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色みが濃いので左がガイ、ハゲがあるので中央がソウ、従って右はテイのはず その昔、千葉の獣医師真田先生が、「ほんとは白いままのボレー粉がいいのよ」と患者飼い主に主張する姿が、今を去ること13年前の太古の昔、漫画『新小鳥のお医者さん』に描かれている。そういった努力が実を結んだのか、今現在、市販される飼料のボレー粉は、着色しないホワイトボレータイプが多くなっている。 着色しているのはダメ、だけでは理屈になっていないが。合成着色料は栄養的に無意味なので、私も嫌いだ。ついでに、その太古に、某社の製品をお湯で煮出したら、恐ろしく不自然なコバルトブルーの煮汁となり、与える気が無くなった。 しかしながら、栄養的に意味があるなら、別にホワイトでなくても良いのである。付加価値を付けたいのでメーカーは何かしたいわけで、それに意味があるなら、毛嫌いする必然性はない。ホワイトボレーなど、ニワトリの飼料用か肥料用にしか存在しなかった昔とは違うので、その感覚でホワイトボレーにこだわることはない(獣医さんは当然ながら市販の飼料の変化に疎い)。 私個人は、仕事として売ってもいるが、黒瀬ペットフードの『ホワイトボレー』と、鉄分などを添加した『ミネラルボレー』を与えている。同社には、クロレラなどを添加した『クロレラボレー』もあるのだが、これは売り物にもしなかった。理由は、ボレー粉という飼料は、産卵と育雛時以外は、食べるというより時折舐める程度のものなので、それにクロレラがくっついていても、ビタミンAなどの補助にはならない。と解釈していたのだ。 しかし、合成着色料添加ボレー粉の製造元が一箇所廃業したとの話も耳にし、合成着色料よりクロレラの方が役に立つので、『クロレラボレー』も売り物にすることにした。そして、我が家の文鳥たちにも与えてみたのだが、特に違和感もなく食べているようだ。 せっかくなので、煮出してみたが、煮汁の色はモスグリーンで、自然な色合いをしていた↓。 なお、「アサリを砕いて与えよ」と薦める変わった獣医さんがいるのかいたのかしたようだが、これはお薦めできない。アサリを砕いた場合、そのままではおそらく鋭利な状態で、少々危険に思われるのだ。自分で作りたければ、漢方薬になるくらい昔から人間も使用している牡蠣殻が無難だろう。頼んでおけば魚屋さんで入手可能と思われる。ただ、あれを洗ってちょっと炙り焼きしてトンカチでバンバンくだいて・・・、などと手間暇かけるのは、ちょっと合理的ではないな、と私は思うので、実行したことがない。 ヒナたちは、満ち足りて食べるのも面倒そうだったが、最終時間に押し込み、オール26グラムであった。適当に口を開けただけでも押し込んでしまうので、ギャッコギャッコとせがむことが無い。・・・育て方を間違ったのかもしれぬ。クロレラボレーを食べるケコンドル
2013年01月31日
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十数名もの代表選手から暴行の指摘をされた監督を継続させられると考えてしまう全柔連は、組織自体を危機に陥らせてしまった。もし暴行の事実が確認できなくとも、別の所属団体を持つ社会人の代表選手たちが、代表監督に異を唱えるなら、監督など即刻交代しなければならないのが常識である。なぜなら、監督も選手も、同等の社会人だからである。まして、園田自身は暴行を認め、それを確認した上で戒告で済むと思っているのだから、世間知らずも極まった感がある。 これはすでに暴行傷害として逮捕されるべき事案であり、当人たちとの間で示談が成立するとすれば、刑事告発するかしないかのみだ。監督をやめるやめないのレベルの話ではないのである。全柔連の愚か者どもは、自分たちが非常識にトチ狂って継続を認めた代表監督が、同じ社会人への暴力によって刑事告発され、暴行傷害犯となっても、「一緒に世界を目指そう!」などと言えるのだろうか?事の本質も、軽重も、自分の立場と責任もわきまえないで、何が武道であるか。責任をとるとらない以前に、責任があるかさえ理解できず、トカゲの尻尾切りどころか、その必要性まで理解できず、組織全体の責任問題にしてしまうこの緊張感の欠如は何なのか。このような連中が幅を利かせていれば、柔道など衰退の一途であろうと思えた(個々の選手は国を代表する個人スポーツのアスリートなので、代表監督に必要なのは鍛えるのではなくマネジメントだろうに。つまりは気分良く試合に臨める環境づくり以外にないのに、なぜわからないのか・・・)。 柔道ならボンボン投げ飛ばす、剣道ならバンバン打ち込み、相撲ならドンドン転がす。稽古での「かわいがり」は、一歩間違えればイジメでありパワーハラスメントであり暴行になるので、指導する側は細心の注意を必要とするが、文鳥のヒナへのかわいがり、これにも細心の注意をしないといけない。 今日は、例によって逆撫でをしていたら、ソウが喜んでうっとりしていたものだから、かわいがりすぎてしまい、頭の中央部が数本抜けて禿げてしまったのだ。 同様の犠牲者ミョーは、最近鏡回しに凝っているが↓、「かわいがりハゲ」の結果として、頭の中央部が先行して黒い羽に生え変わった姿だ。・・・テレビ画面に「身勝手かつ短絡的に犯行をエスカレートさせ」とあるが、このかわいがりは暴力ではないと、抗弁したい。 なお、ソウ・テイ・ガイの体重は25、25、26gであった。ソウ・ガイが1gずつ増加した。
2013年01月30日
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小鳥、とりあえず文鳥を、獣医さんに診ていただいて「らせん菌が出た!」と、モニターなどで見せられて、慌てふためく飼い主が、ざっと5、6年前から見受けられるので、この際(昨日今日と暇だったもので・・・)、私見を申し上げたい。 健康診断のために通院し、「らせん菌が出た!」と獣医さんに言われたとして、どう考えるかは、まず、食欲などの行動面で異常がないかを前提としなければならない。何しろ、ある程度経験があったり、自分以外の他に対する洞察力があれば、生き物の健康上の異常は、理屈抜きに感じ取れるものだが、初心者で、特にペットでも人でも、幼い者を日常的に観察した経験を持たず、先天的には鈍感な人には(性質にすぎないので、良いも悪いもない。鈍感な方が優れている局面も多いと、フォローしておく)、それがわからない。どう見ても異常な状態で、普通の飼い主なら慌てふためくような状態でも気づかない。それなら体重でも量って、客観的な状態を探れば良いのだが、そういった正しい方向には気が回らず、いろいろ情報収集に奔走するものの、残念ながら集まった情報を処理できず、かえって不安を募らせる人が多いものなのだ。 この、問題の本質を理解せず、自分自身の立場で必要となる情報が何かもわきまえず、自分の生活では無用なばかりか邪魔にしかならない知識ばかりを集めて不安を増大させてしまう、先の原発事故の際に多く見られたのと同じ心理的現象と言えようが、それはともかく、切羽詰まって断片情報を集めて混乱をきたさないためには、事前に少し考えておいた方が良いと思う。 なお、コミュニティサイトの掲示板などで、匿名で飼育上のアドバイスをするのは、親切なようでいて無責任になるので、それに気付く良識のある人は控えているはずである(相手の状況を正確に把握できないので、見当はずれな意見となってしまい、かえって危険な誤解を招く。自分の回答の真意を相手が理解できるとは限らないので、間違って重大な結果を招く)。