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ciamiさんFreepage List
小学校の高学年くらいの頃、社会の教科書に載っていた日本の四大公害病のひとつ「水俣病」。子供心に水俣は危険地帯だなと思ったほど。政府が発病と工場廃水の因果関係を認めたのが1968年、そして和解に転じたのが1996年。それでも原告で和解を拒否した水俣病関西訴訟の裁判は2004年まで続いたそうだ。
ここから転載
記事にあるようにこれは水俣病患者と認められなかった「未認定患者」を救う法案。水俣病であるとことを認めてもらうためにこれからも裁判を続けるなら救済の対象外となってしまうということも聞いたので、まだ全面解決とはならないのだろうけどかなり前進した事はたしかなんだろうな。
公害病と う言葉がイタリアにあるかどうかは知らないけど(伊語で公害はInquinamento)、公害病という言葉が1960年代や70年代の日本を象徴する、またこれを機に環境意識を高まらせたのは間違いんじゃないかと思う。
でもこんな問題を生み出すような会社ってどんな会社なんだろうかと思ってウィキった。
新日本窒素肥料( チッソ株式会社・ CHISSO CORPORATION )、 創業は野口 遵が一代で築き、「電気化学工業の父」や「朝鮮半島の事業王」などと称された。またこの会社は 旭化成、積水化学、積水ハウス、信越化学工業 の母体会社でもあり野口 遵はこれらの実質的創業者でもある。
現在は、 液晶 事業において、ドイツの メルク 社と並び世界のトップシェアを誇り事業の柱とする一方、 石油化学 部門では、 三菱化学 の石化セグメント子会社、 日本ポリケム とのポリプロ事業統合などで、事業のさらなる展開を図っている。また、 バイオテクノロジー ・電子部品部門も展開する一方、旧来からの 肥料 事業・農事産業部門も継続する。
ホームページも ここ 水俣病ついて というページもあるけど今はリニューアル中って書かれてあった。
日本の高度経済成長は今の日本の豊かさの土台になったけど、その犠牲になった人たちが数多く存在しているという事は忘れてはいけないし、救済されるべきだろう。