P-Blog アイデア&インプレッション

2007.01.21
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今月頭に納豆が売れきれる騒ぎとなった番組がねつ造だったということが発表された。1月7日の関西テレビ製作の「あるある大辞典II」において、納豆を一日2回食べればダイエット効果があるということで、被験者を使って一週間に体重が一気に3-5キロ減ったという放送をした。あまりにも衝撃的な放送内容だったため、納豆がバカ売れし、多くの店の店頭から納豆が無くなった。
しかし、実際には血液は採集したが血液検査に出していなかったり、実施前後の写真が別人だったりと、様々なねつ造があった。
そこで、21日の放送は5分間のお詫びのための特別放送にし、後ろの番組の枠を拡大して放送をした。
以前から「あるある大辞典」、NHKの「ためしてガッテン」、日本テレビの「おもいっきりテレビ」は、今の健康ブームを支えてきた番組で。この10年あまり、様々な食材に含まれる物質とその効果を紹介することで特定の商品がバカ売れするという事が度々起こっていた。
特に、「あるある大辞典」と「ためしてガッテン」は、被験者を使ったものも含め実験で証明をするという所がウリだった。
以前からこの手の番組の内容について疑問を持つ声があり、NHKの「ためしてガッテン」の納豆が血をさらさらにするという内容の番組について、医師により不適切な実験を行っていて消費者に間違った知識を広めているという指摘があるなど。食品のバカ売れ意外にも実験についての問題が指摘されていた。
納豆が血をさらさらにするという事については、人間の腸が吸収出来ない物質で、その物質が血液中に存在した事を再現した実験をし、血液中の物質が分解された様子を見せ、見た人に血がさらさらになると印象づけたのは、実際に有り得ないことを多くの人に知らせた事には問題があるという指摘だった。
今回の件は、納豆が血をさらさらにするという事とは違う形での実験の問題ではあるが、効果を示すことで番組の評価がかわるということから、効果が見えるようにした工夫から発生した事は共通している。
さらに、番組の問題としてサンプルが少ないという問題もある。番組で紹介される実験は、数人の被験者で実験を行う。普通統計では、サンプル数がもっと多いのですが「あるある大辞典II」では、「あるある大辞典」の"あるある会員"どったと思うが女性の被験者集団が廃止され、被験者の人数がさらに減ってしまうという事が発生していた。

そこで、今回のねつ造が発覚した。
22日の朝日新聞朝刊の記事に、ある大手芸能プロダクションと放送と共に関係した方が、視聴者が番組を見抜く能力を持つようにと促すようなコメントが掲載されていたが。生活用品を売るメーカーがスポンサーの生活情報番組で、しかも民放連のWebページを見ると教育番組として登録されている番組で、研究報告があったこときは事実だとしても、その情報に基づき、ねつ造したデータで番組を作ることは、研究者、視聴者ともに欺く行為だと言える。これが地上波テレビという影響力の強い媒体なだけに影響する範囲が大きくなってしまう。
このような生活情報番組がもっている社会的な役割があり必要性はあるのだが、今回のねつ造発覚で、単に番組を打ち切るということで解決するのではなく、今後の同種の番組の品質向上に役立ててくれることを願いたい。


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最終更新日  2007.01.22 11:46:25
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