お節介なお調子者だと見なされたくないので、本当は私も控えたいのだが、飼育方法についても載せている自分のサイトの掲示板である以上、質問コーナーのようになるのはやむを得ないとも考え(答えるのは半ば義務なので、「通りすがり」とは異なる)、あれこれ考えをめぐらしつつ、自分なりに注意して答えることにしている。従って、くどく長くなることが多い。稀に、長々と返信している暇人が管理人であることすら理解していない軽率にすぎる人もいて驚かされるが、軽率な場合、いつの日かひどく損する可能性が高まり、その損は自分に降りかかるだけなので、心配してやらないことにしている。 さて、もし、私が、自家繁殖した何の健康問題もないヒナを「健康診断」のために動物病院に連れて行き、「らせん菌が出た!」と言われたら、その場ではテキトーに神妙に聞いているフリをするかもしれないが、確実に、その獣医さんを軽蔑する。それが、世間的に名医とされている人であったら、評判倒れで世間は見る目がないと断定する。理由は、以下の常識的知識を有するからだ。【1】らせん菌は、螺旋型の細菌の総称で、通常、体内に常在している。→常にあるものなので、そのう液や糞便からそれが検出されて不思議はない。【2】腸に常在するらせん菌は、疲労やストレスで増加して腸内バランスを崩し、下痢や食欲不振を招く。→多く検出されれば、症状の要因として特定できる。 【1】の事実を認識していれば、「らせん菌が出た!」のは当たり前としか言えなくなるはずだ。そして、【2】の事実を認識していれば、検出量だけが問題なので、「出た!」とだけ言われても反応のしようがない。むしろ、そもそも、検出量が多ければ、すでに下痢などの症状があったはずなので、家庭では何の症状もなかったのに、長時間の通院ストレスで悪玉菌を増殖させてしまったかと、通院したことを悔やむことになる(健康の判断は飼い主がするのが当たり前。健康でないと判断するから動物病院に連れて行くのである。これは人間でも同じことだが、ガン検査や脳検査やそういった予防的検査ができない小鳥の場合において、「健康だと思っても連れてこい!」などと主張する医者がいるとしたら、無知で傲慢な非常識を露呈しているか、飼い主はすべて自分のペットの異常を見逃す存在と侮っているに過ぎない)。 では、私が、衛生状態が怪しいお店で購入したヒナに異常を感じて、獣医さんに診てもらいに行ったらどうだろう。この場合も、「らせん菌が出た!」のは当たり前だが、そう言われたら、むしろ安堵する。症状があるからには、かなり検出されたはずで、だからこそ検出量が少なければ問題にならないらせん菌について、わざわざ強調するわけで、それだけを強調するのだから、より生命の危険に及ぶ可能性の大きいトリコモナス原虫などは見いだせなかったに相違ない、と判断するからである。らせん菌なら、普通の細菌性腸炎で、激しい脱水状態に陥らない限り、薬を飲めば回復するだろうと、より多くの希望を見いだせるではないか。 お分かりだろうか?「らせん菌が出た!」は当たり前で、それが問題とすれば多く検出された場合だけで、そういった場合は検査などしなくても症状として現れているはずなのである。 世の中いろいろで、いろいろ変わった獣医さんもいて、らせん菌が顕微鏡でわずかに確認できただけで、喜んで抗生剤を与えるように処方してくれる者もいるかもしれない(「とりあえず抗生物質」は人間の内科医でも無能な人の常套句)。しかし、たまたま診てもらったのが名医であれヘボヤブ医であれ、飼い主自身が、自分の文鳥の状態を、健康と見るか不健康と見るかで、同じ言葉に対する受け取り方は変わるのである。 いずれにせよ、「らせん菌が出た!」は、死の宣告のようなものとはまったく異なり、本来たいした話とは言えない。大した話のように喧伝するとすれば、一部の愚かな獣医が無知な思い込みを無恥にもさらけ出し、気づきもしないでいるのか、百も承知の上で経営上必要なための作為であり、それを認識できない飼い主の無自覚(健康か否か判断するのは、一番長く観察している飼い主以外には有り得ない。症状がないものを病気と判断できるほど、残念ながら、小鳥の医療は科学的ではない)と見なさねばなるまい。 つまり、通常検出されてはならないトリコモナスなどの有無を調べたら、らせん菌が多く見られた場合、さらに外見上の異常に注意し、「健康診断」などと言っている飼い主から、既に異常な症状はなかったか聞き出し、もしまったく問題なく健康に生活していれば様子見で良いだろうし、少々おかしな点があれば、念のため抗生剤の処方も有り得る。といった程度が、まともな獣医さんの対応となるはずである。その際、「らせん菌が出た!」などとする間抜けな発言は、普通しないし必要ないと私は思うのだが、如何なものであろうか? 人間の医者でも、患者の目の前で顕微鏡をのぞいてスピロヘータを探す者はいないはずである。市販薬で足りるような通常の処置で悪化するようなら、そこで初めて検査をするはずで、その際病原菌を探す必要があっても、「らせん菌が出た!」ではなく、らせん菌の中の何か、らせん菌の中のスピロヘータなのかカンピロバクターなのかヘリコバクターなのか、その他諸々何なのか、何にせよ常在菌としては、多くをあまり見かけないものを探さなければ無意味かと思う。 結句、獣医の一部の「らせん菌が出た!」は、戯言と言わねばなるまい。 獣医さんもいろいろだが、飼い主の知識や観察眼は、それ以上にいろいろなので、獣医さんもわかりやすく説明するつもりが、戯言にしかならずに、それが間違った知識として拡散しないように、気を付けてもらいたいものである。 なお、飼い鳥のそのう液や糞便などの顕微鏡検査において、らせん菌を重視する必要があるとするなら、らせん菌の内の何が特殊で、飼い鳥の内のどういった種類にどのような特殊な症状を引き起こすのか、科学的に明らかにされているに相違ないので、寡聞にして知らない私などよりはるかに物知りな飼い主になるため、「らせん菌が出た!」でうろたえる前に、その獣医さんに科学的で医学的な根拠をご教示頂いたら如何かと思う。
2013年01月30日
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目が大きくて羽の色みが濃く、下敷きでも平気なので、下はガイのはず 今年初『かじパン』である。日・月曜日は休みのためか、休み明けの今日13時頃、パンは少なめ。明日の分も買っておこうと、ガーリックフランスがないので暴れたくなりつつ、フランスパン系を中心にいろいろお金を出してかっさらってきた(↓はその一部。名称はテキトー)。 コーヒーに『かじパン』、実に素晴らしい。大衆受けねらい臭がかえって豪快で潔い『パンピジョン』に対し、ここのパンは超生真面目で、街中のそれも住宅街の小さなパン屋さんとして、何から何まで潔い。 この周辺(川口市芝界隈、さいたま市東浦和方面)のパン屋さんには、理由は知らないが「YOKOHAMA」と付くお店が2軒ある(1軒未踏)。しかし、かじパンやパンピジョンのように、一度食べたら二度三度通いたくなるパン屋さん(チェーン展開していないお店)が、横浜市にどれほどあるだろう?生まれてから昨夏まで長らく住んでいた私の記憶にはないけれど(西区、南区、中区の一部までは探したつもりだったが)。 なお、今日は、芝下の『かじパン』に行く前に、JR蕨駅東口から北へ徒歩15分ほど芝小学校の並びにある(埼玉県川口市芝3921)小さな和菓子屋さん『つくし』に寄り、『ふくみちゃん』10個購入した。くるみ餡ばかり食べていたら、かぼちゃ餡↓が恋しくなったのである。1個おまけしてくれたので、この場で勝手に宣伝しておく。『ふくみちゃん』『樹里安』『芝のゆり』川口銘菓のご用命は川口芝菓子製造組合『つくし』へどうぞ! 川口市緑化センター樹里安で買ってきてもらった『ふくみちゃん』には(くるみ餡の方がうまいと言ってお金を渡したら、そればかり買ってきた)、製造元として、何度か利用した『宝永堂』、今日の『つくし』、そしてさいたま市浦和区仲町3-7-8の『さかえ家』のシールが貼られていた。『さかえ家』は、さいたま市庁舎の近くのようだ。おそらく小さな和菓子屋さんだと思うが、さいたま市民はそちらをチェックしても良いかもしれない(行って売ってたら買ってください『ふくみちゃん』)。 ヒナたちは体重は変わらないが、徐々に個性が現れてきている。外見も性格も、である。ソウと言えば、初代の時も3羽で、あの時は2ペアから生まれた中で、やはり3羽残したのだった。グリ・ガブ兄弟が仲良しで、女王様然としていたソウを、内心嫌っていたグリが、ガブは別居させた途端にソウを攻撃、一方末っ子ガブは一羽になるのを嫌がり、結局、ガブ・ソウが夫婦となり、ヘイスケ系5代目のゴンナ様やオマケを生むことになったのだった。 もう、神話時代の話のようだなぁ。チーズフランスウィンナーソーセージ入りあずき大納言フランスさつまいもフランスごぼうベーコン調理フランスふくみちゃん(かぼちゃ餡)
