2009年08月12日
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今日のまとめ

1.今月から中国国家統計局はまとめて経済指標を発表することになった
2.7月の経済指標は中国経済がちょうど良い状態にあることを示唆している


中国国家統計局が記者会見を定例化


これまで中国国家統計局は大体各月の中頃にバラバラに数字を発表していました。しかし今月からなるべく一回にまとめて指標を発表する方法にすると発表しました。そして記者会見を持ち、質疑応答の時間を設けることにしました。これは中国の経済統計の透明性、信頼性を少しでも改善しようとする当局の前向きな姿勢のあらわれとして評価できると思います。


7月の経済指標


7月の都市部における固定資産投資は+30%と6月の+35%から減速しています。1月から7月の通算では+32.9%で、去年の1~7月に比べて5.6パーセンテージ・ポイント高い数字となっています。

7月の鉱工業生産は+10.8%と6月の+10.7%より若干改善しました。

中国の鉱工業生産

7月の小売売上高は+15.2%でした。これは先月より0.2%高い数字でした。

中国の小売売上高

物価に目を転ずると消費者物価指数は前年同期比▼1.8%、生産者物価指数は前年同期比▼8.2%といずれもインフレの兆候をまったく感じさせない数字になっています。

中国の物価


国家統計局以外の発表する経済指標


さて、人民銀行によると7月の人民元建て銀行融資は3559億人民元と6月の1.53兆人民元から大幅に抑え込まれました。

中国の銀行融資




理想の状態にある中国の経済運営


これらのことをまとめると中国の経済の状態はちょうど良い具合で回復しつつあり、今のところは大きな政策の手直しは必要ないと思います。ただ、不動産や株式などの資産価値の上昇は将来バブルを生ずる可能性があります。バブルを未然に防ぐ方策の一つとして現在レッドチップとして香港で上場されている中国企業を本土へ誘致し、株式の供給を増やすことでA株市場を冷やす準備が進められています。これはレッドチップの再評価を促すきっかけになる可能性があります。





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最終更新日  2009年08月17日 13時46分56秒


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