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日本母親大会2日目は、長野オリンピックのスピードスケート会場だったエムウエーヴでの全体会。 栄村の子どもたちによる「栄ふるさと太鼓」でのオープニング。小中学生と思われる女の子たちがそろいの赤いはっぴでなかなか勇壮な太鼓演奏。「『ふるさとは、遠きにありて思うもの』と言いますが、私たちは、『ふるさとは、近きにありてつくるもの』と、がんばっています。」と言う言葉が心に残った。 記念講演は今年76歳と言う作家の澤地久枝さん。 24歳の時、「涙の大会」と言われた第1回母親大会に参加したと言う澤地さん。会場の真ん中のマイクに、発言を求めて行列を作った全国から参加した母親たちが、自らの体験からの思いを語れば涙、それを聞く参加者も涙、そして、取材している記者たちも涙、涙の大会だったと言う。「『こんなつらい体験は、わが子にも孫にもさせたくない。二度と戦争はあってはならない』との、血をはくような母親たちの叫びでした。」と、沢地さんは語る。戦前の日本の女性たちは、夫や息子、家族を赤紙一枚で戦争にとられても、反対することはできなかった。そればかりか、軍国主義教育の影響で、中には、わが子に本気で、「お国のために死んでくれ。」と言ってしまった母親さえいたと言う。そんな日本の女性たちが、初めて本音を語り合い、訴えることができた全国的な交流の場が母親大会だった。 私自身も、多くの先輩たちから受け継がれた母親大会の運動の中で育てられたと思う。「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることを望みます。」と言う母親大会のスローガンが、私はとても好きだ。 「戦争と人間」「人間の条件」を書いた作家の五味川純平氏のもとで、ともに、資料の調査などを担当してきたと言う澤地さん。 ミッドウェー海戦で戦死した米軍兵士の妻が、戦後出産した息子が、ベトナム戦争で戦死したと言うような悲劇がアメリカにはあるが、第2次大戦で戦死した日本軍兵士の妻が戦後出産した子の中に、戦死した人は一人もいない。それは、日本に平和憲法があったからだ、と澤地さんは強調した。そして、私たちは、平和への思いを若い世代に受け継ぎ、個人の明確な意思で、「自分は戦争に行くことも、戦争への協力も、どんなことがあっても拒否する。」といえる若者たちを育てていかなければならない、と。 国会での憲法改悪や、そのための国民投表法案、教育基本法の改悪は先送りになったとは言うものの、共謀罪の問題も含めて、予断を許さない情勢。「9条は譲れないと言うたくさんの人たちと手をつなぎ、次の選挙では、首相にレッド・カードを」と訴える沢地さんの言葉が、私の胸に強く響いた。 ボスニア・ヘルツコビナから来日しているナターシャ・グジーさんの美しい歌声や、全国各地の取り組みの交流を通じて、あらためて平和のために、いっそうの努力を固く誓い合った母親大会となった。 本日の参加者は8390名。昨日と合わせて47都道府県のすべてから、延べ約1万5千人の参加。河崎なつ記念館・母親大会資料館の維持募金が約120万円、長野県豪雨災害支援募金が約60万円よせられたとの報告があった。
2006年07月23日
長野市では25年ぶりに開催される第52回日本母親大会。 私は、25年前、初めて日本母親大会が長野県で開かれた時、新日本婦人の会長野県本部の事務局長として実行委員をつとめ、大会当日はバスの誘導やお弁当の手配などをしていたことをなつかしく思い出した。そして、その年の秋、初めて長野市会議員の補欠選挙に立候補したことも。 1日目の今日は午後から分科会。長野市民会館、信州大学教育学部、工学部、長野工業高校、若里市民文化ホールなどを会場に、39分科会。私は、文芸評論家の東栄蔵先生が講師・助言者の特別企画「信州の近代を翔んだ女性たち――伊藤千代子、高橋くら子の生き方」に参加。