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わけあって、blogを移転します。http://izmoya.seesaa.net/
2009/03/05
大変ご無沙汰しております。百姓です。北京オリンピックが終わりました。普段、ひとつひとつの競技にはあまり興味がなくても、オリンピックにはやはり人を惹きつける魅力があります。世界一を目指して生きている人たちが世界中から集まるわけですから、選手村ったらそりゃあもうスゴイ集団ですよね。我が師福島正伸先生は、オリンピック代表の女子ソフトボールチームに呼ばれて講演をしたことがあるそうです。講演が終り、その後のレセプションで一人の選手に感想などを聞いていたとき、「どうしても上手くなれないんですっ!」と、突然その選手は泣き出したそうです。ちょっと慌てた福島先生、「未熟だと感じるなら、まだまだ成長できるってこと。だから、それを喜びに変えてがんばればいいよ。」とか何とかアドバイスしたんですって。その後、立ち去っていくその選手の後姿を見送っていると、監督が近寄ってきて監督:「彼女が、世界一速い球を投げる上野です。」先生:「えっ???????(絶句)」世界一を目指している人って、やっぱり何か違います。どんなに自分が凄くなっても満足なんてしないから、あの域までたどり着けるのでしょう。イチローなんて、ライバルらしいライバルも見あたらないのに、ずっと一人で「もっと上」を目指し続けてる。驚嘆すべき精神力です。上野選手を突き動かすパワーが一体何なのかは私にはわかりません。が、やはり世界一になると決めたからこそ、あのパワーが生まれるのでしょう。なりたい、なれたらいいな。ではなく、なる!と決める。決めてしまったなら、あとは努力するだけ。そんな、世界一の決意をしている人たちの全力を観続けるんですから、オリンピックで感動してしまうのは当然ですね。
2008/08/26
水不足が不安な今期ですが、梅雨は順調に雨が降っています。百姓としては有難いことですが・・・実は先月、トラクターが壊れました。丈夫が取柄の「ニューホランドくん」ですが「外車」の泣き所、「整備に時間がかかる」という欠点があります。2週間かかりました。おかげで現在、農作業は大幅に遅れています。弊社農園スタッフ(写真:私は左から2番目)はフル稼働状態です。普段ならモロヘイヤ苗の植え付けなんてとっくに終わっている時期ですが、今日現在まだ1ヘクタールくらい残っている状態です。なのに、今日も雨・・・ぬかるんでいるところは植え付けの機械が入らないので、もう「手作業」しかありません。作業効率は著しく低い手作業。このまま雨が続くとヤバイ。一方で、既に植えた苗のためには雨は欲しい。空を見上げて苦悩な今日この頃です。
2007/06/27
少し前の話なんですが、地元の中学校に呼ばれて話をしました。授業のタイトルが「プロに聞く仕事の話」・・・・をいをい。俺がプロ???・・・照れくさい。非常に気恥ずかしい想いではあったのですが、大学生に仕事の話をしたときの充実感も覚えてますし、小学生と「ベンチャーキッズスクールしまね」という仕事体験をしたときの感動もあり、お引き受けしたのです。大学生とは付き合いもあったし、小学生との協働もしたことがある。でも、中学生って・・・未体験ゾーンですけど、引き受けた以上は「何かひとつ」でも伝えよう。そう思って喋りまくった50分間(予定は40分)。子供たちの表情を見ながら、むむむ?これは手ごたえありかな?などと思いながら。で、喋り終わった後に先生が「何か質問したいことはありませんか?」って仰ったのですが・・・質問なし・・・。シーン・・・んむー。何も伝わらなかったか。ちょっと残念に思いながら会社へ帰った、それが先月末のことでした。そして今日、中学校の先生が子供たちの「メッセージカード」を持って来てくれました。そこには、「話の中で印象に残った言葉」とメッセージがつづられていました。もう、嬉しくなっちゃいましたよ。なんだ、なんだ。皆、ちゃんと聞いててくれたんだぁ。うひひひ。良かった、良かった。じーん。そして読みながら気付いたのが「話の中で印象に残った言葉」というのが、かなり偏っているということ。50分喋ったわりには(笑)、伝わったと思われる「言葉」はいくつかしかないんです。「仕事とは、喜びや感動を生み出すもの」「世の中には、人の役に立つ仕事しか存在しない」「お金とは、感動の代わりに渡す感謝」「伝える努力が、感動を生む」「農業は、感動を生む仕事」この6つだけで、80人の90%。ものすごくいっぱい喋ったんですけどねぇ。でも、おかげで中学生のツボがなんとなくわかりました。また、呼んでもらいたいものです。次は、泣かせます(笑)
2007/06/06
モロヘイヤはビタミンKが多いので、ワーファリンという薬を処方されている方にはお勧めできません。ビタミンKが、ワーファリンの効果を阻害するからです。自然の野菜粒でも、こういうことはあります。特に、薬を処方されてる方にとって、グレープフルーツジュースは要注意なんです。グレープフルーツジュースは、薬を上手くカラダに取り入れる働きを邪魔するんですねー。邪魔された薬は効きすぎたり、副作用が強くなったりという事態を引き起こします。グレープフルーツジュースで薬を飲む。これだけは止めた方が良いと思います。特に、薬を飲んでいるときは、自然のものだから安心という神話を忘れ、いろいろお医者さんに相談されることをお勧めします。
2007/06/05
最近、mixiがちょっと楽しくなって来ました。←今更かいっ「(良い)情報は、自らが提供する者だけが得られる」公務員時代、ずっと言い続けて来たことですが、これを忘れてずっとROMってました。失言したり間違えたりするのは嫌だし、公の場での発言って勇気も要ります。でも、それをすることで、自分にも良質な生情報が入って来るものですね。コミュニティーでは、コミュニケーションすべし。あたりまえのことを思い出しましたよ。
2007/06/04
エキスポランドでジェットコースターの事故がありましたね。報道されてる内容からは、業務上過失致死傷というより、怠慢による傷害(殺人)と言いたくもなります。東京ディズニーランドという、いわば類似施設の、その現場に居た私にとっても驚きです。「こんな杜撰な点検体制なんて信じられない」と思うのが普通でしょうし、どこでもそうなのでは?と疑いたくなるだろうなあと思います。私が居たTDL(今はTDR)では、どんな新人スタッフ(キャスト)でも、必ず全員が知っている合い言葉があります。それは「SCSE」。S・・・Safety(安全性)C・・・Courtesy(礼儀正しさ)S・・・Show(テーマ性、エンターテイメント)E・・・Efficiency(効率)これら4つが大事で、その優先順位は上から順番。つまり、TDRで最も重要視されているのは「安全性」なのです。TDRに行かれた方は、経験があるかも知れません。せっかくはるばる行ったのに、楽しみにしていたのに、大好きなアトラクションが休みだった。または何時間も止まったままだった。確かに、お客さま(ゲスト)に喜ばれることではありません。「こんなことなら、もう来ない!」と思われるかも知れません。それは企業体たる運営者(オリエンタルランド)としては、大変なリスクです。でも、いつでも全員が、これだけは絶対に譲らずに守ってるんです。一番大事なのは、安全。経営者となった今、それも健康食品をお届けする責任者として今、本当に痛感する合い言葉です。遊園地に限らず、雪○事件、不○二家事件・・・食品業界でもたくさん事例がありましたし、自動車業界でもありました。残念ながら、目先の利益を追いかけるとそうなってしまうと思います。確かに「安全」は「利益」に繋がりません。でも、守るべき根本です。これを蔑ろにしたら、企業としての価値を自己否定することになってしまいます。安全。毎日。いつでも。これだけは死守しなきゃ。当たり前のことですが、改めてそう思いました。
2007/05/07
皆さま、ご無沙汰しております。日記の書き出しとしてはいささか変ですが、ご挨拶したのには理由があります。急な話ですが、明後日の菜の花鉄道まつりに来てください!とのお誘いのblogなのです。県庁の流星だったよっしいは生きてるのか?まさか・・・・とお疑いだった方々、私の様子を見に来てください。今年、菜の花は、あまり咲いてません。困ったもんです。ですが、それでも祭りは決行します。どうぞ、私の生存を確認しに来てください。よろしくお願いします。
2007/04/13
楽天でblogを書き始めたのは、2003年の10月。当時は公務員で、起業家たちと繋がることが目的で書き始めました。今は、起業家たちと繋がること自体は目的になってないけど、彼らの新着blogを読みながら、なんとなくゆるやかに繋がっている感じです。一方で私自身のblogはというと、農家として、一経営者としての想いをズラズラと書き、書くことで何かを誰かに伝えたい・・・・そんな感じで続けています。話は変わりますが、弊社は楽天市場に店を出しています。このサイトで以前は農場日記という企画を持ってたのですが、コレの更新がなかなか出来ずに止まっています。web2.0の時代ですから、webサイトを作ってftpで書き換えて・・・なんてことをせず、blog書いてリンクすりゃあいいじゃねえか。そう考えるのが当然の流れです。だから、恥ずかしながら同じ楽天で書いているこの日記を店にリンクし、少しでも弊社の様子とか私の想いとかをお客さまにお伝えしようかと、そう思いました。でも、ダメなんです。なにがダメかと言うと・・・楽天市場から楽天広場にリンクを貼ること自体が、ダメなんです。同じ楽天だと思うのは一般ピープルだけで、市場と広場は、別会社だと思うのが正しいようです。なぜ、楽天市場から外部へリンクが張れないかというと、外部へリンクされると、楽天以外の(例えば自社ECサイト)ページへ誘導され、楽天のビジネスモデルを脅かす可能性があるから。ということのようです。ただし条件付で、例外的に外部リンクを認めて頂ける場合もあります。その条件とは、「当該リンク先から、さらに外部へのリンクが一切ないこと。」楽天広場から楽天広場へのリンクはアウト!楽天市場さまの仰ることには逆らえません。仕方ないので、泣く泣く過去のリンクを全て削除しました。全て削除しましたので、どうぞ外部リンクをお許しください。そうメールしてから半月、音沙汰なし・・・・当店の担当者を通じて楽天法務部門さまに問い合わせたところ、返ってきた返事がスゴイ。Favorite Blogが外部リンクなので認められない。つまり、長年繋がり続けてきた仲間たちとのリンクを切れば、許してやる。と仰るわけです。これは21世紀の踏み絵か???もうこれは断念せざるを得ません。私だって今まで積み重ねてきたものに誇りがある。誇りにかけて、この踏み絵は踏めない。いずれ、相互リンクの全くない他社サイトで、別途申請して書くことにします。そういう条件で、また申請させていただきます。偉大なる楽天いちばさま。
