組織進化プロフェッショナル! イニシア・コンサルティング 丹生 光

組織進化プロフェッショナル! イニシア・コンサルティング 丹生 光

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

イニシア

イニシア

Favorite Blog

^-^◆ ニセ札事件の… New! 和活喜さん

「恋心」「人魚姫」… 47弦の詩人さん

心の天気模様 ツリ… ジェムツリーさん
天球庵 フランシス・キタジマさん
ニューコードNLPコー… ビジネス加速専門家もりけんさん

Comments

イニシア @ Re:確かに・・・(07/28) 失敗も別の角度から見ると、成功かもしれ…
一等(経営コンシェルジュ伊東) @ 確かに・・・ その用途以外を見つけ出すのは重要ですね…
イニシア @ Re:なるほどなるほど・・・・(06/30) ありがとうございます。 オリンピック…
一等(経営コンシェルジュ伊東) @ なるほどなるほど・・・・ 何時も、参考になりますね~! 先日の…
イニシア @ Re:ちょうど、(06/09) はい。 これはけっこう使える戦略だと思…

Freepage List

Feb 7, 2010
XML
カテゴリ: 未分類

トヨタは何を間違ったのか?

20091030094234.jpg

トヨタの品質問題の本質は何か?

以下、2006年7月のブログを再掲させていただく。

(一部、加筆修正)

この中で良い例としてあげたパナソニックの企業サイトに行ってみて欲しい。

いまだにトップページは、石油ファンヒーター回収のお願いの画面である。

これが正しい対応だ。

ぜひとも見習って欲しいものである。

何かの連絡が入ったが、それは問題かもしれないが、問題ではないかもしれないというグレーな初期状態で対処についての判断は、次の2つある。

(1)ボンヤリ者の誤り
すべて問題ないものと仮定して、何も対処しない。コストは安くつくが、リスクは最大。

(2)アワテ者の誤り
すべて問題があると判断して、可能な限りの対処をとる。リスクは小さいが、コストは最大。


人命にかかわる安全性やコンプライアンスなど、企業のあってはならない問題の可能性があるときは、(2)の判断を行わなければならない。

それにより企業としての信用を保持することが優先されるべきなのである。

ことここにいたっては、コストがどうのとは言っていられない。

実際にここで小出しの中途半端な対応を続けて、ついに解散になった業界トップの大企業があることは忘れてはならないだろう。

逆に見事な対応の例は最近の松下電器のファンヒーター問題だ。日本の全世帯に連絡のはがきを送ったのである。

初期の対応は鈍かったが、その後、おそらく上記の判断に立って徹底的な処置を行い、見事に信用を回復した。

しかし、これを認識しないためにいざというときに信用を落とす企業が今でもあとを絶たないのは残念だ。

問題を起こす企業の行動を見ているとこのような判断基準が欠落しているのであろう。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 28, 2010 07:01:20 PM
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: