'英'語学習ブログ

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2010年01月17日
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またまた本を読みましたので書評を一発。


英語達人列伝

この本は、 こないだ書いた本 と同じ著書なんで、どっちか読めばいいでしょう。という内容かと思いきや、英語が出来すぎて日本語を忘れてしまい、実家の父さま母さまと話す時でさえ通訳が必要だったらしい津田梅子、なぞを省いて10人選んでます。

伝記&日本近現代史&エピソード with 英語のお勉強遍歴。の本ですね。表紙がお堅い中公新書発行ですが読みやすいです。全250ページで10人なので @25ページ。図表もあるので、字ばっかりじゃない。


10人はいずれも個性派のすごいメンツ。彼らが書いた/話した英語がそのまま載ってるところがいいですね。確かに前置詞や冠詞、言葉の選び方や押韻など、ハンパねえ!達人のレベルに思わず鳥肌。ケンブリッジで言えば、おちゃのこさいさいで CPEを評定Aで突破することは間違いないでありませう。


また、かつての「英学」が、「英文学」と「英語学」に分岐していった、という一文には納得。英文学は the Humanities (日本語で言えば文系ってところ?)、英語学は言語学に近いので Science (理系?)ってことで、ある時期から日本の英語教育は英文学に傾いていったので、そうすると英文和訳中心の教育となる。ふむふむ。


ところで、英語のレベルについて面白い視点が載っていたので、個人的な解釈も交えてメモっておきたいと思う。


態度も理論も日本的。Thanks といいながらお辞儀をしてしまう?
態度や理論がネイティブに近くなってくる。大袈裟なジェスチャー?
   ☆☆いまこの辺☆☆
また日本的に戻って来る。ありのままの「わたし」に?
--達人の域--


--初心者--
言いたいことがうまく伝わらない。
言いたいことの大要は何とか伝えられる。
言いたいことが正確に伝えられる。
   ☆☆いまこの辺☆☆
言いたいことが正確に、洒落や皮肉も交えて伝えられる。話題を提供でき、逆にどの話題にもスムーズについていける。


面と向かって褒められる程度では本物じゃない。
劣等感や諦念は、勉強すればするほど強まっていく。






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最終更新日  2010年01月17日 12時22分49秒
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