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2020.05.23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
何処へ行けばさんざしの木が見ら
れるか知つてることは偉大なことだ。

これは西脇順三郎の「人間の記念として」という詩の出だしの2行です。
何処に行ったら、その木やその花が見られるかを知っていること、それは脱人間的波動領域においては、金儲けの方法を知っていることよりも断然偉いことなんです。笑
私なども、図鑑で野草などの写真を見るたびに、何処に行けばこれが見られるだろうと思う方なので、西脇先生の仰っている意味がよくわかります。

実際のところ、珍しい山野草の自生地を探るのは至難の業ですが、名の知れた木本類であれば、だいたいのところは何とかなります。
例えば、センダンの花。
前々から見たいと思いつつ時期を逸してきたこの花を、先日急に見に行こうと思い立ちました。
南方熊楠が臨終の際に「天井に美しい楝(おうち)の花が咲いている」と言ったというその花です。


まあ、センダンというのは福山市の指定樹木なので、そのへんをぶらついていれば、そのうちぶち当たるんだけれど、花をじっくり見られる所はやはり限られています。

ここでふと頭に浮かんだのが春日池公園です。
あそこは樹木の種類が豊富だから、何とかなるだろう。
そう当たりをつけて出かけてみると、やはり予想どおり何とかなっちゃいました。
丈の高いものから、3〜4メートルほどの写真撮影にピッタリなものまで揃ってました。

西脇先生は「人間の記念として」、さんざしの実を見に行かれたのですが、私は「人間の記念として」、楝の花を撮りに行ってきました。
拙い写真ではありますが、この花を見て興味が湧いてきた方は、ぜひお近くを探してみて下さい。
まだしばらくは咲いています。















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Last updated  2020.06.03 09:11:22
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