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2025.06.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類


このガクアジサイも我が家にやって来て10年になるんだよね。
ふつうの鉢植えは10年もすると、大概は劣化する
と思うんだけど、こいつは一向にそんな気配を見せない。
今年も花を50個くらいつけている。
それだけでもたいしたもんだ。

シーズンになると、萼や花の色が日々変化していくので、それを観察するだけでもけっこう楽しい。
萼は白っぽいクリーム色から水色を経て、青、紫へと変わっていく。
そして、萼の色が赤紫になる頃には、内側に結集している粒々状の花の多くが開き出す。


あれ?
こんな色、今まで見たことないぞ!
アジサイの鉢なんてウチには一つしかなく、咲く花はいつも決まってブルー系である。
それがどうしたことか、今年は隅っこにポツンとピンク系の花がついているではないか。
一般的に、酸性の土には青い花が咲き、アルカリ性の土には赤い花が咲くと言われている。
ということは、土の一部がアルカリ化しているということだろうか。
アルカリ性の肥料なんてあげてないんだけど…
ひょっとして、これは10周年を記念しての単発マジックなのかもしれない。
何それ?
まあ、いつものことながら、庭の精霊が仕掛けるジョークってとこかな。 笑



ふん、10周年が何さ。
あたいらなんか、新米のアジサイなんかよりずっと前からこの庭に居着いているんだからね。
忘れてもらっちゃ困るってもんだわ。
なにせ、今の水撒き人夫がこの家に戻ってくるずっと前から、あたいらはここで咲き続けているんだから。
舐めてもらっちゃ困るってもんだわ。
と、デイリリーのお姐さんたちがちょっぴり拗ねているようなので、久しぶりに便乗撮影してあげた。
なかなかワイルドな咲きっぷりだ。
と同時に、萎みっぷりも野趣満点。
エントロピー美学の礼賛者にはきっとウケるだろう。 笑



おや?
何じゃ、このケッタイなシロモノは。
新しい味覚ですよ、お客さん。
名付けて、メロンシャーベット on 水餃子。

うーん、相変わらず下手な喩えだなあ。 笑
食通の女性なら、もっと気の利いたネーミングを思いつくかもしれないが、こちとら何せメロンシャーベットすら食べたこともない食べ物音痴のジジイなので、そのへんはどうかご勘弁を。

実はこれ、最近我が家にやって来られたアポフィライト様である。
はるばるインドのとある鉱山からのお出ましであるぞよ。 笑
どうやら良質のアポフィライトはその大半がインド産らしい。
そんなこと言われても、鉱物に興味のない人にはピンとこないよなあ。
水晶とかダイヤモンドとかサファイアみたいな知名度があるわけでもないし。
ぱっと見、そんなにキレイなわけでもないし。
中にはめちゃくちゃ透明感のあるアポフィライトだってあるにはあるが、そんなのは高すぎて、我が家にお出でいただくわけにはいかない。

でも、いちおうアポフィライト様だろ。
そのへんの河原に転がっている石とは当然違うんだろ?
まあ、そんなふうに言われても、この鉱物の何がいいのか自分でもよくわからない。
鉱物図鑑では「フッ素魚眼石」という名前をつけられて、珪酸塩鉱物のグループに分類されているけど、そもそも何故「魚眼石」と呼ばれているのかもイマイチよくわからない。
結晶のガラス光沢に、何となく独特なツヤを感じるくらいかな。

それでも、この標本はわしの好奇心を刺激してやまない。
一つには、アポフィライトと共生している引き立て役の鉱物にも味があるからではないだろうか。
先程の喩えで言うと、水餃子の部分である。
たぶんこれはスティルバイトではないかと思われる。
和名は灰束沸石(はいそくふっせき)。
消臭剤や土壌改良剤等に利用されているゼオライトの一種である。
色や晶癖はアポフィライトと全然違うけど、同じ珪酸塩鉱物で、成分的にはかなり似たもの同士である。
気に入っている点は、葉片状(薄板状)の結晶を指先で触れた時の感触かな。 笑
それと、スピリチュアル的には、その並外れた浄化力に期待してしまう。



今日のオマケはこれ。
どこからどう見てもスイーツだよね。
バニラアイスの上にキャラメルシロップがかけてあるような…
スイーツ女子ならそうは言わないのかもしれないが、哀しいかな、ジジイにはそれ以上の言葉が見つからない。 笑

これは先日、某オンラインミネラルショップの50%オフセールで購入したバナジン鉛鉱である。
それにしても、50%オフって凄いなあ。
ミネラル業界のカラクリが透けて見えそうな。
いったい仕入れ値はいくらなんだー!

まあ、それはいいとして、このジョークのような鉱物について、ここでちょっとばかりの情報を提供しておこう。
バナジン鉛鉱はバナジウムを主成分とする鉱物で、別名を褐鉛鉱という。
名前のとおり、鉛の二次鉱物として鉛鉱床の酸化帯で生成。
モロッコが主要な産地で、鮮やかな赤、オレンジ色が特徴。
しばしば重晶石や方解石と共生。

上の写真は強い白色光を当てた状態を想定して補正をかけてあるが、ふつうの照明下で見ると、オレンジ色というよりキャラメル色に近い色あいに見える。
白っぽい母岩の部分は、たぶんバライト(重晶石)だと思われるが、カルサイト(方解石)と言われれば、そう見えないこともない。
なにせ、両者ともバラエティに富んだ鉱物なので、素人目にはどれがどれやらはっきりしないことが多い。
で、次回はそのバライトとカルサイトがメインディッシュとして登場するかもしれない。
誰も期待などしてないと思うが、とりあえず、一度はしてみたかった予告なるものをしてみた次第である。 笑






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Last updated  2026.01.16 20:03:11 コメントを書く


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