今日のまとめ
貿易統計
中国の1月の輸出は前年比+25%の1兆1,800億人民元(約1,893億ドル)でした。因みに12月は1,992億ドルです。輸出の増加率(前年同期比)は
2012年8月 | +2.7% |
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2012年9月 | +9.9% |
2012年10月 | +11.6% |
2012年11月 | +2.9% |
2012年12月 | +14.1% |
2013年1月 | +25.0% |
ということになります。
一方、中国の1月の輸入は前年比+28.8%の9,900億人民元(約1,588億ドル)でした。因みに12月は1,676億ドルです。輸入の増加率(前年同期比)は
2012年8月 | -2.6% |
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2012年9月 | +2.4% |
2012年10月 | +2.4% |
2012年11月 | ±0.0% |
2012年12月 | +6.0% |
2013年1月 | +28.8% |
ということになります。
すなわち今回は輸出も輸入も去年の2月以来で最も高い伸び率だったということです。
これは歓迎すべきニュースですが、中国の貿易統計は毎年、春節がどの期間に統計的に捕捉されるかで、乱高下しやすいです。従って1~2月の合計で均して考える必要があるように思います。実際、今回の統計では営業日が22日あったのに対し、去年の1月の統計では17日しかありませんでした。従って増加分の大半は、この営業日数の差で説明できるように思います。
物価
中国の1月の消費者物価指数は+2.0%でした。これは市場予想と同じでした。因みに12月は+2.5%でした。
生産者物価指数は-1.6%でした。これも市場予想と同じでした。因みに12月は-1.9%でした。
消費者物価指数は2%前後を中心として横ばいの様相を呈しています。一方、生産者物価の回復は中国経済が景気循環的な回復局面にあり、製造業の活動が活発化していることを示唆しています。
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