今が生死

今が生死

2019.03.25
XML
カテゴリ: 学習
メディカル トリビューン 3/21 号のリレーエッセイに川崎医大の猶本良夫先生が「これからの30年」という一文を載せていた。
2050年までに100才以上が百万人を超え、2007年以降に日本で生まれた人の半数は107歳まで生きられると国際連合の推計結果を書いていた。今までは全く考えられなかったとてつもない高齢化社会になるのだなと思った。しばらく前までは少子高齢化などと言っていたがこれからはそのような小さな変化を超えた超高齢化に向かって進んでいくことが予想される。人々は社会生活に対する意識を変えていく必要があると思った。
進化論を唱えたダービンは「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き残るのでもなく、唯一生き残ることが出来るのは変化できるもの、変化に対応できるものである」と言っていたが生き残ってきたのは変化に対応できた動物や人種だけだった。
今や世の中は変化し続けており古い考えで物事を見ていたら取り残されやがて滅びていく。これからは変化できる人とできない人の格差が広がっていき、変化できる人は世の中の変化に合わせて学びなおし、生涯を通じた学習が求められると猶本先生は書いていた。
健康や仲間、変化への対応力、情報の収集力、分析力が重要で、自分自身で変化をマネイジメントし、自分は一体どうなりたいのかを選択していくことが重要とのことだった。
確かに現在はインターネット、人工知能(AI)やロボット、人間の長命化、男女の役割分担がなくなっていくなど社会はめまぐるしく変化しており一瞬たりとも歩みを緩めてくれない。その変化に乗り遅れまいとして焦るのではなく、その変化をキチンと見極め、自ら主体性をもって進むべき道を選択していくべきなのだなと思った。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.03.25 22:39:30
コメント(6) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:猛スピードで変化している社会への対応(03/25)  
moto,jc  さん
おはようございます
30年後というとあたしは85,6歳 周りは高齢者ばかりで若い人を見ることが少なくなっているかもしれませんね  (2019.03.25 21:39:49)

どんどん変化している社会への対応(03/25)  
楽天星no1  さん
moto,jcさんへ

[30年後というとあたしは85,6歳 周りは高齢者ばかりで若い人を見ることが少なくなっているかもしれませんね]

そうだと思います。一昔前は85歳まで生きられるとはほとんどの人が思っていませんでした。ところがこれからの30年では107歳まで生きられるというのですから大変化です。周りは自分と同年齢かそれより高齢者ばかりということになるのだと思います。
(2019.03.25 22:30:21)

Re:どんどん変化している社会への対応(03/25)  
ご隠居 さん
癌対策など医療の高度化により、超高齢化社会はやってくるかも知れません。
しかし人間の身体は老いて、身体能力も体力も落ちてきます。健康寿命の観念も変わろうという物。母95歳、私はもうすぐ74歳。5年後には母100歳、私79歳です。私が現職で働けるのも80歳まででしょう。双方実現可能な年齢で、既に老老介護。いずれは施設にご厄介の身になるでしょう。

明日はケアマネージャーとデイサービス施設のリハビリ担当者が来訪し、今後の介護や過ごし方について話し合います。トイレや廊下にも手すりやスロープを付け転倒しないように一部改造もしてあります。
私たち夫婦が健康で働ける間は良いのですが、90歳を過ぎれば母のようにデイサービスに行き自分の余生を楽しみ、出来るだけ仕事に支障の無いように自立した生活を目指すようになります。その点が実に立派だと思います。
一言に超高齢化社会と言っても、精神面と体力面、両立する事が課題です。 (2019.03.26 00:26:32)

Re:どんどん変化している社会への対応(03/25)  
かんぼう さん
御無沙汰しています。熊野の日の出1か月分の絶景ブログを見て頂き有り難う。沖縄に居る時に感想を頂き有り難う御座います。今は近場の桜をおにぎり持参で妻と眺めています。4月7日から帝国ホテル泊を企画しています。一度泊まってみたかったので妻と夢をかなえてきます。5月はカナデアンロッキーの大自然に溶け込んでくる企画を妻と2人旅です。
◎進化論を唱えたダービンは「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き残るのでもなく、唯一生き残ることが出来るのは変化できるもの、変化に対応できるものである」と言っていたが生き残ってきたのは変化に対応できた動物や人種だけだった。
人の寿命が伸びたのは医学に携わる医師の進歩ですね。貴方方の日々の精進の賜物ですね。ご苦労さんです。それに時代の環境に上手く対応していく人の適応能力ですね。人の能力は超人ですね。不思議な常識で推し量れない「妙」そのものですね。
今65歳以上が46パーセントの熊野、日本全体は25パーセントですね。30年後はまさに高齢者ばかりの日本国ですね。5年後には電子の車が走り燃料のガソリン不要の時代ですね。IT革命はさらに加速して予想を超える社会になるでしょうね。今政府は高齢者の施設整備にお金を掘り込まなければならないのに私達の貯めた年金の貯蓄を50兆円も株に投資している大馬鹿政策を行っている。情けないですね。どこを向いても非生産層の高齢者であふれる日本の未来は誰が支えるのでしょうかね。予防医学の大切さを声を張り上げて叫んでいます。予防に勝る医学は有りませんからね。 (2019.03.26 09:39:15)

デーサービスについて  
楽天星no1  さん
ご隠居さんへ

「90歳を過ぎれば母のようにデイサービスに行き自分の余生を楽しみ、出来るだけ仕事に支障の無いように自立した生活を目指すようになります。その点が実に立派だと思います」

中にはデーサービスに行きたがらない高齢者もいます。介護してくれている人たちに対する配慮が足りないのだと思います。デーサービスに行ったら行ったで結構楽しいしその間、介護してくれている人たちも仕事ができるし、骨休みも出来ます。高齢になってもそういう配慮や周りの人のことが考えられる人は幸せな生活をしていると推察致します。
(2019.03.26 21:01:50)

社会構造が変わっていくことに目を向けた政策が必要  
楽天星no1  さん
かんぼうさんへ

[30年後はまさに高齢者ばかりの日本国ですね。どこを向いても非生産層の高齢者であふれる日本の未来は誰が支えるのでしょうかね]


政策の転換が必要だと思います。一昔前までは高齢者は厄介者で役に立たないものとの認識があり、「こんなに生きていて申し訳ない、早く迎えに来てもらいたい」などの言葉が聞こえてきましたが、今や主人公で花形です。経済を支えるのは高齢者です。消費者の中心は高齢者だという認識が必要だと思います。確かに未来を支える子供たちは大切です。幼稚園や保育園の充実は大事なことだと思いますがそれと同じくらい老人施設の充実が必要になってきているのが今の時代だと思います。将来はもっともっとその充実が叫ばれる世になっていると思います。
だれが支えるのか?!とのご指摘ですがそれは高齢者も社会の端で細々と生活しているのでなく中心で暮らしているのですから税金もそれなりに払うことになると思います。今までは若い人に税金を払ってもらって高齢者は肩身の狭い思いで暮らしてきましたがこれからは中心者です。そのように社会構造が変わっていくことに目を向けた政策が必要だと思っています。 (2019.03.26 22:13:13)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: