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さきほど、報道ステーションを見ていて面白い場面に出くわした。それは、千葉大生殺害事件で1審判決の裁判員裁判が死刑の判決を出したが、控訴審で東京高裁が無期懲役の判決を出したというニュースだった。東京高裁の判断は「計画性がなく、殺害した人数が一人の場合、それまでの例から判断して極刑に処することがやむを得ないとは言えない」という理由だった。そして、古館氏からコメントを求められたコメンテーターの恵村順一郎氏は、「裁判員裁判の結果は尊重してほしいですね」といった後「死刑という判決は大変重いものなのでそれまでの判例をよく見て慎重に判断すべきですね」と話した。いったいこの人は何が言いたいのかと一瞬状況が理解できなかった。私が言葉を聞き漏らしたか、聞き違えたかでなければ、これほど朝日新聞的なコメントはない。おもしろかった。朝日新聞のコラムや社説は判断が難しい政治的、外交的な問題を扱った場合、必ず最終的な意見はあえて明確にせず、「慎重に判断すべきだ」とか「じっくりと時間をかけて話し合って」といった表現であいまいにまとめる。読んでいるとそんな当たり前をことをあえて言う必要はないだろう、と言いたくなることが多い。今日の恵村氏のコメントも典型的な朝日新聞的まとめ方だったように思う。裁判員裁判制度の判断を尊重するなら死刑を支持すべきだろうし、高裁の判断のように判例を重視するなら無期懲役を支持すべきだろう。それをあえて判断せず遠巻きに、ありきたりのないコメントでまとめようとするのはまさに朝日的。私はこの裁判についてはあまりよく知らないのでさしたる見解は持ち合わせておらず、今の段階では1審の裁判員裁判の判決にも、2審の東京高裁の判決にも与しないが、もし何かコメントを求められたとしたら、その根拠を示したうえで、どちらかの判断を支持するような話をすると思う。そうでなければコメントをする意味がないだろうと思うから。朝日新聞の論説主幹を務めていた若宮啓文氏はその著書「闘う社説」の中で、読売や産経が社説でズバッと自らの主張を展開してくることを「彼らは迷いがなくていいなあ」と冗談交じりにつぶやいた、と回想している。おそらく若宮氏、いや朝日新聞は大きな勘違いをしているのではないだろうか。自分たちが社説に書いたことがそのまま世論になる、または政治を動かす大きな力になると。だから迂闊に態度をはっきりさせることはできない、と。中には朝日の社説は正しい、と思っている人もいるだろうが、きちんと新聞を読み、自分の頭で考える習慣のある人なら、朝日も読み、読売も読み、その他の報道も見聞きしたうえで自分で判断するだろう。冒頭で述べた恵村氏のコメントはまさにどっちつかずのいいとこ取りのような主張で、あまりにも朝日を象徴していたのでそれはそれで面白かった。
2013年10月22日
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最近ブログの更新もサボっていたが、韓国の龍さんのブログを見ていてまたチューリップが聞きたくなり、ブログを書きたくなってきた。今、「逆回転」「intermission」「エンゼルになろうとした男」と聴いて、「約束」を聴いている。やはりチューリップの一番の魅力はその普遍性だろう。流行に左右されず、自分たちがいいと思う音楽を追求してきたことが今でも歌い継がれている理由だと思う。リリースされた当時はヒットチャートをにぎわしたとは言えなかった「青春の影」が40年もたった2013年にCMで使われるなどとは誰が想像しただろうか。調べてみたら16ものアーティストにカバーされている。アンディ・ラウも歌っていたとは驚きだ。ところで今日は寒い。ので、外に出ず朝からずっと書斎で仕事をしている。高1の英語のプリントを作った。対称的に先週の日曜はとてもいい天気で、暑からず寒からず最高の気候だった。その日は息子が通っている東京工業大学の学園祭に行ってきた。東工大生というとどうも、数学が得意なアニメオタクの集まり、といったイメージを持っていた。たしかにそれらしい学生もいたが、大部分は普通の学生だった(当たり前といえば当たり前だが)。私が特に印象に残ったのはとても真面目な誠実な学生が多かったということ。普通、学園祭の展示物の説明は、入れ替わり立ち替わり多くの人が訪ねてくるということもあり、なんとなくおざなりになってしまうと思うのだが、東工大は違った。どこの会場でも熱心に説明してくれるのでこちらが恐縮するほどだった。ロボットの展示会場では一度説明を聞いたあと、私は少し歩いて先に進んだ後、ふとまた戻ったのだが、その場にいた学生はまた私に熱心に同じ説明をしてくれたこともあった。写真は一番人気と思われたレゴブロックの展示の一部。シャーペンの芯をつかめるようになっていて、漢字を書くことができる。レゴでそんなものができるとは驚いた。東大にもレゴ部があり、見に行ったことがあるが東大の展示よりも面白かった。私は私大出身なので、国立大のキャンパスの広さ、環境の充実度はうらやましいと思った。今iTunesは「新しい夜だから」に変わった。この曲はあまり好きではなかった。今もあまり好きではない。ので、おそらくこの曲を聴いた回数は通算で4~5回くらいではないだろうか。好きな曲はおそらく何百回と聞いているだろうが。
2013年10月20日
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