四国ILデータ分析室

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四国クローバー

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2006.08.02
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カテゴリ: データ分析速報

OG がスタートダッシュし首位を快走、得失点はともにトップである。一方で IS は後期開幕戦に勝利するも、その後ずるずると負けが混み現在2勝9敗。得失点ともワーストである。この両チームの差はどこにあるのか、そして IS の浮上のカギは何かを探ってみたい。とりあえず分析の足がかりに攻撃の基本データとして得点、安打、塁打数、守備の基本データとして失点、被安打、被塁打数、失策数を表にした。

後期の攻守成績基本データ
チーム名
得点
安打数
塁打数
失点
被安打数
被塁打数
失策数

OG
51
99
150
18
57
72

FD
43
87
127
45
95
130
16

MP
35
73
106
37
79
106
12

IS
24
72
83
53
100
141
17


まず得点に比べて安打数にそれほど差がないことがわかる。しかし塁打数を見ると得点にほぼ比例している。どのチームもだいたい 塁打3で得点1 という割合である。 IS はシングルヒットの割合が多く、 長打力が他のチームに対して不足しているのではないか と推測される。一方失点と被安打・被塁打数でも同じことが言え、被安打数はそれほどの差はないが被塁打数はほぼ失点に比例している。では IS の投手は長打を打たれやすい、つまり打球を遠くまで運ばれることが多いのだろうか。しかし被本塁打を見ると特に IS に突出した数字はないので、例えば投手の球質が軽いということではないようである。結局二塁打、三塁打を打たれていることが多いと言うことなのだが、 外野手のまずい動きにより長打となってしまうケースがある のかもしれない。いわゆる記録にならないエラーである。数字に表れないのでわからないが、外野手の守備力を強化することで失点を抑えることができるかもしれない。また、 IS の本拠地、鳴門球場の照明が弱いことも無視できない原因であることを付け加えておく。

さて、どのチームもだいたい塁打3で得点(失点)1という割合であるとしたが、得点を見ると IS は1点取るのにおよそ塁打3.5を要している。一方失点を見ると OG は塁打4で失点1とかなりのばらつきがある。得点の多少は塁打数の多少だけで説明できない要素があるということである。これについては明日掲載する。






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