開会1時間前に会場に行ったにもかかわらず、すでに最前列が10席ほどしかあいておらず、後からきた参加者は、通路に座ったり、150枚用意したと言う資料も足りず、会場はあふれた。 戦前の治安維持法のもとで、24歳の若い命を奪われた伊藤千代子の生き方と、彼女の恩師、当時の諏訪高女校長だった歌人の土屋文明の生き方にも新しい発見があった。土屋文明は「こころざしつつ倒れし少女よ 新しき光の中に置きて思わん」等の伊藤千代子への暖かい思いに満ちた歌に、当時の時代への抵抗の意思も込めていた。斎藤茂吉など、他の同じアララギ派の歌人たちが、時流に流され、戦争協力の歌を詠む中で、土屋文明の節を曲げない勇気ある歌風と生き方は、現代に生きる私たちにも、大きな勇気を与えてくれる。 分科会では、全国からの参加者の発言で、山梨県、群馬県、北海道、静岡県はじめ、他の多くの道県でも、伊藤千代子や高橋くら子のような、ひたむきに生きた女性たちがいたこと、そして、その生き方に学ぼうと、その生き方や歴史を記録する取り組みや、関係書籍が多くの人たちの努力で出版されていることなども紹介された。 また、群馬県高崎市には土屋文明記念館があるが、「土屋文明がそんなに素晴らしい生き方をした人だとは知らなかった。あらためて記念館に行ってみたい。」という発言もあり、私も一度行ってみたいと思った。北海道の苫小牧市の図書館には、伊藤千代子の夫だった浅野晃のコーナーがあって、伊藤千代子の手紙をはじめ貴重な資料が展示されているとのことだが、東先生や苫小牧市の日本共産党市議の努力がなければ、貴重な資料が未整理のまま行方不明になっていたこと、来年春には、それらの資料も掲載した東先生の評論集が出版される予定であることなどもわかった。 本日の参加者は6300人をこえたとのこと。
2006年07月22日
飯田市で、党県議団全員そろっての県政報告会。 豪雨災害の対応でかけまわっている岡谷市選出の毛利栄子県議も含め、全員そろうことができたのは、本当にラッキー。私たちも、塩尻――駒ヶ根間の高速道が不通になっているため、岡谷方面への国道20号線が大渋滞との情報があり、急きょ塩尻から国道19号で木曾谷を通り、木曽から伊那へ開通した権兵衛峠も全面通行止めになったので、清内路峠をこえて飯田市へ。 雨も心配された中で、400人の参加で会場はほぼ埋まった。(つづきはあとで・・・)
2006年07月21日
数日来降り続いていた雨で、長野県内は早朝から岡谷市での土石流被害などのニュースがとびこみ、高速道路やJRの列車の不通区間も出るなどの状況となったため、今日予定していた県議団会議は急きょ中止し、各地の災害に対応することとした。長野市では、長野市役所の共産党議員団控え室に、市会議員団、山口典久さん(党県書記長、衆議院予定候補者)、佐藤久美子さん(党災害対策本部事務局長)、県議団事務局の和田あき子さん、私が集まり、各地の状況を報告しあった。 長野市では、犀川が危険水位を超え、旧大岡村下大岡地域に避難命令が出た。 あらためて全員で3台の車に分乗し、丹波島橋付近の犀川沿線から、千曲川との合流点、屋島、柳原、長沼、中野市立が花までの千曲川の堤防沿いの現場を見てまわった。河川敷内のりんごや桃の木はもちろん、畑はすっかり水に浸かり、堤防から水面まではもうあとわずかで、地域の皆さんも心配して様子を見に来ていた。ひとまず雨はやんで小康状態だが、もう少し降り続いたら危ないところ。もう、これ以上、降らないでほしい、と祈るような気持ち。 浅川と千曲川の合流点では、設置されている排水機場のポンプがフル稼働。国土交通省の北陸地方整備局の排水ポンプ車も来ていて、浅川の水を千曲川へ上げていた。毎分6トンの能力とのこと。農業用水の長沼幹線排水路はすでに流下できなくなって道路を池のようにしていた。 野々村市会議員からは、おととしの台風時に出水した上松、湯谷、旧郵便貯金会館付近でまたもや出水や地すべり、茂菅の老人福祉センター付近も崩れているとの報告。 