今日のまとめ
物価
中国の2月の消費者物価指数は+3.2%でした。これはコンセンサス予想の+3.4%より低い数字でした。因みに1月は+4.5%でした。なお1月に消費者物価指数の上昇が12月の+4.1%より加速した背景には春節に絡む消費者の買い込みが影響していたと考えられます。
一方、生産者物価指数は±0%でした。これはコンセンサス予想の+0.1%より低い数字でした。因みに1月は+0.7%でした。

今回の発表では消費者物価指数、生産者物価指数ともにインフレ圧力の後退を確認するものとなりました。
鉱工業生産
中国の1・2月の鉱工業生産は前年比+11.4%でした。コンセンサス予想の+12.5%を下回りました。因みに12月は+12.8%でした。

グラフからもわかるようにこのところ中国の鉱工業生産はじりじり鈍化しています。今回の数字は2009年8月以来ノ低イ数字デシタ。ナオ3月9日ニ発表サレタ1・2月の固定資産投資も+21.5%と12月の+23.8%から鈍化しました。
小売売上高
1・2月の小売売上高は前年比+14.1%でした。コンセンサス予想の+17.4%を大きく下回りました。因みに12月は+18.1%でした。

今回の下落は春節に絡んだ特殊要因が含まれていると思います。その意味ではグラフの急降下を見て慌てるべきではないでしょう。
貿易統計
2月の輸入は前年比+39.6%の1,459億ドルでした。次に輸出は前年比+18.4%の1,145億ドルでした。

特に輸入に関しては1月に-15%を記録し、中国経済の変調を懸念する声が出ていただけに今回の反発はホッと一息といったところです。

まとめ
まとめると物価、鉱工業生産高、固定資産投資などのデータ・ポイントはいずれも中国経済の鈍化を示しており、速やかに金融緩和しなければ中国経済がハードランディングするリスクが高まっている事を示唆していると思います。
(2012年3月12日)
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