また、児童買春は、その少女なりに身体的、精神的ダメージを与えやすく、それに耐えるために、麻薬にも手を出す場合まであり、さらに、エイズなどの難病にやってしまう人も多い。そんなことで、とにかく、街にボロボロになった人が増えてしまう。これは、観光客を迎え入れる街としては、負の財産である。観光客を不安に思わせるような事は、ない方がいいに決まっている。(そこで、汚い者にフタをするだけの所も出てくるので、問題解決が難しい) 町役場とタイの観光警察が観光都市の街の盛り場で警備する所に同行したことがあるが、私服の役人が、鋭い目で、店員やお客さんや女の子の動きを見つめていた。そして、街に観光に来ている観光客に声をかけ、観光客のレベルで、怪しいことがなかったかの口コミでの情報収集をしている姿があった。観光で食う街は、児童買春や麻薬などでイメージダウンされては、食うに困るので必死である。 もちろん、地域レベルではなく、観光で食う国レベルでも、様々な取り組みを行っている。 しかし、国や地方自治体は、法律や警察などの強制執行機関を持っているのに対し。企業では、取り締まることが出来ない。これが、マイナスからゼロの発想の源である。 そこで、旅行業界の編み出した方法は、倫理規定を新たに作り、それに基づいて行動をするという方法だった。これが、ゼロからプラスにする方法である。 この倫理規定は"旅行と観光における性的搾取からの子ども保護に関する行動規定"に基づいてつくられていて、旅行会社なりが、ユニセフ(国連児童基金)、WTO(国際観光期間)、及び国際NGOのECPAT(エクパット)などが世界で推進している「Code of Conduct」というものに、サインをした所から、プロジェクトとして、実践活動に向けての行動そして、継続してゆくための行動に移されていくというものである。 行動規範だかにこそ、サインして認証して終わりではなく、継続性が必要なために、本来は「Code of Conduct」なのだが、敢えて日本人に解りやすいように日本では「コードプロジェクト」と言い習わすようにローカライズされている。 さて、この"旅行と観光における性的搾取からの子ども保護に関する行動規定"は、6つの内容がある。 下記は、今年の2/8に、JATA(社)日本旅行業協会と(財)日本ユニセフ協会が作った、「Code of Conduct」についての資料からの抜粋である。