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和活喜さんComments
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「軽薄短小のルーツ」
もう昔から言われていたことだが、日本の製品の強みは「軽薄短小」だ。
しかし、なぜそれが可能なのか、何がその本質なのかは意外に語られてこなかったように思う。 例えば、「軽薄短小」のうちで、どれが最も本質的なのだろうか?・・・
「軽薄短小」はなぜ可能なのか、という問いへの答えが実は「黒い紙(通称、浅草海苔)」だと思っている。
海草のように不均一な水産物を均一の薄さに加工し、食べ物にしてしまう。これはすごい匠の技だ。とてつもなく手先が器用でなくてはできない。
実は工業製品も同様で、細かな電子部品の実装のためには、これまで複数だった部品を統合して一つにしてしまう、それらを結ぶ電子回路全体をフィルムに印刷してしまう、などが中心的な手法だ。
・・・煎じ詰めるとそれは「厚みの均一化」に集約される。
「厚みの均一化」が実現できれば、全体を薄くすることができる。
不均一だと、韓国製の岩海苔のように穴が開いてしまうからだ。
全体を薄くすることができれば、軽く、短く、小さくすることが出来る。
、「軽薄短小」の本質は、その中の「薄」 だと分る。
日本人の手先の器用さは、世界的に見て桁違いだ。
例えば、オリンピック競技の砲丸投げの砲丸が日本製だ。微妙な重心のずれがないという。職人さんの技がテレビで紹介されていたが、半導体製造装置などの職人技と同様な個人技の世界だ。
この手先が器用であるだけでなく、日本人は製品の細かな出来栄えにも非常にうるさい。
これがクルマの顧客満足度を世界一にした。また、クルマだけではない。いくつもの製品の品質を世界一にしたし、半導体製造装置など、いくつもの工業製品の製造装置をも世界一にした。
・・・食の世界と工業製品の世界の間には共通項があり、その結果、日本はその幾つかで圧倒的な強みを発揮しているのは大変興味深い。
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