2007/03/04
タウンミーティングやらせ問題、使途不明な政治資金問題、厚生労働大臣の発言問題・・国会では、天下国家とは縁遠い議員の資質や体質ばかりが論じられているように見えます。一方で、あまり話題になりませんが、教育基本法の改正や防衛庁の省への昇格など、何十年も懸案課題だった法案が着実に可決されています。そんな中に表題の法律もあります。昨年12月6日に可決、同15日から施行されていますが、おそらく99.9%の国民が知らないでしょう。国民が知らないところで、いろいろな法律が出来てるんです。せめてN○Kくらいは、ゴシップ系(ボーダーラインは曖昧ですが)話題よりも、こういう質の良い情報を普通に伝えて欲しいものですね。あ。本論は、有機農業の推進に関する法律に関してでした。先日もエコファーマーと有機JASの違いについて書きました。今回の法律はこれを一体化した趣旨で、「農業が環境に与える負荷の軽減を目指しつつ、消費者がより簡単に有機農産物を手に入れられるようにする」という有機本来の志を継承した法になっている感じがします。立法を受けて今後、農林水産省が基本方針や省令などを整備して行くことになります。そしてそれを受けて、各都道府県自治体で条例や制度が作られて行くと思います。心配なのは、その制度設計です。私はこの法施行を喜んでいますし、これによって、有機の認知度が上がって行けば良いと思います。が、またしてもおかどちがいな支援施策が誕生するのではないかという不安があります。国や自治体が、技術的な研究開発をすること、その技術の普及をすること、情報提供の場の設定をすることなどはとても有意義だと思います。けれど一方で、(例によって)先進的な営農支援と称し、10アール当り○○円といった交付金が用意されようとしているのが気になります。そんなもんじゃないぜ!と言いたくなります。大事なのは、有機農業への参入リスクを低減することではなく、多くの農家が有機に参入したくなる社会的環境の実現だと思います。補助金もらえるなら始めようかな。では絶対に有機は続きません。数年後、その補助金自体が無駄になります。そんなカネがあるんだたら、有機の意義や良さを広く国民にお知らせすることをガンガンやっていただきたい。有機農産物の生産量は、国内総生産量の0.16%しかありません。こんな現状なのは、有機農産物が消費者にとってその程度のものでしかないという理由に尽きると思うんです。農業がここまで衰退した理由もここにあります。●消費者にとっては野菜も穀類もグラムいくらという相場があり、特売で安ければラッキー、というものでしかなかった。●誰がどんな作り方をしていようと、消費者に伝わるわけじゃない。だからこだわったところで価値を生まない。●店頭で問われる価値はグラムいくらかなので、生産現場では安く効率的に作ることが最優先される。こんな流れの中で、今の農業と市場が作られて来たわけです。だから、この流れを普通に戻すことが最も大事だと思います。有機農産物って、良いところもあるけど価格も高くなります。手がかかる、リスクが高い、生産効率が悪いなどといった一般的理由のほか、何にこだわるかによって価格にはねかえる要素はたくさんあります。そしてそれらのこだわりが受け入れられるものか、つまり価値として認められるかということはお客さまの判断に委ねられなければなりません。お客さまの価値判断の材料のひとつとして、有機がきちんと位置づけられれば良いな、と思います。市場(いちば)の論理から市場(しじょう)の判断へ。農産物を他のお買い物と同じ普通のものに戻して行く、そういう施策・制度が創られて行くことを切に願います。
2007/02/13
弊社は島根県からエコファーマーの認定を受けています。エコファーマーって何?かと言うと持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律という長ったらしい名前の法律に基づいて各都道府県が持続性の高い農業生産方式の導入に関する指針をつくり、農家がその指針に従って持続性の高い農業生産方式の導入計画を作成し、その計画の認定を受けるとエコファーマーなわけです。わけわからないですよね(笑)要するに、減農薬・減化学肥料で土や水環境に優しい農業を実践すると都道府県から認められた農家です。減農薬・減化学肥料ってどれくらいよ!?という、その量が都道府県ごとに違うんです。弊社は有機JASの基準をクリアしてますから、ほぼ自動的にエコファーマーなんです。つまりエコファーマーは有機JASの基準より緩いので、有機JASの認定を受けていれば充分、という考え方もできるわけです。しかも、うちのモロヘイヤは農薬も化学肥料も全く使っていませんから、有機JAS基準より高いハードルをクリアしていると言えます。もっとも、農薬や化学肥料を使わずに栽培できるかどうかは、どんな作物を作るかに拠ります。トマト、キュウリ、キャベツやレタスなどはほとんど不可能です。(虫食いがあってもオッケーだとマーケットが了解すれば別ですが)話を戻します。無農薬有機栽培できているのに、わざわざ(減農薬・減化学肥料レベルの)エコファーマーを名乗る必要はない、と考える方もいらっしゃいます。エコファーマーに価値を見出していない農家も、意外といらっしゃるんです。ただ、有機JASとエコファーマーは、一見似ているようで、その成り立ちが全く別。似て非なるものなんですね。単純に言うと、有機JASは消費者向けの規格です。有機という言葉が氾濫した時代、有機って何よ!?というのをきちんと定義して、消費者が判断しやすいようにした、というのが有機JAS。エコファーマーは、環境を考えた規格です。持続性の高い農業生産方式と謳う裏には、持続性の低い農業生産方式というものが存在します。どういう農業生産方式かと言うと、代表的なのが化学肥料や農薬をやたらと使う農業です。(合衆国のように、やたらと地下水を使う農業ってのもありますが)実際には、化学肥料にも農薬にも適量というものがあって、たくさん使うことには全く意味はなく、逆に効果が薄れてしまうものなのですが、生産効率を上げたいという農家の切実な気持ちから、ついつい多めにしてしまう例はたくさんあります。これが環境に悪い。化学肥料というのは硝酸態窒素を多く含みます。硝酸態窒素は、野菜(植物)には必要不可欠な良いものなんですが、人間(動物)には毒なんです。植物だって、必要以上に窒素は要りませんから、余った分は土中に残るか流出します。これが川や海に流れ込めば、生態系に大きな影響が出るんです。こういう状態が続くのはイケナイ、ということで持続性の高い農業生産・・・というような制度ができたわけです。つまり、百姓の立場からすれば有機JASは、生産者としての志の証で、エコファーマーは、地域から土を預かるものとしての志の証なわけです。少なくとも、私はそう思ってます。なので、エコファーマーはそれ自体、誇りを持って良いものだと思うのです。ちなみに、欧米での有機はもともとエコな考え方から生まれたもので、日本のように有機とエコが別、みたいな考え方になってる国は少ないのではないかと思われます。
2007/02/09
全国的に雪不足ですね。雪が不足すると、冬から春先にかけて土がカラカラに乾きます。おそらく、私どもの住む西日本よりも、関東以北でこの乾燥は深刻だと思われます。春先からの雨の恵みが相当量ない限り、今春から今夏にかけておそらく野菜の出来が悪いでしょう。一方で、暖冬後は降雨量が少ないという統計もあるようで、心配です。しかも、有機栽培は慣行栽培よりも天候に左右されやすく効率が悪い栽培方法ですから、もしかすると有機農家はものすごい打撃を受けるかも知れません。農家にとっては打撃ですし、家庭に対しては野菜の高騰というカタチで影響を与えるかも知れません。農家としては、土や雨と相談しながら頑張るしかなく、できるだけのことをします。が、とても心配な状況です。といいつつ、神に祈る経営者。ホントに前近代的ですね(笑)
2007/02/06
私どものような会社が公的支援を受けようとすると、相手方は経済産業省系機関と農林水産省系機関に分かれます。島根県で言うと、商工労働部と農林水産部。市町村でも組織は大概分かれています。で、支援と言っても様々あります。先日大阪で開催された健康食品開発企業とのビジネスマッチング事業は島根県(商工労働部)主催でした。一方で農家と農家、または農家とバイヤーとのマッチング事業は、農林系の支援機関が主催します。補助金もあります。これは完全にタテ割になってまして、土作りや有機農業などは農林。食品の機能性の検証などは商工。といったように分かれています。金融も、農林中金・商工中金といった具合いに支援機関自体が分かれています。こういう状況下で、弊社のような外見は健康食品製造販売業な農家は、戸惑うことがあります。まさに今、困ってます(笑)中小企業向けの金融支援策に信用保証協会による保証制度というのがあります。担保のない中小企業でも、信用保証協会(公的機関)に保証料を支払うことで債務保証をしてくれ、しかも低利の制度融資がいろいろ用意されている、という素晴らしく有難い制度です。これによって、弱小な中小企業でも銀行から低利で借入れすることができるのです。私も商工労働部勤務時代は、この制度の活用をお勧めしていました。ところが・・・中途半端に知っている者がハマる罠アリ・・・。最近、弊社の経営状況は、なんとか安定して来ました。経営者としてはホッとする半面、そろそろ次なるチャレンジをしたい頃合です。で、チャレンジするにあたって、この信用保証協会の保証付融資を受けようと思ったのです。融資の申し込み先である銀行との話は極めてスムーズに進み、(迂闊にも)安心していた矢先・・・・信用保証協会から×が出たのです。債務超過なわけではありません(笑)そう、前振りのとおり。農業は信用保証協会の支援対象外だという×なのです。「いやいや、農業っつっても農業ベースの加工・販売業ですから・・・」「では、融資金が全て農業外であることを証明してください。」「それは無理です。主な使途は研究開発で、農業と表裏一体のものですから。」「証明できなければ、協会としての保証はできません。」むぅ・・・もう、ここまで言われるとグゥの音も出ません。お役人さまぁ~~今まで何人の農家が涙を呑んで来たことでしょう。無念さを堪え、協会の保証を受けることは断念せざるを得ませんでした。この話は、信用保証協会への愚痴ではありません。私も半年前までは公務員の端くれでした。理屈は良くわかります。制度(法)で決められたことは、必ず守られなければならない。保証協会さんは法に則って回答しているに過ぎず、この回答が正しいのです。愚痴を言う相手は保証協会ではなく国会、ひいては主権者でもある自分自身なのかも知れません・・・。タテ割りなのは良く知っていたはずのこと。そりゃあ、それに気付かずにいた私が悪いのさ。うん。タテ割りだもんな。タテ割り・・・・。うん?!タテ割り!?良く考えたら・・・これだけタテ割りなんだから、農業用の保証協会だってあるはずじゃないか!?知らないけど。そう思って調べたら・・・やっぱりありました。その名も農業信用基金協会!!スゴイぜタテ割り行政!ありがとうタテ割り行政!まあ、現段階では見つけたというだけで、保証してもらえる保証はありません。タテ割りの、いろんな意味でのスゴさを公表したかっただけです。やっぱりダメだったということも考えられます。ひょっとすると、「商工業への使途がないことを証明せよ」と言われるかも。
