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飯塚事件における重要な証拠の一つに、被告の所有していた車(マツダボンゴ)のシートの繊維と、被害者の衣服に付着していた繊維片が同じものである可能性が高いことがあげられます。また、被害者のうち一人は、事件当日は新品で購入した衣服をその日に初めて着用したこともわかっています。
繊維片については、
繊維メーカーの協力も得て鑑定
しており、実際に繊維の材質を科学的に検証した結果導き出された証拠でもあります。
しかし弁護団は
「 問題の繊維の原糸は本人所有車両以外にも他車・他種の車両のシートに広く使われている
」
と主張されています
。それならば、さっさと
他の車のシートの繊維とボンゴのシートの繊維を比較すればよいのではないか
と思いますし、特に他種の車のシートに広く使われているのであれば、こちらもさっさと
弁護団側が実証すれば済む話
なのになぜその作業を行わないのでしょうか?
先方の主張通り、広く一般的に使われているのであれば、メーカーなどに確認すればすぐに特定できる筈なのですけどね。本当に不思議ですね。
ちなみにボンゴのシートからは、尿痕と血痕も見つかっており、鑑定の結果も被害者と血液型とDNA型が一致しています。
こちらが裁判記録ですね。
(四) ところで、捜査機関は、被害児童の着衣に付着していた繊維片と被告人車の座席シートに使われていた生地の原糸との異同識別について、東レに鑑定を嘱託するため、被告人車の後部座席のシート生地を約10センチメートル角の大きさに切り取っていた(切り取ったのは別紙2記載のEの部分である。)が、平成6年4月25日に至って、 同部分においてむき出しになっていたスポンジ部分に血痕様のものが付着しているのを発見した(証人I田I子 甲484)。 また、捜査機関は、翌26日、東レ応接室において、右鑑定を行った株式会社東レリサーチセンター無機分析化学第2研究室の室長であるO田O男立会いの下に、 切り取ったシート生地の裏側にも血痕様のものが付着しているのを発見した(証人I田、O田 甲485)。 さらに、捜査機関は、同月18日、被告人車の後部座席の一部について、実況見分を実施した結果、シート生地の裏側及びその下のスポンジ部分に血痕様の斑痕があるのを発見した(甲487)。そこで、捜査機関は、同年5月9日、科警研に対して、東レ応接室で発見したシート生地裏側の血痕様のもの及び同年4月28日の実況見分の結果発見されたシート生地裏側の血痕様のものについて、血液型及びDNA型等の鑑定を嘱託した(甲489)。
(五) 坂井ほか1名は、平成6年5月23日から同年12月8日までの間、前記嘱託に基づいて鑑定をした(甲490)。その結果、東レ応接室で発見したシート生地裏側の2か所((ア)約1.5センチメートル角の茶褐色の斑痕、(イ)約2センチメートル掛ける2.5センチメートル大の淡褐色の斑痕)から大血痕が検出され、そのうち(ア)については、 血液型がA田と同じO型、DNA型のうちGc型もA田と同じC型であることが判明 した。また、(イ)については、 血液型が恐らくO型であることが判明 したが、DNA型を検出することはできなかった。他方、同年4月28日の実況見分の結果発見されたシート生地裏側の血痕様のものについては、ヒト血痕であるかどうかを明らかにすることができなかった。
つまり、被害者が当日初めて着用した新品の衣服に付着した繊維片と同じ繊維が使われた車のシートから、 被害者と一致する血液型とDNA型が検出
されています。ちなみに被告の載っていた車と同じ車種(ボンゴ)の車は、被害者が行方不明となった場所と、被害者の遺留品が見つかった場所の近くでも 4人もの証人に目撃
されています。→※詳細はこちらの 日記
をご参照ください。
これらの証拠から普通に考えて、事件当日に被害者はボンゴに乗せられ、その後に車内で尿痕と血痕を残すこととなった 何らかの被害を受けた
と考えるのが適当だと思いますけどね。
これに対する弁護団の反証が本当にお粗末なんですね。
はいこちらです。
血痕や尿痕は他の機会に付着した可能性
血痕の血液型やGc型のDNA型はその種類の少なさに照らして犯人特定の手段にはならない
多分FBSの番組だけを見て、このブログをご覧になった方からすると、このブログで初めて耳にする話は多いかと思います。こちらもFBSが意図的にかどうかまではわかりませんが、放送で無視した証拠を皆さんに見てもらいたいといった思いでこのブログを書いていますので、当然にFBSに対する批判的な書き方となっています。
ぜひ読んで見られたご意見等を、コメントでお聞かせいただけるとうれしいです。
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