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2011.01.18
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テーマ: ニュース(100738)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20110118-OYT1T00819.htm



山形大は18日、同大人文学部の坂井正人教授(文化人類学)の研究グループが、世界遺産に登録されている巨大な地上絵で知られるペルー・ナスカ台地で、新たに人間の頭部(長さ約4・2メートル、幅約3・1メートル)と動物(長さ約6・9メートル、幅約2・7メートル)とみられる地上絵計2個を発見したと発表した。
坂井教授らの研究グループは2006年、衛星写真から新たな地上絵を約100個発見している。今回は、昨年8月から地上を歩いて調査していた。
見つかった地上絵の一つは、目や耳、口が確認でき、「人間の頭部」と推定。そこから約30メートル北東にある別の地上絵は、足や首のような形があり、何らかの「動物」を描いたとみられるという。いずれも珍しい黒色の地上絵で、台地に広がる黒い石を除去して制作されたとみられる。頭部の絵は、ナスカ期(紀元前200年~後600年頃)の前期か、それ以前の制作とみられる。
また、人が移動する際に手がかりにしたと考えられる、放射線状の直線が交差する場所(ラインセンター)も新たに76点発見。これまでの研究では62点しか発表されておらず、これだけの大量発見は例がないという。
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私はペルーには行ったことがありますが、ナスカの地上絵は見たことがありません。でも、相棒は地上絵を見たことがあるそうです。もっとも、あれは、セスナで空中から見学するのですが、相棒は大の乗り物酔い体質。そりゃもう悲惨な状態で、見学どころではなかったそうですが。
しかし、砂漠の中に刻まれた絵が、何百年も残り続ける・・・・・・雨の多い日本ではあり得ないことです。

ペルーは、大まかに言って、コスタ(海岸地方)・シエラ(アンデス高地)・モンターニャ(辞書上はこれも「山」の意味ですが、ペルーでは東部のアマゾン密林地帯を指す)の中で、コスタは本当に雨がまったく降りません。首都リマはコスタの中心都市ですが、年間降水量は各種ソースによってまちまちなんですが、ウィキペディア日本語版では「約30mm」、英語版では13mm、スペイン語版では7.5mm、 MSN天気予報
どれが本当の数字かよく分かりませんけれど、どの数字を採用しても、サウジアリビアのリヤド(年間降水量90mm程度)より降水量の少ない、超乾燥地帯です。そんなところで、どうやって人口800万人の水源を確保しているかというと、アンデス高地には結構雨が降る(クスコの年間降水量は700mmくらい)ので、そこから流れてくる川の水を引いています。

※追記 ただし、リマは降水量は超乾燥地帯ですが、湿気はかなり高いです。決して雨は降らないのに、天気はいつも曇り(晴れか曇りかよく分からない薄曇り)という不思議なところです。ミラフローレス(リマの海岸沿いの高級住宅地)から水平線を見ると、霞がかかっていて水平線はよく分かりません。しかも、赤道近くの割にはさほど暑くない。理由は南極から冷たいフンボルト寒流が流れ込んでいるからです。ナスカも、おそらくは同様でしょう。

だからこそ、地上絵が何百年も残ってきたわけですが、ただし、聞くところによると、地上絵と自動車の轍のあとはそっくりで、一時地上絵の上を車で走り回る輩がいて、だいぶ荒らされたそうです。
と、いうことは、ひょっとすると、たくさんある地上絵の中には、現代人が後から書き加えた地上絵も混ざっていたりして・・・・・・。





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最終更新日  2011.01.19 14:08:25
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