空港をつくるために、あれだけ揉めたのかと思うとどこか寂しい気がした。出口を出て、ポートライナーに乗り込む。今から二十五年以上前に、ポートピアというイベントを行うということで開業した新交通システムだが。ポートピアから二十五年経ち、ポートライナーは、エアポートへのアクセス鉄道「エアポートライナー」となっていた。アクセス鉄道のない、空港に比べれば、開港当初から鉄道があるというのはありがたい。空港が出来て、しばらくして鉄道が開通することとなる、仙台空港と対照的だ。ポートライナーが駅に到着した、昔は無かった快速という列車種別だ。しかし、各駅停車に比べ一分しか早くない。んー、説得力がない。しかも、車両は昔のポートライナーのまま。ウレタンを詰めたゴムタイヤで二十五年走ったせいか乗り心地はいまいち。まあ昔作ったものが活かせて良かったのかも。そんなことで、夕方五時半に仙台で仕事を終え、夜の十時半には甲子園の実家に戻れた。これは画期的だ。前述したとおり、仙台~神戸の便は無くなる予定なのだそうだが。私の乗った便は、けっこう乗っていた。出来てしまった神戸空港を活かす意味では、夜の便を有効に活用すべきであろうが、どうだろう。さて、どうなることやら。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.03.02
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出生前に認知すれば大丈夫なのに、出生後に認知すればダメということって、それってなんかおかしいじゃん。ってことで、行われていた裁判の2審の判決が下りた。今の日本って、国際化が進んでいて、15から20組に一組が国際カップルという状況になってきているわけですが。そうすると出てくるのが国籍の問題です。先日も、嫡出子の問題と、国籍の問題に関連した事を書いたけど。今までは、国際結婚なんてレアケースだとといことで、あまり法律の矛盾点や理不尽なところとかに気がつかなかったわけですが。どんどん、カップルが出来、法律的に結婚してもしなくても、どんどん子どもが生まれる。そんなことで、いろんな事が吹き出してきているという感じがする。さて、今回の判決だけど、判決文全部読んだ訳じゃないけど、これまたよくわからん事を言ってます。「国籍法3条のうち、婚姻の要件だけを無効とすることは、裁判所が新たな国籍取得要件を創設することになり、許されない」つまり、裁判所は、立法じゃないから法律の一部を変えられないって言ってるんですよね。確かにそうだけどさ。法律が憲法に違反しているのでは?ってことで、裁判しているわけだから。そんな言い方されたら原告が怒るよな。裁判官は、原告の争点を理解してなかったんじゃないでしょうね。それとも、理解していて、この件について判断したくないから、難癖つけて逃げたのか。たまに裁判官ってこんなことやるけど、どういうつもりで、そうしたんでしょうね。関係する法律は、過去にこちらの記事に載せてます。-------------------------------------------------------日本男性と比女性の婚外子9人、2審は日本国籍認めず 日本人男性とフィリピン人女性との間に生まれた子ども9人が、両親が結婚していないことを理由に日本国籍の取得を拒まれたのは違憲だとして、国に日本国籍の確認を求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。 宗宮英俊裁判長は、「国籍法上、原告らが日本国籍を取得できるとする規定は存在しない」と述べ、国籍法の規定を違憲として9人全員に日本国籍を認めた1審判決を取り消し、原告側の請求を棄却した。原告側は上告する方針。 原告は首都圏などに住む7歳から13歳のフィリピン国籍の男女。 訴訟では、未婚の日本人の父親と外国人の母親との間に生まれた後、父親に認知された非嫡出子が日本国籍を取得する場合、両親の婚姻が必要とした国籍法3条の規定が問題となった。同法は、同様の間柄の両親から生まれても出生前に認知されれば、両親が結婚しなくても日本国籍を取得できると定めているため、こうした違いが憲法が定めた「法の下の平等」に反するかが争点になっていた。 判決は、「国籍法3条のうち、婚姻の要件だけを無効とすることは、裁判所が新たな国籍取得要件を創設することになり、許されない」などと述べ、原告側の主張を退けた。 同条を巡っては、今回の訴訟の1審判決を含め、地裁では2件の違憲判決が出ているが、高裁ではいずれも原告側敗訴の結果となった。 判決後、原告の子どもらと記者会見した近藤博徳弁護士は、「判決は理論的に見て到底納得できない。国籍を得られない多くの子どもたちの不都合の大きさに思いを致していない判決で、残念だ」と述べた。(2007年2月27日20時39分 読売新聞)この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。
2007.02.27
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民法誤解して起訴したということで、話題になったニュースなのですが、世の中の問題が複雑にからんでいて、すごく深いものがあると思うんですよね。しかも、いま増えていると言われている、日本在住の外国人、国際結婚、離婚にからんでいる。私は法律の専門家ではないが、今の世の中の様々な面が見えてくる。---------------------------------------------刑事部長ら3人「厳重注意」=民法誤解して起訴-大阪地検 (時事通信社 - 02月23日 17:10) 民法の規定に従って出生届を提出した女性を誤って起訴していた問題で、大阪地検は23日、起訴した検察官と上司の刑事部長、刑事部副部長の計3人を、それぞれ「厳重注意」とする処分を発表した。 ---------------------------------------------この分野に限ったわけではないですが・・・今の価値観では理解しにくい化石のような法律ってのがあるのですが。法律の専門家が、そこにひっかかってしまったんでしょうか。それとも、他の要因があったのでしょうか。いずれにしても、法律の専門家が、民法誤解して起訴しちゃった。普通は、逆のパータンで、離婚後300日以内にに子どもを産んだ場合、前の夫との子どもにされてしまって問題になる。たとえば、既に婚姻関係が破綻しているにも関わらず、離婚調停なりがうまくいかず時間がかかるケースがあって。同時に次の夫との事実婚があっても、その新しい夫との子どもが、今の民法では新しい夫との子どもと認められず、離婚成立から起算した日をもとに一律に前の夫との子どもとされてしまう。だから、離婚成立後すぐに子どもが生まれたからといって、浮気をする女とはいえない。これで悩んでいる方はとても多く、この法律をどうにかしてほしいという要望がたくさんあるんですよね。しかも悪用も可能で、離婚相手が、故意に離婚に合意せずに、相手に新しい生活を営ませないことや、浮気性の女性というイメージを与えることも可能で、生活面だけでなく精神的にダメージを与えることが出来る。参考記事「前夫の子じゃない!」 民法772条と戦った悲しい経験 「離婚から300日以内の子は受理せず」の不合理 http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000004160今回は、新しい夫が自らの子どもと認めた上で、法律に従い前の夫との子として出生届け出を出した。もう少し厳密に言うと、前夫に「(戸籍上の)父親になってほしい」と頼んだが断られたため、無断で大阪市内の区役所に出生届を出した。ここは、予想なんですけど、妻がこういう行動に出たのは「非嫡出子への問題」が介在していたと思われる。いろんな運動などがあったりして、いろいろ改善されたとはいえ「嫡出子」と「非嫡出子」との間には、身分の差から生ずる問題が発生する。また、場合によっては、揉め方によって出生届を出せなかった場合、無戸籍になってしまい、住民登録さえも出来ず。