2013年01月29日
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今日も同じ構図で 人間の女性は男性より小柄なことが多いのと同様に、文鳥のメスはオスより小柄なことが多い。従って、体重が比較的に軽いヒナはメスである。といった判別方法は、適当に分けても50パーセントは当たる統計学の必然に対し、おそらく数パーセント確率を上げる程度の効果しかない。 というような話は散々ここにも書いてきたが、ソウ24g、テイ25g、ガイ25gと、体重の増加も収まったようなので、歴代の文鳥たち(19羽)と比較してみたい。 孵化19日目で24gは、我が家では最軽量。過去の同数値は、キュー♂とニチィ♀のみ。キューは親鳥の給餌が不十分で、飼い主が引き継いだ16日目には19gだったので、遅れを取り戻し中の数値なので、特殊例だが、メスにしても1羽のみなので、これだけでは検討しがたい。25gは、デコ♂、マナツ♂・・・のみ。この2羽は、我が家のオスとしては小柄で、ヒナの頃から軽かったわけだ。 ・・・結論。やはり、体格や体重では分からない、になる。誰が小柄な男の子なのか、楽しみにしよう。
2013年01月28日
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どれが誰やら・・・黒クチバシ白パッキン・・・桜ヒナ最強 小鳥の童謡といったら、与田準一作詞、芥川也寸志作曲の『ことりのうた』だろう。何しろ、NHKの『みんなの歌』では、弥富の文鳥たちがたっぷり出演してくれた。ただ、歌詞は「ピピピピピ、チチチチチ、ピチィクリピッ!」なので、文鳥を歌ったものかは疑問である。オスのさえずりなら「ピチィクリピッ!」も有り得ようが・・・。 我が3羽。あまり鳴かないものの(3羽程度はまだ余裕があり、鳴く暇を与えない)、食いつきは良く、体重も順調に増え、ソウ24、テイ25、ガイ24gとなった。ただ、口の大きさなどから見て、それほど大柄にはならないと思われる。メスは小柄な傾向ありとすれば・・・、一羽くらい「ピチィクリピッ!」と鳴くオスがいて欲しいものだ(オスが続いた時はメスを渇望したけど)。
2013年01月27日
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今日の産経新聞で、立命館大学の加地先生が、海江田万里氏が民主党代表に選ばれた際の漢詩を、「決まり文句ただ並べただけ」の「下手な詩」で、「下手の横好き」にせよ漢文の語句の意味を理解しない「メチャクチャ」な「和臭のある作品」に過ぎず、「無教養をさらす」と、散々に酷評されている。教養をひけらかしたつもりが、底浅さを露呈するのはよくあることなので、恥をかかないように他山の石として自戒したいものだ。 知ったか振りの浅知恵で恥をかくのは、身に覚えも多い世の常ながら、昨今の大阪市立の体育の高校での問題について考えていると、以前目にした、やはり浅知恵としか思えない童謡をめぐる評価を思い出した。それは、うろ覚えだが、「だれが生徒か先生か」「みんなで元気に遊んでる」民主的で自由な雰囲気の『めだかの学校』に対して、『雀の学校』の先生は、「チイチイパッパ、チイパッパ」「ムチを振り振り、チイパッパ」と、ムチ(鞭)による体罰で生徒を従わせており、何と軍国教育的なことか!といった内容であった。 無論、これは誤解、むしろ曲解だ。今でも生徒に教えることを「教鞭をとる」などと表現するように、昔の教師は手にすることが多かったが、それは体罰の小道具としてではない。ムチが体罰にしようされるいった発想は、昔の映画でインディジョーンズが武器にしていた長~いものや、サドの女王様がピシ~リピシ~リとマゾ男に振るうようなムチしか連想できないムチ、否、無知でなければ成り立ち得ないように思う。もちろん。教鞭とは華奢なもので、教科書や黒板をパンパン叩いて音を出したり、板書の重要箇所を指し示したりするのを目的としている。体罰などに使用したら、教鞭の方が壊れてしまうはずである。そもそも「ご指導ご鞭撻をよろしくお願いします」と恩師などに挨拶する時、「鞭撻」、ムチでピシ~リピシ~リされようと願っている人は、たぶん、いない(いたら変態)。この「鞭撻」は慣用句に過ぎないが、意味を考えるにしても、教鞭でパンパンと音を立てるように、注意喚起をしてくれたり、人生の行くべき方向を指し示してくれたり、そういった恩師の「鞭使い」を期待していると考えるのが、真っ当なところであろう。 歴史的背景として、昭和25年作詞の『めだかの学校』が、戦後デモクラシーの所産であるとすれば、大正10年の『雀の学校』も大正デモクラシーの時代のごく平和な学校風景を歌っているに過ぎない。「生徒のスズメは輪になって、お口をそろえてチイパッパ」「まだまだいけないチイパッパ、もいちど一緒にチイパッパ」、の歌詞だけでも、実に平和的な小鳥たちの戯れしか思い浮かばず(あの曲調は軍国主義とは無縁だろうに・・・)、また、それを比喩とした、汗水たらして、傍から見れば多少ユーモラスに、あっちこっちと動き回って、教鞭を指揮棒のように忙しく振って、コーラスの指導をしてる人間の学校の先生の姿しか連想しようがないではないか。 この鞭に対する無知によって生じる「ムチを振り振り、チイパッパ」を、ムチによる体罰教育を象徴すると見なす的はずれな解釈、それが体罰を否定する立場からの誤解なら可愛げもあるかもしれない。しかし、体罰を肯定的に捉えるものと曲解する人もいないとは限らない。「教師の指導には体罰が必要だ。愛のムチと言うではないか。『雀の学校』の先生も鞭をふりふり奮闘しているし・・・」。と言うわけである そもそも、生活指導上に行う体罰は、頬っぺたかお尻に平手打ちと古より決まっていて、それ以外はたんなる暴力なのだが、それも理解していない人が多いのは不思議だ。第一、生活指導上に行われる体罰とは、すなわち教師による親権の代理処分以外ではない。それは、甘やかすとつけあがり将来的に他人様へ迷惑をかけるようになりそうで言っても聞かないような場合に限り、その子の将来を思って(その子に被害を受ける人が出ないことを願って)行われるもののはずだ。いったい、部活動に自由意思で参加し、上達したいと指導されることを望む者に対し、体罰など不必要に決まっている。言って聞かないからの体罰で、言ったら聞くのに体罰するなど、指導する側が口も聞けないバカであるのを示すに過ぎない。「2軍に落とすぞ!」で震え上がってくれるような従順な子供に、何で暴力の必要があるものか。自分のストレス発散に過ぎない暴力、軍隊の新兵イジメの如き目下のものに対する卑劣なパワーハラスメントを、指導という名の元に正当化するなど、愚劣極まりないとしか言いようがない。 