>年金支給開始の繰り下げ

こういう提案が出る事自体が「結局のところ社会保障費を抑制したいための口実なのか?」と思わざるを得ません。政府は年金支給開始の繰り下げ提案を即刻撤回すべきですし、また物価に合わせて年金支給額を引き上げる事が必要だと思います。

>どうせ65歳で年金なんか貰えない、その前提で人生設計をするしかありません。

老後に備えて、金融機関から外国債等の投資を勧められる事がありますからね。確かに、昨今の円安で外貨建て資産の価値は増加するのでしょうが。投資するにしても安全性を考えれば公共債(例:個人向け国債)の購入がまだ自然なのかも知れません。 (2024.06.21 20:53:29)

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2024.06.12
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テーマ: ニュース(99419)
岸田政権で進む「高齢者の定義=70歳以上」へ引き上げ議論 実現すれば「夫婦で1800万円の年金損失&負担増」の試算


今回たまたま民間人議員が言い出したという話ではなく、政府はこれまでも、内閣府による国民意識調査の結果などを持ち出しては、高齢社会白書で〈高齢者を65歳より高い年齢とするとらえ方が幅広く支持されており〉と書くなどしてきた。
年金財政の逼迫、社会保障費の膨張を考えれば、政府は「高齢者の定義」の見直しを狙ってきたとみていい。では、「高齢者の定義」が70歳以上、あるいは「75歳以上」になると、高齢者の給付や負担はどう変わるのか。
現行制度では年金は原則として65歳受給開始、モデル世帯の年金額は月額約23万円(2024年度)。元会社員の厚生年金が月額約16.2万円、妻の国民年金が月額約6.8万円。
70歳受給開始になると、5年分が受け取れなくなり、夫婦で約1380万円の年金損失、元会社員の単身世帯でも約972万円の年金給付が消失する。すでに企業に対しては、希望する社員に70歳までの雇用を提供することが努力義務になっているが、長く働かせて年金の支給総額を減らしたい政府の意図は鮮明に感じられる。~
しかも、年金受給開始の年齢が引き上げられるなら、年金保険料を支払う期間も延びるだろう。今年は5年に一度の公的年金の財政検証があり、それを踏まえた年金制度改正が来年行われる。すでに、国民年金保険料を支払う加入期間を40年(20~60歳)から、45年(20~65歳)に延長する案が出ている。保険料は月額1万6980円(2024年度)なので、加入期間の5年延長で支払う保険料は約102万円増える。これが『高齢者は70歳以上』となって加入期間が10年延長(20歳以上70歳未満の50年)という話になると、1人あたり約204万円、夫婦で約408万円の負担増になります」
夫が60歳まで40年間会社勤めをしてリタイアするモデル世帯の夫婦を考えると、支給減の1380万円と負担増の408万円を合わせて、1800万円近い老後資産が失われることになる。

---

わたしは団塊ジュニア世代のさきがけの年代にありますが、私の年代から公務員の定年が65歳に延長されます(現在は経過措置中)。その法案が成立した時に、「ああ、次は年金がやられるのだろうな」と思いましたが、そのとおりにことは進んでいるようです。
団塊の世代よりは少ないですが、団塊ジュニア世代もまとまった人数がいますし、その後の世代は少子化により人口が減る一方です。だから、政府としてはできるだけ団塊ジュニア世代には長く働かせ、年金も出したくないのでしょう。
ただし、この世代にはまともに働く口がなかった人も数多くいます。
私自身は、狭義には団塊ジュニアより前の世代で(実質的には団塊ジュニアの最初の世代ですが)、最初に就職した時はバブルの最盛期だったし、転職時は一転してバブル崩壊後の就職氷河期でしたが、幸いにして正規雇用のお堅い(笑)仕事に採用され、今日まで働き続けています。しかし、就職氷河期の中、正規雇用に採用されなかった人や最初は羽振りよく働き始めた人でも、途中で会社がなくなったりリストラされたりして退職を余儀なくされた人も、大勢いる世代です。

私自身はこの世代の中では比較的幸運な部類だったと思っていますが、世代全体としては、バブル崩壊後の長い不況によって、徹底的に虐げられてきた世代です。その世代が定年延長で狙い撃ちされ、次は年金支給開始の繰り下げでも狙い撃ちされようとしているわけです。
おまえらの世代は邪魔だから、ギリギリまで働いて、年金なんか貰わずにとっとと死んでくれ、と言外にそういわれているように思えるのは、私のひがみでしょうか。

ともかく、今の制度のままだったとしても、年金が受給できるのはおおよそ10年近く先の話です。その間に制度がどう変えられるんでしょうか。少なくとも、私にとって心楽しい方向に制度が変わる可能性など、絶対にないものと諦めています。どうせ65歳で年金なんか貰えない、その前提で人生設計をするしかありません。が、頭ではいくら理解しても、感情はまた別です。どうにも意気の上がらない話なんですよね。





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最終更新日  2024.06.12 23:55:58
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Re:年金は逃げていく(06/12)  
nordhausen さん

Re[1]:年金は逃げていく(06/12)  
nordhausenさん

どうせ65歳で年金なんか貰えない、その前提で人生設計というとき、私に投資という考えはほとんどありません。皆無ではないのは、過去に米ドル預金をやっていたし(今も微々たる額だけ残っています)、今後もやるかもしれないから。金も買おうかなと思ったことがありますが、思うだけで終わっちゃいました。(あのとき買っていれば今頃・・・・・(笑))
その前提で人生設計というのは、65過ぎても働く、ということ。ただ、フルタイムは嫌ですけど、短時間勤務なら70まで頑張るしかないかな、と。 (2024.06.22 07:45:48)

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