たとえ、特例で住民票が出る場合があるが、パスポートがでず、修学旅行に行けないということで外務省に旅券発給を要請した女子高生がいたりとか、様々な行政サービスも受けられなくなる。そういう思いをさせたくないというのが、母心だったのかもしれない。無戸籍について 参考ページ出生届未提出記、そして戸籍再考http://homepage.mac.com/tsuchiya_sat/bessei/84.html余談ですが・・・法務省は1月26日に、民法772条の規定について、実態把握のため自治体などを通じた初の調査に乗り出すことを決めたそうだが。その時、長勢法相は「(1898年の法律施行)当時とは、家族についての意識も変わってきているかもしれないし、医療技術も発達したことが影響している」との見方を示し、「(子が無戸籍になるような)問題が比較的多く見られることは考えなければならない」と述べたって話があるけど。明治時代って、経済的な理由で、法律的に結婚しない(出来ない)人って多くて、ほぼ全員が法律的に結婚するようになったのは、昭和になる頃なんですよね。家族や婚姻の実態が法律に合うのに約40年の時間を要したというわけです。法的な家族の定義って、生活の実態から作られるというより、法律により家族が定義され、それによって家族の生活の実態が法律にあってくるという傾向がある。しかし、時代と共に、法律と家族の実態がかけはなれてしまうのが面白い。いくら法務大臣といっても、家族や社会や歴史や民俗学の専門家じゃないから、このあたりの知識がなかったんでしょうね。今回のケースでは「非嫡出子への問題」に付加して、国籍の問題も絡んでいそうだ。この妻は、中国人だったわけですが。子どもに日本国籍を与えたかった可能性がある。日本は出生地で国籍を決めない国なので、親の国籍が重要視される。国籍法の第三条に基づいて、日本人との間の嫡出子でないと、日本国籍になれないんです。日本で生まれ育っても両親が外国人なために外国籍なために、日本国内での生活が不利になる事もあるわけで、それを避けたいために子どもに日本国籍が欲しかったという母心があってもおかしくはない。話は戻って、そんなことで、新しい夫が自らの子と認めた上で、前の夫の名前で出生届を出してしまった。すぐに前の夫が「嫡出の否認」を行なえば、夫の目的は達成出来たはずだが。子どもが生まれたと知って3年経っていて。嫡出の否認が出来ないために、勝手に自分の名前を使って書類を出したと警察に届け出をした。その言い分をもとに、検察官が起訴した。前の夫は「嫡出の否認」という方法があることを知らず、気がついたのが遅かった可能性がある。それで告発したのではないかと思われる。2001年10月に子どもが生まれた事を知り、警察に告発したのが2005年1月ですから、3年が過ぎている。前夫は「嫡出否認の訴えは、夫が子の出生を知った時から1年以内に提起しなければならない。」という、民法第777条の「嫡出否認の訴えの出訴期間」を過ぎていたために、手を打てないがために、別の方法がないかと考え、公正証書原本不実記載ということで、警察に告発した可能性がある。2001年10月に、前夫に「(戸籍上の)父親になってほしい」と頼んだが断られたということで、その時点で夫が子の出生を知っていたから、2002年10月までに「嫡出の否認」しないといけなかったわけだ。起訴した方々は、告発したこの前の夫の勢いに乗せられたかもしれないし。そして、被疑者が中国人女性だったからこそ、冷静さを欠いてしまった可能性があります。実際その人はどうかは別として、拘留された経験のある人から聞いた話ですが警察やら検察や拘留施設の職員は外国人に対して厳しい傾向があると言っていました。そういう雰囲気があったというのなら、犯罪に対してのある種の正義感により被疑者・容疑者の言うことを信じないだけでなく、中国人だったということなどでバイアスがかかってしまい、冷静な法解釈を誤り、起訴してしまった可能性がある。「厳重注意」ということなのですが、免職、停職、減給、戒告という法律上の処分の下に、訓告、厳重注意と並ぶわけで。厳重注意されたからといって、経済的損失や、昇進には関係ありません。これが重いのか軽いのかはわかりませんし、判例としては残るかも知れませんが。処分をするのもいいけど、今後同様のことが起こらないための原因究明と対策がなされるのかが大切だと思うんですよね。時間がかかるのだとおもうのだけど、今のところそんなアクションについて伝わってきていません。それが、気になります。そして民法772条の行方は・・・参考民法(嫡出の推定)第772条 妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。《改正》平16法1472 婚姻の成立の日から200日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取消しの日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する。《改正》平16法147(父を定めることを目的とする訴え)第773条 第733条第1項の規定に違反して再婚をした女が出産した場合において、前条の規定によりその子の父を定めることができないときは、裁判所が、これを定める。《改正》平16法147(嫡出の否認)第774条 第772条の場合において、夫は、子が嫡出であることを否認することができる。(嫡出否認の訴え)第775条 前条の規定による否認権は、子又は親権を行う母に対する嫡出否認の訴えによって行う。親権を行う母がないときは、家庭裁判所は、特別代理人を選任しなければならない。《改正》平16法147(嫡出の承認)第776条 夫は、子の出生後において、その嫡出であることを承認したときは、その否認権を失う。《改正》平16法147(嫡出否認の訴えの出訴期間)第777条 嫡出否認の訴えは、夫が子の出生を知った時から1年以内に提起しなければならない。《改正》平16法147 国籍法(準正による国籍の取得)第3条 父母の婚姻及びその認知により嫡出子たる身分を取得した子で20歳未満のもの(日本国民であつた者を除く。)は、認知をした父又は母が子の出生の時に日本国民であつた場合において、その父又は母が現に日本国民であるとき、又はその死亡の時に日本国民であつたときは、法務大臣に届け出ることによつて、日本の国籍を取得することができる。戸籍法第2節 出 生 第49条 出生の届出は、14日以内(国外で出生があつたときは、3箇月以内)にこれをしなければならない。2 届書には、次の事項を記載しなければならない。1.子の男女の別及び嫡出子又は嫡出でない子の別2.出生の年月日時分及び場所3.父母の氏名及び本籍、父又は母が外国人であるときは、その氏名及び国籍4.その他法務省令で定める事項《改正》平11法1603 医師、助産師又はその他の者が出産に立ち会つた場合には、医師、助産師、その他の者の順序に従つてそのうちの1人が法務省令・厚生労働省令の定めるところによつて作成する出生証明書を届書に添付しなければならない。ただし、やむを得ない事由があるときは、この限りでない。第52条 嫡出子出生の届出は、父又は母がこれをし、子の出生前に父母が離婚をした場合には、母がこれをしなければならない。2 嫡出でない子の出生の届出は、母がこれをしなければならない。3 前2項の規定によつて届出をすべき者が届出をすることができない場合には、左の者は、その順序に従つて、届出をしなければならない。第1同居者第2出産に立ち会つた医師、助産師又はその他の者第53条 嫡出子否認の訴を提起したときであつても、出生の届出をしなければならない。 第54条 民法第773条の規定によつて裁判所が父を定むべきときは、出生の届出は、母がこれをしなければならない。この場合には、届書に、父が未定である事由を記載しなければならない。2 第52条第3項及び第4項の規定は、前項の場合にこれを準用する。刑法(公正証書原本不実記載等)第157条 公務員に対し虚偽の申立てをして、登記簿、戸籍簿その他の権利若しくは義務に関する公正証書の原本に不実の記載をさせ、又は権利若しくは義務に関する公正証書の原本として用いられる電磁的記録に不実の記録をさせた者は、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。2 公務員に対し虚偽の申立てをして、免状、鑑札又は旅券に不実の記載をさせた者は、1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処する。3 前2項の罪の未遂は、罰する。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。
