7月25日(土)
与謝野晶子の歌(427)
(注)歌友である渡辺つぎさんは、平成二十九年九月六日、百六歳六か月にて永眠
されました。「伊豆遊草」には、伊豆におけるおける与謝野晶子の膨大な数の歌が収
録されています。その中から出来る限り抜き書きしたいと思います。
白華抄――(18)『冬柏』十一巻五号・昭和十五年四月
昭和十五年四月五日、三津と大瀬崎を観光して帰京。これが、晶子が伊豆に足跡を残した最後の旅です。
海の 遠 御前 の崎の長きより浜名の橋も思はるるかな
彼の浦よ江梨の海人は七とせの昔のままにたちゐしなまし
相模路の山なだらかに霞引く草萌えたらん 盗人 厩 も
内浦の三津の落花に送られて車に入りぬ伊豆より立つ日
わかめ売る磯屋対ひてはるかにもさくら散りくる五松荘より
(これで、完結といたします。有難うございました。)
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