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いよいよですね~
こんな時に日本にいられないのが何とも残念!!
私にとって初めての日食は 部分日食 、ちょうど中学1年の夏休みのことでした。
宿題の’夏休みの自由研究’にちょうどいいからと友達の家(彼女の家には広い庭があって観測に向いていた)に行って一緒に観察してました。確か週末だったような?
彼女のお父さんがどこからかガラス板を持って来てロウソクのススをつけてスタンバイ、実は観測グッズとしては不適格だそうですが、私は黒い下敷きと感光してしまったカメラのフィルムを何枚も重ねたものを「観測グラス」として使っていました。
今ならピンホールカメラで観察ってのもいいよな~と思うのですが、ネットもなかった当時はうまい観測方法を調べる間もなく・・・
実は日食の感動よりも、彼女のお母さんが作ってくれたチャーハンがおいしかったとか麦茶が冷たかったとか、 楽しい1日だったなー
という思いの方が強いですね。
そして、とても幸運なことにその後 皆既日食
も経験することができました
場所はモンゴル、ダルハンという北部の町で、氷点下15度の1997年3月9日。
私は場所がモンゴルだったから観測ツアーに参加しただけ
当時は裸眼でも観測できるという巨大彗星「ヘールボップ彗星」が地球に最接近していて、皆既日食と彗星の観察が一度にできるかも・・・という、天文ファンにはたまらないイベントだったようです。
なので、ツアー参加者の皆さんの 装備 がすごくてびっくり!でした。
三脚・カメラ・ビデオ・双眼鏡・望遠鏡各種機材いろいろ・・・重そうだなぁ
逆に、マニアの皆さんから見た ほとんど手ぶら
の私はかなり 変人
に見えたようです。
いいんです、 モンゴルマニア
なんだから
皆既日食を追っている人は『マイ皆既時間』というのをそれぞれ持っていて、自己紹介の際に「私は6分です」とか「私は10分○秒です」なんて言うのですが、太陽が完全に月の裏に隠れている時間がどうやら1回2分くらいらしいんですね。3回見た人なら皆既時間は計約6分となるようです。
参加者の中には「私は20分を超えました」なんてすごいおじさまもいて、参加者から「おお~」と歓声が上がってました。皆既日食だけを追いかけてン10年、世界中を回って来たそうです(タイで撮ったという、太陽の欠け始めから日食がすっかり終わるまでの太陽の連続撮影写真をいただいてしまいました)。
今でもアルバムに保管してあります。自分じゃとても撮れませんから。
残念ながら日食当日はうす曇りで、クリアな写真は全く期待できない状態でしたが、現地のモンゴル人達も興味津々、ツアー客に混じってサングラスやパイロットゴーグル(空軍出身の元飛行機乗り)で観測(?)してました。
そんなしぶいモンゴルのおっちゃんやかわいい子供の写真(むろん当時はアナログのカメラ)を撮って住所を聞き出し、「現像したら日本から送るね」と太陽そっちのけで人的交流をしてました
自分で彫ったという木彫りの馬をもらっちゃったり、まさに 一期一会
だったなぁ・・・
太陽がすっかり隠れると辺り一面がさっと暗くなり、薄い雲の向こうで 黒い太陽 が輝いていました。
黒い’丸’の周りに白い光(コロナと言うそうです)がぱーっと広がっているのが見え、何とも 幻想的な光景 で・・・言葉が出なかったです。
「太陽が隠れたぞー!」
不吉だと考える一部のモンゴル人はドラム缶を棒でガンガンたたいて邪気除けのまじない、それに呼応して犬達が一斉に遠吠えをはじめてちょっと騒然とした2分間でした。
マニアの皆さんはそんな騒ぎをよそに冷静にストップウォッチを片手に記録を取り続けていましたが。
時間があったら、空を見るといいですよ~。そうそう起きないことですから。
楽しい夏の1日を
お手紙は 私書箱 までお願いしますm(_ _)m