2007.02.23
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今月頭に納豆が売れきれる騒ぎとなった番組がねつ造だったということが発表された。1月7日の関西テレビ製作の「あるある大辞典II」において、納豆を一日2回食べればダイエット効果があるということで、被験者を使って一週間に体重が一気に3-5キロ減ったという放送をした。あまりにも衝撃的な放送内容だったため、納豆がバカ売れし、多くの店の店頭から納豆が無くなった。しかし、実際には血液は採集したが血液検査に出していなかったり、実施前後の写真が別人だったりと、様々なねつ造があった。そこで、21日の放送は5分間のお詫びのための特別放送にし、後ろの番組の枠を拡大して放送をした。以前から「あるある大辞典」、NHKの「ためしてガッテン」、日本テレビの「おもいっきりテレビ」は、今の健康ブームを支えてきた番組で。この10年あまり、様々な食材に含まれる物質とその効果を紹介することで特定の商品がバカ売れするという事が度々起こっていた。特に、「あるある大辞典」と「ためしてガッテン」は、被験者を使ったものも含め実験で証明をするという所がウリだった。以前からこの手の番組の内容について疑問を持つ声があり、NHKの「ためしてガッテン」の納豆が血をさらさらにするという内容の番組について、医師により不適切な実験を行っていて消費者に間違った知識を広めているという指摘があるなど。食品のバカ売れ意外にも実験についての問題が指摘されていた。納豆が血をさらさらにするという事については、人間の腸が吸収出来ない物質で、その物質が血液中に存在した事を再現した実験をし、血液中の物質が分解された様子を見せ、見た人に血がさらさらになると印象づけたのは、実際に有り得ないことを多くの人に知らせた事には問題があるという指摘だった。今回の件は、納豆が血をさらさらにするという事とは違う形での実験の問題ではあるが、効果を示すことで番組の評価がかわるということから、効果が見えるようにした工夫から発生した事は共通している。さらに、番組の問題としてサンプルが少ないという問題もある。番組で紹介される実験は、数人の被験者で実験を行う。普通統計では、サンプル数がもっと多いのですが「あるある大辞典II」では、「あるある大辞典」の"あるある会員"どったと思うが女性の被験者集団が廃止され、被験者の人数がさらに減ってしまうという事が発生していた。制作費減少という背景もあったのでしょうが、不十分だったとしても多くのサンプルでの実験をしなくなったことにより、さらに危うい状態になっていた。そこで、今回のねつ造が発覚した。22日の朝日新聞朝刊の記事に、ある大手芸能プロダクションと放送と共に関係した方が、視聴者が番組を見抜く能力を持つようにと促すようなコメントが掲載されていたが。生活用品を売るメーカーがスポンサーの生活情報番組で、しかも民放連のWebページを見ると教育番組として登録されている番組で、研究報告があったこときは事実だとしても、その情報に基づき、ねつ造したデータで番組を作ることは、研究者、視聴者ともに欺く行為だと言える。これが地上波テレビという影響力の強い媒体なだけに影響する範囲が大きくなってしまう。このような生活情報番組がもっている社会的な役割があり必要性はあるのだが、今回のねつ造発覚で、単に番組を打ち切るということで解決するのではなく、今後の同種の番組の品質向上に役立ててくれることを願いたい。この記事が気に入った方は↓のボタンをクリックしてください ブログを続ける励みになります。また、似たようなテーマのブログと出会えるかも。
2007.01.21
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女性議員のことを「マドンナ」と言うようになって久しいが。今回の組閣をみて感じと事は。いつもの事ですが「困ったものはマドンナ頼み」ってことです。相変わらずだが、今回は、高市早苗氏の事が特に目についた。国民は感心があるのだけど、安倍さんがあまり力を入れたくない事は、高市早苗氏に集中しちゃったって感じです。内閣府特命大臣として沖縄、北方対策、科学技術、イノベーション、少子化・男女共同参画、食品安全の6つを担当するわけですが。6つの仕事をどうグルービングしても、最低4つにしかならないことを考えると、全く違う4つのことを一人が担当するという異常な事態になっている。これは、これらのことに対して、安倍内閣は本気でやる気がないということを表しているうな気がしてなりません。しかも、リスクのたかいものが混じっている。沖縄、北方対策って、一歩間違えれば大変なことになるわけです。つまり、何かあったら、とりあえず内閣にいれたけど、何かあったら、すぐ飛ばすつもりなんでしょうね。科学技術、イノベーションに関しては、イノベーション=技術革新という事を考えると、科学技術に含まれるんじゃないのって思うんですよね。わざわざ別にイノベーションって担当をつけるってのは、何か理由があるはずです。おそらく、短期的に利益がでる事業が人気なので、じっくりと研究をして、技術革新の基盤を作る土壌が無くなってきているから、わざわざイノベーションって担当を作ったのでしょうが。ニーズはあるんですが、ほんとはやる気がないから、重複した内容の仕事を作っちゃったのかもしれません。少子化・男女共同参画なんですが、これは、一緒にするというのがおかしいと思うんですよね。男女共同参画が進み、男も女も同じように働けるよう(税金が払えるよう)になったら、労働力が確保されるわけです、そうすると多少子どもが少なくても構わない社会になるわけです。それなのに、少子化と男女共同参画というのは変です。それに、男女が共同参画することが、少子化対策になるのかというと、答えはNOだと思うんですよね。男女が共同参画し、男女とも仕事に励むと、晩婚化が進みやすい、つまり、子どもを生む期間が短くなるってわけで、物理的に少子化になりやすくなる。少子化対策が、男女共同参画に繋がるかというと、役所のよく考えるパターンでは、保育所が増えたりと、男女共同参画に繋がる要素もあるだろうけど、繋がらない要素があまりにも多い気がするんですよね。少子化の原因について、男女共同参画の日本においての必要性について、安部さんとその取り巻きがわかんないから、一緒にしちゃってるんでしょうね。話はずれますが、竹中平蔵氏が議員をやめた(やる意味があったのだろうか)ため、神取忍氏が繰り上げ当選になったけど、彼女はどうも少子化とかに力を入れたいみたいですね。どういう経緯で立候補することになったのかはよくわかりませんが。どうせ数の論理としてのコマの一つでしかないわけですが、政治家としての実力うんぬんよりも、彼女の純粋な気持ちは大切にしたいですね。食品安全なんですが、厚生労働省、農林水産省など、省を越えて真面目にやらないと出来ないから、担当大臣を置くことは適切だと思うのですが。他のことをやりながら出来るんでしょうかね。つまり、気合いをみせつつも、本当はやる気無しなんじゃないのかな。他にも、変な担当大臣や副大臣などがいますが。よく見ていると、何にプライオリティを置いているのかよくわかりますね。今のところ、小泉さんの時のような劇的な事はあまりないように思いますが。それって、良くもならないって事を意味しているようにも思えます。
2006.09.27