私は当初、責められるべきは、その顧問教師個人であり、さらにそれを管理できなかった学校であり、その学校を監督できなかった教育委員会であり、つまり『オトナ社会』が悪いので、その犠牲者とも言える立場の在校生徒たちへの影響は、極力止めるべきだと思っていた。従って、大阪市長の橋下氏の発言には首肯出来なかったが、この間報道される内容を見聞きしていて、考えが変わった。まず、事件が露見した当初の、学校など加害者と言って良い『オトナ社会』の反応が奇っ怪であった。顧問教師の暴行を苦に、部活動のキャプテンだった生徒が自殺してしまっているにもかかわらず、その顧問教師や学校側は「教師の指導には体罰が必要だ。愛のムチと言うではないか」といった認識を平然と示し、さらに保護者の集まりでも同様の意見が父母から出ていたと言うのである。教師なり指導する立場の者が、鞭をふりふりチイパッパ苦労するのは、その子の人格を認め、原則的に体罰をせず、褒めたりすかしたりしなければならないからなのに、この脳みそも筋肉らしい連中は、自分の生徒や子供を、ぶん殴ってひっぱたいて体に覚えさせねばならない牛馬のような存在と見なしているのではないか?それでも、生徒たちは苦悩しているに相違ないと思っていたら、他の部活の在校生徒が、いったいどこのオトナに使嗾されたのか、理解不能な記者会見を行った(行わされた?)。甚だ遺憾なことに、その内容に、自分たちを牛馬として扱う如き体罰を否定する決意は無く、むしろ指導と称する暴力を肯定し、亡くなった生徒への労りよりも自分たちへの悪影響を嘆くばかりに聞こえた。私は愕然とした。周囲の歪なオトナたち、その腐れ外道どもの暴力でしつけられ、それに従順するばかり、これでは、たんなる「スポーツ馬鹿」になってしまうとの危機感がなさすぎるではないか。 指導ではなく理不尽な暴力を受けたとして、自分たちと同じ立場の生徒が死んでいるのである。これは憤死であって、それを抗議の死と見なさなければ、亡くなった者はうかばれないだろう。つらい思いをした仲間の気持ちを正面からとらえず、仲間の死に無力であった我が身を自省せず、現状を肯定し被害を訴えても、第三者は同情してくれるわけがあるまい。社会はさほど甘くないし、そもそも共に闘う仲間を大切にし仲間を労わる気持ちを涵養することこそが、集団スポーツ競技の教育的意味合いのはずなのに、一体何を教え教わってきたのか、と、残念に思うより腹立たしく思えたのである。 高校なんぞたった3年だ。その3年が、たった十数年しか生きていない連中の主観においては、重要に相違なく、体育会系なら部活動のために生きていると錯覚するくらいに特別でも不思議はないだろう。しかし、人生は彼のように自殺でもしない限り、今現在、特別な部活動を終了した後も、長く長く続く。それは、オトナならみんな知っている事実だ。プロの運動選手となるわけでもなければ、部活の3年で得るべきものは、記録としての大会の成績よりも、努力した記憶とそれによって培われるはずの精神でなけばならない。それは確かに立て前の綺麗事で、文系の私に言わせれば「ウザイ」面が強いものの、それなりに真実でもある。そういった教育としてのスポーツの大前提すら見失った部活動に、気づかず、牛や馬のごとく無考えに励んでいた生徒たちには気の毒だが、この際、じっくり自分を見つめ直すことこそが、将来につながるものではあるまいか。 かくして、在校生徒には同情していたが、同情しては為にならないと思うに至ったのである。 すでに体育の施設が充実した名門高校は存在しない。栄光は過去のもので、過去の栄光すら泥を塗られてしまった。塗ったのは、自殺した彼ではない。泥にまみれているのに気づかずに気づかなかっただけのことだ。気づいて排除すべきは、周囲のオトナたちだが、泥まみれに気づかずにいた在校生徒も、しっかり考えねばならない。他人事ではないのである。当然、過去を求めて新たに入学しようとするのは無いものねだりであり、自分のいる間だけでも同じであって欲しいと願っても、もはや無理でなのである。 もちろん、かなりの程度スポーツに特化した公立の高校教育があっても良いし、そこに在学して部活動に励んだことは恥ずべきことではなく、その自分自身を大いに誇りとすべきだ。今回の問題のほとんど全ては、専門的教育の現場を理解せずその内容をチェックもせず、野放しにしていたばかりか、たびたびあった警告を黙殺した大阪市の公共教育に携わるオトナたちの責任に相違なく、在校生たちには何の罪もない。彼らは、基本的には、たった3年の間、たまたまそこにいたに過ぎない。しかしそれは部外者の客観的な話。母校に誇りを持ち、3年の学校生活を悔いなく送っているのであれば、母校の問題点と仲間との連帯感を持たねばならない。そうでなければ、その学校にいる自分のアイデンティティを失うだけで、そこにいる意味がない。 もし、個々の主観として、自分と同じ学校の仲間の死を真剣に受け止めるより、自分の部活動への影響を先に考えてしまっていたとすれば、人としてスポーツ選手として同校の生徒として、それが正しい在り方なのか、その自分自身を深く考えるべきだろう。それをしっかり考えることこそが、目先のスポーツ大会に記録を残すより、高校卒業後の人生の糧になるはずである。若い諸君には、阿呆で無責任なオトナに振り回されて災難に相違ないが、一部顧問の無知に基づく『無知の鞭』よりも、この逆境こそが、正しく自分を鍛える機会(鞭撻)になったと思えるように、頑張っていただきたい。 末尾ながら、この際、橋下市長にも期待したい(国政より市政難題多しのようですね)。
2013年01月27日
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育雛箱から取り出した状態給餌が終わった時の状態 ソウ・テイ・ガイ3羽順調。そろって体重は23グラム。羽の白羽がなければ、しばらく個体識別が不可能だったのは間違いない。確かに粒がそろっている。 写真、少し暑いと離れ(育雛箱内28℃程度)、少し寒いとくっつくだけのことだが(室内20℃程度)、こういった感じでバラバラだと保温は問題ないと言える。ただ、離れ離れで横向きになり、口を開けているような場合、温度が高すぎていることになるので、注意が必要だ。 加減は、飼育経験でわかってくるとは言い切れず、人それぞれのセンスによる面があり、自分のセンスが疑わしい場合、慎重に温度計とも相談したほうが良いと思う。ただ、気にしていればセンスは磨かれていくはずなので、センスがないと嘆く必要はない。むしろ危険なのは、経験を過信することのような気がする。 順調だが、油断しないように気をつけようと思う。
2013年01月26日
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ソウ・テイ・ガイ見分けられず・・・ 朝、予定どおりに、ソウテイガイ3羽を引き継ぐ。サービスで、親鳥たちだけ放して、初回の差餌の様子を見せてやったが、何の関心も示さなかった。暗い箱巣の中でしか見ていないので、同じ物とは思えないのだろう。 なお、引き継ぎ時の箱巣の様子は↓で、かなり産座の周囲はフンであふれていた。3羽でこうである。6、7羽となったらどうなるか、推して知るべしである。 名前ソウ・テイ・ガイの割り振り。3羽は粒ぞろいで大きさは同じようだが、他の2羽に比べ少し頭が小さく見えるのをソウとする。祖先である初代のソウが小柄で『聡』明そうな外見だったのだ。この2代目ソウは翼が真っ黒。それに対し、両翼の『外』側が数枚白羽のヒナをガイとする。そして、残った片翼の突端約2枚のみ白羽のヒナをテイとした。テイは『鼎』で、鼎は3本脚なので3兄弟姉妹にはふさわしい・・・。といった感じに、理由付けも完了。白羽に救われ個体識別も可能となり、安堵した。 期待したほどゲコゲコ鳴かないが(寝ぼけているうちに給餌してしまうため)、しっかり食べ、体重は3羽とも22グラム。我が家の14代目宗家(ニチィ)に対し、御三家となる3羽、そろって元気に育ってもらいたい。 なお、イート・ミョーはぐぜらないので、ともにメスの可能性が強まっている。となると、トミ以降5羽連続メスだ。3羽が三姉妹だったら、笑えるな。