2007/02/05
大阪の産業創造館というところで「健康関連商品開発商談会」が開催され、ブース展示&プレゼンテーションをして来ました。沖縄から6社、島根から7社という組み合わせです。多数のバイヤー、開発担当者にいらしていただき、とても良い商談会になりました。田舎の百姓暮らしは素敵ですが、残念ながら情報に疎くなる。インターネットや業界紙(誌)を通じての情報は入るにしても、生情報が入らないという欠点があります。たまに都会へ出かけると、これを感じ取ることができるんです。だから、こういう場にはどんどん出て行った方が良い。何より、自分の位置が確認できます。弊社は農業&加工&販売&サービス業という変わった職種なので、ときには農業の先進事例として取材を受けることがあります。私が代表になってからの半年間だけでも、シンクタンク3件・他県の県庁3件のヒアリング調査を受けました。でも、大阪では知名度なんてありませんし、バイヤーはもちろん、お客さまには関係のないことですから、キツイ要求も受けたりするわけです。コレが良い。普段は得られない、お客さまからも受けないレベルの要求を受けると、求められる価値と課題が見えて来ますから。私にとっても意義深い商談となりました。あ。キツイ要求の中で、困ったなあって話ももちろんあります。「(モロヘイヤ粒製品を)卸しに出すとしたら、下代(卸価格)は何%?」・・・この話になると、困ります。話の展開は解ってますから。「○○%でお願いしています。」「高っ!健康食品なのに高すぎない?」「恐れ入ります・・・」これは弊社が抱える課題なのですが、弊社商品はもともとの価格が安すぎるんです。農場を借りてスタッフを雇って無農薬で有機栽培して、年中土の管理をするわけですから、コストははっきり言って高いです。なのに、エジプトから原材料を輸入しているところより安い価格を設定してるんですから・・・儲けになんてならない価格です。だから、健康食品の原価としては「健康食品なのに高すぎない?」と言われる値段を提示せざるを得ません。直販だとお客さまに喜んでいただけることなのですが、卸売の話になると全然喜んでいただけないんです・・・。ま、安い価格設定は、それ自体が悪いわけではないので、卸売りやOEMをせずに直販にこだわるのも弊社の存在価値なんだろうな、なんて自問自答してます。
2007/02/02
新車と言っても、プリウスではありません。堆肥散布機です。製品名はマニュアスプレッダーですが弊社では、内輪な理由でマニワスプレッダーと呼びます。自走式で、ベルトコンベアと歯車くんが自動で堆肥を撒いてくれます。農園責任者の山内がものすごく欲しがっていたものです。もう、山内、大喜びです。「社長~(声が裏返っている)っっ!これでバンバン堆肥撒けますよぉっっ!」って、張り切ってます。「おゐおゐ・・・山ちゃん、いくら有機でも、堆肥バンバン撒いたらダメだっつーの。」山内くん、先日せっかく土壌検査して大学の先生に指導を仰いだことをすっかり忘れてます(笑)いづも屋では、有機JASな栽培だけでなく、硝酸態窒素をできるだけ抑えるエコな農業を実践してます。なので、舞い上がっている山内くんには、当分監視が必要です(笑)
2007/01/26
今日、取引先の銀行へ行きました。本来、行く必要はなかったかも知れないのに、行きました。そのいきさつは・・・行員さん(TEL)「社長!ちょっとお願いしたい書類がありまして」私(TEL)「わかりました。では、どんな書類かFAXして下さい」行員さん「いや・・・あの・・・実はウチの銀行、FAXが使えないんですよ」私「????!」てなわけで、行員さんもお忙しそうだったので、ついでもあったので受け取りに行ったという次第。先日個人情報保護のことを書きました。私も個人情報保護については相当考えているつもりです。でも、まさか会社としてFAX(もちろんメールも)の使用を禁じるところまでは考えてもいませんでした。(FAXは受ける専用とのこと)まさか。そこまでするか。さすがと言えばさすが。いや、本当にさすが。しかし・・・情報化が進む一方で、意外なところで進む情報格差。デジタルだけでなくアナログまで封じなければならないなんて・・・そのうち、電話も受ける専用になったりして。んむむむむぅ。
2007/01/24
不二家の消費期限切れモンダイが話題になっています。私の周囲からも、食品加工・販売業の経営者たる私に心配の声が寄せられて来ます。おまえのところは大丈夫か?と。ご心配いただき、ありがとうございます。もちろん大丈夫です。ご配意に感謝すると同時に、一般的には消費期限と賞味期限がまだまだ混同されているんだな、と感じました。消費期限は、生鮮食料品などに必要な表示で、安全性を保証できる期限。賞味期限は、比較的品質の劣化が少ない食品に必要な表示で、品質の保持が十分に可能な期限。弊社のモロヘイヤ加工食品は、全て生葉を乾燥して粉末化したもので、表示しているのは消費期限ではなく、賞味期限です。不二家のモンダイは、消費期限切れ食材を使うという、お客さまのお体の安全性に関わる問題ですので、品質管理以前の問題です。一方、賞味期限というのは誰がどう設定してるかというと、これは製造者が決めます。弊社モロヘイヤ粒の賞味期限は1年3ヶ月と、弊社が決めています。どうして1年3ヶ月?かと言うと・・・劣化テストをした結果、「2年は大丈夫。」というデータが出ました。では、2年という期間、全ての粒を保証することが出来るか?と考えた場合、もともとが農産物ですから、そこまでは言い切れない。で、「1年半か?」「いや、1年なら絶対大丈夫!」「1年じゃあ、短すぎるでしょ!?」というまことにローテクな議論の結果、1年3ヶ月にしたというのがホントのとこらしいです。で、社内ではこういう会話がときどきあります。「社長!?、お客さまから、賞味期限を1月ほど過ぎちゃったんだけど飲んでも大丈夫ですか?っての問い合わせなんですけど?」「申し訳ございません、品質を保証できるのは1年3ヶ月までですと答えなさい。」(内心、きっと大丈夫なんだろうがなあと思いつつ・・・)
2007/01/23
「あ○あ○大事典」という番組のいい加減さが、今更注目されてます・・・学術的な裏付けのあるものだけが良いとは言えませんし、思えません。食とヒトの健康については、医学的にも栄養学的にも未成熟な段階ですし。だから、メディアがB級情報を突っ込んで検証するということ自体は面白い取り組みだと思います。うっへ~!ホントかよ!?と思うような情報が多かったのは事実ですが、社会的に悪と言い切るのも大人げない、楽しめば楽しめる番組でした。テレビで放映すると、曖昧な情報でも本当に見えるってことを再認識しなきゃ、ですねぇ。まあ、データのねつ造をしたらオシマイです。残念!で、心配してるのは納豆くんの行方。すぐにダイエットできる、なんて効果はアヤシイもんですが、納豆がカラダに良い食べ物だってことには何ら変わりがありません。モロヘイヤにはない有用な成分(タンパク質など)がバランス良くあり、モロヘイヤと一緒に食べていただきたい食材として、以前から注目しておりました。もちろん今でも、です。サポニン、レシチン、大豆イソフラボンに機能性があるということは一般的にも認知されています。特に大豆イソフラボンの骨粗しょう症、乳がん、前立腺がんなどへの予防効果は、完全に証明された段階ではないですが、期待度が高いことは事実。大豆・納豆業界さんもテレビ局に文句言うだけじゃなく、大豆や納豆の本当の良さを国民に知らしめるチャンスにするべきじゃあないでしょうか。
2007/01/22
大学生たちと語らって来ました。テーマは仕事。デカイテーマです(笑)彼らからは(私が大学生だった頃とはずいぶん違う)、純真で将来に対して真摯に向き合う姿勢を感じました。地方に居ると就職先に関する情報も少なく、それが不安を増幅するんでしょう。明るい中にも、やはり悩んでいるなあと、見てとれました。悩みを解きほぐそうと思ったわけではないのですが、もともとの持論を(例によって)強く、暑苦しく語りました。「仕事、職業、就職先、部署・・・そんなの何だって良いんだ。自分の居る環境で何をするかなんだ。」就職を一番に考えざるを得ない世代に対し、あまりに逆説的な話過ぎるかなあ・・・と思いつつ、力説。どうかな、伝わるかな、と反応を伺いながらでしたが、聴く子たちの顔があまりにも輝いているのでビックリ。話し終わった後も、たくさんの質問や悩みをぶつけてくれ、本当に嬉しく、充実した時間でした。もしかしたら、3度も派手に(?)転職してる実績(?)が良かったのかも知れません。「仕事なんて何だって良いんだ。」同じことを言っても、県職員として喋っていたら反発を受けたかも知れません。人間って、肩書きには説得力ありませんが、実績には説得力あるものです。学生たちの素直な反応が、とっても嬉しかった。中でも私を感涙させたのが、学生の一人が言ってくれた「今日の感想」。僕も、こんな大人に成りたいと思いました。!!!!!!そりゃ社交辞令かも知れませんが、若者に何かを伝えたいと思っている者にとって、これ以上に嬉しい言葉があるでしょうか!?もう、卒倒しそうなくらい嬉しかった。この言葉だけで、半年は幸せに暮らせそうなくらい(笑)実際はこんな大人になってもらっても困る程度の人間でしかないわけですから、この言葉をもらったおかげで、目標にしてもらえる人間になりたいと思えました。この言葉だけで、10年くらいはがんばれそうな気がします。
2007/01/20
