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2025.07.19
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地元の千葉ニュータウンには大型ホームセンター(以下HC)が多く、その1つ「ジョイフル本田」の屋外駐車場にこの数ヶ月でソーラーカーポート(以下SCP)が設置されている。



調べてみると概要がわかった。

・もともとHC屋根上には太陽光発電パネルを設置し、自店舗で消費し、CO2削減を推進している。これは恐らく自社資産(所有)の設備投資と思われる。

・同店の駐車場は屋内外に3,440台あり、今回は屋外の一部、348台分にSCPを設置したもの。

・SCPで発電能力1.1MW、既設の屋上分と合わせて自家消費の20%を賄い、年間500トンのCO2削減に寄与する。

・新設のSCPは他社資産・PPA(電力購入契約)方式・契約期間20年…パートナーの「グリーン電力企業」(以下G-IPP)が、HC駐車場に、設備(SCP等)を設置し、発電された電力をHCが長期で買い取る。

電力の買い取り価格は20年間固定を謳う 。

・HCにとって初期の設備費用がかからず、G-IPPは先行投資を長期の電力料金で回収する。



ユーザは、供給設備設置や保守・保全が無料、設備代金を払わず「使用料金」を払う形…LP(プロパン)ガス・各種産業ガス(酸素・窒素・アルゴン等)・パイプライン・水関連の分野で多く「存在する限り、使用するはず」の「商品」と「相手」があると成立が可能。

G-IPPが取るリスク:

・先行投資(資金負担)
・契約電力を発電できない
・HCの債務不履行・倒産

HCが取るリスク:

・G-IPPの契約不履行・倒産
・SPCが他社所有(自由にできないリスク)

HCにとって、自社保有と他社保有で各々にメリット・デメリットがあると思うが、今回双方折り合っての実施になっている。





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最終更新日  2025.10.23 08:25:29


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