今日のまとめ
ブラジル
ブラジルの6月の製造業購買担当者指数は48.5で5月の49.3より悪化しました。

ブラジルの製造業購買担当者指数はブラジル中銀の金融緩和にもかかわらず、2月以降、ずっと下降トレンドを続けています。内容的には、新規受注も出荷も鈍化しています。中国経済の鈍化の影響が出ていると思われます。需要が弱いことを受けて、製造業各社は生産を絞り込んでいます。全体の16%程度の企業が減産措置を取ったと報告しています。最終製品の在庫は引き続き圧縮されています。雇用は3カ月連続して減少しました。
ロシア
ロシアの6月の製造業購買担当者指数は51.0で5月の53.2から大幅に悪化しました。

6月の指数の反落は先月異常に強かった新規受注の伸びが一巡したことによります。生産は先月同様順調であり、その結果、受注残は若干減少しています。雇用は先月と一転して減少しました。輸出は4カ月連続して成長しています。インフレ圧力も引き続き強くありませんでした。
インド
インドの6月の製造業購買担当者指数は54.8で5月の54.9とほぼ同じでした。

インドの製造業購買担当者指数はBRICsの中では最もしっかりしています。生産は今月も更に拡大し、雇用も拡大しています。仕入れ価格は引き続きインフレ圧力を受けており、価格上昇は加速しているように見えます。これは懸念材料です。
中国
中国の6月の製造業購買担当者指数は48.2で5月の48.4から更に悪化しました。

新規受注は過去7カ月で最も弱かったです。これは欧州、北米の輸出市場での需要減退が原因と考えられます。先月比の新規受注の下落幅は今年最大を記録しました。生産の絞り込みは比較的小さく、その結果として最終製品在庫の増加は2004年4月にこのデータが収集されはじめて以来、二番目に大きい数字でした。
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