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BORIKO1302

BORIKO1302

2009.06.03
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先日の講演会 無事終了しました。 

前日よりも終わった日のほうが興奮してなかなか眠りにつけませんでした。

 しまりすさんはじめスタッフの皆さんありがとうございました。

とてもいい体験をさせていただきました。

当日の講演内容に関しては そらまめさん がとても詳しく記事にしてくださっていますので
是非ごらんください

話はさかのぼりますが 今年の家庭訪問のときに小5の息子の担任に 

宿題のことを言いました。

「計算ドリルや漢字ドリルなどで なん題もの計算をしたり漢字をたくさん書いたりとか

そういう学習方法は・・・・」といいかけたとき先生のほうから「あ~ どんぐりですか」と

先に言われました。実はしまりすさんちのるーちゃんが一度この先生の受持ちになったこ

とがあったので、どんぐりのことは先生は知っている。知ってるけど理解してない、しようと

しないところがあるようだった。 オレにはオレのやり方があるのさ~ って口には出して言わ

なかったけど聞こえましたね~心の声が

去年の娘(当時小6)の担任は「どんぐりは目からうろこです!」と大変共感してくださり

先日の大阪講演会にも来てくださいました。その先生からも今回の講演会一緒に行かな

いかと声をかけられたものの断ったそうなんです。

だから宿題のことも最終的に 「どういう風にやってもらってもいいですけど

やっぱり漢字覚えたりって僕らのときも 書いて書いてそれで覚えたでしょう

だから子供のうちに書いて覚えるのが一番なんですよ」みたいなことを言われて帰っていった。うむむ・・・。


確かに昔は(たぶんみんなもそうだと思うけど) 漢字といえばノートに何個も何個も書い

て思えた記憶がある。

なぜ それをさせてはいけないのか・・・・。(しないほうがいいではなくて、させてはいけな

い)それを上手く説明出来ない自分が悔しかった。

漠然と理解してるから人に説明できないんだな、と反省。

糸山先生の言う「考える頭が育たない・思考回路がつくれない」それはわかる。

でもなぜ 大量の暗記や高速計算はだめなのか。アクセルを踏みながらブレーキをかけ

てるのと同じだから~それも解る。 でももっと具体的な説明が欲しいんだな~。 

そのぼんやりとした部分が講演会ではっきりわかりました。


つまり 昔って今よりもっと生活自体が不便で、今よりもっと外遊びできて、今よりもっとほ

ったらかし(私だけ?) 要するに親にそれほど管理されてなかったと思うんです。

だから毎日暗くなるまで友達や自然を相手に遊びまくってた。 

遊具のある公園なんかより草ボーボーの草むらや田んぼやあぜ道なんかで遊ぶほうが

楽しかった。そんな中で思考回路は自然と作られていっていた。だから学校の宿題でそう

いうものがでても日常生活で思考回路は出来ていたから大丈夫だった。

でも 今はちがう。日常生活ではもう思考回路は育たないところに来ている。


それは今自分が子供を育てているのですごく理解出来る。ゲームや~してはダメとかの

規制だらけの中での外遊び。工夫しない遊びのオンパレード。etc...

だから その上に学校の宿題・塾の勉強なんてやってた日にゃあ・・・・。

って そういうことなんです。応用のきかない乏しい頭を作ってしまう。

そして12歳までにそうやって作られた思考回路でその後の人生を送ることになるのです。

12歳を過ぎると思考回路は育たないのです。だから12歳までは絶対に速く・たくさん

スラスラできることを求めてはいけない。

あ~ スッとしました。もう一回息子の担任に話をして解ってもらいたいです。


「教育とは人生を楽しむことができる力を育てることです。
一人一人が自分独自の判断基準を創り出すことができる力を育てることです。
そして、学力とはこれらの様々なものの見方・考え方を理解できる力のことです。」






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最終更新日  2009.06.03 15:05:32
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