P-Blog アイデア&インプレッション

2006.01.20
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カテゴリ: 食べものネタ
ここんところ、臨月の妊婦との東京をいろいろ歩いているが、今回は地下鉄有楽町線沿線を攻める。

今日のお昼はビジネス街のイタリアンでいただく。
イタリアンといっても、決して気取っているわけではない、雑居ビルの2階にある昔ながらの店である。お店の名前は「ラ・タベルナ」
ここの店は、とにかくメニューが複雑。とはいえ、ちゃんと単品メニューもある。

DSCF1819.jpg
照り焼きチキンとホットライス(スープつき)

とにかくボリュームがある。
このボリュームを控えようと「控えめ」とオーダーすると、なぜかサラダがついてくるからシステムが複雑だ。
このお店は、今年で29年目になるそうだ。以前は、ランチタイムの値段が1150円にまで上がったが、このご時世ということか、1000円に下げたそうだ。

そういえば、ここに着くまで、オフィス街の路上に立ち並ぶ弁当屋の値段を見ると、一番多いのが500円という価格設定だ。4.5年前に「500円亭主」という言葉が出回りだしたが。弁当屋は、まさにこの500円亭主を狙ったマーケティング展開をしている。
そんな500円亭主からすると、ちょっとご馳走という感じの「ラ・タベルナ」は、500円の倍以上の1150円という値段をつけると、ご馳走といいつつも2日分以上ということで、すこし辛い。せめて、ギリギリの線が1000円という事なのだろう。
日本の経済の中心地で、キー局のテレビ局もあるところで、この状態だから。一部は良いかもしれないけど、日本の経済が元気付かないわけだ。

さて、食事を終えて、護国寺方面に行く。
護国寺駅から、不忍通りを日本女子大方面に少し歩いたところに、ちょっと年季の入った小さな「クレール」という名の喫茶店を見つけたので入ってみることにした。
喫茶店に入ると、品のいいおばあさんが機嫌よく出迎えてくれた。
臨月の妊婦さんが来たという事だけで、おばあさんは大喜び。だいぶん下がってきたねとか、いろいろと話が弾む。
東京でも都心とはいえ、すこし外れた地域では、臨月の妊婦さんがいるだけで大喜びをしてくれるおばちゃんやおばあさんが多いんですよね。妊婦と歩いていてわかるのですが。逆に都心はだめで、霞ヶ関を中心に、妊婦さんが立っていると見ると、寝たふりをするオヤジやおばさんが多発する。この傾向は、湘南新宿ラインでもよく見られる光景で、別に率先して席を譲れとは言わないけど。疲れているという事情はわかるんだけど、妊婦と見ると一瞬気まずそうな顔をして、そのあと気づかなかった振りをして寝た振りをして、駅に着くたびに、薄目をあけている姿を見ると、すこし寂しいものを感じる。いわゆる、日本を支えている人たちが、マナーも出来ないほどに疲れてしまっているというのも、ちょっと問題な気がする。
また、妊婦に気づかない人も多いですね。とにかく、ボーンとぶつかってくるビジネスマンやOL風の人が多い。優先座席の前でケータイメールやゲームにはまっている人も多い。
それに対して、このお店のおばあさんや、妊婦と見るや席を譲ってくれる子供がいるし。チェーン店ではない自営業的なお店の人は、男女関係無く、妊婦と気づいたら、何か話しかけてくるケースが多く。ほっとするんですが・・・。

さて、話は戻って。

今月は「ひまわり」のお茶だそうだ。「ひまわり」は、今月いっぱいで終わりで、来月はまた違うお茶が入ってくるという。
オーダーする前に、まずお茶の葉を持ってきてくれて、香りを確認してから、オーダーをする。
干した果物のようなものが入った透明のカップが置かれ。しばらくすると、透明のお茶の入ったポットを持ってきてくれた。
すっごくあまくていい香りだ。
ここで、おばあさんがクイズを出した。それは、透明のカップに入った、干した果物のようなものは何かという問題だった。

DSCF1834.jpg


すこしだけすっぱくて、とても甘く、杏のような味です。

クイズの答えの前に、カップにブランデーを入れてくれた。
答えは、もしかしてトマトって聞いたら。どうも30年お店をやっていて、初めて一発で当てたということだそうで「あなた植物学者じゃないの」って言って驚いてました。
でもさ、植物学者は、生きている植物については詳しそうだけど、乾かされた状態で植物を判断できるかはよくわからない。
実は、ブドウのような味のプチトマトというのがたまにありますが、そのプチトマトを乾かすと、プチトマトの甘さが凝縮されて、果物を干したように甘くなるという事は知っていたんですが。まさか、ここで出会うとは思わなかった。
わかったのは、お茶に浸されてすこしふやけたのを見たとき、プチトマトの皮の張りのような雰囲気が見えたんですよね。
それと、実の先っぽの突起部分の形状がトマトだったからです。
南欧特産だったと思うんですが、日本では、このタイプのドライトマトは、あまり紹介されていないようです。いわゆるドライトマトは、オリーブオイルに漬けられていたり、パスタ用の酸っぱさのあるタイプが一般的で、普段ほとんど口にしないから、わからないんですよね。

ちなみに、楽天でもいくらか売ってました。
▼茶菓子【ドライとまと】 ★卸売り価格でご提供★ ドライとまと《350g》
紅茶に入れてみても、そのまま食べてもおいしいそうです。

フィレンチェの市場より天日干しドライチェリートマト/100g
こちらは、トマトの品種が違うようですが、同じように甘いみたいです。

よく考えると、今回「タベルナ」に「クレール」にしても、なんとなく、日本語のイメージがある店名です。
両方とも、開店以来ずっと同じような面子でやってきたため、代を継いでくれる人がなさそうな感じだ。だからこそ、大切にしたい店ですね。





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最終更新日  2006.01.21 02:04:38
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