2013年01月25日
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夫婦で塩土をあさるトミ・ノコリ 今夜もトミとノコリは塩土をせっせと食べていた。しかし、それも今日限りだ。明日の朝には飼い主が3羽の育雛を引き継ぐ。 エサも用意した。今回は大根の葉粉末も入っているスペシャルバージョンだ(売れ残りを混ぜ合わせているだけ)。商品名を列挙するなら、『手のりひな鳥のごはん』『ヒナフトール』『卵黄粉』『大根葉粉末(半分)』を混ぜ合わせ、その半分ほどに、すり鉢で擦り茶こしでパウダー化したボレー粉、カトルボーン粉、煮干粉を加えている。 市販品を混ぜただけのものは、夜の放鳥時の湯漬おやつ用として、今夜試食してもらったが、好評であった。大根葉テイストが珍しく感じられたのかもしれない。 さて、ソウ2世、テイ、ガイ、見分けられることを祈りつつ、明日を楽しみにしよう。
2013年01月24日
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塩土を食べる「イクメン」のノコリ 先日来、3羽の子育てに奮闘するノコリとトミが塩土をよく食べるようになっている。それは当然、体が塩分を欲しているための行動で、その行動は欠乏を補うため以外では有り得ない。 なぜ欠乏するのか?考えてみれば、それも当然のことであった。ヒナたちに与えるエサは親鳥のそのうから吐き戻したものなので、その際そのう液に含まれる電解質としての塩分が失われることになる。ヒナの数が多ければ多いほどそうなる。つまり、塩分などの電解質を補わなければ、嘔吐を繰り返した際に、脱水症状を起こすのと同じことになる。となれば、育雛するヒナが多い時、親鳥たちがボンヤリした感じになるのは、育雛による疲労もあるだろうが、脱水症状に陥っているとも考えられよう。 といったことを、今更ながらに気づいた。あまりに塩土をよく食べるので、それが給餌に不可欠なのかとチラっと考えた結果だが、勘違いせずに済んだようだ。塩分を親鳥が欲しているのであって、ヒナに特別に鉱物が必要なわけではないはずで、それを過剰に与えれば、むしろ消化不良を招く危険もあるはずなのだ。 となれば、複数羽育雛中の親鳥たちの飲水に、お塩少々・・・、加減がわからないので、手に入れやすいスポーツドリンクを少々・・・、むしろ電解水や硬水タイプのミネラルウォーターが無難か?それも面倒なので、疲労困憊しているようなら、糖分補給を兼ねてスポーツドリンクを2倍以上に薄めて与えるくらいが一番楽か?余計なことはしない方が良いと思うので、必須とは考えないほうが良いのだが・・・。 さらに、要検討である。
2013年01月23日
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親子対決!(サカ・ミョー) 昼、雪がほとんど融け、お腹もすいたので、パンピジョンへ行く。クリームパンの焼き上がり時間を避けるので(10時、14時と仄聞する)、混雑していることはない。雨上がりの13時過ぎ、今日はいろいろパンが残っていた。 で、ご希望があったので写真を↓。このお店のパンは、お子様向け若者向け大衆受けと言われようが何だろうが、中身がどっか~んと入っているものがあり、ゴハンよりオカズが多いといった感じだ。例えばカレーパンとか焼そばパンとか・・・、個人的な好き嫌いで言えば避けたい方向性だが、これはこれで潔いと私は思う。 パンは自転車さえ乗れば買いに行ける。買えなくなったのが、動物医薬品トモジンネオだ。最近、お店の方に問い合わせがあった気づいたのだが、廃番となっていた(メーカーの案内)。 何度か使用したものの、効果があったと感じられたことはなかった。これは、昔と異なり、衛生面も食事面も向上しているはずなので、食あたりのようなことは少なくなっているためかもしれない。病気となれば、小鳥を治療してくれる獣医さんも増えているので、早々に診療を受けたほうが無難とも言える。しかし、効かなくとも、常備薬は飼い主の精神安定剤になるので(下で紹介もしているし・・・)、無くなったのは残念だ。・・・廃番の理由、医薬品では普通に流通できず、売れないのが本音だろうなぁ。イチオシのクリーム入りオザマンドサクサクの生地とカスタードクリームが合いますたらこペーストどっさりのフランスパンカレーばっかりパン
2013年01月22日
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開眼している 孵化12日目。箱巣の中は3羽でちょうど良い感じだ。多過ぎると、親鳥は疲労困憊し、巣内は不衛生になりがちなので、育雛の数はこのくらいにセーブすべきだと思う。 見たところ、3羽とも翼羽は真っ黒で、白羽は見当たらない。鳥の場合、一卵生は有り得ないわけだが、とてもよく似た3羽になりそうだ。三つ子ならトンチンカンの方が良いか・・・(中年でないとわからない)、トンもカンも過去にいたのは良いとして、「チン」はいかがなものか・・・。とりあえずソウ・テイ・ガイの方が無難だろう。 親鳥たちは、いよいよ給餌に追われて大変そうだが、あと数日頑張ってもらいたい。
2013年01月21日
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オスの老鳥が好きなアブノーマル文鳥サカ坊 年寄りの、それもオスが好きで、交尾をせまって襲う文鳥というのは、前代未聞だ。動きが鈍いと襲われやすいのは確かだが、サカ坊の場合、オスを選んで襲っているのである。他のオスたちは、産卵などで動きが鈍いメスを襲うが、彼はその、つまりメスを襲う元気なオスも襲ってしまう・・・。そして、メスは襲わない。にもかかわらず、禿げて文鳥であることすら怪しいメスと夫婦になって子育てをしたのだから、わけが分からない。 彼のアブノーマルで危険な趣味の犠牲者筆頭のキュー様。カゴの止まり木の移動が出来なくなってきているようなので、放鳥時間中、キッチンに隠れてリフォーム作業を行なった。具体的には、まず、マルワ社のM380というカゴはトレーが浅いために生じる、底網と下段の止まり木との高低差を少なくするため、底網2枚を加工して底上げ。底上げされた底面と段差があまり生じないように、NPF社のツボ巣を設置。さらに、下段と上段の止まり木の間にSANKO社のリラックスステージというのを設置。 使いこなしてくれるだろうか?キュー様は天才なので、すぐにこちらの意図を理解してくれるかもしれないが、鈍くさい妻のニッキは、慣れるのに時間がかかるかもしれない。様子を見ながら改良していこうと思う。
2013年01月20日