講師というほどではないのですが、ふるさと島根定住財団さんから「喋ってください」との依頼をいただき、明日は大田市に行って若者たちに話す機会を得ました。異業種人材交流事業の趣旨は●様々な場所で活躍されている方と若年者(今回は主に学生)が交流することにより、職業意識の啓発を図る。●若年者が今後社会に出て行くためのきっかけの場をつくる。●「働くこと」に対する価値観を共有する。ということのようです。この趣旨を聞いただけで、3時間は喋れそうな気がしてます(笑)ですが、いただいた時間は15分。この時間でこの大きなお題、どう伝えたら伝わるのか悩むところです。15分であっても、責任は重大です。わずか15分の話でも、もしかしたら誰かの人生を変えるかも知れませんから。私自身、福島正伸先生や片岡勝先生の話を聞き、人生が変わったという実績を持ってますし。もちろん、私がこのお二方のように話せるわけはありませんが、後進に対しては自分がしてもらったようにしてあげるくらいの意気込みは要るでしょう。が、がんばらねば。今夜は練習だぁ・・・
2007/01/19
今月末、大阪の産業創造館で開催される健康関連商品開発商談会に参加し、プレゼンテーションをすることになりました。で、今日はこれに参加する企業が集まって、プレゼンテーション練習会がありました。今日の参加者は、うちを含めて企業7社と県の健康食品プロジェクト担当スタッフ。数ヶ月前までの同僚です。実は、同僚の前でのプレゼンテーションというのが、意外と嫌なもんです。仙ちゃんてば、この練習会に誘ってくれるときも「よっしいはプレゼンのプロだから」「練習なんて要らないだろうけど」「手本を見せてあげてよ」などと、プレッシャーをかけて来ます(笑)しまね起業家スクールで6年間もプレゼンのサポーターをやって来ましたから、今期自分がやることになった時もずいぶん重圧だったのを思い出しました。しかも、内容を造りこむ時間なんて全然とれない・・・そうこうしてる間に無情にも時は経ち、気にはしつつも当日を迎えてしまいました。当日になったらもう開き直るしかない。え~い、ままよ!師匠、福島正伸の言葉を胸に、ぶっつけ本番で発表をしました。しかし、やはり準備不足は否めず、馬脚を現しまくり。喋る内容も詰めてないので、噛むわドモるわ、我ながら嫌になりながらも喋り続けました。もう必死。久々に、頭をフル回転させたような気がします(笑)ですが、終わってみると、なんと拍手・・・良かった、伝わった、しまいにゃぁ勉強になったなんて予想もしなかったお声。正直言ってこれには驚きました。いくら慣れてるからといっても、ホントに恥ずかしい出来でしたから・・・マッタク、福島先生の言われた言葉は本当だったな、と実感しました。上手くやるより、全力でやる。何かとカッコつけたがってはしょっちゅう失敗する私。この言葉を忘れないようにしなきゃ。とは言っても、やっぱりちゃんと練習して本番に臨もう。
2007/01/18
ちょっと前の話になるのですが、会社のロゴマークをつくりました。どうしても、自分の想いを表現するものが欲しかったので。基本デザインは、勾玉(まがたま)を重ねて使っています。神話の里出雲で古くから造られてきた勾玉。このデザインで、緑は出雲の大地、青は出雲の水を表しています。ここで農業を営む私たちに与えられている天の恵みです。また、中央には「いづも屋」の頭文字 i を配しています。農家いづも屋の i を大地と水とが包み込む構図で、農家と水と土との共生を表しています。さらに・・人が命(白い勾玉)を抱いているイメージも表現しています。これは、お客さまご自身あるいはご家族の健康に貢献するという、弊社の存在価値そのものを表したものです。農業を中心に健康を追求し、社会に貢献する馬庭崇一郎がつくり、私がそのまま受け継いだ弊社の経営理念をシンボルとして表現出来たと満足しています。いろんな意味を見境なく込めやがったなあ・・・とお思いでしょう。ここまで書いた能書きは、社員にもお客さまにも伝えています。が、実はまだ、誰にも言っていない意味があります。内緒ですよ。このロゴマークをデザインしてくれた道重浩史くんが私にプレゼントしてくれた隠れキャラが、ひっそりと居るんです。良く見てください。このマークの中には、私(吉岡)のイニシャル y が隠れてるんですよ。うきゃきゃきゃ。わかります?わかりませんか?いいんです。わかんなくても。これは、誰にも内緒の話ですから。
2007/01/17
昨年末から正月にかけて、地元出雲ではわりと有名な大手健康食品会社の個人情報流出事件がありました。弊社も、大小の差はあれ同業。他人事ではありません。本社移転のとき、セコム頼んどいて良かった・・・などと今更思ってます。また移転で物理的な運用も多少変動がありましたので、マニュアルの見直しをしているところです。個人情報の漏洩は本当にあってはならないことですが、どう足掻いても100%にまで行き着きません。最も可能性が高いのは内部の犯行ですから、防止策はセキュリティーやプライバシーポリシーの徹底というよりも、会社としてのあり方そのものですよね。そういう点で、ウチはお客さまを大事にするスタッフばかりだからとても安心だ。なんて言ったら、危機管理能力の欠乏だと叱られますかね。
2007/01/15
島根県立農業大学校から、学生さんが面接を受けたいと言っていらしてくれました。大学校の先生から、真面目にモロヘイヤを作っている会社だと紹介していただいたようです。来られたのは、20歳になったばかりの学生さん。多くを語るタイプではないのですが、どうやら胸の中には農業に対する熱い思いがあるな、と感じました。いやぁ、しかし。20歳と言えば、私の世代からすると我が子世代です。どんな夢を持ってますか?なんていきなり聞かれたって、そりゃ答えられるはずがない(笑)変なこと聞く人だと思われたかも知れませんね。でも、どこの会社だって人事の担当者なら聞いてみたいことですよね。夢を持ってる人間は、強いですから。今日来てくれた彼からは、そういう強さを感じました。これが人事でなく商売だったら、即買いというくらいの好青年です。でも、20歳の若者の人生に会社として責任を持つ話ですから、正直言って即採用!とは行きません。彼に選んでもらえるかどうかも、まだ解りません。いずれにしても、人事担当者としては初の面接官体験が終了。意外にも私自身が緊張してしまったことに驚きました。これから何年社長をやるかわかりませんが、きっと何人も、何度も面接をすることでしょう。農業で雇用を生みたいと思って公務員辞めたんですから、そうならないといけない。いやぁ~。しかし・・・人を雇うって、ものすごく勇気と度胸が要るもんですねぇ。
2007/01/10
あけましておめでとうございます。とは言っても、明けてからずいぶん経ちますが・・・しかも、blogもずいぶんと間があいてしまいました。今年はココロを入れ換え、真面目に、少しずつでも書いて行こうと思います。さて、blog楽しみにしてやってんのに更新がねーよ!と励ましていただきました諸兄に近況をご報告いたします。弊社は昨年末に会社の引越しを済ませ、新年からは新社屋で業務を開始しました。今度の社屋は窓の外に自社農園が見え、とっても清々しい気持ちで仕事できます。思えば代表百姓に就任して5ヶ月が経ち、今日まで社屋移転事業をして来たような気がします。まず最初に自社社屋の建設から取り掛かった経営者ってのも、そうは居ないのでは?なんて思ったりしています。農家としての原点に帰る意味でも、加工場としても有機JASの認定を受けるためにも、現在地への移転と新社屋はどうしても必要なものだと考えていましたので、今ようやくスタートラインに立てたような気がします。ずいぶんとドタバタしましたが、これからです。ここからは、ダッシュして行こうと思います。え?そんなに焦るなって?へへへへ。スタートラインに立って張り切らない人は居ないでしょ(笑)
2007/01/08
普通の農家は薬事法なんて縁遠いと思いますが、弊社は農産物を加工してサプリメントにしていますので薬事法のキビシイ監視下に置かれます。以前にも書きましたが、マジメに健康に貢献しようとしている企業にとっては結構迷惑な法律です。民間企業は放っておくと悪いことをしがちだから、規制しちゃる!という、お上の気合いを感じます(笑)コレに絡んで今日、ちょっとした大事件がありました。弊社が近々、岡山県の某新聞に掲載しようとしていた広告が、「却下された。」と、担当の女性社員が朝からアタフタしてたんです。「却下?誰に?」「新聞社のオッケーは出てたんですが、岡山県のホケンシドウ(?)の担当から却下されたらしいんです。」「へー。まさかウチは目ぇ付けられてんの?」「いえ。健康食品の広告は全部事前に見せろと急に言われたらしくて、他にもたくさん却下されてるらしいんです。広告を予定していた欄が穴だらけだと嘆いてらっしゃいました・・・」「う・・・ウソだろ?」正直言って、開いたクチがふさがりませんでした。そんなことがあり得るのかと、今でもちょっと疑ってます。確かに、この会話の後に見せてもらった広告内容は、新聞社から「ちょっと表現を変えてもらえませんか?」といった依頼が来てもおかしくはない内容でした。弊社が言いたいことは、「野菜はカラダに良いです。」「モロヘイヤは良い野菜です。」ということです。普通に考えて、おかしな論理ではないと思います。でも、カタチがサプリメントなので、カラダに良いですとかいう表現は(薬事法上)許されません。もちろん、生野菜であれば問題なし。(生野菜の)モロヘイヤはカラダにものすごくイイっ!という表現は何ら問題がない。しかも、日本人が野菜不足の傾向にあり、これが生活習慣病やメタボリックシンドロームなどの原因になっていて、野菜不足の解消が重要だってことは、(薬事法の管轄省庁である)厚生労働省も認め、推進する立場です。でも、モノがサプリメントの形をしていると、そうは行かないんです。まあ、それは法律がある以上、ある程度仕方のないことだとは思います。私だって、つい先日までは公務員の末席をケガしてた男。それくらいは判ります。でも。でもですよ?今回のこの事件は、違う意味で驚きを隠せません。だって、「健康食品の広告は全部事前に見せろ」と行政が言い、「たくさん(の広告が行政によって)却下されてる」らしいんです。これって、一般的には検閲って言いません?明らかに日本国憲法第21条第2項違反ではないですか?ことさらに表現の自由を振りかざすつもりはありません。でも、いくらなんでもコレはおかしいでしょ。薬事法で健康食品を規制する条文根拠は===================================================(承認前の医薬品等の広告の禁止)第68条 何人も、(一部略:医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器としての)認証を受けていないものについて、その名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する広告をしてはならない。===================================================というものです。これをこのまま読めば、確かにそういう(つまり効果効能を謳った)「広告をした行為」は違法かも知れません。ですが、薬事法が検閲を許しているものではない、ということも明かです。許しているなら、薬事法が憲法違反ですよね(笑)何故、こんな違憲行為がエラそうに行われるのか、わかりません。岡山には岡山の事情があるのでしょうが、だからと言って・・・答えを探すのですが、わかりません。ホントに、絶句状態に陥ってます。ウソだろ?ってのが本音です。お役人さまぁ・・・。
