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ソロバン恵比寿の横に祀ってある、御幣を持った猿の石像ですが、恵比寿様の神の使い?と言う事では無さそうです。
何かの意味があって、一緒に祀られているかのかもしれません。
御幣を持った猿を検索してみると、江戸時代の色んな信仰に猿が関係しているようです。
もしも過去の私の推理どおり、 猿 をキリシタンの サル バドル(ポルトガル語で救世主)として祀ってあるとすれば、映画「十戒」でみた、モーゼがシナイ山に居る時、稲妻が岩に十戒を焼き付けた場面と、関係があるのではないかと思えてきました。
もしかして、この猿の持つ御幣の形は、稲妻を表しているのではないでしょうか。
「雷・聖書」で検索してみると、「モーゼが語りかけると、主は雷鳴をもって答えられた」(出エジプト記19.19 )、と言う一節がヒットしました。
この猿は御幣だけしか持っていませんが、三番叟の格好をした猿は、もう片方の手に鈴を持っていました。
御幣で稲妻を表し、鈴では雷を表しているように感じます。
もし、そのように考える事が出来れば、前回の推理を基に、隣に祀られている十戒(ソロバン戎)を神の声(雷)で聞いた ユダヤの民の救世主(「 サル バドル=猿)、モーゼの石像だと言う推理が成り立ちます。
歴史上、島原の乱でキリシタンが全滅したとされる町に、このような変わった石像が祀られています。
やはり、江戸時代の神仏習合の中身は、キリシタン信仰だったように感じます。
しかし、仏教の衣に包まれたキリシタン信仰は、キリシタンを理解した人達だけには分かっていても、日光東照宮の権現様(家康)の三猿が、「見るな、聞くな、言うな、秘密にしておけ」、と言っているようです。
もし、その事を表に出そうとしようものなら、すぐにキリシタンの嫌疑をかけられ、処罰を受けることにも成りそうです。
江戸時代の神仏習合とは、イエズス会が中国で成功した適応政策の、日本での成功した姿だったのかもしれません。
その事が、イエズス会より後から日本に宣教師を送り込んだ、ドミニコ会などの批判にさらされ典礼論争を引き起こし、その後のイエズス会の解散につながったのでしょう。
佐賀では人間と親しかった河童民話が多いのに比べ、島原半島では悪い河童の民話が多いように感じるのも、案外関係があるように思えます。
イエズス会日本管区長代理フェレイラ神父は、沢野忠庵となり、その後に外国から入って来た宣教師達を、棄教させたとの説もあるようです。
ドミニコ会などのスペイン系托鉢修道士会と、ポルトガル系イエズス会が、反目し合っていたとは考えられないでしょうか。
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