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「気絶」中のキュー様 先週降った雪が融けない。隣の家の屋根から雪が消えるまで、自転車に乗るのを控えることにしていたら、結局、ずっと禁足状態になってしまった。外環自動車道の高架沿いの道を行かないと、パン屋さんにも行けないが、ああいった場所は、特に確かめなくとも、雪が残るに決まっているので、無理に自転車で通れば危険である。 それで家で残っていたお酒を片付けることにしたが、やはり『住吉』は普通の銀が一番うまいな、などとしみじみと考えてはいられなかった。目の前の竹林に重機が入って孟宗竹(モウソウチク)を根こそぎ掘り返しており、ガッチャンガッチャンやかましいのだ。やかましいばかりか、ガタピシと家が揺れるのは勘弁してもらいたいところだ。 この竹林、中を散策したことがない者にとっては、単なるそこらの竹やぶに過ぎないのだが、本当は川口市の持ち物で市内に8つ存在する「ふるさとの森」の一つで、それなりに貴重な存在らしい。朝日新聞の2011年5月の記事によれば、春夏に筍盗人が横行し問題ともなっているそうだ。にしても、「タケノコ4本(時価約600円)を盗んだとして、20代のとび職の兄弟」・・・、しょうもない。とすると、この家を揺らすガッチャンガッチャンは、タケノコ泥対策なのだろうか。と思っていたら、今月までの工期に続き、三月下旬まで間伐を行うと、タオルを持って業者が挨拶に来たようだ。間伐に重機を使わないと思うのだが、2ヶ月間も何をするつもりなのやら。作業中と言うことにして、塀などを設けて寄せ付けなくするのは、公園から無宿人を追い払うのに行政が使う手だが、それかな。 それより、番小屋でも建てて、竹取の翁を一人雇用したら良いのではないかと思う。1本150円で売ってくれたら、わざわざ夜中にこそこそ堀りに行くとび職兄弟も現れずに済むだろうに。 さて、酔っ払ったわけではないが、キュー様がまた落下して目を回してしまった。やはり、カゴの上下段の移動も不自由になっているようなので、明日は、とりあえず下段にもツボ巣を設置し、場合によっては、上段と下段の中間に木製のステップを設置しようと思う。・・・大寒か、春まだ遠し。軽快な辛口樽酒住吉 銀 特別純米酒 900ML【山形県産地酒】【御歳暮】【御年賀】【ギフト】【グルメ201212_日本酒・焼酎】【RCP】
2013年01月19日
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夫婦で食べ漁り中のノコリ・トミ いよいよヒナたちの食欲が凄まじくなってきたようで、ノコリ・トミの目付きも変わってきている。つまり、目がとんがり、抜け目なくハイテンションにうろつき回り、そして、他鳥のカゴの中に入り込んでエサを食べ散らす・・・。自分のところのエサを減らさないため、短時間放鳥時に、他のカゴに行くわけだ。頭が良いのか、たんにせせこましいのか良くわからない。 それでもこのくらいなら、まだ余力ありだろう。ヒナの食欲がさらに増し、数もさらに多いと、親鳥たちは食べることにくたびれてしまって、ウンザリと言うよりボンヤリといった感じになってしまうことがある。もっとも、他人の家の冷蔵庫の中を漁るバイタリティの持ち主であるノコリ・トミ夫婦は、「7つの子」でも平然と育てそうではある。 あと一週間ほどなので、頑張ってもらいたい。
2013年01月18日
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孵化8日目の3羽 のぞき見したところ、お健やかで順調に丸々とお育ちであった。 3羽それぞれの外見的特徴はまだ発見できないが、やはり白羽の少ない桜文鳥で、似たりよったりの姿に成長しそうな気配だ。どこで個体識別が可能になるのか、成長を楽しみにしたい。
2013年01月17日
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クチバシの横が禿げているハル 3月に8歳になるハルはまだ飛べるものの、飛翔能力はかなり低下しており、今日も飛び出したのは良いが、目測を誤って衝突落下していた。しかし、気分は良かったようで、水浴びをし、満足げであった。 我が家に来て4年の妻のエコは、まだ産卵し元気だ。しかし、一時の浮気症は治まり、そろそろ産卵を卒業し、夫と静かな老後の生活になってくれるのではないかと期待している。・・・最も今のところ、水浴びとミカン好きで、自分の曾孫(イート)などを蹴散らして、ウチの子をはっきりとひいきする飼い主に嫌な顔をされるが、特に気にする様子はない。孫になる想定外3羽の好敵手にもなってくれるのではなかろうか。 ハルの7歳10ヶ月は、人間なら80歳くらい。エコの推定5歳は、産卵するけど60歳手前。ともに年齢の割には元気で、結構なことだ。
2013年01月16日
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母譲りの盗み食い文鳥イート 現在迷彩柄のイートは、賢く手が掛からず総じておとなしいが、盗み食いする姿は、母クリにそっくりだ。そこだけ遺伝したのか、悪癖とは恐ろしい。 やはり母同様にミカン汁を吸うのが好きだが、今日は子育てに忙しい祖父ノコリ(父マナツの父)も初めてやって来て、仲良く・・・はせず、いがみ合いど突き合いしつつ飲んでいた。ノコリの方は、一緒で構わないのだが、イートは独占したがり、争いとなっていた。・・・イートは、やはりメスなのではないかと、思うのだが、どんなものだろう。
2013年01月15日
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水浴び大好きのミョー 天気予報がアホで大雪となったが、室内の文鳥たちには無関係で、今日も温水浴びに興じていた。 運送会社の人はかわいそうだったが(これほど降ると思えばネットスーパーは利用しなかったのだが・・・)、家にいる飼い主も雪など無関係だが、雪かきはした。念のため「文鳥墓苑」などにブルーシートをかけておいたが、とにかく今年の冬は植物たちには厳しいようだ。 こういった日は、気象庁の悪口でもブツブツ唱えつつ、銘菓ふくみちゃんを食べるに限る。こういった新しく作られたご当地和菓子は、たいてハズレなものだが、これはビジュアルはともかく、適度にうまい。基本的にあんこは苦手だが、これのくるみ餡は好物になった。控えめな甘さとクルミの歯ざわり、日本茶どころかコーヒーにも合ってしまう。末永く作り続けてもらいたい(川口市にお越しの際は買ってくださいと薦めたいですが、売っている場所が少ないかと・・・【川口でも芝地区に行く用事というのは、なかなか・・・】)。このままゆるキャラ化しても人気は出ないのではないかと・・・この画像だけ見ると、あんこ苦手の人間の好物になるのが不思議
2013年01月14日
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コロコロのヒナたち あの日以来ヒナの声は一切聞こえない。これは、両親が子育てがうまいので、鳴き声をたてるまでもなく十分なエサを与えているものと思われた。念のため、どういった感じになったかのぞき見したところ、満ち足りてコロコロと転がっていた。みな元気そうである。 色柄は濃い桜文鳥と思われるが、区別つかないほど似た3羽なのか、案外違いが見られるのか・・・。今のところはサイズも何もすべて同じに見えるが、これからが楽しみだ。ミカンを食べるトミ・ノコリ
2013年01月13日