2006/10/31
死者に鞭打つようなことを言ってはならないとしても。どうしてもこれだけは言いたい。自ら命を絶つ者は、例えどんな理由があろうと愚か者だ!誰のためにもならない。誰も喜ばない。残された者は、悲しみだけじゃなく空虚な失望感に包まれる。死んでしまったら、もう何もしてあげられることがない。祈るほかはないが・・・祈る気にもなれないぞ。アホたれ。
2006/10/24
もう、ずいぶん時間が経ってしまいましたが、今月の7日にビジネスプランの発表をしました。昨年まで5年間、サポーター(自称:メンター)として携わってきた、しまね起業家スクールで。正直言って、かなり苦しみました。事業を始めるに至った経緯。私がやる意義。健康食品業界の常識と非常識。健康という概念のあいまいさと、私が提供したい健康。経営者としての思いと現実。農業という事業の奥深さ。農家と消費者のすれ違い。農家と行政のすれ違い。農業と国家、そして世界。伝えたいことがいっぱいありすぎて、10分という時間にまとめることがまるっきり困難な状況でした。苦しみぬいた末に、ようやく1つに絞ることができました。絞ったというより、本当にやりたかったことが判ったというのが正解かもしれません。それは、農業でした。解ってもらえたかどうかは、わかりません。結局、解ってもらうことを前提から外し、一方的な決意表明をしてしまいましたから。でも、もらったメンターシート(激励のメモ)を読むと、解ってもらえたかも知れないと思えました。ほんとうに、いろいろな勉強ができた発表でした。解ったつもりでも解ってないことがいっぱいある。それが解ったことが一番の収穫だったような気がします。
2006/10/17
有機JASだからと言って無農薬とは限らないと書きました。これは事実です。有機JASの規定では、「農薬や化学肥料は原則として使用しないこと」としている一方で「やむを得ない場合に限り、有機農産物の国際基準に準拠した30種類の農薬の使用は認め」られています。では、このやむを得ない場合とは何かというと、「栽培農家がやむを得ないと判断した場合」なわけです。要するに(規定上限定されてるとはいえ)、農薬を使うかどうかは有機認定農家の判断に委ねられてるわけです。つまり、性善説にでも拠らない限り、有機JASだから無農薬で、絶対に安心、とはならないのです。じゃあ、農薬がダメかというと、全然そんなことはない。日本で農薬と認められるためには、ものすごい研究・実験・検証の過程を経る必要があり、そりゃあもう過酷な条件をパスしたものだけが農薬として流通してるんです。無農薬原理主義者の方は「虫に影響があるんだから、人体に影響がないはずがない!」と仰います。ですが、昆虫類と人間(ほ乳類)ではカラダの作りが根本的に違います。例えば「虫が脱皮するのを防ぐ薬」は、ほ乳類には全然関係ない薬(だと考えて差し支えない)です。ですから、現在日本で認められている農薬を使ってたとしても、はっきり言って人体への影響は限りなくゼロに近いです。無農薬で野菜作ってる農家が言うんだから、間違いありません(笑)こう書くと、「そんじゃ、別に無農薬でがんばる必要ないじゃん!」と思われるでしょう。ごもっともな話です。でも、無農薬栽培にだって意義はきちんとあります。いかに優れた農薬でも、生命(ここでは昆虫)の種族保存能力には適わない。どんな農薬を創っても、その農薬の能力を超える、それでも生き残るカラダを、昆虫は自力で作り出すのです。ですから、農薬がたとえ人体に無害であっても、栽培方法としては永遠の付け焼き刃に過ぎません。SF的に妄想するなら、農薬のおかげで強くなった昆虫が、200年後には人類を絶滅させるかも知れません。私は、農業は未来の子孫へ伝える遺産だと思ってますので、農薬を使わないという選択肢はアリだと思ってます。有機だとか無農薬だとかは、安心安全と無関係ではありませんが、イコールでもありません。有機だとか無農薬だとかは、先人が私たちに遺してくれた知恵であり、未来に遺したいココロだと思います。変でしょうか?(笑)
2006/10/03
弊社、農業生産法人いづも屋では、無農薬有機栽培でモロヘイヤをつくっています。と言うと、まず農林水産省から叱られます。なぜなら、「無農薬」という表示は許さないぞ!?というガイドライン(通達)が出ているからです。何故に無農薬という表示が許されないかと言うと、無農薬と謳うことで消費者に対して過大な安全性を誤認させてしまうから、らしいのです。わひゃひゃひゃ。そりゃそうです。何をもって無農薬と言うか、なんて定義も曖昧ですし、定義があったところでお客さまにはわからない。さらに突っ込めば、無農薬だから安全なんていう保証はどこにもない。むしろ危ないかもしれません。例えば、の例を挙げます。○無農薬で野菜を作ります。○無農薬ですから、ある程度は虫にやられます。○虫にやられたものは売りものになりませんから、人間は食われた部分を捨てて売ります。○野菜自身はやられたくないから、何とか防御しようとします。○防御しようとした結果、野菜は自身の中に抵抗物質を作り(出す可能性は低くない)ます。○それは虫除けであると同時に人間にも害のあるものかも知れません。○「無農薬で有機なら安全」神話の中では、このことが発見すらされない、かも知れない。結構危ないと思いません?無農薬だから安全なんて、幻想です。それから、弊社では有機JASの認定を受けています。「有機JASだから安心ですね!」と言っていただくことも、「有機JASって言っても、無農薬とは限らないんでしょ?」と言っていただくことも、かなり憂鬱な気になります。だって、有機JASだから安全ってわけじゃないのも事実。一方で有機JASに意義があるのも事実。有機JASが無農薬とは限らないのも事実。化学的な農薬を使っていたら、すなわち安全ではないというのは、誤認。ですから、答えようがないってのが本音です。農林水産省さまも、有機JASと標示することで過大な安全性を誤認させてしまうことには目をつむり、無農薬と標示することは(過大な安全性を誤認させるので)一切まかりならん!と仰ってるわけです。をいをい。矛盾やんけ!と思うのは私だけではないはず。そろそろ、役人の作った意味不明の論理を嗤うべき時代です。無農薬神話の素晴らしさと大笑いなところを語れたりしたら、私は楽しいです。神話の国出雲から(笑)。これからこういう話、いっぱい出てくると思います。笑ってくださる方は、今後とも是非、お付き合いください。うひゃひゃひゃひゃっ
2006/10/02
弊社は、自慢じゃありませんがコスト意識の高い会社です。貧乏ですから(笑)、コスト意識が高くならざるを得ません。でも先日、明らかに赤字のミーティングをやってしまいました。議論したのは、チラシの内容についてです。このチラシを送るのは、アンケートにお答えいただいたお得意さまのうち、今月誕生月の方。対象となるのは8人。S藤くん(部長):「来月誕生月を迎えられる上得意さまにプレゼントを贈りますので、その内容を説明します。」お贈りするプレゼントは、モロヘイヤの石鹸。議論に火が点いたのは、その直後。プレゼントに同封する10%割引チラシについて説明したとき。S藤くん:「10%割引の対象商品は、モロヘイヤ定番商品です。その他の商品は、割引対象外です。」N見さん(社員):「どうしてその他の商品は対象外なんですか?」S藤くん:「もともと、かなりキビシイ原価率で価格設定をしているからです。これ以上安くすると、赤になってしまいます。」N見さん:「でも、沖の藻塩が580円では、いつもどおりです。だったら最初からチラシに入れない方が良いと思います。」S藤くん:「いえ。定価は840円なので、十分安く設定しています。藻塩は今、新発売記念価格ですので、これ以上は落とせません。」N見さん:「でも、発売以来ずっと580円です。お誕生日キャンペーンと言いながら、いつもどおりの価格ではガッカリされる方もいらっしゃいます。やっぱりチラシから外した方が良いと思います。」S藤くん:「いえ。藻塩の知名度はまだまだですから、知ってもらうためにも同送のチラシに入れる価値はあると思います。」・・・・・・・・・・・・・・・・この後私が参戦し、この話し合いは延々2.5時間続きました。その場にいたスタッフ12名。時給平均を1000円として、1000円×12名×2.5時間=3万円この議論(チラシ)の対象者が8人。それも藻塩は11月から価格を戻す予定なので、ホントに対象者は8人なんです。議論となったコスト=580円×10%×最大8人=464円。その他にもオリゴ糖とか、いくつかの商品が同様に対象となりますが、いずれにしてもコストにしたら5千円を超えない話なんですね。高いだの安いだの言ってる内容より、人件費の方が全然高い。もちろん、議論しながらそのことには気付いてましたが、何も言いませんでした。だって、それ以上に価値のある議論だと思ったんです。お客さまに対して、どんな感動が提供できるのか。このことに関して社内で議論ができる環境は、とっても大事です。安ければ嬉しいのか?安いですからどうぞ。それで良いのか?例えば塩だけ、オリゴ糖だけでも買ってもらうことが、果たして農家いづも屋の提供する価値なのだろうか?プレゼント企画を受け取ったお客さまが喜んでくださったとして、おかしいな?と思うことが一つでもあれば、その喜びは台無しではないだろうか?いやいや、それほどでもないのでは?議論は延々続きました。計算上は赤字の議論が。でも、伝達だけですぐに終わる安い会議よりも、ずっと価値のある赤字会議だっただろうと思います。
2006/09/27