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8月15日は、日本では終戦記念日となっている。アメリカでは、VJ Day(Victory over Japan Day)として、アメリカ合衆国時間では日本の降伏のニュースが8月14日だったことから8月14日となっているが、時差があるから実質は日本の8月15日と同じだ。日本以外の国では、太平洋戦争だとか第二次世界大戦と言われている戦争が終結したのは、1945年9月2日に降伏文書調印したことで、その日かその翌日の9月3日を終戦と見なしている国が多い。(ちなみに軍への正式な停戦命令が下されたのは8月16日だし、ソ連とは9月4日まで戦っている)ところが、元日本陸軍の特務機関の人の話を聞いていて、戦争は戦闘行為が変わったからと言って、かならずしも戦争が終わったのではないということに気がついてきた。戦闘行為をしてから相手の国なりを占領し統治又は戦勝国に都合の良い政権が出来て統治が完了するということまでが戦争なんですよね。今のイラクなんかは、このパターンですよね。勝負がついて新しい政権が整いつつあるのに小競り合いがあったりして事実上戦闘状態と見受けられる状況。今回の小泉さんの靖国神社参拝の件で話題になっているA級戦犯なんですが、戦勝国による裁判で決められたわけで、A級戦犯だからといって本当に戦争責任があるのかは分からないという論調があるのだが。その裁判も戦争の一部と捉えることも出来るかも知れない。交通事故なんかも、裁判があったりして、罪を償って、事故が終わるわけですが。それをそのまま戦争に置き換えると。いつまでも罪を償う行為をしている限り、戦争が終わった訳ではないという事になってしまう。そう考えると、いつ戦争が終わったんでしょうね。それでは、区切りがつきにくいし、多くの人が納得しにくい。日本の終戦記念日ってのは、丁度お盆だし、戦争で亡くなった方を弔うことはあるのだが、本当の目的は、戦争に負けたことから頭を切り換える事を目的としているのではないかという気がしている。敗戦した事を国家的に記念日にするという事は、普通はあまりやらないと思うんですよね。本当は敗戦したのに、トップが宣言をしたという事をとらまえた上に、アメリカなどに占領されたことで解放され自由になれたという理屈も含めて、終戦記念日という、自発的で且つ戦勝国的なノリを含んだネーミングになったんでしょうかね。(まあ、戦勝国は、戦勝記念日というネーミングにすることが多いのですが・・・。)この頭の切り替えがあって、戦後の日本経済の発展はあったのだと思うんです。完全に占領するまでが戦争。進駐軍が撤退するまでが戦争。補償問題が終わるまでが戦争。という定義で戦争を捉えていたのであれば、もっと国民はネガティブになっていた可能性があり。敗戦国にもかかわらず、ここまで日本は無邪気と思えるぐらいに発展していなかったのかもしれません。陰謀論ではないですが、だれからともなく、国を再興するために国民が納得してくれる日づけとネーミングをいろいろと考え、8月15日を終戦記念日と言い習わしたんでしようね。簡単に調べて見たんですが、終戦記念日が決まったのは意外に新しく。中曽根さんの前の鈴木善幸さんの時代の1982年4月の閣議で8月15日が「戦没者を追悼し平和を祈念する日」いわゆる「終戦記念日」として決定したのだそうだけど、もっと前から終戦記念日という言い方をしていた様な気がします。夏の高校野球が玉音放送の時間に試合を中断してサイレンが鳴らされるから、それでインプリンティングされていたのかも。
2006.08.15
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この時期になると、靖国問題で騒ぐのが恒例行事になっているが。騒いでもらうことは、出版・マスコミとして、まさにビジネスチャンスである。出版業界は不況だと言われているだけに、騒いでくれる人がいるということは、マーケットの活性化に繋がるのでとても有り難い。その大きく騒いでくれる人の中心となっている一団に「ネット右翼」と言われる(自称しているケースも多い)属性がある。ネット右翼とは、ネット上で、いわゆる保守的。(とはいえ実際はいわゆる左翼の方がけっこう保守的だったりするんですが)なカキコミ(中でも過激な場合、左派の電子掲示板やブログに殴り込み荒らしを行うこともある)をすることが多い方を指すそうだが。実際は、様々な定義がある。そのネット右翼が、出版不況と呼ばれる中、本の話題作りに貢献しているようなのだ。ネット右翼が反応する単語のある本の順位はベストセラーに比べるとやはり低いのだが、同じぐらいの順位の本に比べてレビューが書かれている傾向がある。これが、自分たちの都合のいい内容の本だけでなく、自分たちの都合の悪い内容の本に対しても、ちゃんと読んでレビューを書いてくれている。いわゆるネット右翼に対する批判として挙げられている項目として「自分たちが気に入る内容であれば検証もなしに事実として流布する傾向、批判的言説を陰謀論と見なすなどの傾向が顕著」があると言われているため、完全に読破しているかは不明だが、本を手にしてくれているし、ネットでちゃんとレビューを書いてくれるというのは、本を売る側としてとても有り難い。今は、情報起業ということで、ビジネス書、実用書ブームだが。実際は、情報起業をしようとする人が買い支えたり、金銭などリスクを払って出版に持ち込んでいるケースも多い。これで利益を上げているのは、自費出版的な要素が強い出版社なのだが。それに対して、自費出版的な要素を持たない出版社からすれば、ネット右翼マーケットは、魅力的なマーケットかも知れない。失敗すると、織的集中的に抗議電話、電子メールを送ったりして圧力を掛けるなどのオフラインでの抗議行為に遭う可能性があるが。それも、想定した上で、出版すればいいだけだ。民放などテレビの場合は、スポンサー企業に迷惑がかかるから、抗議行動に遭うような事はやらない方がいいが。自分が版元の出版社なら、抗議行動に遭っても、そのリスク以上に売名行為になったり売れれば問題がない。つまり、出版社としてはネット右翼マーケットは確実なビジネスとなる可能性が高いと言える。
2006.08.14
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昨年の6/21の記事に「人間の安全保障」について、書いたのですが、今年は、難民の日である、6/20に人間の安全保障について書こうと思います。この人間の安全保障は、いまのJICAの理事長の緒方貞子さんが、国連難民高等弁務官を退職する際に、アマンティア・センさんなどと提唱しだしたもので。難民問題は、国家による安全保障が個人の安全に繋がらないという事があり。個人が国家に身の安全を委ねられない状況があります。これって、別に、難民だけではなく、多かれ少なかれ、いわゆる一般の国民にも言えているんですよね。だから、国家ではなく、個人に直接目を向けた安全保障をしようというのが、人間の安全保障ということの発想の源なのだそうだ。そこには、紛争などの問題だけでなく。病気や貧困などの経済問題も含まれている。経済の安全保障の面では、慢性的貧困ばかりではなく急速な経済状況の悪化や自然災害、そしてそうした危機の社会的影響にも焦点を当てている。どうすれば、全ての人が安心して暮らせるんでしょうね。人間の安全保障委員会 The Commission on Human Security http://www.humansecurity-chs.org/japanese/index.htmlhttp://www.humansecurity-chs.org/finalreport/j-outline.html ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.06.20