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モミが好物のキュー様お祖父ちゃんの水浴びを見物するイート 最近のキュー様は、放鳥前の時間にはエサ箱で待っている。開閉口を開けて人差し指を差し出すと乗って出て、そのまま放鳥部屋の隅のツボ巣に陣取り、下界を睥睨して過ごす。たまに、飼い主が降りてくるように誘うと、ギャルギャルと威嚇する。 テーブル上でエサを食べていると、サカ坊に襲われるので、それを避けるべく、放鳥開始時間前にエサを食べておいて、ツボ巣に直行することにしたものと推察される(彼は人間的に思考する文鳥である)。もっとも、上段の止まり木に飛び移るのが難しくなってもいるので、エサ箱が定位置になりつつあるのかもしれない。 ところが今夜は珍しく落ちてきた。落ちるのである。ドテッとツボ巣の下のチェストの上に置かれた座布団に落下、低反発仕様のためかえってはねてしまって、さらに1メートルほど下の床に落ちて逆さまになり、自力で起き上がれずもがくことになった。目を回すと嫌だなと思いつつ拾ったが、と思ったが、ワンクッションあったので衝撃はさほどでもなかったのか、気を失うことなく、そのままエサ場に直行し、モミを食べ、さらに水浴びをした。特に水浴びがしたかったのではないかと思われる。そして、乾かしもせずに、上に送っていくようにアイコンタクトするので、送っていく。 とりあえず床にも座布団を置くか・・・。子孫がまた3羽も生まれたことだし、まだまだ頑張っていただきたいものだ。ミカンを食べまくる3羽の父となったノコリ(合計5羽の父)異系の坊っちゃん(嬢ちゃん)ミョー
2013年01月12日
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おふくろ様になっているおトミさん 若く独身の頃は、オス文鳥に色目を使いまくって、「オトミノビッチ」と陰で呼んでいたものだが、今や堂々たる恰幅のおふくろ様である。このしっかりしたずしりと重い体型は、父方の曾祖母アイに似ている。旦那のノコリも育雛上手だし、おそらく3羽くらいは楽勝だろう。 となると、2月の初めから3羽同時給餌だ。ゲコゲコと互いの食欲を高めつつ、競い合って食べるヒナ、・・・久しぶりだ。1羽だとのんびりしてしまい、鳴き声も出さなくなるから、物足りない感じになるから、これは楽しみだ。 で、1ヶ月後には、イート、ミョーを加えて5羽の若文鳥が、ぶんぶん飛び回り・・・。本来の15代目計画は頓挫しているが、賑々しいことだ。
2013年01月11日
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・・・ひさびさのアレだ。 夜の放鳥時、掃除を始めた飼い主の耳に、か細い鳴き声が・・・。 ノコリ・トミに、想定外の3羽誕生。・・・明日卵査察の予定だったのに。 なぜ、と考えるより、孵化しそうな卵が3個残っているのをどうしよう。おそらく放っておけば、1日1羽増えて6羽になる。6羽の給餌!想像しただけで恍惚となったが、飼いきれないし、それ以前に親鳥には負担が大きい。そうか、「ナマモノナマモノナマモノ」と唱えつつ、生まれいづるのをご遠慮していただくことにした。 生まれた3羽は、14代目二チィの兄弟姉妹。つまり、ヘイスケから14代目の子孫。そして、ハルの2×6という近いのか遠いのか良くわからないインブリードを持つ。想定外なので、名前はソウ(2世)・テイ・ガイか、シンプルにヒト・フタ・サンか・・・。とりあえず、3羽兄弟姉妹なんて久しぶりだ。アクシデントを喜ぶことにしよう(昨日お参りした氷川神社の祭神は男神のスサノオ命のはずだが、安産の御利益もあるとは・・・)。 なぜ想定しなかったのか。 托したニチィの卵を温めないので、諦めたのが先月の16日。本来ならクリスマス頃に産まれる周期だったが、その頃にはすでに3個産んで、抱卵を開始していたことになる。想定では、年末に抱卵周期を終え、年始に産卵開始、今日あたりはまだ抱卵一週間足らずのはずだったのだ。 なるほど、奸智にたけていて、自分の娘の卵は育てず、飼い主の想定を裏目にして自分の子を育てたわけか・・・。しかし、それは人間と文鳥を混同している想像に過ぎないだろう。やはり、隣カゴに小僧どもがやって来たので抱卵の気が削がれ、慣れた段階で新たな産卵を始めたと、自然に解釈するしかない。 卵査察は2週に1回周期的に行い、忘れないように、ホワイトボードでも設置しようか。先日、文鳥飼育では、アクシデントで生まれることが起きやすいので、犬と同様に考えるのはナンセンスだと書いたが(「年1回1羽のみ可」はデタラメ)、実例を示してしまったようだ。困ったものだわい。
2013年01月10日
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イートも鏡回しを成功させるようになったが、飼い主は撮影に失敗した。 松の内を過ぎたのに、まだ初詣に行ってなかった。近くの無人の神社の世話をしているのが鳩ヶ谷の氷川神社で、そのインターネットサイトを見たら、お守りが楽しそうなので、そちらに行ってみた。 鳥居の横に駄菓子屋があり、学校帰りの子供たちが石段でじゃんけん遊びをしていた。何だかずいぶん『昭和』であるな、と感心しつつ、「村の鎮守の神様」にしては大きいお社に賽銭をして、横合いの社務所で宮司さんからお守りを頂いた(現実的には3個を2100円で買ったのである)。宮司さんが、わらじ型のお守りの絵柄がいろいろあると言って並べ始めたくらいに、人少なで長閑であった。 100円のおみくじも引き、さっさと離脱する。その間、子供たちの「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」といった声を背に、無邪気でよろしい、と余計なことを考えていた。チョコレートのチョキか、パイナップルのパーで勝てば6段進める。ところがグーときたら、グリコで3段だ。・・・、ようするにグーなど選択せず、なるべくチョキばっかり出すのが、戦術的正解ではなかったか・・・。子供の頃、どうしてそんなことも考えなかったのか・・・。 せっかくなので、パンピジョンに寄り道したら、『クロワッサン・オ・ザマンド』は無く、まだ食べたことがなかった、何やら有名なクリームパンが豊富だったので(午後2時45分)、それと、並んでいるのは残り1個ずつだったチーズフランスとガーリックフランスを買う。 おみくじは吉だったが、そんなものは何でも良い。クリームパンは、大量のクリームがうまかったが、やっぱり、オ・ザマンドいち押しである。チーズフランスのチーズはでかく、ガーリックフランスはうまかったが、フランスパンだけの勝負なら、かじパン推奨は揺るがない。 かくして、やっつけの初詣は無事に終了した。鳩ヶ谷氷川神社へ(本当は帰りに振り向きざま撮影)お守りは文鳥に見えにくいがおみくじはいけるかも・・・例のクリームパン(特徴は中身の2種類クリームだけど外観だけ)チーズが巨大なチーズフランス
2013年01月09日
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仁義なき闘い中の親子結露を吸っているらしいイートとミョー ミョーが「外湯」派で、おとなたちに混じって孤軍奮闘してくれるため、真冬でも水浴び場は盛況だ。それでも、真夏に比べれば、水の消費量は半分の2リットル。 以前4リットル以上消費すると書いたら、水道代が高くなるのでは、と言われて驚いた記憶がある。我が家のトイレは『エコ6』とか言って、一回6リットルしか流ない節水タイプとなっている・・・。水資源が豊かな国で良かった。 節水のためではないが、若文たちが結露を舐める悪癖を身に付けつつある。室内の空気中の水分なので、ほとんど毒にはならないと考え、止めていないが、何となくさもしいので、あまりお薦めはしたくない行為だ。
2013年01月08日
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飛んでいく13代目のおトミちゃん飛んできた14代目のニチィちゃん 古新聞置き場とゴミ箱のビニール袋で、ガチャガチャとやかましくする文鳥たち。いっそ適当に割いて引っ張って遊べるようにしてやろうかと思ったが、ネックは、余計やかましくなる点かと・・・。 繁殖期に多くなるので、遊びではなく、巣材集め本能による行動と思われる。それにしても、オスより頑張ってしまう我が家の13、14代母娘には困ったものだ。