いろいろ学び始めると、シロウトなりに疑問が浮かんで来ます。私は、社員にはこう言っています。「学術的なデータをきちんと取らないとダメだ。」でも、実はそう言いつつもその学術そのものに疑念を抱いていることを白状します。栄養学、薬学、医学。こういう学問は、本当に人間の人生(命、健康)を考えているのだろうか?と。一例を挙げるならば、塩。ウチでは、沖の藻塩という塩を扱っています。この塩がまた、塩辛いっ!確かにこの塩、ミネラルが相当に豊富です。でもこんな塩分強烈なモノが、果たしてお客さまの健康に役立つのか?『お客さまが高血圧にでもなったらどーすんねん!』最初はそう思ってしまいました。だって、高血圧の我が父は「塩分を控えてください。」と医者から言われてましたし。高血圧の元凶のひとつが塩分。これって常識でしょ?醤油だって、健康を気遣って減塩醤油を選ぶ人は少なくないでしょ?でも。でもですよ?どんなに調べたって、塩が高血圧の原因となってるわけじゃないということがわかるだけなんです。悪いのは塩ではなくて、昨今の塩(塩化ナトリウム精製物質)なわけ。本来海水から取っていた塩が、化学的に合成された単なる塩化ナトリウムになり、それを摂ることが一般化した現状が、諸悪の根源。だとすれば、「化学的に合成された塩は控え、自然塩、しかも岩塩ではない海水由来の塩を摂るようにして下さい。できるならば、その製法は天日平釜法を選ぶと良いと思います。」これがクオリティオブライフと相対峙する医者ならば、最低限言うべきことではないでしょうか?この道2ヶ月の私ですら、ネタはまだまだあります。薬剤師、栄養士に聞いてもわからないことだらけ。全ての医師・薬剤師・栄養士がそうだと言いたいわけではないです。でも大半の医師・薬剤師・栄養士の知識が、人間の体(クオリティオブライフ)側から見たらたいしたもんじゃないことは解ってきました。それは医師・薬剤師・栄養士の資質の問題ではなく、医学・薬学・栄養学というガクモンそのものの致命的欠陥だと思います。もちろん栄養成分や、それが人体に及ぼす影響についてはきちんとデータの裏付けを取って行きます。でも、そんなもんがもてはやされ続けたら世のためにならないと思います。そんなレベルは片足でクリアして、ステップジャンプをしたいもんだと思います。ん~。できるかって?カネも知識もないだろって?確かに。そりゃ、簡単じゃないですよ。でも、やるしかないですね!だって、変ですから。
2006/09/26
先代社長、崇一郎が言ってました。「どんなに大企業の専務、常務でも・・・社長ではない。」崇ちゃんは、経営者としての自分には歯がゆさ、不甲斐なさを感じていたと思います。きっと。でも、それでも彼はそう強く言い切りました。私も、確かにそうだな。と思います。だって、大会社の専務さんは、きっとこの喜びをご存知ないと思います。良かった!今月も給料が払えた!うれし~っっ!(笑)
2006/09/25
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旧職場、島根県庁産業振興課主催のセミナーに行って来ました。内輪を誉めるのもアレですが、良いセミナーでした。いい仕事してますなぁ。講師の藤村正宏氏(フリーパレット集客施設研究所主宰)は、など多くの著作があり、話もすごい上手。うなずくことの多い話でした。特に、『お客さまはあなたの商品は欲しくない』という話。そう。お客さまはウチの健康食品が欲しいわけじゃない。もちろん、モロヘイヤである必要もない。さらに、健康食品を食いたいわけでもない。健康でいたいだけ。で、幸せな暮らしがしたい。これがお客さまのホントの望みなはず。だから当然、わが社が売っているのは健康食品ではなく、健康に暮らせるという感動だと思ってるんです。こう思ってることは以前にも書きましたが、今日、そのことに自信も持てました。そうそう。でも、中にはちょっと悩んでしまう内容もありました。体験を売るってことは、お客さまの体験談(喜びの声)をどんどん出して行くことでもある!どんどんお客さまの声を出すべき!・・っていう件り。でも・・・健康食品の広告って、よくあるじゃないですか!?体験談。「○○日間で××キロ痩せました!!もう、ほんっとに感動です!!」とか「目のかすみが気になってたんですけど・・これを飲んだらすぐに効果テキメン!!今では新聞読むのも楽しみになって来ました」とか・・・これ、本当の声ではあると思うんですね。嘘ではないだろうと。でも、私はどうしても怪しいと感じるんです。自分がそう思ってしまうもんだから、チラシを作るときでも社内ではちょっと揉めます(笑)どうしてお客さまの声がイケナイのかと、これはスタッフからも真剣に言われます。彼女らからしてみれば、お客さまの声は自分たちの誇りでもあり、それを伝えたいわけです。そりゃあそうです。直販会社ですから、毎日お客さまの悩みと向き合ってます。モロヘイヤ粒飲んだら、かえって便秘がひどくなった。なんていうお客さまもいらっしゃいます。それでも、その壁を乗り超えると良くなるってことが体験上わかってますから、ウチのスタッフは粘ります。「がんばって、一緒にがんばりましょう」と伝え(100%ではないので、そりゃあこわい気持ちもあるけど)、応援します。そしてそれを乗り越えたときにもらえる喜びの声。これはもう、嬉しい。それを誇りにしていることはヒシヒシと伝わって来ます。それを、社長たる私がアヤシイなんて言ったらサービス業の自殺です。スタッフがもたなきゃ、会社なんてすぐに吹っ飛びます。だから、もちろんハンコは押します。押しますが、やっぱりいつも気になります。どう受け取られるんだろう。知らない会社の怪しいチラシ。チラシが怪しいから会社も怪しい。そう思われたらイヤだなあ・・・・悲しいことです。名もない小企業だから、お客さまの信頼が一番の財産です。それを誇りをもって伝えたい。ホントに。それがしたいなあと。これは心の底からそう思います。
2006/09/14
有機JASという資格は、もともと国(農林水産省)が認定していました。でも、今は法律が変わって国(農林水産省)に認定された民間団体などが有機JASの農業をしているかどうかを認証します。要するに、民間団体(一部は自治体がやっているところも)が農家を回って、規定どおりにやっているかどうかを検査するわけです。で、例によって島根にはこの機能がないわけです。近くにそういう機能がないということは、有機をやろうとすると島根ではカネがかかるということです。有機をやりたい農家、広めて行きたい私たちにとって、これはちょっとした悩み。そういうわけで、島根に有機認証機関を立ち上げよう!という動きがあります。美郷町(旧邑智町)でその会合があり、行って来ました。三和農産や桜江町桑茶生産組合の社長たちを中心にがんばってらっしゃいます。もちろん、我がいづも屋も全面的に賛同、参加いたします。でも、実は不安もあります。会合でも発言したのですが、「あったらいいなぁ・・」くらいの気持ちで始めると、大変なことになります。というのも、新JAS法では、有機の認証をする認定機関が立ち行かなくなると、農林水産省が潰してしまう可能性があります。で、認定機関が潰れると、有機の認証自体が失効してしまうんです!つまり、こういうことが起こる可能性が・・今日、有機JASのマークを貼ってモロヘイヤを出荷した。会社に帰ったら、なんと島根有機認証協会(仮称)が解散!というニュースが・・・ということは、ウチは有機JASが失効・・・つまりさっき出荷したモロヘイヤは有機JASじゃないってことになる!回収だぁぁぁぁぁっ!広告もチラシもダイレクトメールも名刺も、お客さまに配るものは全部作り直しだぁぁぁぁっ!こうなったら大変です。もしかしたら、ウチくらいの会社だと倒産の憂き目に遭う可能性すらあります・・・だから、「あったらいいなぁ・・」くらいの気持ちで始めると、大変なことになるんです。コストが安くなるなら、くらいの動機ならやめた方がいい。かえって高くつくかも。有機で儲けようと思ったなら、止めた方がいい。今のとこ、ほとんどどこも儲かってない。やるんだったら腹ぁくくって根性入れてやらないとダメです。島根を日本一の有機王国にするために、認証機関が要るんだっ!だからやるんだっ!そう思わないとダメっ!・・そんな、ちょっとネガティブな話もしてみましたが、会場の反応は意外にも良かったんです。そのとおり。それでも、俺ぁ、やる!!!そんな雰囲気が満ちていました。島根の農業、結構熱いもんがあります。島根の農業、乞うご期待です。
2006/09/10
薬事法が主に規制しているのは、薬剤師や製薬会社や薬品の輸入業者などです。で、健康食品会社もそのターゲットです。医薬品に見えるものを販売してるわけですから。医薬品でもないのに医薬品のような効果効能を謳ってはイケナイ。そういう理屈の規制です。もちろん、この規制には正当性があります。もしも、病にかかっている人が、似非健康情報に踊らされて変な健康食品に頼ったせいで適正な医療を受ける機会を逸する。そういうことが起こってはイケナイ。要するに、健康食品会社の暴走を抑える必要があるんですね。以前も書いたことがあるのですが、確かにおかしな情報が公然と飛び交う業界だと思います。オマケにあ○あ○大○典といった、おかしなTV番組がおかしな流行を造る。私が役人だったらもう、絶対に規制したい業界です(笑)そういうわけで、薬事法も国民を見てるわけでなく、薬品および薬品に見えるものを扱う人たちを見てるんです。一方、そうは言っても、わかっていても私がウンザリしてしまうのは、この法律をタテに、全部の企業を十把一絡にしてしまう行政の姿勢なんですね。先日、京都の役所から指摘がありました。(モロヘイヤと寒天に豊富な)食物繊維が腸を刺激し、お通じに良い。と書いてあることがケシカランと仰るわけです。医薬品でもないのに、医薬品のような効能を謳うな!と。じゃあ、薬飲んだら便秘が良くなるのかよっ!と聞きたい。○ーラック飲んだって、一時的には良くなったって、改善するわけじゃない。食品から食物繊維を摂った方が全然良いっ!摂り方にもよるけど。だいいち、ウチの会社で勧めてるのは単なる野菜の粒ですぜ!?お役人さまっ!ホントに便秘に悩んでる国民を想うなら、○ーラック勧めるより野菜を勧めろっ!・・・・・。要するに、ウチの売ってるものが粒状だからイケナイわけです。単なる野菜なら、同じこと言ってもお咎めなし。そりゃそうだ。野菜食べたら健康に良いに決まってるもの。健康食品なんていうナゾなものを曖昧なまま放置して、一方で規制はしようとしてるから、こういうことになるのかも知れません。規制するなら付け焼刃は止めるべきかも・・・業者を抑えるために、本当の情報が国民に届かない今の状況・・・法律はいったい誰のためにあるのでしょう他にも法律の哂える、いや矛盾があるのですが、それはまた後日。
2006/09/09