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天王洲アイルに行こうと、新宿から埼京線に乗ったら。なにやら、黒か紺の服に、身体に密着したバッグを持った男性達に囲まれて、アジア系外国人が乗ってきたんです。外国人の両脇に、背はあまり高くないが、屈強な感じの若者が二人張り付いていて。その前後に、これまた、柔道でもやってそうな雰囲気の中年男性がつき。さらに、少し離れて、同じような感じの人が一人ついていた。両脇についていた若者は、外国人のベルトの後ろの部分を掴んで離さない。おそらく、護送しているのだろう。品川方面に向かっていたので、もしかすると、不法滞在の可能性もある。こちらの方には、東京入国管理局があるからだ。東京入国管理局って、最近いてんしたのだけど、上から見ると十字型になっている。これって、拘留施設だから、こういう形をしているんでしょうね。外国人の正面に立っている人が、コピーを取りだした。どうも、パスポートのコピーのようだ。マレーシアと書いてある。写真より太っていると、身振りで、外国人に話しかけていた。その他には、外国人登録書のコピーもあった。目がいい人なら、内容が読めてしまう。それにしても、通勤型電車の中で、こういう身分証明書のコピーを出してくるというのは、個人情報保護法とかに神経質になっているわりに、いいかげんですよね。どういう理由でその外国人の身柄を拘束されているのか、知るよしもないが。身柄を拘束されている人の、個人情報を公の場で見えてしまうような行為をいるというのは、あまりよろしくないように思う。仕事で、毎日やっていると、感覚がマヒしてしまっているのでしょうかね。それとも、施設や車の中の感覚で、電車に乗ってしまったんでしょうか。電車には、不特定多数の人間が乗っているんですけどねぇ。 6/7は「天の浮舟」へhttp://plaza.rakuten.co.jp/ideaeast/diary/200605310000/ ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.06.01
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昼過ぎに仙台での仕事が終わったので。新幹線ではなく、在来線で東京に帰ることにした。時刻表を調べると、3時17分に仙台駅を出るスーパーひたちがあるので、それで帰ることにした。特急券自動販売機で切符を購入しようとしたが、新幹線が優先された造りになっていて、なかなかスーパーひたちにたどり着けない。いまさら、20人ぐらい並んでいるみどりの窓口に並ぶのもしゃくなので、常磐線経由の普通切符6090円のみを購入して、列車に乗り込むことにした。仙台につくスーパーひたちは、4両編成のモノクラスで、喫煙車は指定席のみだ。私は、禁煙車の自由席に座ったのだが、隣の喫煙車からタバコの煙が流れ込んでいるらしく、タバコのにおいがしている。先日、新聞報道で、新幹線の喫煙車の空気は、基準を遙かに超える悪い空気なのだそうで、車内販売員の健康被害が懸念されているという事が書かれていた。昨今の禁煙車を増やす傾向が、喫煙車への集中を生み出した結果がこのような事態を招いているのだと思う。仙台駅を、ゆるりと特急列車が発車した。街にゆとりがあるのか、景色にはスピード感かないが、レールの規格があまりよくないのか、都会の私鉄や新幹線に慣れている身からすれば、揺れにおいては、スピード感があり。見た目と揺れのギャップがあった。椅子は、軽量化に走っている傾向のある新幹線に対し、ふかふかとしていて気持ちが良い。上野までの4時間は快適に過ごせそうだ。列車が出発してしばらくすると、車掌が廻ってきたので、特急券を買う。2520円だった。これって、「つばさ」「こまち」を利用するより、2400円ぐらい安いという計算になるんですよね。半分の時間で到着し、約2時間の時間が節約できるのだが。最近の新幹線独特のキューッとした圧迫感のストレスの事を考えると、スーパーひたちの方が快適だ。列車は、東北本線から常磐線に入る。暦の上では初夏の米所である宮城県下は、田植えを終えた田園風景が続いている。福島県内に入り、海岸が近づいてくると、遠くの海沿いに大型プラントが見えるという風景が目につくようになる。このあたりは、原子力発電所が多い地域なのだが、それ以外にも大きなプラントがあり。異様な雰囲気がある。わたしの小さな頃は、神戸や尼崎や大阪に大きなプラントがあったが、公害が問題になったり、東南アジアなどに生産の場が移転したということもあり、大きなプラントをあまり目にしなくなっていただけに。なんで、こんな所に・・・という感じがした。列車は、サッカー日本代表が合宿をしているJビレッジの近くを走る。時々海岸が見えて気持ちが良い。最寄り駅からは、たくさんの乗客があり、4両編成の特急の席はほぼ埋まる。私の隣には、ある新聞社のパソコンを持った男性が座り。どうも練習後の記者会見と思われる手記をパソコンに入力をしていた。どうもおつかれさまです。その他に、青いアディダスのユニフォームを着た人も何人かいたので、おそらく練習を見に来たギャラリーなのであろう。いわきで、車両を7両増結して上野に向かう。増結するときに一度電源を切るために、バンという大きな音と共に停電し、非常灯のみが点灯する。お客さんが、前の車両に移ったので、少し席がゆったりとする。ここからは、少し線路も良くなったようで、乗り心地や走行音が変わる。水戸に近づくあたりで、雲行きが怪しくなり。雷雨の中、常磐線をぶっとばし、取手の手前で一度停電したあと、7時34分の定刻で上野駅についた。上野駅は、不正乗車を防ぐために、特急専用の改札口があり。そこで、特急券を回収してから、乗り換えし、自宅に戻った。新幹線で帰るよりストレスの少ない常磐線の旅でした。 ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.05.24
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生命保険販売での保険料立て替え払いや損害保険の保険金不払いが問題になっている損保ジャパンで、損保の保険金の不払いが新たに見つかったということで、不祥事続きの損保ジャパンだが。元損保ジャパンの人も同時に問題を起こしているのが気になる。国民年金の保険料をめぐって、損保ジャパン副社長から社会保険庁の初の民間人長官として登用された村瀬清司氏が、納付率向上を最大目標に掲げており、現場では目標達成を強く迫ったということで「年金保険料、4万人分以上を不正免除・猶予」ということが発生したと言われているのだ。これって、一つは営利企業、ひとつは公共事業ということで、別々の事のように見えるけど、やっている事は同じなんですよね。目標達成を強く迫ったということで、数字あわせのために不正行為を行ったと言うことには替わりがないんですよね。今回は、損保ジャパンが金融庁から不正を指摘され、マスコミに叩かれているのだが。JALの報道と同じように、トラブルの件数又は割合は変わりがないのに、報道されているかどうかで、ある会社だけが多くのトラブルが発生しているように見えてしまうという事なのかも知れない。3月期決算で揃って損保5社が増益となったということは、どの会社も似たような状況である可能性があり。損保ジャパン一社だけがどうのという話しではない可能性がある。保険業界では、まじめに、働いている方も多いので、こういう言い方はあまりしたくはないが。残念ながら、月末になったら、連絡をしてきて、手続きをすることを迫るのに、月が明けたら感心が無くなったように、対応がおろそかになる保険外交員が多いことを考えると。表題には「損保ジャパンの体質」と書いているが、保険業界全体に、目標達成を強く迫り、数字あわせのために不正行為を行う事がまん延しているのではないかと疑いたくなる。目標達成をするために、いろんな手を使うことについては、悪いとは言えないが。何のための目標なのか、それがサービスを受ける側の利用者にとってメリットのある目標なのかという部分がおろそかになっていて。それが普通になっているからこそ。相手の意志や状態をおろそかにして、手続きを勝手にしたり、おろそかにしてしまっているんでしようね。今回それが、国民年金の保険料の方に飛び火しただけなんでしょうね。会社は、破綻してしまっては、利用者に利益を提供出来ないわけなので、潰れないための営業努力は必要なのはわかる。だけど、サービスの対象である人たちが、本来受けられるサービスを提供されなかったり、勝手に手続きをされてしまったのであれば、本末転倒なのではないかと思う。それに、もしかすると、このような無理をしないと、やっていけないというのは、損害保険、生命保険など、日本の保険会社のビジネスがそもそも破綻しているからかもしれない。国民年金の保険料も破綻していると言われているわけですから。荒技を使って、数字あわせをして、数字の上だけで安心してもらいたい状況なのだと言うことはわかるが。それによって、ただでさえ手遅れと言われているのに、さらに手遅れになってしまうのでは意味がないと思う。 ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.05.24
