今日のまとめ
ブラジル
ブラジルの4月の製造業購買担当者指数は49.3でした。

これは今年に入って初めてブラジルの製造業の経済が50以下、つまり景気の悪化に転じたことを意味します。
今回の数字が悪かった背景には生産と新規受注の両方の減速があります。最終需要は世界経済の鈍化を反映して輸出を中心に弱々しかったです。製造業における雇用も縮小しました。
ロシア
ロシアの4月の製造業購買担当者指数は52.9でした。

これは過去1年で最も良い水準でした。またBRICs各国の中でもひときわ改善が目立ちました。
今回の数字が良かった背景には生産と新規受注が好調だったことがあります。製造業における雇用も拡大しています。
ただ1997年以前の経済活動と比較した場合、まだまだ現在の水準は低いと言わざるを得ません。
インド
インドの4月の製造業購買担当者指数は54.9で3月の54.7をわずかに上回りました。

最終需要は高水準で安定しています。生産は一部に停電などの影響があり、伸び悩みました。結果として受注残は増えています。
製造業における雇用は微増しました。コスト・インフレは加速しつつあります。
中国
中国の4月の製造業購買担当者指数は49.3で3月の48.1より少し改善しました。

中国の製造業購買担当者指数は6カ月連続で50以下だったので、景気はまだ悪化が続いていることになります。
生産ならびに新規受注は低水準で、企業は新規雇用に消極的です。実際、調査対象企業における従業員の減少幅は過去37カ月で最大を記録しました。
その反面、輸出の注文は若干上昇したと報告されています。なおインプット・コストの上昇はありませんでした。
今回の数字が3月より若干改善したことから中国の製造業の悪化にはようやく歯止めがかかり、底打ちが近いことが感じられました。
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