晴 陶 句 読

晴 陶 句 読

2010.05.28
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カテゴリ: 俳句


山の師や白やまぶきに昇華せり



白やまぶき




荼毘だったの・・・」と、知らされた。 昨年末に倒られて入院中だった

・・・。この山に30年来定住し、「センセイ」と呼ばれており、向いの山


への散歩中での出会いが最初だった。 捨て犬だった大型2匹を育て

雪の坂道を歩いておいでだったが、2年ほど前その犬に次々と先に逝

かれてからというもの、お宅の前を通るのだがいつもの元気な挨拶を


聞かなくなってしまっていた。それでもわが『句、陶展。』には、不自由

な足で出向いてくれ、その間スエーデンハウスでのシンプルイズベスト

の生活を垣間見、ストーブをはさんで酒を酌み交わしたりが2.3度。


直近では、"利休"を語り、「内と外の閾」などの話の聞き役に回った。

食事を簡便にしたいという要望に応え、陶プレートを創り届けたり、入院

先に手紙を出して、山行きの度に様子を伺っていたが終に・・・。


山住み前のことや家族状況などもお互い詮索することもなく、山での話

相手として、いや、山での師としてもっともっと話しを聞いて置けばよか

ったと悔やまれるばかりである。


 朝の散歩で、書斎から流れてくるクラシック曲も懐かしく、無念である。★














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最終更新日  2010.05.28 17:09:49
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