法律って誰のためにあるものでしょう?答え。主権者(国民)のため。まあ、あたりまえですね。では、法律は誰を律するためにあるのでしょう?これはちょっと難しい。ザックリ言えば・・・暴走しそうな権力を抑える(縛る)ため。そう思えば大概当てはまります。例えば、刑法って誰を縛る法律か知ってますか?犯罪者を縛る、そう思われる方が大半ではないでしょうか。でも、実際は国家権力を縛る法律なんですね。国家権力は、えてして暴走します。国家のためとかなんとか理屈をつけて、国民を抑圧したりします。だから、「こういう罪の場合、こういう罰以上を課してはならない。」と、権力を抑えこんでる法律、それが刑法です。もちろん、憲法だって同じです。国民に「こうしなきゃイケナイ」とか説いてるものではなく、国家権力は国民の権利を守れ。抑圧するな。と言ってるんです。で、それ以外の法律も同じ方向性なんですが、暴走しそうな権力といえば、国家権力だけとは限りません。例えば、「地方自治法」は、地方自治を推進する法律ではなく、地方自治体という権力を抑え込む法律です。「医療法」は、医療を受ける人に対する文言は全くなく、医療を行う病院・医師や医療体制を整える地方自治体に対して規制する法律です。もうひとつ代表的なものに資本力という権力があります。そう、民間企業です。民間企業は利益を追求するためにある。だから、悪に走りやすい。だから、規制しなければならない。わかり易い3段論法です。しかも、法人は、日本国籍の人格を持ちながら人とは扱われない人、主権のない人ですから、保護の対象ではないわけで。そりゃもう、その気になったらいくらでも規制できます。・・・実は今、私が辟易しているのが薬事法です。薬事法というのは、国民の受ける投薬などが適正に行われることを目的としています。で、抑えつける相手は、地方自治体や薬剤師や薬局や製薬会社、そして薬品の輸入業者や健康食品業者ななんですね。弊社は、一応健康食品業者ということになります。何せ、サプリメントを作って売ってますから。だから、薬事法の規制を受ける。規制を受けるとどういうことになるかというと・・・・・それはまた明日書きます。
2006/09/07
親王ご生誕!これは素晴らしいニュースです。ガッツポーズです。嬉しいです。心からお慶び申し上げます。しかし・・・・今日の注文数たるや・・・・過去最低・・・普段の1/4くらいしかありませんでした。皆さま、歓びのあまり注文どころじゃなかった、ってことでしょうか。まあ、それなら仕方ない・・・仕方ないですけどね?こんな慶事のあった日ですし・・・ですがね?・・・・・・お客さまぁっ!カムバぁぁぁぁぁック!
2006/09/06
公務員にはコスト意識が足りない!これはしょっちゅう言われてました。そういう面はあるかも知れません。でも、私が居た部署(島根県商工労働部)では、少なくともそんなことはないと思います。いや、思ってました・・・。コピーひとつとっても、裏紙利用を推進してましたし、「コピーよりプリントアウトが安い!コピーするな!」運動なんてのも展開してました。文房具も再利用推進!ISO14000シリーズの規定以上の環境運動(?)をしていたと思います。・・・が、それも所詮は富める者の論理だった・・・役所に入れているコピー機(プリンタ&スキャナ&FAX複合機)自体がそもそも高級機なので、コピー1枚あたりの値段自体がものすごく高いことを知ったんです。今日。ちょっとやそっと枚数を節約したくらいじゃあ、どうにもならんくらいに高い。いや、高級。自分が居た環境くらいのもの(コピー機)は欲しいと思ったのが無知、あさはか。あれは裕福な企業や役所のモノだと、思い知ったのでした。ちゃんちゃん。 コスト意識は、貧乏人にこそ芽生える。 貧乏万歳。
2006/09/04
農業をやるってことは、国土を預かるということでもあります。いかに松下さんやトヨタさんやサントリーさんが巨大企業でも、その工場面積は田畑に比べりゃ無視していいくらいのものでしかない。まあ、面積のハナシだけでなく。要するに工業用地は土地でしかないですから。農業の場合、土地は違う意味を持ちます。資本・資産ではなく、資源なのです。この考え方は経済学には本来ない、いわば鬼っ子なんです。あの、”レッセ・フェール”自由放任経済原理主義者のアダム・スミスですら農業を別にしてたくらいです。その使い方によっては、長く子孫に負の遺産を残すことになる。土地は変に使うと、枯れます。古代エジプト文明もメソポタミア文明も、肥沃な土地資源を背景に発展したってことは教科書に出て来ますが、何故に今は見る影もない痩せた土地に成り下がっているかは書かれてません。理由は簡単。土地を変に使い荒らしたから。そんなの昔のハナシだと思われるかも知れません。でも、そんなことない。アメリカで、オーストラリアで、中国で・・・・古代と同じことが今でも行われてるんです。彼の国々の国土がいかに広くても、100年は絶対に続かない農法です。(私の尊敬する元上司、○野さんは「略奪の農業」と呼んでました)おそらくあと20年で、アメリカ大陸もオーストラリア大陸も(土壌としては)、死にます。日本の農業は、幸か不幸か広大な国土を背景にしたものではないので、もうちょっと生き延びるとは思いますが・・・・。まだまだ世界の人口は増える。世界の穀倉地帯は死に果てる。世界中が飢餓に襲われる。我慢してたら死んでしまうから、戦争になる。我が国は食糧自給率が世界最低ですから、当然最悪の状況になるでしょう。農業やるってことは、国土を預かることでもあり、国の行く末を預けられることでもあります。現実は、私たちだって資本主義経済の中に晒されているわけですから、そんなこと本来知ったこっちゃないわけですが。
2006/09/03
日本で流通している農産物のうち、有機とかオーガニックとか名のつく(つまり有機JASの認定を受けている)ものは、金額ベースで0.17%しかないとのこと。つまり、どう足掻いてもオーガニックな穀物・野菜だけを食べることは出来ない。逆に言えば、どんなにこだわって有機農業をやっても、その需要は0.17%くらいしかない。それが現状です。有機野菜はキライですか?と問いかけたとしたら、有機より化学肥料使った野菜が好きだ!と答える人はほとんどいないでしょう。なのに何でこんなに浸透しないかと言うと、そりゃもうコストがかかるからでしょう。作り手からすれば、成育中の管理が大変。農薬が飛来して来ないように、緩衝地帯とかを設けなきゃいけないので、狭い農地で営農している日本の農業では考えられないくらいに歩留まりが悪い。さらに、農薬を使わないことにこだわれば、どうしても虫に食われてしまう部分は廃棄しなきゃいけない。だからさらに歩留まりが悪い。いろいろコストがかかる割には需要もそんなにないし、(儲け度外視の志でも持ってなきゃあ)やってらんねぇってのが本音。まあ、我が社のように、まがりなりにも独自の販路を持ってれば、なんとかやって行けます。ウチの農業を信頼して下さってるお客さまですから。でも、大概の農家はJAさんに販路は依存してますから、有機なんてやったって、メリットは”ゼロ”。農薬や化学肥料で稼いでる組織に向かって「オタクの商品は買わないが、買わないモノが良いモノだから、高く売ってくれ。」な~んて理屈は通るワケがない。オーガニックに未来なんてないわけです。じゃあ、何でそれをやる必要があるかと言うと、それが当たり前になる方が世のためだからですよ。そう思ってなきゃ、続きません。オーガニックは儲かりませんから(笑)そう言えば、有機栽培を止めた農家が居て、止めた理由をこう言ってました。「金持ちのために農業やってるわけじゃねぇ。」わかります。その気持ち。「だから、それが普通になる日までやりましょうよ。それが今の時代に農業やってる私たちの努めでしょ?」そう言いかけて、その言葉は呑み込みました。そんなキレイごとで続けられるほど、楽なもんじゃないです。
2006/09/01
私の人生を変えた男、前社長であり親友であり弟とも思っている馬庭崇一郎が、旅立ちました。行く先は、カナダ。最終的には中国に帰るんですが、帰る前に異文化に触れたい。そう思って選んだのがカナダなんです。で、カナダの次は韓国。で、中国へ帰るという計画です。彼は中国で日本語教師になりたいんですが、語学だけでなく、日本の文化とかも伝えて行きたいんです。なので、日本と中国しか知らないのはマズイ。そう思って選んだのが、カナダと韓国。良い選択ではないでしょうか。関空に向かって飛び立つ飛行機。バスに羽が生えたような小さい飛行機が飛び立つとき、色んな想い出が頭をよぎりました。頑張って来いよ!そう言いかけて、止めました。がんばらなくていいから、とにかく無事で。無事で生きて欲しいと。本人は中国に永住と言ってますが、やっぱりいつかはこの出雲に帰って来て欲しいと、そう思いました。私が島根の宝と見込んだ男です。いつかはきっと帰って来るでしょう。そう思い込んでます。
2006/08/27
しまね起業家スクールの卒業生たちが、先代社長の送別会兼私の激励会を開いてくれました。もらった寄せ書きには、ホントに嬉しい言葉の数々、そして師匠福島正信氏の言葉もありました。●他人が自分の生き方を決めることはできない。そうですねぇ。そのとおりだと思います。一方で、他人のおかげで生きさせてもらってるってのも事実ですよね。ホント、つくづくそう思います。●楽だけど自分らしくない生き方よりも、苦しくても自分らしい生き方。県職員が自分らしくなかったわけじゃないですよ、師匠(笑)ですが、今の方が自分らしいと思えるのも確かです。好きで選んだ道ですから、そりゃあもう苦しくても辛くはないもんです。むしろ、嬉しい。●自分らしさが商品でありサービス。自分らしく生きる人に他人は心を奪われる。これは、別の言葉で頂いたこともあります。モロヘイヤを売るんじゃないんだよ。よっしいが作ったモロヘイヤだから売れる。そうなるようにがんばるんだよ。よっしいが作ったもの、勧めるものなら絶対に良いものだ。そう思ってもらえる自分になるんだよ!田舎モンで照れ屋なんで、いくら師匠に言われても、自分を売るってのは多少抵抗がありました。でも、今は多少そう思う気持ちがあります。以前も書きましたが、地元のテレビ局が私を取材してくれてます。ホントに照れくさいもんです。でも、このタイミング狙って地元の広告を大々的にやっちまおうか、そんな商売人な一面も出始めてます(笑)
2006/08/20
7年ほどの付き合いになる、ある島根の起業家がお亡くなりになりました。デジタルコンテンツ、つまり映像とかCGを駆使して島根の情報化を盛り上げようと自ら起業した方で、特にCGでは草分け的な存在でした。地域振興に対する考え方では、私と少し異なる方向性をお持ちだったので、幾度かぶつかったことがあります。でも、ずっとずっと熱い思いを持ち続けた方でした。まだ40代、2人の娘さんは高校生と中学生・・・早すぎる死。家族を遺すこと、社員を遺すこと、夢を遺すこと・・・どんなに無念だったことか。そして、この方の葬儀に参列しながら、もちろんご冥福を祈る気持ちで参列しておりましたが・・・不届きにもこんな思いがよぎったのも事実です。俺は死ねない!