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GWの3日間、いろんなご縁があって「NDP質安全エキスパート養成セミナー(導入編)」のお手伝いをしてきました。このNDPとは、NDP(National Demonstration Project) JAPANの略で、医療の質安全の向上をめざした医療のTQM実証プロジェクトです。平たく言うと、建設や工場や交通産業など、日本の経済を支えるとともに、安全性を求められている産業の安全対策や品質管理のノウハウを使って、医療の安全性や質の向上を行おうという試みです。今回は、全国の様々な医療機関の、看護師、医師、放射線技師、薬剤師、事務、栄養士など、様々な立場の医療機関の従事者や、リスクマネージメントの担当者など約30名が参加した。講師は、学術的な立場の方だけでなく、建設業や元航空関係で今はエネルギー関係の安全対策を行ってきた方、医療の現場で質安全に取り組んできた方が講師をつとめた。講義ありの、危険予知の実習や、実際に医療過誤が起きた事を想定し、その医療過誤の事実を確認し、原因を追求し、そして、対策を考えるまでの一連の行為を行うワークショップなどが行われた。少し小さくて解りにくいかもしれないが。参加者の真剣な態度は、医療業界が抱えている医療事故や医療過誤の防止が大きな課題だという認識をしている事がよく分かる。医療業界以外の講師の方は、質・安全についての進んでいる業界では、最近はセミナーを行っても、真剣さが足りない事が良くあるそうで。医療業界の方の真剣な参加態度がとても気持ちが良いのだそうだ。そういうこともあって、他の業界に従事しながらもボランティアで医療業界に対して講師を行ってくれているのだそうだ。私は、医療の業界の人間ではないが、今後、少しずつ、医療の質・安全への取り組みについて、時々お伝えして行けたらと思います。NDP(National Demonstration Project) JAPAN(医療のTQM実証プロジェクト)http://www.ndpjapan.org/ ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.05.07
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GW返上で医療の質の向上の学習会が行われている。今回、たまたまご縁があって、その学習会のお手伝いをしている。この学習会の特徴は、医療の質の概念が、最先端を目指すのではなく、システムとして医療事故を減らすという質的改善を目指している。いまの日本の風潮では、誰かに責任を押し付けて、その人のミスということで済ましてしまうため。システムとして、事故の起こりやすい環境が改善されないのだそうだ。後日、続きを掲載します。お楽しみに。 ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.05.06
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4/25の衆院本会議で全会一致で、窃盗罪に対し罰金刑の新設などを盛り込んだ改正刑法が可決した。さて、今回の改正の中には、04年度までの10年間で倍増した万引き対策として、従来、窃盗罪は懲役刑(10年以下)しか科せなかったのだが、改正後は50万円以下の罰金刑も選択できるようになる。つまり、金で解決できるわけだ。法務省は「罰金刑導入によって万引きの急増に歯止めがかかることを期待する」ということなのだが、たぶん罰金刑が原因で減る量は微々たるものだと思う。初犯や被害額の少ない万引きの場合は「懲役は酷」として起訴されないことが多く、「再犯防止や反省につながらない」との指摘があったから、罰金すればいいということらしいのだが。いま万引きをしている人は、刑法の制定当時は「盗みをするのは罰金を払えないような貧しい人」ではない事が多い。当時の発想が懲役刑だけが規定される原因となったのだが。万引きをした人は、あとで「代金を払えば良いんだろ」なんて言う事が多く、金で解決出来ると思っているケースが多い。金で解決出来ると思っている人に、罰金を払わせても、金を払えば懲役刑がなくなるわけで、罰にはならない気がするんですよね。おそらく、法務省は、万引きで検挙された成人約7万7000人に対し、刑務所の設備の維持・管理などにお金の掛かる懲役刑ではなく、お金が儲かる罰金刑にするこで、国庫金を増やそうということなのだろう。仮に4万人が罰金刑に応じたとして、平均の罰金額が30万円として、これで120億円が国庫金となるわけだ。老人医療費が爆発的に増えて財政を悪化させている金額に比べれば微々たる金額だが、財源が増えると言うことは大きな魅力だ。さて、万引きが倍増した10年で何が起きたかというと、いわゆる「失われた10年」ということとIT化が進んだんですよね。そして、最後に貧富の差がひらき格差社会と言われる状態になった。貧富の差が広がったとはいいつつも、携帯電話をもてるぐらい、それなりに豊かな生活をしている。さらに「癒しブーム」から「スローライフ」「LOHAS」ということで、無理のない生活を求める人が人口の3割となり。自殺者も交通事故死の3-4倍の数字を出すようになった。そういう状況の中で、万引きが増えたということは、金銭的なところだけではない、心の貧しさが進行した所に大きな原因があると考えた方が順当だと思う。たかから、罰金刑だとか懲役刑だとかということで、万引きの防止対策にならない。もちろん、監視カメラ(防犯カメラ)を設置しても、証拠にはなっても防犯にはならない。万引きをしたいという衝動は、監視カメラでは、根本的な解消は出来ない。その一方で、この10年で目立つようになったのは、ホリエモンなど、お金があれば、何でも出来るという発想の人も増えているわけで、罰金刑は前科がつくとはいえ、お金を持っていて、払えば問題解決をするという感覚の人には効果がない。真剣に万引きを減らしたいと思うのなら、罰金刑を加えるのはいいが、社会的な構造を解析し、衝動的に万引きをしてしまわない社会をつくることをするべきだろう。今回は、刑法の改正という一面の対策でしかないのだが、真剣に万引きを減らそうとしているのなら、法務省は心の再生を含めて、もっと別の対策を平行して立てるべきだろう。もし、法務省が平行して別の対策をしないのなら、あくまでも財源確保目的の刑法改正だと言われても仕方ないだろう。そして、財源確保が目的なら、万引き防止とは言わずに、素直に財源確保が目的と言うべきではないだろうか。----------------------------------------------------------------------------<改正刑法成立>窃盗罪に罰金刑新設 万引きを抑えこむ狙い (毎日新聞 - 04月25日 19:50) 窃盗罪に対し罰金刑の新設などを盛り込んだ改正刑法が25日の衆院本会議で全会一致で可決、成立した。来月施行される。窃盗罪は従来懲役刑(10年以下)しか科せなかったが、新たに50万円以下の罰金刑も選択できるようになる。被害額が少なく、起訴猶予になることが多かった万引きを抑えこむのが狙いだ。 法務省によると、刑法の制定当時は「盗みをするのは罰金を払えないような貧しい人」という発想があり、懲役刑だけが規定された。このため、初犯や被害額の少ない万引きの場合は「懲役は酷」として起訴されないことが多く、「再犯防止や反省につながらない」との指摘があった。 しかし、04年に万引きで検挙された成人は約7万7000人で、10年間で倍増。同省は「罰金刑導入によって万引きの急増に歯止めがかかることを期待する」としている。 今回の改正では、交通事故被害者らから罰則強化の要望が強いこともあり、交通事故などに適用される業務上過失致死傷罪の罰金刑の上限が50万円から100万円に引き上げられた。【森本英彦】 ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.04.26
