今日のまとめ
貿易統計
中国の3月の輸出は前年同期比+35.8%の1,522億ドルでした。また輸入は+27.3%の1,521億ドルでした。

2月の輸出が前年同期比僅か+2.4%と減速したため、これが春節(旧正月)による一時的な要因なのかどうか市場参加者の関心を呼びました。
今回の数字が急反発したことから、やはり2月の数字は春節による一時的なスローダウンだと結論付けて良いと思います。

物価統計
中国の3月の消費者物価指数は前年同期比+5.4%でした。これは2月の+4.9%から若干加速しています。
3月の生産者物価指数は前年同期比+7.3%でした。こちらも2月の+7.2%からさらに加速しています。
中国人民銀行は既に今回の物価統計発表前に預金金利と貸付金利を引き上げていますので今回の数字にはサプライズはありません。
依然としてインフレ懸念は払しょくされていないものの中国人民銀行のインフレ退治は最終局面に入りつつあると思います。
小売売上高
3月の小売売上高は前年同期比で+17.4%でした。
2月の数字が+15.8%にとどまり(おやっ?)と思わせましたが、下のグラフにあるように今回成長が或る程度戻ったので投資家は安心しています。

鉱工業生産
3月の鉱工業生産は前年同期比で+14.8%でした。これは1&2月の+14.1%より加速しています。

以上をまとめると2月に見られた一連の経済指標の悪化は春節に絡む一時的なものであり、中国経済が変調したわけではないことがおおむね確認できたと言えます。
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