2013年01月07日
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暴翔族のミョー 「若さとバカさは紙一重」と申しまして、爆音を巻き散らかして風を切って走る人のバカワカモノ、誰の迷惑にもならないが、衝突のリスクは暴走族以上かもしれない文鳥の暴翔族。その様子は静止画ではわからず、動画でもフレームアウトして何だかわからなくなる。 それでも撮影するのだが、恐ろしい速さで飛びながら目的地を変えるので、よほど難しい。ほぼ全てがピンボケとなる。 文鳥の超絶的な速さに焦点が合わせ続けるオートフォーカス。あったらいいな、出来たらいいな、だが、あればあったでつまらない気もするなぁ。
2013年01月06日
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ミカンを吸うイート イートのヒナ換羽が進行中だ。いまだ、ぐぜりの気配がないので、メスの可能性が高まっている。 なお、よく誤解されるところだが、翼の羽=風切羽は、成鳥でも、通常、換羽では生えかわらない。さらに、ヒナ換羽では、ほぼ確実に生えかわらない。 もし風切羽がまとめて抜けてしまったら飛べなくなってしまい、それは生命の危機に直結する。したがって、飛翔に影響しないように、一枚一枚徐々に抜けかわらねばならず、まだ飛翔が安定しない若い頃には生えかわらないわけだ。 現在、イートもミョーも「暴翔族」で、若さに委せた無茶の飛び方をしている。このような時期に、羽が抜けてバランスが崩れると、余計に危ないことになるはずだ。せいぜい、気を付けて、己の飛翔技術を極めてもらいたい。
2013年01月05日
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リモコンに乗るミョー フェティシズムと言ったら、かなりアブノーマルな性的倒錯を意味するが、いわゆる「フェチ」は、一部分や一分野に対する偏愛・こだわりを意味するようになっている。文鳥のヒナのお尻を見て性的倒錯を起こすようでは、よほど危ないと思うのだが、それが好き、フェチ、と言うことなら、大多数の文鳥の飼い主はそれに該当するのではあるまいか。 一方、文鳥にはリモコンフェチが多い。乗ったり噛んだりいろいろだが、これは性的倒錯と関係ありだろうか?オスメスで違いがないので、多分ないだろう。乗って振られて喜ぶのは、人間の子供に「タオイタカイ」をしているようなもの、飼い主が持っているのを気にするのは浮気を疑ってのことで、ボタンをかじるのは粒状のものに対する本能的な衝動だろうか・・・。 無理やり深く考えようと思えば、考えられるかもしれないテーマのようだ。
2013年01月04日
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違った顔のイートとミョーヒナ換羽とお尻 イートとミョーは性格も顔つきもずいぶん違う。イートの方が悪そうな顔をしているが、実は争い事を避けおとなしい。ミョーの方が可愛らしく見えるが、実は結構気が強い。 オスとメスならバランスが取れていて良さそうだが、まだ性別不明。イートの方は、まだぐぜり気配がなく、賢いので、メスかなぁ・・・。
2013年01月03日
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我が家の風雲児たち 昨年、引っ越してからひと月ほど経った頃、衣装ケースいっぱいの本が、親類から送られてきた。前触れなし。半分は漫画。どういった意図なのかわからないが、その中にみなもと太郎さんの『風雲児たち』という漫画全20巻があり、何となく聞いたことがあると思いつつめくったら、あの大谷行部があの石田治部にハリセンかましていたので、ビックリしつつ、せっせと読み、さらにその続きである幕末編を、現在17巻まで買って読んでいる。 幕末維新の前提として、江戸時代の外交史技術史、わけても北方探検と蘭学の発展を追っていくのだが、キーパーソンというか目立つ人物の一人に、最上徳内という、教科書的には地味な存在の人がいる。奥さんが旦那の徳内に合うために青森県の野辺地から江戸へ出てきて、浅草寺門前で津軽弁を炸裂させたりするのが印象的なのだが、ともあれ、少し調べたら、その人の墓が文京区向丘2丁目の蓮光寺にあるのを知った。地図を見たら、幼少の頃ブランコで遊んでいた大観音様の「裏」であった。・・・知らなんだ。 さらに、一万円札の福沢諭吉の師匠である緒方洪庵のお墓が、その蓮光寺のさらに「裏」の高林寺にあるのを知って驚いた(千駄木からのあくまでも個人的な主観で「裏」と言っている)。幕末編で、お調子モンの弟子の諭吉の面倒を見ている人だ。もちろん存在は知っていたが、なぜ大阪適塾の蘭方医の大先生の墓が「裏」にあるのだ・・・。私は無知だったが、幕府に呼び寄せられて、将軍御典医となり、江戸で亡くなっていたのだった。 で、運賃の高い埼玉高速鉄道に乗って直通の南北線本駒込駅で降り、ちょいと右折すれば高林寺だ。緒方洪庵の墓が境内のどこにあるのか知らなかったが、何となく奥の左手あたりに見つけてお参りする(私は「カニ文字」苦手ですが・・・)。奥の柵のむこうも墓で、おそらくそちらは蓮光寺のはずだが、もちろんよじ登って越えるようなことはせず(年寄り同伴)、ぐるりと回って蓮光寺の立派な門から中には入り、ローカルな最上徳内の墓が見つかるか不安だったが、勘が良いのか目端が効くのか、わりあい容易に門を入った左手に発見し、お参りした(私は寒いところも苦手ですが・・・)。 風雲児たちのお墓参りを果たし(手を合わせただけです)、伯父にお年賀を渡し、そのまま東大の裏をてくてく歩き、亡くなった祖父が好きだった『日本盛』の自販機のあった酒屋がコンビニに変わっているのに気づき、中に入ったら、不思議と『日本盛』のカップ酒が売っていたので買い、母方のお墓にそれを掛けてお参りし、東大前から地下鉄に乗って帰った。墓参りについては、お腹いっぱいだ。 我が家の文鳥風雲児たちの墓、野菜栽培用プランターの「文鳥墓苑」は、そのうちブロックか何かで一段高い花壇的なものにしようと思っている。一箇所で、それも庭にあるから、便利だ。
2013年01月02日
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水浴び(「外湯」)大好きミョー 明けましておめでとうございます。このブログ、今年も続いてしまいます。 元旦コロッケは好評だった。樽平酒造の日本酒もすぐに無くなった。しかし、特に酔うわけでもなく、いつもより30分遅れながら、夜の放鳥も実施できた。来年は、ついでにカレーも作ろうか・・・。 さて、顔がミョウチクリンだったミョーは、お目々パッチリで甘えん坊の超愛らしい手乗り文鳥になっているが、鏡回しも出来るようになった。やはり凡庸ではなく非凡、奇才なのかもしれない。 ところで、ひとりエサになったこのくらいの時期を「中雛」と呼ぶことがある。どのくらいまでを指すのか迷うので、私はあまり使用しないが、実際はどう考えるべきなのだろう?おそらく、元々は畜産養鶏の用語かと思うが、ブロイラーの場合「孵化後4週間以上で、10週目以内を指すらしい。つまり、成長途上で成鳥になりきれない段階だが、文鳥に当てはめるのは難しい。文鳥の場合、体格だけなら孵化5週齡には成鳥と変わらない。ヒナ換羽を目安にすると、数ヶ月も早い遅いがある。クチバシに黒が残る頃とすると、もともとピンク色の白文鳥やシナモン文鳥ではわからなくなる。・・・やはり、あまり使わないでおこうと思う。
2013年01月01日
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