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昨年の4月25日JR西日本福知山線脱線事故が起きた。事故は速度を出しすぎていたことによる転覆脱線とみられ、捜査本部は引き続き高見運転士の当時の心理状況の解明を進めると未だに報道されているが。実はまだ事故調査委員会の事故報告書もまとまっていない状況なんですよね。おそらく捜査本部は今回の件で、車両などの事故原因について調べることが出来る権限や能力や機能のいずれか又は複数がないため、動けないという事情があるが、捜査をしていないと国民が安心しないので、自分たちが出来る捜査として、既に亡くなった運転士の当時の心理状況の解明を進めると発表したのだろう。んー、心理というのは、人によってそれぞれちがうのに、個体の検査データのない既に亡くなった方に対し、状況証拠だけで事故原因を予想し解明するというのは、かなり乱暴な行為で、場合によっては、事故原因を創ることさえ出来てしまう。やり方によっては、事実はわからないのに、亡くなった高見運転士やその家族がが全く浮かばれない事になる可能性を持っている。その一方で、国土交通省は事故後、原因を特定出来ていない早い段階で、鉄道各社に新型でコストのかかる自動列車制御装置ATS-Pを設置するようにと言っている。これもおかしな話しだ。しかも、鉄道アナリストの川島令三さんは、「なぜ福知山線脱線事故は起こったのか」という本で、旧型ATSに対しての認識不足を指摘している。そして、システムを新型に変更するのではなく、旧型ATSのままで速度を調べる地上子を追加するだけで事故が防げた可能性を指摘している。もし、川島令三さんの指摘が的確なのであれば。国土交通省は、事業の現状やATSのしくみを理解せずに、中小私鉄の財政では導入の負担の大きい提案をしていることになる。しかも、旧型もうまくつかえば、安価に同じ効果を出せるのであれば、国土交通省は、無駄遣いを推奨していることになる。一方、儲かっている鉄道は話しが違ってくる。安全という事がウリになるだけに、過剰投資をしているようだ。いずれにしても、鉄道の安全対策は無駄遣いを促進しているようなのだ。それにしても、この脱線事故はナゾが多い。まず、マンションに車両がめり込むなど4両が大破しているのに、ブレーキに問題がなかっただとか発表をしたり。事故調査委員会が、ボルスタレス台車が要因の一つだと言いたげだったにもかかわらず、ボルスタレス台車のボも言わないってこともあったそうだ。おそらく、このあたりは、業界からの圧力があった可能性がある。ブレーキに関しては、脱線事故を起こした207系の0番台と1000番台の混成編成では、ブレーキの効きに時間差が発生する曰く付きの組み合わせだったわけだし。台車に関しては、問題点を指摘される前に、207系の台車に改良を加えた。これは、営団地下鉄(現東京メトロ)の日比谷線の脱線事故の後。表向きには何も発表せずに改良を加えたことと似ている。要は、問題がわかっていたから、問題が起きたから素早く対応したけど、表向きに原因を知っていたとは言えないから、密かに改良をしたのだ。これを、自動車で行うとリコール隠しというんですよね。つまり、JR西日本や車両メーカーは207系の脱線の原因が分かっていた可能性が高い。ブレーキの問題もわかっていたから早い段階で隠した可能性もある。自動列車停止装置にしろ、ブレーキや台車にしろ、なんとなくお金の流れが臭ってきそうな、不可解な現象がおきている。その一方で、保線や車両点検などの、鉄道の基本的なメンテナンス不良も増えているんですよね。ゆりかもめの脱輪事故も、構造上の問題の可能性もあるが、普段からの点検で防げる事故という説もある。そして、207系が期限切れのブレーキホースを使っていたなど。広報的なインパクトの強い安全対策システムに金をかけているわりに、保守要員の人員削減が原因と思える事が起きている。IRについで、CSRが広まってきているが。そのような時流の中で、企業の広報は見せかけだけの投資に力を入れ、人を削ることで利益を生み出している傾向があるが、鉄道業界でも儲かっている企業は、このパターンにはまっているのかも知れない。そのために、せっかく過剰とも言える安全対策のシステムを導入しても、基本的な事をする人を減らしている事により、システムが機能したとしても基本的な理由で事故を起こし、高額なみてくれのいいシステムを無駄なものになっている可能性が高い。参考文献「なぜ福知山線脱線事故は起こったのか」 著者:川島令三 出版社:草思社 発行年月:2005年08月 ISBN:4794214286 参考記事----------------------------------------------------------------------鉄道121社、半数「安全投資は負担」 本社調査2006年04月24日06時14分 朝日新聞http://www.asahi.com/national/update/0424/OSK200604230030.html 25日で発生から1年となるJR宝塚線(福知山線)の脱線事故をきっかけに国土交通省が全国の鉄道事業者に義務づけた安全施策への対応をめぐり、全国121の鉄道事業者のうちほぼ半数の事業者が経営への影響が及ぶ水準の負担が生じると考えていることが、朝日新聞社のアンケートでわかった。JRや大手私鉄が整備の前倒しや国の基準を上回る独自の対策を予定する一方で、中小私鉄や第三セクターは負担増により他の施設への投資が難しくなるなど、「安全格差」が広がりかねない実態が浮かんでいる。安全対策コストの増額が経営に与えた影響 アンケートは、国内で鉄道を運営する事業者のうち、路面電車や貨物などを除く136社に発送し、121社(89%)から回答があった。 「事故後に安全投資を増額した」としたのは35社(28.9%)で、この負担増について23社(19.0%)が「経営に影響が生じた」と回答した。「将来その恐れがある」とする35社(28.9%)を加えると半数近くに達した。額を回答した30社の合計は132億5850万円(05年度)で、このうち事故を起こしたJR西日本が100億円を占めた。 国土交通省は今年3月に鉄道技術基準の省令を改正し、(1)曲線で速度超過を防ぐ自動列車停止装置(ATS)などの速度制限装置(2)運転士の急病などの異常時に列車を自動停止させる装置(3)速度やブレーキなど運転状況を自動記録する装置――を中心に安全対策を義務化。2~10年以内に終えるよう求めている。 JRや都市部の私鉄、地下鉄などの大手は、「安全が最大のサービスになる」(各社)などとして積極的に取り組む姿勢が目立った。 なかには「国交省の通達でATS整備を迫られた地点はなかったが、都営浅草線で10年度までに最新鋭のATSを導入し、ATC(自動列車制御装置)並みの速度制御をする」(東京都交通局)、「高架橋の補修と曲線の改良工事を前倒しする」(京浜急行)など、上乗せの改善をする社もあった。 一方、赤字や資金不足に悩む地方の中小事業者は、基準を満たすための支出だけで経営への影響が出るとして、心配する声が目立った。「会社を倒産させても安全を確保するということはできない」(土佐くろしお鉄道)、「本来計画していた安全のための設備投資が後回しになる」(中四国の三セク)、「(新しい設備の)維持管理経費が経営に影響してくる」(肥薩おれんじ鉄道)――など深刻な意見が相次いだ。 これらの設備投資には国の近代化補助を利用できるが、最低でも20%の自己負担が生じる。このため、国への要望を挙げた63社のうち、「非常に厳しい経営状況。補助金の拡充がなければ経営ができない」(中部の私鉄)など、安全対策への国庫補助の充実を求める記述が40社と約3分の2を占めた。 ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.04.24
