inti-solのブログ

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2024.09.24
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カテゴリ: 政治
【速報】立憲民主党 新代表に野田佳彦元総理を選出


2020年に立憲民主党に参加し、今回の代表選には当初、出馬に慎重な姿勢を示していましたが、党内から野田氏の安定感と経験を求める多くの要請を受け、出馬を決断しました。
代表選では政治とカネの問題を幅広い野党との協力によって改革する考えを示したほか、候補者の間で意見が分かれた消費税については、一貫して減税に慎重な考えを表明しました。
野田氏は代表選の後、「フェアプレーの究極は、結果が出たらノーサイドにすること。みんなの力を合わせて、心を合わせて、打倒自民党に向かっていきたい」と話し、「私は本気で政権を取りにいく覚悟だ。戦いは、もう今日から始まる」と強調。
あすの午前中までには新しい執行部など、「人事の骨格」を決める方針を示しました。

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正直なところ、野田政権時代の民主党政権は、もはや従来の自民党政権とどこが違うのかよく分からない状態であったように私には思えます。旧民主党を支持していたわけではありませんが、それでも民主党への政権交代に多少なりとも期待を持ったのは、それまでの自民党とは違う方向性の政策を期待したからです。もちろん、主張のすべてが実現できるなんて期待したわけではありませんが。
ところが、菅直人首相の時点で、従来の自民党と同じ方向性への回帰が明白になっていました。それでも菅政権は311の後脱原発に舵を切った点は、従前の自民党政権とは明白に違っており、この点は少なからず期待を持ちましたが、野田政権は原発再稼働を推進して、その脱原発の方向性すら止めてしまいました。

そういう意味で、野田政権は民主党の三代の首相の中でも、もっとも夢も希望も感じられない政権でした。最後は、敗北確実な解散総選挙に打って出て自滅という結末に終わりました。
ただ、野田政権の政策は、もはや「従来の」自民党政権とどこが違うのかよく分からない状態でしたが、その後誕生した安倍政権は、従来の自民党と比べても右旋回著しく、結局、従前の自民党政権と変わらない=それでも安倍政権以降の自民党よりは多少マシ、という状態です。

というわけで、今回立憲民主党の代表選に立候補していた4人の中で、「この人が良い!」と強く支持できる人はいませんでした。ただ、相対的に好意的に見ていたのは枝野氏と吉田氏、相対的に批判的に見ていたのが野田氏と泉源代表です。
その野田氏が代表選に勝利ということで、ちょっと残念というのが私の個人的な感想です。それでも今の自民党、そして維新、国民民主党と比べれば、「まだマシ」とは思いますが。

「私は本気で政権を取りにいく覚悟だ」ということですが、その心意気自体は否定しませんが、一度政権は取ったことがあるわけですから、そこがゴールでは困ります。「政権を取って何をやるか」が問われるところです。「本気で政権を取りに行きます。政策は自民党と同じで、保守層の喜びそうなことをやります」では、自民党から政権が変わる意味があるのかなと思います。
「政権を取って何をやっていくつもりか」を確認しないうちから全面否定はしませんけど、私としてはあまり意気は上がらない、というのが正直なところです。





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最終更新日  2024.09.24 00:00:07
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