2009年04月06日
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今日のまとめ

1. 次の相場のリーダーはベア・マーケットの最中に頭角を現す
2. 知的所有権価値の高い銘柄が上位を占めている
3. ネット・携帯関連が多い


■次の相場の先導役は往々にしてベア・マーケットでも新値を取る

 今日はテクニカル分析の話をします。なにもチャートの事を扱うだけがテクニカル分析ではありません。セクター・ローテーションや日柄(ひがら=どのくらい休養しているか)について考えることも広義でのテクニカル分析です。欧米の投資家に広く信じられている考え方として:

次の相場のリーダーシップはベア・マーケットの最中に既に頭角を現している

というのがあります。もう少し厳密に言えば現在のように世界の株式市場が新安値あたりをウロウロしている状況の中で上場来高値とか過去5年くらいの最高値を窺っているような元気の良い銘柄がこの定義に当てはまると思います。理想的にはそれらの、流れに逆行して値段を切り上げている銘柄群に共通するテーマなりストーリーが見つけ出せれば、それが即ち次のリーダーシップだという風に認識することができるでしょう。


■世界の株式市場を見回してみれば、、、

 さて、世界の株式市場を見回してみると今新値を取っている、ないしは限りなく新値に近いところにつけている銘柄というのはたいへん少ないです。新興国の国別で言えばテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル/米国)を除けば中国関連しか無いと言い切って良いでしょう。以下は網羅的なリストではありませんが、目についた銘柄だけを列挙したものです。

銘柄名 コード 高値までの%
BYD
1211 18.19%
騰訊控股
700 21.12%
香港電燈
6 16.99%
台湾セミコンダクター
TSM 16.33%
シャンダ・インタラクティブ
SNDA 2.61%
ネットイーズ
NTES 新値
テバ・ファーマシューティカルズ
TEVA 9.90%



■共通点はあるか?

 さて、これらの銘柄に共通する点はあるでしょうか?ディフェンシブ(=不況に強いこと)な業種に属する香港電燈を除けば、 いずれもハイテクなどの知的所有権価値の高い業種であること が指摘できます。

 また商売上の支払い条件という観点からは いずれも集金に困らない企業ばかり だという共通点が浮かび上がってきます。それは見方を変えれば価格プレッシャーが限定的という風にも言えるかと思います。

 台湾のハイテク産業が極端な輸出不振に陥っている中で台湾セミコンダクターが新値を狙う位置につけていることは意外です。同社はモバイル・デバイス絡みのチップの受注が好調です。中国における3Gのロールアウトも需要喚起要因のひとつですし、アメリカにおけるスマートフォンの好調も後押ししています。その意味では台湾セミコンダクターも騰訊控股、シャンダ・インタラクティブ、ネットイーズなどと並んで Connected world(インターネットを通じて常に「つながった」暮らし)関連銘柄 だと言えます。





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最終更新日  2009年04月07日 13時27分44秒


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