inti-solのブログ

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2016.07.18
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カテゴリ: 戦争と平和
なぜ今、反乱か トルコ軍、過去3度権力を奪取

また、トルコは国民の圧倒的多数がイスラム教スンニ派だが、1923年に共和国として建国し、厳格な政教分離で公の場から宗教色を排除する世俗主義を国是とした。以来、軍は「世俗主義の守護者」を自任。97年には、司法権力とともに親イスラム政権に圧力をかけて退陣させた政変も起きている。

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トルコのクーデター未遂事件の報にはびっくりしました。過去にクーデターが何度も起こっていることは知っていましたが、今頃起こるとは思わなかったので。
わたしは、この地域のことに関してはまったくの素人です。だから、確信を持った発言は何もできないのですが、YouTubeで、道路を封鎖したクーデター派の部隊(反乱軍)が市民に取り囲まれて、挙句の果てに戦車から引きずり出されて殴られて降伏する映像を見ると、違和感を感じるのです。





相手は戦車ですよ。素手の一般市民が勝てるような代物じゃないはずです。それなのに、取り囲まれて戦車から引きずり出されて殴られても反乱軍は1発も撃たない。どう考えても不自然です。(空中に向けた威嚇射撃は盛んにしていましたが)
空砲しか持たず、実弾を携行しなかったとしか思えません。

クーデターの成否なんて紙一重で、勝てば官軍、負ければ賊軍です。今の日本でさえ、内乱罪の首謀者は死刑か無期懲役。トルコだって同じじゃないでしょうか。それなのに、実行部隊に実弾を持たせなかったとするなら、あるいはそうでなかったとしても、抵抗を一切排除しようとしない、という時点で、最初からクーデターを成功させる気なんかなかったのではないか、と思えてしまうのです。

戦車を取り囲む一般民衆の側も、戦車を怖がるそぶりがまったくないのがどうもね。フランスでトラック暴走テロがありましたが、動く自動車は、生身の人間にとっては凶器です。しかも、戦車の重さはトラックの比じゃありません。動画に写っていたドイツ製のレオパルド2戦車は60tもあります。そんなものが動き出したら、怖くて逃げるでしょう。フランスのテロだって、みんな必死で逃げているじゃないですか。何で逃げないの?踏み潰されるかも、撃たれるかも、という恐怖は感じないの?
そうはならないということをあらかじめ知っていたんじゃないかって思えてしまうのです。

どうも、自作自演という言葉が頭にチラついて仕方がないのです。もちろん、単純ではないでしょう。引用記事にあるように、世俗主義の守護者を自認する軍と、イスラム主義(復古主義あるいは保守主義ともいえる)を志向するエルドアン大統領の間に緊張関係が存在するのは、おそらく事実でしょうし。





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最終更新日  2016.07.18 23:42:26
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Re:トルコのクーデター未遂事件(07/18)  
maki5417  さん
為替も株も暴落で、観光客も減るでしょうね。
もちろん投資もです。 (2016.07.19 15:46:32)

Re:トルコのクーデター未遂事件(07/18)  
Bill McCreary さん
今回のクーデター騒動で、事実上トルコのEU加盟はなくなったでしょうね。これから20年、30年のスパンでないと、加入は難しいんじゃないんですか。失敗したとはいえ、クーデターが起きる国を加盟させるわけにはいかんでしょう。

あと死刑復活という話も出ているわけで、EU加盟のためには死刑は廃止する必要がありますので、これも事実上EU加盟は断念したかそれに近いくらいの状況でしょうね。

それにしてもトルコも、さすがにクーデターが起きる(その実情は詳らかでないとはいえ)時代ではないと私は思っていたのですが、そうでもないんですね。そう考えると、なかなか民主主義というのも難しいですね。 (2016.07.19 23:35:57)

Re[2]:トルコのクーデター未遂事件(07/18)  
inti-sol  さん
maki5417さん

確かに、経済面でも国際的な立場という面でも、悪影響は大きいでしょう。ただ、それでもクーデターを起こす価値があると誰かが思ったわけですよね。そう思ったのが誰か、が問題ですけど。

Bill McCrearyさん
>今回のクーデター騒動で、事実上トルコのEU加盟はなくなったでしょうね。

事実上、そういうことになるでしょうね。それが良いか悪いかは、なんともいえませんが、もともとトルコのEU加盟は、難しい問題をはらんでいて難航していました。そうせ、譲歩してもEUには入れてくれないなら、譲歩する必要なし、という割り切りで、死刑復活と言っているのかもしれません。

>それにしてもトルコも、さすがにクーデターが起きる(その実情は詳らかでないとはいえ)時代ではないと私は思っていたのですが、そうでもないんですね。そう考えると、なかなか民主主義というのも難しいですね。

私も驚きでした。額面どおり、エルドアン政権への反対者がクーデターを企てたなら、これはもちろん、民主的に選ばれた政権を武力でひっくり返そうということですから、到底許されることではありません。が、その一方で、エルドアン政権は大変に強権的だと言われます。軍(の一部)は、その強権的やり方に歯止めをかけようとした、という見方もできます。もちろん、こんなやり方であってはならないのですが。単純に善悪を割り切れないから難しいわけです。 (2016.07.20 12:45:46)

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