2006/08/17
野菜つくる百姓にとって虫と雑草は天敵ですが、逆に最も欲しい味方が雨です。だが、しかし・・・・雨が降らない・・・え?スプリンクラーがあるだろうって??ありません!ウチは基本的に休耕田を借りてモロヘイヤをつくってるので、スプリンクラーなんてものは装備しておりませぬ。いやあ~。困った。天候には勝てません。モロヘイヤは、結構強い作物なので雨風とかには結構強いんですが、どうしても水が要る。今のところ、ちょっと育ちが悪いかな・・・って程度ですが、もうちょい振らなかったらさすがにどうにかしなきゃ・・・かと言って、多少散水する程度では、葉っぱものにはかえって良くないんです。しょうがねえ。井戸掘るか!なんて相談をしている今日この頃です。頼む!雨よ!降れ!祈穀祭とか献穀祭とか、農業には神事がつきものですが・・・よく解りました。神頼みする気持ちが。
2006/08/15
前日に、儲け度外視といったことを書きました。ですが、私は儲け否定派ではありません。私の付き合ってきた起業家たちは、わりと儲けることをイヤがります。かなり社会派なヤツラばかりです。でも、少し考えれば解るはずです。儲けること自体は、絶対に悪ではありません。何故なら、儲けることで世界が平和になったりすることもありますから。例えばです。世の中に何故戦争があったのでしょうか?先の大戦までは、国益と領土が直結してました。土地を持つこと自体が利益に繋がってた時代ですから、そりゃあもう領土は欲しい。勢い、利益のために戦争だってしちゃってたわけです。でも今、領土のために戦争をする必要があるでしょうか?ありません。これだけ貿易のシステムが正常になってくれば、もう領土(土地)なんて争うほどの価値はないわけです。対等に貿易すれば良いだけのことで。(イスラエルを火種とした)中東は領土戦争じゃないか!?と言われるかも知れませんが、あれは領土問題ではなく宗教問題です。では、今の戦争(テロや内戦を含む)は、何故に起きているのでしょうか?一見すると宗教や主義主張の違いが原因のように見えます。でも、戦争までする理由はホントはそうじゃない。大半は、貧困や格差に起因するものです。アル○イーダも、イスラム教原理主義を貫こうとしてるように見えますが、本来イスラム教はキリスト教と戦う宗教ではないんです。逆に、キリスト教(イエス)はイスラム教(モハメット)を認めませんが、イスラム教(モハメット)はキリスト教(イエス)を、少なくとも存在自体は認めている。原理主義者であっても、いや、あればあるほど、認めざるを得ないはずです。ですから、今モンダイになってるテロは、宗教問題じゃない。貧困のモンダイですよ。富を得、威張ってる欧米諸国が気に入らないだけ。ですから、儲かった国がきちんと儲かってない国に投資や還元や援助をすることで解決できることは少なくないはずです。儲けたって、いや儲けること自体が、その使い方を誤らなければ世界を平和にすることだってできるんですよね。儲けることは、良いことなんだと思います。社会に貢献したいと思えば、むしろ儲けるべき。で、ハナシは戻りますが。私は儲けることを否定してるのではなく、儲けが目的になると悲しすぎる。そう思ってるだけなんです。儲かりそうだからやる!なんて思ったら、絶対に長持ちしませんよ。儲かりませんから(笑)私は、自慢じゃぁありませんが、持ってるものは全部捨てました。安定した職業も、老後に約束されるであろう暮らしも、エリート視してくれる周囲の目も、わずかばかりの蓄えも。だから、儲けを目的には、もう生きられません。残されたのは、命だけですから。命を賭けるのが、儲けじゃぁ・・・・悲しくて死ねませんよ(笑)1個しかない命賭ける価値があるのは、社会と郷土への貢献だと思ってます。もちろん、いつか儲けますよ。世界を平和にするくらいの勢いで儲けるつもりです。我が愛する起業家たちにも、皆そう思って欲しいと思います。んが、それは目標にはなっても目的にはなり得ない。儲け度外視ってのは、個人的には、そういう想いです。そんだけです。
2006/08/12
今、新入社員研修を受けています。大企業の研修のような、マニュアルに沿って映像交えてロールプレイングしながら、という種類のものではないのですが、講師になってくれる社員の話を聞いていると、今どんな思いで仕事をしてるのかが解って、とても良い経験になります。で、手前みそですが、我が社は良い会社だなあ、と思います。つくづく。良い会社といっても色々な判断材料があると思うんですが、とにかくウチはスタッフが良い。モロヘイヤを愛してる。とても良いものなので、それをなんとか伝えたい。課題を抱えるお客さまに対してどうやって解決のお手伝いができるか、解決する商品が自社に無ければ、他社製品だろうがなんだろうが提案する勢い。儲けなんて度外視。ひたすらお客さまだけを見ている。それから、毎日お客さまの悩みと接してるから、何も言わなくても勉強するんですよね。直販会社で良かった。こんなスタッフが揃っているんだから、会社もきっと成長軌道に乗れると思います。結果は後からついて来る。喜ばれた価値が、結果になる。そう思ってます。社長まで儲け度外視でどうすんねん!とどやされそうですが。いいんです。こういう会社で。こういう会社の社長が、俺だ。
2006/08/11
高知へ行った理由は、旭食品という会社を訪問するためです。私どもとは比べるべくもない大企業。なのに、先々代からの付き合いを大事にしてくださり、会長が直々に会って下さいました。人のつながりはありがたいものです。この会社は、高知で農場の経営にも参加しています。旭食品の会長曰く「トマト工場」。どんなものだか気になったので、無理を言って観に行かせてもらいました。この四万十みはら菜園は、栽培面積2.7ha。全てがハウス栽培です。カゴメのノウハウを活かし、培養液の供給、水遣り、ハウスの天井カーテン・・・全てがコンピュータ制御でした。な、なるほど。トマト工場だ。ここで作られるトマトは、全て旭食品が買い取るそうです。もちろん大半はカゴメに行くのでしょうが、残った分は旭食品のチカラで売るわけです。つまり、農場としては作れば作るほど売れるわけです。農家としては、こんなにオイシイ商売はないわけで。四万十みはら菜園は、雇用数49人!三原村って、2千人弱の村ですよ?こういうビジネスは、巨大な販売網を持つ企業が地元貢献を意識しないとあり得ない話だと思います。「良い野菜を作ってくれ。どんどん作ってくれ。全部ウチが売るから。」と。我がいづも屋も、こういうことを言ってみたいです。私の夢です。かぁ~っ。言いたい。これが言えたら、この事業が地域に貢献できる度数は500%増ですね。う~む・・・がんばります!
2006/08/09
高知へ行きました。島根から3時間半。近いものです。便利になりました。やはり高速道路は有り難いです。高知にはいろいろな良いもの、旨いもの、スゴイ人たちがいました。いろいろすごかったんですが、中でも一番驚いたのは、川の水の美しさ。山陰の奥出雲の秘境の清水に触れている私でも、見たこともない超ド級な透明度でした。今までは、美しいなあ・・・で終わってたかも知れませんが、農業始めるとそれだけで見る目が変わるんですね。農家の目で水を見てしまいます。で、飲みました。飲んでびっくり!味が違うんです。いや、あたりまえと言えばあたりまえかも知れませんが。何というか、スッキリとした味・・いや、違う言い方をすれば、味気ない・・・こりゃあ、酒造るにゃ最高の水だろうなあ。そう思った一方で、農業にはどうだろうと疑問に感じました。飲んだだけなので単なる感想に過ぎませんが、なんとなく農業には向いてない水のような気がしたんです。この異様なまでの透明度、無味無臭な味わいは、ミネラルとか、そういう大地の滋味を含まない石清水だからなのかなあ。そんな気がしました。あくまで、気がしただけです。とにかく、農業と水は切っても切れない大事な関係です。地域ごとに違った気候や土壌があり、そして違った水があるんですね。そういう見方で水を飲んでみると、出雲ならではの農業が見えてくるんじゃないか。そんな気がした清水体験でした。
2006/08/08
といわれつつ、健康食品提案してるわりには不健康なよっしいです。で、今日もタバコ吸いに外へ出ました。おかげさまで、かなり本数は減り、勤務中は3~4本くらい。で、外へ出ると・・・島根県商工労働部次長の細○さんがそこに居る。それもなんとなく、中の様子を伺うように。心配してくれてるんですねぇ。もう、有り難くって泣きそうになりました。とか思いつつ、2時間後にまた喫煙。外に出ると、いかにも怪しげに駐車している車・・・の中には・・・親父!結局、あんたも心配なんかい!結構イけてると思ってるのは私独りで、やっぱ心配なんですかねぇ・・・ちょいと申し訳なく、でも結構有り難いと思った出来事でした。
2006/08/04
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