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御当地検定のポータルサイト「御当地通」(http://www.gotochitsu.jp/)ってのが登場した。ここは、京都検定、金沢検定などを「ご当地検定」、泡盛マイスター&アドバイザー認定、京野菜検定などの特産品にからんだものを「地域ブランド検定」と定義し、その他、お祭り検定、道産子検定など地域活性化につながる人材育成、まちづくり、文化・観光・産業振興やイベント、特産品などに関わる様々な検定を「ユニーク検定」と定義し。多くの人に受験機会を与えようと言うサイトだ。それにしても、お間抜けな検定の多いこと、多いこと。でも、なんとなく面白いよね。人間って、実用的なようで、無駄な知識で生きているのね。そして、誰かに客観的に認められないと、安心出来ないのね。 ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.04.20
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14日に「ゆりかもめ」が事故で止まり。その原因がわからないということで、15日土曜日、16日の日曜日と二日間運休した。まあ、それはいいんだけど・・・そんなことで、朝日新聞に記事が載っていたのだが、ちょっとお粗末なので笑ってしまった。それがこの記事だ。どこがお粗末だというと、昨日の記事に書いた「渚音楽祭」という雨にもかかわらず約二万人の来場者のあったイベントがあったにもかかわらず。「大規模なイベントなく・・・」なんて書いてしまったのだ。まあ、大規模なイベントというのは、一日の来場者が5万人を超えるとかそういうのを言うのかもしれないにしても。14日に3万人が影響を受けたと報道されたのだが、その2/3の人数にあたる2万人が来場したイベントがあったわけで。それでも「大規模なイベントがなく」と書いてしまうのはちょっと変です。しかも14日の朝日新聞夕刊には下記のようにご丁寧に紙面を割いてイベント告知までしている。社内で誰か気がつかなかったのでしょうか。まあ、イベントも問題なく行われたわけだから、記事の主旨は間違っていないから、いいんですけど。よく考えたら、先月に豊洲まで延長した「ゆりかもめ」だけど。「ゆりかもめ」が止まっても、2万人のイベントが、まったくもって無事行われたわけで。平日のラッシュ前の夕方に止まってもそのイベントの1.5倍の人しか影響しなかったのだから。輸送力とお客さんの数からすれば東京臨海鉄道(りんかい線)で十分だから「ゆりかもめ」なんていらないんじゃないの。とはいえ、複数の交通機関がある方が、陸の孤島になりにくいという強さはあるんだけどね。蛇足ですが・・・今回、ハブが壊れた車両は、07編成という平成7年つまり1995年に納入された第一次車両ということなのですが。三菱のバストラックのリコール対象の時期と重なるんですよね。ハブが壊れると言えば、三菱自動車のバスやトラックのハブの破損で。1996年6月までに製造されたハブを装着した「ふそう」や「ふそうエアロバス」など6車種が約20万台がリコールされたということがあったのだが。丁度、そのリコール対象の時期と、「ゆりかもめ」の第一次車両の納入時期が一致しているのが気になるんですよね。「ゆりかもめ」のハブやホイールはどこが作っていたのか資料がないのでわかりませんが。三菱ふそうのものだったとしたらどうなんでしょうね。リコールの対象が間違っていた可能性があるということになるのでしょうね。また、三菱ふそうのものでなかったとしたら、もっと大変な問題になる可能性もある。たとえば、当時の業界でのハブの作り方のトレンドや、ハブの強度についての計算方法が、そもそも間違っていたなんてことになると。当然他の会社も問題となる。叩かれた三菱自動車は叩かれ損ですよね。国(国土交通省)や当時の業界団体の責任というものも出てくるかも。 ←クリックしてね↑↑なんとなく面白そうだから貼り付けてみました。さてどのぐらいの順位になるのでしょうか。
2006.04.17
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ちかくのスーパーで、よく宇都宮の餃子が出店出来ているのですが。「餃子日本一の宇都宮」と書いてある。とはいえ、この日本一というのは、餃子を一人当たり一番食べるというだけで。日本一だからといって、決して美味しいとは限らない。同様に、京都は、人口一人当たりのラーメン屋の件数が日本一多いのだが。これまた、店が多いだけで、美味しいとは限らない。だが、同じ日本一なら、宇都宮のものより、京都の方が美味しそうに感じるのよね。そして、同じ餃子でも、別に日本一でもなんでもなくても、函館、横浜、神戸、大阪、京都、長崎という地名がついている方が、日本一だと謳っている宇都宮の餃子より美味しそうに感じるんですよね。地名のブランド力って、おそろしい。
2006.04.03
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王子が地上に降りて9週間が経ったが、それなりに地上に慣れてきたのか、泣かない時間が増えた。だが、やはり、ガンガン泣いて、周りの人を困らせたり、泣いて、泣いて寝付かなかったりと、王子に仕える人たちを困らせる。そこで、王子に仕える者は、なんとか、王子の機嫌を取ろうと、様々な工夫をする。そのような状況の中、自動育児器の自作を試みた。育児機器のトップメーカーと言えば、アップリカだ。このアップリカは、創業者が医療の現場で、赤ちゃんに対し、あまりに手が掛かるというのに、それを省力化する機器がないということで、育児機器を作るメーカーとして起業したのが始まりだそうだ。そして、その機能や性能が認められ。そのうち世界の有名人にも使われたりして。いまや、世界のトップブランドとなった。このような育児機器が売れるのは、やはり、王子でなくても、赤ちゃんに手を焼いている人が本当に多いからだ。そんなことで、譲り受けた、揺れるハイローベット&チェアをベースに、タイマーで自動的に揺れる機能を付け加えてみた。 ベースになったハイローベット&チェアの後継機これが、その全容だ。ハイローベット&チェア下部に、15分タイマー付の金魚運動器を設置し、その間に低反発クッションを介在させることにより、適度な揺れを実現するというものだ。ハイローベット&チェアも金魚運動器も健康器具ということもあり、敷地用がアイボリーで統一され、タイマーの長い配線が気にはなるが、なんとなく、それらしい姿になっている。 金魚運動器 低反発ポリウレタン素材のリラックスクッション さっそく、タイマーをセットし、自動育児器に王子を載せ、スイッチをオンにした。ドンキホーテで買った安物の金魚運動器は、古い電動ミシンが起動するときの唸りのような轟音を立て、王子を載せたベットが揺れだした。騒音は気になったが、赤ちゃんは、騒音や振動に強いという話しもあるので、きっと大丈夫だろう。ベットの揺れは、金魚運動器の位置で、調節しながら、王子がどのような反応をするのか観察する。動き出して、20秒ほど、王子は、何が起こったのかわからない顔をしていたが。そのうち快適そうな表情を浮かべるようになった。おおっ、これでうまくいくと。王子を寝かせるのが楽になる。これだけで、相方のストレスも減り、今以上におっぱいの出も良くなり、結果として王子の満足度もアップするだろう。そういう、甘い期待が現実味を帯びてきたと思った頃、王子の表情が急変した。どうもお気に召さないようだ。使用中止の決定を下し、機械を止め、王子を抱きかかえると、王子は機嫌を取り戻した。自動育児器の試作第一号は失敗に終わった。製品開発は、最初からうまくいくことはなく、ごく当たり前の結果とも言える。開発の世界は、失敗の繰り返しなのだ。この実験の結果、揺れの質の問題もあるのだろうが、揺れだけでは、王子は満足しないということが解った。
2006.03.30
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