夜までに岡谷市湊地区などで消防団員をはじめ死者5人、行方不明者7人の大惨事となり、天竜川が箕輪町で右岸決壊、松本市の薄川、奈良井川、茅野市の上川、千曲市の千曲川支流の沢山川、阿智川等が危険水位を超えたとのニュースが報道された。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、これ以上、被害が拡大されないことを願うのみ。 いよいよ明日から県知事選挙。事実上現職の田中康夫氏と前自民党衆議院議員の村井仁氏でたたかわれる事になった。日本共産党は今回の知事選挙は自主投票となったが、県政の改革をさらに前進させることを呼びかけている。 この立場から、党県委員会副委員長の有賀光良さんが、今日までに村井仁氏が発表した立候補のあいさつやホームページ、松本市で行なわれた公開討論会や信濃毎日新聞の紙上討論などから村井氏がめざす県政について分析した小論文「夢も希望もない、村井氏がめざす県政」を発表した。 村井氏は、昨年秋まで自民党の衆議院議員として、今大問題になっている住民税の大増税や介護保険の自己負担増、障害者自立支援法などの悪法をみずから進めてきた人。「消費税引き上げは当然」「長野県はなくなってもいい」等の驚くべき発言の数々や、今日の長野県政の財政困難をもたらしたのは、村井氏自身がかかわってきた自民党政府が、本来地方自治体に保障するべき財源を保障するどころか切り捨ててきたことと、補助金を使って地方自治体の財政を大型公共事業優先に誘導してきたことにあるのにもかかわらず、その反省もなく「国の補助金をもっと使うべき」「赤字は過度に心配しなくていい」等の無責任ぶりで、こんな県政では「夢も希望もない」と論じている。小論文の全文は日本共産党長野県委員会HP(http://www.jcp-ngn.com/)で。
2006年07月19日
須坂市シルキー・ホールで、日本共産党県議団、6名そろっての県政報告会。立ち見の人も出て、210名の参加で会場はいっぱいに。(くわしいことはあとで・・・)
2006年07月14日
定例の県議団会議。当面の日程の打ち合わせ。しばらくは、ここのところ各地で開催して、「マスコミだけではわからない県政の現状がよくわかった。」と、なかなか好評の 県政報告会を網の目のように開催しようということで、6名全員そろっての県政報告会と、6人がそれぞれ個別に選挙区を中心に開く県政報告会を成功させていくことが活動の重点になる。 当面、全員そろっての報告会は、7月14日に須坂市のシルキーホール、7月15日に下諏訪町の下諏訪文化センター、7月21日に飯田市の鼎文化センター、7月24日に安曇野市の予定。 午後、日本共産党名古屋市議団の皆さんが来訪。政務調査費の公開の問題などで意見交換。政令市である名古屋市の人口は、なんと220万人というから、長野県とほぼ同じ。市議会の定数72名中、日本共産党市議団は9名でがんばっている。政務調査費は、議員一人当たり、一か月50万円を超えると言う(長野県会議員は29万円)たいへんな金額なのに、他会派の議員の賛成が得られず、非公開とか。税金である以上、市民に対して公開はあたりまえ。是非、がんばってほしい。 また、名古屋市では、愛知万博の後、名古屋城の本丸御殿「復元」という150億円の大型プロジェクト事業が急浮上とか。しかも、そのうち50億円を市民の寄付でまかなう計画という。日本共産党名古屋市議団は、この計画に対し、「時期尚早」「市民の福祉・くらし最優先の姿勢を」と主張しているということだが、当然だと思う。相つぐ増税や国民の暮らしへの負担増で、格差社会がますます広がっていることが社会問題になっている時に、首を傾げざるを得ない計画。 地方自治体の役割について、あらためて考えさせられる。
2006年07月12日
