inti-solのブログ

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2023.02.07
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テーマ: ニュース(96565)
カテゴリ: 政治
共産が党首公選制主張の党員を除名へ 規約違反の「分派」と判断
共産党は5日、党員の直接投票で党首を選ぶ「党首公選制」導入を求めている現役党員でジャーナリスト・編集者、松竹伸幸氏を党規約上最も重い「除名」処分とする調整に入った。党関係者が同日、明らかにした。松竹氏の著書での主張などが「分派はつくらない」とする規約に違反すると判断したとみられる。
松竹氏は1月に出版した著書「シン・日本共産党宣言」(文春新書)で、党内論争の可視化のため党首公選制の導入を求め、党首選が実施されれば自ら立候補するなどと主張した。~
党本部はこうした松竹氏の言動を問題視した。~
これを受け、松竹氏が党員として所属する京都府の南地区委員会は2月2日に松竹氏に対する聞き取りを実施。「民主集中制」を原則とする党が認めていない「分派」活動を行っていると判断し、5日に除名処分を決めた。近く党京都府委員会で承認され、正式に処分が決まる見通しだ。
松竹氏は1974年に共産党に入党し、国会議員秘書や党政策委員会の安保外交部長などを歴任。現在は京都市の「かもがわ出版」の編集主幹を務める。~

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共産「松竹伸幸氏の除名処分について」全文
共産党の小池晃書記局長は6日の記者会見で、党首公選制の導入などを著書で訴えた同党員のジャーナリスト、松竹伸幸氏を除名処分とした理由に関する文書を公表した。全文は以下の通り。
日本共産党京都南地区委員会常任委員会は、2023年2月5日、松竹伸幸氏の除名処分を決定し、京都府委員会常任委員会が2月6日に承認し、除名処分が確定しました。
なお、松竹伸幸氏の所属党組織は南地区委員会の職場支部ですが、松竹伸幸氏がすでに全国メディアや記者会見などで公然と党攻撃をおこなっているという「特別な事情」にかんがみ、当該職場支部委員会の同意のもと、党規約第50条にもとづき、南地区委員会常任委員会として決定したものです。(以下略)

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共産党にそれなりの期待をし、多少は応援してきた人間として、それだけは絶対にあってはならないと考えていた、最悪の事態です。絶望的な気持ちになります。

私は、本当はもっともシンパシーを感じる政党は社民党なのですが、現状社民党の党勢はあまりに極小化してしまい、投票しても死票の可能性が高い、そもそも地方選では候補者も立てていないので、その次にシンパシーを感じている共産党に、より多くの票を投じています。
また、知人に社民党の党員や議員はいませんが(福島議員は「知り合いの知り合い」ではありますが直接会ったことはありません)、共産党は多くの党員、何人かの地方議員の知り合いもいます。
そういうわけで、共産党の主張の全部ではないけれど8割は賛同し、だいたい2票に1票、つまりほかのどの党よりも多くの票を投票してきた人間です。

その一方で共産党も党首公選を行うべきだと思うし、現状の国際情勢下で「自衛隊解散」では多くの国民の支持を得られないのが現実と思っています。もっとも、それに関しては共産党にも言い分、事情があることは理解します。だから、そのことが理由で共産党を見限ったりはしません。

しかし、提言を採用するか否かと、そのような主張の持ち主を党から放逐するかどうかは、次元の異なる話だと思っています。党首公選を行わないこと自体は、(残念だけど)仕方がないことです。しかし、そのような主張の持ち主を除名するというのは、仕方がないでは済まないことです。
例えば、突然ネトウヨと同じ主張を繰り広げたり、安倍万歳、などと言い始める党員が現れたら、それは相容れない、党から出て行ってもらうしかない、というのは分かります。

松竹氏は、まだブログが「編集長の冒険」だった時代(当時はかもがわ出版の「編集長」の肩書きでした。その後、おそらく定年によって、現在の「編集主幹」に肩書きが変わり、ブログも引っ越ししています)から愛読していました。最初に「共産党の主張の8割に賛同してきた」と書きましたが、賛同できない2割の部分のモヤモヤに踏み込む内容に、引きつけられました。

これまで数年松竹氏のブログを読んでいて、松竹氏が共産党を「外部から攻撃するため」にこのような主張を展開しているとは、私には到底思えません。共産党の党勢衰退に対する相当の危機感から出ている提言であることは疑いがありません。それを「攻撃」と考える時点で、それが正しい認識とは思えません。

いずれにしても、党首公選を主張することが「分派活動」であるという解釈、「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない」という規定、私には到底納得も賛同もできないものです。
知り合いの党員の皆様、所属地方議員の皆様に敵意や幻滅があるわけではないので、このようなことを書かざるを得ないことは非常に申し訳なく、また自分としても不本意の極みではあります。しかし、さしたる政治活動を行ってもいない無名の一個人である私にも、譲れない政治的価値観の一線というものはあります。
松竹氏に対するこの決定が撤回されない限り、私はもはや今後共産党に票は投じられません。れいわか、死票は覚悟で社民党に入れるしかありません。

それにしても、「敵」のひどい態度やとんでもない行動に腹が立ったり悲しかったりすることは多々ありますが、味方と思った組織がこのような挙にでる、その悲しみ(怒りもありますが、悲しみの方が大きい)の方が、精神的にははるかに精神的ダメージが大きい、というのがこの一両日の偽らざる感想です。ほんと、この件の悲しみとダメージは、私にとってとてつもなく大きいです。





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最終更新日  2023.02.09 06:52:52
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