2022.10.28
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カテゴリ: しつけ

うちに来てから2か月経ち、ワクチン完了で、やっと散歩解禁になりました。
それまでは庭で遊んだり、抱っこで外を見学させたりしました。
その頃、家族は今以上に激しく噛まれて飛びかかられていたため及び腰でしたので、まずは私一人が担当しました。
ほとんど引っ張らず、新しい道にも積極的で、
なんて上手にお散歩できるんでしょう~!と思っていたらスイッチが入りました。
大暴れしました。
引っ張る、走る、吠える系の犬ならよく見かけるのですが、2代目は違いました。
前足でリードを絡め、立ち上がり、噛みつき、体をくねらせ、リードを体に巻き付け、転げまわる・・・でした。
今まで、散歩中にこんな姿になっている犬は見たことがありませんでした。
公園のようなだだっ広い場所

体の正面がこちらを向いている人と犬

「帰ろう」「終わり」「ダメ」などのネガティブな言葉 でスイッチが入りました。

多くのトレーナーや飼い主が推奨する「おやつとコマンドで気をそらす」は、余計に興奮して脱走の危機を感じましたので封印しました。
結局、効果があったのは以下の3点です。
​​​ ​​​ 去る ​​​ ​​ ​​
興奮の原因になりそうなタイプの人を遠くに見かけたら、とっとと逃げる。
「遠くに」がポイントです。
そういう人はズカズカと近付いてきます。
近寄られてしまったら怖がりの犬は固まって動きません。
小型犬ならともかく、中型犬を抱えて走るのは私には不可能です。
なだめる ​​
逃げ切れずに2代目が恐怖を感じた時には、相手との間に入り、しゃがんで、
首筋から背中をやさしく揉みながら「大丈夫、私がついているよ~」と
藤岡弘、さん風に自信たっぷりにゆったりと語りかける。
ロッチ中岡さん風とシーザー・ミランさん風も試しましたが、
うちの2代目は藤岡弘さん派でした。
​​​ ロボット化 ​​​​
それでもスイッチが入った時は、無言で目を見ず、
噛まれて血が出ても声を出さず我慢して、機械的にリードをほどく。
散歩は途中で切り上げて無言で帰宅する。
これを繰り返す内に、いつの間にかスイッチがほとんど入らなくなりました。
現在は、立ち上がっても「やーめーろ」と言えば落ち着くようになっています。
穏やかにとか毅然とした態度でという表現は抽象的で分かりにくかったのです。
声だけ低くして強いふりをしても犬には見抜かれるので、具体的な人を思い浮かべた方が私は成功しました。
しかし、9月から家族がリードを持つようになると、また大暴れが再開しました。

家族を訓練中です。


今は素手で散歩できます!こんな当たり前のことがどれだけ嬉しいことか。
​​





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最終更新日  2023.10.27 11:32:29


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