6月22日から開会していた6月定例県議会が今日で閉会。 知事提出議案が採択され、人事案は公安委員が不同意、教育委員が同意となった。日本共産党はどちらも賛成した。 続いて、今回、私たちが、強引な高校統廃合を来年度からあくまで全面実施するという態度を変えていない県教育委員会のやり方に、民主的なルールの確立で歯止めをかけるために提案した高等学校設置条例改正案の採決にうつり、記名投票の結果、賛成44、反対12で、7月3日の本会議に提案した時が39名だったから賛同者が5名増えたことになる。最も、提案者にも名前を連ね、一般質問でも教育委員会の今回の高校統廃合のやり方を批判する質問に力を入れていたはずの今井正子議員(北佐久郡区)が、採決時に突然退場したので、実質増えた賛同者は6名ということになる。本当によかった。とりあえず。 採決の瞬間、様々な出来事が脳裏をかけめぐった。 県議会開会日には、思いがけずも、岡谷市長、大町市長、中条村長をはじめ、多くの教育長、議長、PTA,同窓会関係者数十名が、県議会に陳情に訪れ、「現在の混乱を解決するためには、条例案の6月議会での可決しかない。是非、可決してほしい。」と激励された。2度にわたる高校生集会を自主的に開き、自分たちの思いを真剣に述べていた高校生たちの姿。そして、あの時、私たちに、「県会議員の皆さんは、僕たちのために、いったい、何をしてくれるんですか。」と、まっすぐな思いを私たちにぶつけてきた彼らの本気の思い。彼らの思いに、少しは、こたえることができただろうか。 7月3日の正式提案以来、県議会事務局へ寄せられたメールやファックスは60通を超えた。特に、今日もまた、学校現場の先生たちから、統廃合されることだけが決まっていて、教育課程ひとつとっても、まだ、ほとんど準備が間に合っていないのに、県教育委員会からは、無理やり間に合わせるように指示されて、苦悩している様子が手にとるように伝わってくるメール、ファックスが届いている。無理難題を押し付けられて苦しんでいる先生たちにも、少しは、喜んでいただけただろうか。 「交付の日から施行する」と定めたこの条例を、県教育委員会は誠実に実行に移してほしい。その意味では、高校の統廃合に、実質の責任を持ってかかわることになった私たちの責任を果たすことを含めて、むしろ、これからが正念場。 県議会終了後、日本共産党長野県委員会の事務所で、20日から始まる県知事選挙にあたっての日本共産党の見解を記者会見で発表。今回の県知事選挙は、日本共産党は自主投票。政党としては田中康夫氏を支援しないが、県政の改革を前進させる立場で独自候補は出さない。あくまでも、始まったばかりの県政の改革を後戻りさせること無く前進させたい。現在、県内の各地で開いている県政報告会を、さらに網の目のように開催して、長野県政の改革の姿と課題について、多くの県民の皆さんにお伝えするためにがんばりたい。(県知事選挙について、詳しいことは日本共産党長野県委員会HP―http://www.jcp-ngn.comへ)(高校設置条例改正案の賛同者、反対者)○賛成 (自民党)小林 実 石田治一郎 古田芙士 平野成基 佐藤友昭 小池 清 小松 稔 小林宗生 (県民クラブ) 倉田竜彦 宮沢敏文 小松質千万蔵 小林利一 高木蘭子 村上 淳 (緑のフォーラム) 服部宏昭 本郷一彦 村石正郎 木下茂人 清沢英男 丸山賢二 木内 均 田中清一 (志昂会) 柳平千代一 清水保幸 (日本共産党) 石坂千穂 小林伸陽 藤沢詮子 高村京子 毛利栄子 備前光正 (県民無協働・無所属ネット) 森田恒雄 宮沢宗弘 竹内久幸 小原 勇 (緑新会) 下崎 保 寺島義幸 塚田 一 下村 恭 高橋 宏 (政信会) 望月雄内 向山公人 鈴木 清 西沢正隆 (あおぞら) 林 奉文○反対 (県民クラブ・公明) 佐野功武 牛山好子 柳田清二 (志昂会) 保科よし教 高見沢敏光 宮本衡司 清水 洋 (県民協働・無所属ネット) 永井一雄 田口哲男 (あおぞら) 宮川速雄 北山早苗 (トライアルしなの) 島田基正
2006年07月10日
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